4日間お休みを頂いて更新を再開しますが、本題に入る前に皆様に警告。
先月、当ブログを御覧頂いている方から、こんな報告がありました。
「ドコモのiモードの中の、『その他のケータイサイト』の項目のトップに、当ブログ名「I LOVE トランスポート」を名乗るものが存在し、それを実際にクリックしてみると、「アマガミSS」というインチキサイトが表示される」
のだそうです。
ブログやWebサイトを運営しているくせにITに関して非常に疎く、どう対処したものか正直良く解らないので、とりあえずお気をつけ下さい、と言うしかないのが本当の所。
一応もし何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」より、メールでお知らせ下さい。目に余る事態が起きているようなら、プロバイダー等とも相談しつつ、対策を考えます。
その他にも、当ブログに関して何かありましたら、メールでどうぞ。
京急線の10月21日(日)ダイヤ改正が発表になりました。
京急蒲田駅の高架化が完成する事によるもので、昨日プレスリリースがあり、今朝の朝刊(多分関東だけだろうけれど)でも掲載がありました。
ポイントはズバリ、「羽田空港アクセス」。
品川方面~羽田空港間の快特と、横浜方面~羽田空港間のエアポート急行を、いずれも10分間隔に増発するというもの。
詳細なダイヤまではまだ発表になっていないから推測も含むのですが、まず対品川は、今の(主に北総線から来る)エアポート急行を快特に立て替える事になるようです。
日中でも北総編成の「快特」が日常的に見られる事でしょう。
京急蒲田通過のエアポート快特は40分に1本と減りますが、都営線内もエアポート快特運転(さらに京成線内をアクセス特急として成田空港まで運行)する列車が、引き続きエアポート快特として残るのでしょう。
設定以来物議をかもした京急蒲田通過ですが、所要時間の比較を見ると、京急蒲田停車の快特でも、今のエアポート快特より早く走れるようになるので(工事中設定してた制限速度が撤廃されるからだろうか)、京急蒲田停車でも良しとしたのだろうと思います。
でもそれならエアポート快特も停車させても、とは思いますが。40分毎とは中途半端なので。
一方これによりエアポート急行がなくなる日中は、普通電車を増発するという事。
しかしリリースでは品川~京急蒲田間で増発と記されているが、京急蒲田は上下線が上下に分離されているので、折返しは出来ないと思うのだけれど…。
(京成線青砥のような引き上げ線もないし)
この辺は実際のダイヤを見ないと解らないなあ。
これで品川~京急蒲田間は日中は快特系と普通の2本立てになりますが、本線の快特6本+空港行快特系6本、それに普通が3本加わって9本、1時間当たり合計21本と、一頃の横浜側程ではないけれど、日中にしては結構タイトなダイヤになりそう。
またこれで青物横丁・立会川・平和島に停車する急行系の列車が日中は皆無となり、空港アクセス優先だからある程度止むなしとしても、京急線内における、特に快特が通過する各駅の地位の低下が、より顕著になってきているようです。
横浜側はエアポート急行の倍増で、10分間隔の運転。
具体的な運行区間はこちらも記されていないが、増発分も逗子線からの直通でしょう。
京急蒲田~金沢文庫間は、1時間あたり快特6本+エアポート急行6本+普通6本、合計18本に落ち着きそうです。
横浜→羽田空港が30分→26分と大幅に短縮になるのですが、停車駅の変更はないから、速度制限の解除以外に、神奈川新町の快特通過待ちが解消されるのか。
それと、昨年の震災後の節電ダイヤ実施時以降間引きになっていた普通電車ですが、これで本数が震災前に戻るという事はもうないだろう。
京急線では、普通電車の最適な運転間隔はやはり10分、という事だったのでしょう。
この他に平日ラッシュ時や夜間も、増発やエアポート急行→快特の立替を実施、との事。
羽田空港側から見ると、日中は1時間当たり、品川・浅草線方面行快特系6本+新逗子行エアポート急行6本、という形になりそうです。
今回は、本線系統の列車についてはどうなるかは記されていませんでした。
9月とされる、詳細な改正ダイヤの発表を待つ事にしましょうか。
特にエアポート急行の倍増で、車両運用がどう変わるのかも見ものであるし。
それにしても、これで今の京急線の輸送が羽田空港アクセス重視に傾きつつある事が、はっきりしたような気がします。
京急と言うと三浦海岸へ行くので特に真夏は海水浴と言うイメージが残っていて、20年位までは本線の快特10分間隔増発運転が行われたりもしていたのですが、今は京急線に乗っても、海水浴ムードがあまり感じられなくなりました。
変われば変わるものだなあ。
なお今日現在では関係する都営(浅草線)・京成・北総からはリリースが出ていません。
それらの線内ではダイヤの変更は行わず(あっても小修正程度)、京急線内の種別・行先のみ変更という事かもしれません。
以前にもどこかで書きましたが、各鉄道の伝統的な部分を引きずって今のダイヤが構成されているので、第三者(特に羽田空港ターミナルに乗り入れてからは遠方からの乗客も多い)から見て、特に途中での種別の変更など、運行形態が解りにくくなって、誤乗を誘発するのではないか?と思われる部分が見られるようになりました。
成田空港の方のアクセスもさらに充実が必要になってきていると思われ(LCC乗り入れに加え、来年には乗り入れ回数増が予定)、改めて一度関係各社が持ち寄って、全体的な白紙ダイヤ改正を行うべきだと思います。
明日は延び延びになってしまいましたが、フランス弾丸旅行記の最終回、帰国のフライトについて書きます。
「公募社長」と言うのは最近の第3セクター鉄道でもよく見られるようになりましたが、行政の長まで公募の時代ですか。
市営交通のあり方にも、影響を与える事かもしれません。
どういう方向に進むにしろ、穏やかにやって欲しいもの。
《今日のニュースから》
大阪市24区 「公募区長」に辞令交付 正式就任