№744 由利高原鉄道 使用済 乗車券の缶詰 3

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 今度は、YR2002号車のデザインを模した缶の中身を御覧頂きます。

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 乗車券は平成になってから使用されたものが入っています。
 本来は12枚入りらしいですが、私が購入した缶では10枚のみでした。
 また同じ乗車券が2枚入っていました。
 消費税導入により、運賃が変わっています。

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羽後本荘→鮎川
 今回購入分には、この券が2枚入っていました。
 フォントもレイアウトも変わっています。

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羽後本荘→黒沢

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羽後本荘→曲沢
 曲沢駅は世が平成になった直後、1989(H元)年に開業しました。

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羽後本荘→前郷

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羽後本荘→矢島

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前郷→西滝沢

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矢島→川辺

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矢島→薬師堂

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矢島→羽後本荘

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 裏面には、乗車券の行先が書かれるようになりました。
 勝手な推測ですが、ワンマン運転で降りる時には運賃箱に乗車券を入れるので、ひっくり返ってしまっても、乗務員が正しい乗車券だと判断できるようにしたのではないでしょうか。

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 今日は夏至、せっかく一年で一番昼が長い日なのに、曇り空では何も撮れませんね…。
 もっとも一部地域ではそれどころではなく、大雨の恐れがあるそうで十分ご注意下さい。

《今日のニュースから》
原発事故被災者の生活支援法 衆議院本会議で可決

№743 由利高原鉄道 使用済 乗車券の缶詰 2

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 次にYR1000形の更新形式、YR1500形を模したカラーの包装紙をまとった、使用済乗車券の缶詰を開けてみましょう。

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 YR1500形はエンジンを換装した上で冷房を搭載、カラーリングも青+黄のツートンカラーに模様替えしました。
(YR1004は更新されず廃車)
 またドアはボタンで開閉する方式になり、このためかどうか、缶詰もプルトップになりました。
(缶詰はもちろんボタンで開く訳ではない)

 私が買った缶詰では、地図タイプがたくさん入っていました。
 また本来は10枚入りの所、1枚多く入っていました。
 オマケ、という訳ではないと思いますが。

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羽後本荘→子吉・羽後本荘→鮎川・羽後本荘→矢島
 本荘市・由利町・矢島町の乗車券を並べると、鳥海山ろく線の沿線の地図が完成します。

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羽後本荘→前郷(地図)

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前郷→黒沢(地図)

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前郷→久保田(地図)

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矢島→川辺(地図)

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矢島→薬師堂(地図)

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矢島→羽後本荘(地図)

 他の2枚は、一般的なタイプでした。

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羽後本荘→西滝沢

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羽後本荘→川辺

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《今日見た・聞いた・思った事》
 昨日の台風4号の影響は、関東地方では今日も、少なくとも午前中一杯は出ていたようでした。
 箱根登山電車の脱線事故は全然知らなかった、と言うのは全くお恥ずかしい限り。
 でも新聞では朝刊にも(神奈川版でさえ)、夕刊にもなかったんだから。
 鉄道網の混乱それ自体はさておくとして、特にJRですが、今回に限った事ではないですけれど、運行の異常を伝えるインフォメーションの文章が、柔らかく表現しようとしている結果、何かヘンな日本語になってしまっている気がします。
「お客様混雑」とか、「線路に人立ち入り」とか。
 普通に「中央線快速は混雑のため遅れが生じています」位でも良いのではないかと思いますが。
 最近は理由をはっきり説明しろ、という声が大きいので(私も鉄道乗務員時代に経験があるから解らないではない)色々考えるのだと思いますが、却って伝わりにくいのでは?
 普通に記せばいいと思いますよ。
 それより去年の震災直後の節電ダイヤが典型でしたが、今日も「京葉線は強風のため8割の本数で運行」とありましたけれど、基の本数が解らなかったらどの程度の運行になっているか解らないですよね。
 具体的に「1時間に○本」とか、「○~○分間隔で運行」とか書いた方が良いのでは?
 まあこんな事を書いている私自身、ではどういう表現にすれば良いのかは少々迷う所で、少し考えてみたいと思っています。

「JTB時刻表2012年7月号」が発売になりました。
 表紙がこの前乗ってきた〈こまち〉だったので少々ビックリ。
 都合で来月書きます。

《今日のニュースから》
「ウィキリークス」アサンジ代表 英国エクアドル大使館に亡命を申請

№742 由利高原鉄道 使用済 乗車券の缶詰 1

 先月秋田の由利高原鉄道を訪れ、矢島駅で「使用済 乗車券の缶詰」を買ってきた事は、№734で書きました。
 缶詰には、過去から現在までの歴代車両のカラーを模した包装紙が貼られていて、4色ありました。
 1色ずつ4缶買ってきましたので、今回から中身を1缶ずつ見てみようと思います。
 といっても皆同じような硬券乗車券が入っていましたが、どんな物が入っているのか、という目安として見て頂ければと思います。

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 まず、1985(S60)年に国鉄矢島線を転換した時点で投入された、YR1000形の導入当時のカラーです。
(YR2001も、本来はこのカラー)

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 シャレが効いているのは、この色だけはプルトップではなく、缶切りを必要とする事。
 導入当初のYR1000形では、ドアは手動で開閉させていたからです。
 左側に「手で開けてください」と書かれているのが解るでしょうか。
「おばこ」のマークに併記されている通り、昭和時代に使われた硬券乗車券が入っていました。

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羽後本荘→薬師堂・羽後本荘→前郷・羽後本荘→矢島

 当時は、表面に鳥海山ろく線が走る3市町(本荘市・由利町・矢島町)の地図を模した乗車券も発行されていました。
 行先によって、行先がある市または町の地図が描かれ、これを3枚つなげて並べると、鳥海山ろく線の路線が出来上がる訳です。
(転換当時は曲沢・吉沢両駅はなかった)
 当時は消費税導入前。

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 裏面には、各市町の行楽地や名産品が記されていました。
 この3市町は2005(H17)年3月、他の5町と共に合併、由利本荘市となりました。
 鳥海山ろく線は、全線由利本荘市内を走る事になる訳です。

 他は一般の様式の乗車券が入っていました。

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羽後本荘→子吉

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羽後本荘→鮎川

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羽後本荘→黒沢

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羽後本荘→西滝沢

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羽後本荘→川辺

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前郷→久保田
 鳥海山ろく線では、羽後本荘・前郷・矢島の3駅に由利高原鉄道の駅員が常駐し、乗車券を発行しています。
 転換時点から、さらには国鉄時代からすでにこの体制になっていたようです。
 前郷は、由利町の中心駅です。

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矢島→羽後本荘
 矢島は、矢島町の中心駅。

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 台風4号が17時30分頃に紀伊半島に上陸、更新の時点では岐阜県の恵那市付近にいるようです。
 戸塚も雨・風がかなり強くなっています。
 既に被害が発生している上に、交通機関も混乱に陥りつつあるようです。
 皆様、十分お気をつけ下さい。

《今日のニュースから》
AIJ投資顧問巨額損失事件 社長ら4人逮捕