№816 台風かわして九州へ 4.ANA260

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 帰宅は福岡空港16時出発のANA260便。
 本来はB777-200だったのだけれど、10日ほど前にまた座席番号の変更のメールが来て、調べてみたら機材がB767-300にダウンサイジングしていました。
 №801の新千歳発068便(B747-400D→B777-200)に次いで、2回連続の機種変更…。

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 その前にまず、福岡空港の国内線ターミナルについて。
 国内線のターミナルは現在3つあり、路線別に分かれています。
(第3ターミナルは国際線ターミナルで、到着専用)
 昨日書いた、佐賀からの西鉄バスでは、空港到着前に

「羽田・大阪・名古屋方面は第2ターミナルまでご乗車下さい」

とドライバーが肉声で案内していました。
 しかし到着の直前で言われても降りるターミナルを間違える危険性があり、やはりバス停や車内で、どの航空会社、どの路線がどのターミナルから出発するのか、あらかじめ表示しておくべきでしょう。

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 というか、この場合は福岡空港自体の現状に問題ありかと思います。
 歴史上の経緯もあるのですが、この表で解るとおり、同じ航空会社でも路線によってターミナルが違っていて、今は大手のANA・JALだけでなく、IBEXまで路線によって違ってしまっています。

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 道路上の案内表示ですが、運転中にこれ見て、どこへ行くべきか、すぐに解りますか?
 すごく危なっかしいと思うけれど。
 なので、やはり早急に航空会社毎にターミナルの統一・再編成を図るべき。
 特に第1ターミナルは見た目にも古くなっているし、ここはLCC3社が揃って発着するので、その意向も聞きながら、全面改築を行うべき時が来ているでしょう。

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 第2ターミナルの出発ロビー。

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 ANAのカウンター。
 第2ターミナルは比較的新しいはずだけれど、ちょっと狭くなってきているかも。

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 2F、手荷物検査場前の大広場。

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 大広場のソラリー。
 №559の続きになりますが、航空会社の顔ぶれは変わっていません。

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 福岡といえば、「祇園山笠」。

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 260便は5番搭乗口からの出発。
 窓が小さく、ちょっと暗い。

 搭乗が始まって14Aの席につくと、ここは胴体を構成する柱の部分になっていて、外が少々見づらい。
 座席番号(機材)変更のメールが来た時点で、自分で変えたのだけれど、ちょっと失敗だった。

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 隣の4番スポットには、JALのB777-200。
 こちらと同じ時刻のフライト、のはずだったが、向こうは10分の遅れになると、搭乗開始前に聞こえてきたアナウンスで言っていた。

 こちらは、ほぼ定刻の出発。
 キャビンでは非常デモビデオの放映が始まった。
 ところが、キャビンの電源がAPUからエンジンに切り替わったとたんにビデオが途切れてしまい、急遽CAによる実演になりました。
「電源が落ちた」とかいう理由で、こんな経験はたぶん初めてだけれど、こんな事もあるんだ。

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 いつものように、グランドスタッフが手を振って見送ってくれます。

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 隣の6番スポットには、45分後に羽田を目指すB787-8が到着していました。
 この便で帰るという選択肢もあったのですが、帰宅時に余裕が欲しかった(早めにフィルムの現像を出したかった)ので、敢えて見送りにしました。
 徐々に就航路線・就航便も増えてきているから、いずれ乗れるでしょう。

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 ターミナルが北の端のほうにあるから、R/W34の離陸だとやっぱりタキシングが長い。
 10分程かかって離陸になりました。
 福岡の町の中心部を見て玄界灘へ。

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 大きく右旋回してUターン。
 鼓島を見ながら、再び陸地へ、さらに今度は左旋回して東へ向かいます。
 大分から四国にかけては、残念ながら下界はひたすら曇り空。
 キャプテンアナウンスがあって、松山上空・高度11900mを飛行中とか言っていたけれど、何も見えやしない。

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 キャビンの様子。
 ダウンサイジングした事もあるのか、中央のF席の一部を残してほとんど満席。
 平日の福岡線ながら、意外にラフなスタイルの旅行者が多いような気がしました。

 オーディオプログラムでは、№809で書いたように、山下達郎の話題のオール・タイム・ベスト盤「OPUS」のプログラムがあったので迷わず拝聴。
 でも進行役が「ひと時のバカンス気分…」と言っていたけれど、2~30年前はいざ知らず、今の達郎は必ずしもそうではないからなあ。
 確かに「高気圧ガール」はそんな感じのサウンドだけれど。
 ANAのCMソングだったから、オープニングナンバーは当然ですね。

「カセットテープはオーディオ的には今イチだが、音楽的には良い。力を持っているから」

とか、色々興味深い話が聞けました。
今月一杯聞けるので、興味があったらANA搭乗時にどうぞ。

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 機内サービスの様子。
 モニターは、ビデオプログラム開始までの間は、データを表示していました。

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 サービスのアップルジュースと、空港で買ってきたカツサンド(こればっか…)。

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「My Choise」で購入した、「コレット とうきびショコラサンド」(300円)とコーヒー。
 北海道の菓子ですけれどね…。
 でもおいしかったです。

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 離陸から40分、ようやく下界の雲がなくなると、もう伊勢湾。
 前日のちょうど今時分は、台風が猛威を振るっていたあたり。

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 蒲郡。

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 御前崎。遠くに富士山。

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 伊豆半島。
 この辺から降下を開始。

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 大島。
 今回はいつもより、心持ち南寄りを遠回りしてアプローチしているようです。

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 浦賀水道。
 手前が房総半島、奥が三浦半島。

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 夕陽が雲の向こうに消えていきます。
 17時になったばかりですが、秋分の日を過ぎて10月になったとなると、陽が暮れるのも早くなってきました。

 この後房総半島上空を縦断し、蘇我上空から東京湾へ。
 着陸はR/W22でした。
 上空は、昨日の「大荒れ」がウソだと思うほどの快晴。
 それにしてもR/W22着陸→第2ターミナルへのタキシング、だとかなり長い。
 ここも10分かかってしまいました。

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 夕暮れの羽田空港ターミナル。
(「写ルンです」で撮っているので、ものすごく見辛いのはゴメンナサイ)
 6分程の遅れでしたが、福岡・羽田双方のタキシングでかなり時間を費やしてしまった事もあるでしょう。
 ともあれ無事に着きました。

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 ところで、今の手荷物受取場の扉には、こんな事が書かれているのですね。
 万が一羽田空港が大津波の直撃を食らったら、人的・物理的な被害はもちろん、後々経済的にも計り知れない大打撃になりそうです。
 そんな日は永久に来ない、と思いたいのですが…。

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 到着ロビー。

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 このフロアに「ANAフェスタ」があり、ANA関連のグッズや旅行商品などを販売しています。
 ANAグッズがよりどりみどりなのですが、一つだけクエスチョン。

 なぜ「マリンジャンボ」のグッズがないんだ?

 ポストカードとか、モデルプレーン(なぜか南西航空のB737が見られた)ではモヒカンより前のカラーとか、「FLY!パンダ」等が見られるのですが、「マリンジャンボ」だけないんです。
 ANA的にはウソだと思うけれどなあ。
 60年の歴史の1ページを燦然と飾るカラーだし、何より全世界の航空業界に多大な影響を与えたのだから。

 帰りは、今回は京急の電車の乗り継ぎ。
 普通電車に乗り、川崎で快特に乗り換えます。

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 1318Fは、№694でも書いた、函館から帰ってきた時に乗車した、室内照明にLEDを初採用した編成です。

 これで、今回の九州の旅は終わりです。
 このブログを始めて以降、九州には何度か行っていますが、福岡などの北部はともかく、熊本・鹿児島といったあたりは、あまり天気が良くない事が多い気がします。
 熊本市営バスが来年春に事業を終了するので、今年の明石・呉・苫小牧同様、もう一度熊本に行ってお別れしておきたいと考えています。
 その時には、晴れて欲しいなあ。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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