№821 思い出の海外旅行クロニクル 1.1992年ヨーロッパ「入門編」 4
日本を発って一週間、7日目は、2日前に見かけたジュネーヴ近郊のローカル私鉄電車が忘れられずにジュネーヴ方面へ逆行。
その後夜行でドイツに入り、フランクフルトで宿泊。
ただ、相当記憶があいまいで、ほとんど画像を御覧頂くだけで終わってしまう部分があります。
(メモ書きが見当たらないので…)
あらかじめご承知置きください。
それにしても無茶苦茶な行程だなー。
1992年10月22日(木)
チューリヒからインターシティと、近郊列車を(確かローザンヌで)乗り継ぎ、まずモルジュで降ります。
モルジェ駅構内から出発する小私鉄、「ビエール・アプル・モルジュ鉄道」(MOB)。
旧型電車。
起点のすぐ近くにお城がある以外、こんな田舎の風景が続くばかりですが、何といってもスイスの鉄道は、無垢な自然が織り成す車窓にこそあるのだと思います。
それは、観光とはほとんど無縁な、このようなローカル路線でも同じ。
この車窓に魅せられ、この2年後にまたスイスを訪れる事になります。
(それはたぶん12月に書くと思います)
終点のビエール駅。
手前のバスは、有名な「ポストバス」。
スイスの郵政省(?)が運営する、旅客とともに郵便や小包も搭載して走る路線バスです。
ビエールの町の絵葉書。
なおMOBには、途中のアプルからリル・モン・ラヴィーユへ向かう支線もあります。
MOBの起点となる国鉄モルジェ駅。
もう1路線、ニヨンから伸びる私鉄「ニヨン・サンセルグ・モレ鉄道」(NStCM)。
電車はスイスの小私鉄の標準型とも呼べるスタイル。
事業用車両に転用された旧型車両。
起点のニヨンは、国鉄駅の前の路上にある、路面電車のような電停から出発します。
レマン湖を望む車窓。
終点のラキュール駅。
ここはフランスとの国境に近く、路線もかつてはフランス領まで延びていたそうです。
NStCMの絵葉書。
旧型車が現役旅客車両だった頃。
国鉄のニヨン駅。
当時のスイス国鉄では、「マクドナルド」の食堂車が運行されていました。
ジュネーヴ空港駅で撮影した、バーゼル行のインターシティ。
食堂車のレジ。
やはり街中の店舗に似たイメージがありますね。
車内もそんな感じ。
手元に、当時のスイス国鉄の食堂車サービスに関するパンフレットがあって、マクドナルド食堂車についても記されています。
他にもユニークなスタイルの食堂車が、区間・ダイヤ限定で運行されていたようです。
巻末には時刻表もあり、マクドナルドに関しては、ジュネーヴ空港~バーゼル間と、ジュネーヴ空港~ブリーク間の、それぞれ2往復で運行されていました。
バーゼルからのケルン行夜行。
DBの103型牽引ですが、この新カラーは彼の地でもあまり評判が良くなかったみたい。
指定券。
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1992年10月23日(金)
この日の画像は3枚だけ。ゴメンナサイ。
ケルン駅前の大聖堂。
近郊列車。
ライン川。
どんより曇り空だったのは残念でした。
スミマセン、この日はこれだけ。
この晩はフランクフルトに宿泊。
翌日は、前年に運行を開始したばかりの高速列車「ICE」に乗ります。
ただし明日・明後日の更新はお休み、最終回は月曜更新の予定です。
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《今日のニュースから》
愛媛県八幡浜市 日土小学校 現役学校初の重要文化財指定