№779 灼熱の大阪へ 3.南海バスとひかり号
7月30日(月)
先日の本体の更新で南海バスの画像を新規公開しましたが、その南海バスの写真を撮りに出かけるべく、日本橋から堺筋線で天下茶屋へ。
さて今年の夏は、関西の鉄道も節電の影響を免れる事が出来ません。
南海でも、間引き運転こそ回避されているものの、元々運行されている高野線の4連運転がさらに拡大されています。
通常の4連運転の時刻の下に、節電による減車の時刻が記されています。
高野線の急行で堺東へ。
駅前に降り立つと、普通の南海バスと違う青色の「鳳シャトル」(BRCハイブリッド)を見かけたので、とりあえず終点の西区役所まで乗り通してみます。
その前に。
佐世保から来た西肥バスのエアロクィーン。
エアロエースはかなり撮れるようになっているけれど、SHDモデルのエアロクィーンは、実は見る事はあっても全然撮れないんだよなあ。
(高速路線バスが夜行もHDにシフトしつつある事もあるが)
西区役所までは約20分強。
しばらくは撮りづらそうなので、バスターミナルから徒歩5分のJR鳳駅で、入場券を買ってしばらく阪和線の電車を撮っていました。
下りホームの和歌山方に立ってみました。
光線状態的には上り線の方が順光なのだが、架線柱や信号機の柱で、特に短編成(普通列車の4連とか)は撮りづらいかな。
その中から。
287系の〈くろしお〉。
10時位になって西区役所付近も順光になってきたので、「鳳シャトル」を中心に数枚撮影してみました。
その成果は、本体の方を御覧下さい。
バスターミナルの前には、沿線の小中学生が育てたひまわりが、めいいっぱい花を咲き誇らせていました。
昼前になって、堺東駅に戻るべく「鳳シャトル」に乗り込むと…。
何とビックリ、7月3日運行開始の京成バス・成田空港交通の成田空港~東京駅線「東京シャトル」の広告がありました。
関西空港からは成田へ行くジェットスター・ジャパンの空路が出来ましたから、その利用者を当てにしているのでしょうか。
鳳シャトル同士のすれ違い。
上の運賃表に注目。鳳シャトルは栂・美木多や光明池などからの路線からの接続を取っていて、運賃が通算なので、路線毎に追加でいくら払えばいいかが表示されるわけです。
でも乗り継ぎのお客さんは、どこを見ればいいのか、一瞬戸惑うかも。
(ちなみに南海バスは今の所、「PiTaPa」などのICカードは導入していない)
堺東駅付近で数枚撮影の後、高野線で河内長野へ移動します。
堺東駅に並ぶ、ステンレスカー。
左の難波行急行は6300系。
右の三日市町行区間急行6000系で、河内長野に向かいます。
河内長野の駅前は今一つ取りづらいので、猛暑で辛かったのだけれど、坂道をフーフー歩いて撮影場所を探してみました。
河内長野市の「モックルコミュニティバス」。
美加の台駅~大阪南医療センターの間を結んでいます。
1時間間隔ですが、12時台は昼休みで、この便が午後の1番手でした。
ラブリーホール前で撮影。
さらに高野線で1駅移動し、三日市町駅でも撮影。
ここでは本体で公開しなかった車両を御覧頂きます。
レインボーⅡ。
午後の快速急行で、難波へ戻りますが…。
南海線全体における、節電対策が記されていました。
南海線では〈サザン〉2往復が全車一般席車の6連に減車。
右は松ノ浜駅が高架化により若干移動するため、運賃に変更が生じるというお知らせ。
夕方16時45分難波発の〈サザン〉が「サザンプレミアム」だと言うので、新今宮で撮ってみたのですが…。
少々今一つかな。
別の機会に挑戦してみましょう。
南海バスでは現在、開業10周年の記念バスカードセットが発売されています。
難波の高速バスターミナルでも発売されていました。
本当はもっと色々撮りたかったけれど、夕方の新幹線で帰宅の途に就く事にします。
いつもの通り、小田原停車の〈ひかり532号〉。
新幹線の新大阪駅では、あちらこちらで改良・改築工事が行われています。
九州新幹線の開業もあって、列車の種類も行先も、多彩になりました。
ホームに上がっても、27番線(?)を新設する工事が進行中でした。
18時13分発〈ひかり532号〉は、700系でした。
725-325の車内。
今の目で見るとシンプルかも。
700系では、客室前後の壁面にのみ、PC用のアウトレットが設けられています。
昨今の私は、国内旅行の時にはこうしてノートパソコンを持ち歩いているのですよ。
世代が少し古いですけれどね…。LANの設定もしていないし。
京都を過ぎると、夕陽が雲間に沈んでいきました…。
米原と岐阜羽島で、連続して〈のぞみ〉の通過待ち。
米原で「700系」のロゴと「ひかり 東京」、そして月。
この揃い踏みが見られるのは、いつまで。
最後に、新大阪で購入したとんかつ弁当。
名古屋を過ぎてから、夕食として食べました。
日本の新幹線の旅は、やはり捨てがたいな…。
小田原で下車し、東海道線で帰宅。
戸塚には22時前には着く事が出来ました。
決して良い悪いではないけれど、あくまで私の感想ですが、大阪の、特に「ミナミ」は、賑やか、言い換えれば騒々しすぎて自分向きではないなあ、と感じるようになりました。
全体的に、静かで穏やかな場所を好むようになった、最近の嗜好もあるのかと思います。
真夏はただでさえクソ暑い事もあり、来年からは真夏の大阪は少々敬遠、シーズンを変えて訪れてみたいと思います。
「青春18きっぷ」が利用できなくなるのですが…。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
明日・明後日の更新はお休みです。
根本的には、70年以上前より侵略活動を行っていた日本に非があるから起こっているのですが、竹島や北方領土もそうだけれど、関係国が双方とももう少し穏やかに事を運べないのか、と思うのは、戦争を知らない世代の戯言にすぎないでしょうか?
日本側の、常日頃「反戦・平和」を唱え続ける、いわゆる「リベラル」の人々が、こと領土問題に関しては口をつぐんでいるように見えるのは、気のせいでしょうか?
古今東西、領土問題は戦争に結びつくお定まりのパターン、なのに。
《今日のニュースから》
尖閣諸島上陸の活動家 香港に強制送還