№813 台風かわして九州へ 1.SNA(ソラシド)011

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 今日から4回に分けて、先日の9月30日(日)及び10月1日(月)の九州(熊本・福岡)旅行について書きたいと思います。
 出発の直前、日本列島に台風17号が接近、出だしのソラシド011便、羽田発熊本行のフライトがどうなるか、やきもきしましたが、前の晩及び出発直前にWebサイトでチェックした時点では、熊本行は通常通り飛んでくれそう。
 いそいそと羽田空港へ向かいます。朝日がまぶしく、夜半には台風が来るのか?と思うほど。

 9月30日(日)

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 羽田空港までは京急線で、京急蒲田からは京成3700形の快特。

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 京急蒲田駅の時刻表。
 この時刻表が使われるのは10月20日まで。
 新ダイヤでも、羽田空港行が上下両方から出発する事になるのは変わらない訳ですが。

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 この線路を電車が走るのもあとわずか。高架化事業もいよいよ大詰め。

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 ところでこの3700形は、種別表示が「快速特急」のまま入ってきていますが、京急ではあくまで「快特」。

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 第2ターミナルの出発ロビー。明るいです。本当に台風が来るのでしょうか、と思ってしまう程。

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 北側の一番端に、エア・ドゥと並んで設けられているソラシドエアのカウンター。
 お客さんの姿がないですねぇ。
 この時間はこの後30分後の長崎行しかない事もあるか。

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 搭乗券。やっぱりANAと同じ。

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 出発便の案内表示。
 そうはいってもジワジワ台風の影響は現れてきていて、ANAやソラシドの宮崎・高知・松山行に欠航の表示がありました。
 松山が欠航となると、割と近いルートをたどるはずの熊本行は大丈夫なの?と思ってしまうが、スタッフの人に確認すると通常通りとの事。

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 手荷物検査場は長蛇の列。
「札幌行のお客様はお声をお掛け下さーい」と、ANAのスタッフの声が響きます。

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 熊本行011便は51番搭乗口からの出発。
 お客さんの姿はあまり多くなかったかな?

 搭乗が始まって、出発時刻が近づくと、

「IPadやスマートフォンはあらかじめ電波が発信されない設定に切り替えて下さい」

 というアナウンスが流れました。
 初めて聞くセリフ。
 ソラシドではB737-800でもオーディオやモニターはなし。
 非常デモはテープ放送をバックに、CAが実演で行っていました。

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 定刻に出発。
 R/Wは16R。

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 離陸。左は浮島の工業地帯で、首都高速大師線の高架橋が貫いています。

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 東扇島。

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 東京湾上空で右旋回して横浜上空へ。
 大黒ふ頭をはさんで左が横浜ベイブリッジ、右が鶴見つばさ橋。
 さらに右手に長津田や町田を見て丹沢へ。

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 宮ヶ瀬湖。

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 富士吉田市と、河口湖。
 すぐ左手には、富士山が見えていたはずです。

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 中央アルプス。
 残念ながら、この先名古屋付近からは真下はひたすら雲が広がるばかりでした。
 揺れがあまりないのは幸い。

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 改めてキャビン。
 ソラシドのB737-800のキャビンは「スカイ・インテリア」になっています。
 青白い照明が印象的。

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 機内サービス。

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 コーヒーと機内誌「ソラタネ」、安全のしおり。

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 ウィングレットにはソラシドのマークが描かれています。
 こうしてみると、ソラシドのマークは色使いも含めて案外秀逸、よく考えられている気がします。

 下界は全然何も見えないので、朝も早かったしついウトウト。
 ベルトサイン点灯の警報音で目が覚めました。
 この直後にガクガク揺れがありましたが、1~2分程度で済んで幸い。

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 ようやく下界が見えると有明海。
 左旋回する形でUターン、農村地帯にかかります。
 九州新幹線の高架橋が延びて行きます。

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 熊本市内にかかって、上江津湖と下江津湖。
 健軍のアーケードが解るでしょうか。

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 熊本空港着陸。結構ブレーキがきつかったかも。
 誘導路に入らず、滑走路を引き返す形でターミナルに向かったのは、JEXのB737-800が出発間際だったからか。

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 ほぼ定刻の到着。

 天候の回復は期待できないけれど、ターミナルビルの展望デッキから、しばらく旅客機を眺めていました。

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 おお、ANAのB787-8がやってきました。

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 左はB787、右奥は羽田行のJALのB767。
 こうしてみると、同じボーイングのワイドボディ機でも、顔つきがかなり違う。
(B787は4枚の独立した窓、B767は6毎の連続した窓)

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 さて、ソラシドの折り返し014便の出発までと思っていたのだけれど、理由が解らんかったけれど、30分の遅れで出発になりました。

 ソラシドもエア・ドゥと同じで、独自の手作り感あるサービスを提供しようという姿勢は見えるのだけれど、ここもオペレーションの大部分をANAのシステムに頼っていて、今後の大手vsLCCという図式の中で、どこまで存在感を出せるのか、というのは課題でしょう。

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 このまま空港に留まっていても仕方なく、産交バスで熊本市内に向かいます。
 交通センター・熊本駅経由西部車庫行。

 熊本市内も曇がちの空模様は変わらず、市電の0800形に乗る事にします。
 3年前にも乗っていますが、路線は様相があちらこちらで変わっていました。
 それは次回。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
函館市・五稜郭タワー 「体育の日」記念で451段の階段を登る催し