№713 京王井の頭線 永福町駅
前回は渋谷駅の時刻表を通じて、京王井の頭線のダイヤを簡単に振り返ってみました。
京王井の頭線は渋谷~吉祥寺間12.7㎞という比較的小規模な路線、急行と各駅停車がありますが、追い抜き駅は永福町1箇所です。
その永福町駅も他の駅同様、橋上駅舎化による改良工事が行われていましたが、昨年3月23日(…少々タイミングが悪かったかな)の駅ビル「リトナード永福町」のオープンで完成を見ました。
今回はその新装なった永福町駅の観察です。
1995(H7)年時点の旧駅舎。
北側に駅舎があり、地下道を経由してホームへ向かいました。
その旧駅舎とほぼ同じだろうと思われる位置にある、駅のエントランス。
公園風にまとめられています。
橋上駅舎化により、南口が開設になり、踏切を渡らなくても直接アクセスできるようになりました。
少々驚かされたのは、屋上に庭園「ふくにわ」がある事。
2Fの改札口に向かうコンコースには、ブロンズ像があります。
佐藤忠義作「冬の像」。
佐藤氏は地元在住の彫刻家という事です。
像の右手には、さらに昔の永福町駅の写真もあります。
「エキナカ」も、もちろんお約束。
改札口に向かうコンコース。
左に券売機、右に先の「冬の像」があります。
屋根はガラス張り。
券売機。
一番右はPASMOのチャージ機。
改札口。
右手にAEDも設置されています。
改札口の上に掲げられている、発車案内表示装置。
前回書いた通り、昨年の「節電ダイヤ」以降、平日・土休日共急行と各駅停車が1:1の割合になり、急行運転中は、ほとんどの各駅停車が、ここで急行の待ち合わせをする事になります。
改札内コンコースも明るい造りになっています。
ホームのエスカレーター。
ホームのエレベーター。
ホームの待合室。
ホームが多少狭いためか、細長い造りになっています。
最後に、永福町駅のホーム。
1・2番線が下り、3・4番線が上りという、2面4線の構造は変わっていません。
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《今日見た・聞いた・思った事》
ロンドン・ヒースロー空港の入国審査の混雑の酷さが大問題となっています。
特にターミナル5の非EU国籍の入国が深刻で、IAG(BA・IBの持ち株会社)に寄れば、なんと最大3時間というケースもあったとか。
この傾向は4月に入ってから顕著になっているそうで、入国審査官の削減が一因とも言われています。
当局は改善を図るが、3時間は誇張で、最大でも1時間30分だとも発言しているそうです。
いや1時間30分だって充分大問題だと思いますけれど。
発展途上国や軍政国家ではない、世界有数の先進資本主義国家の玄関口としては、随分お粗末な事態ではないですか?
色々理由はあるでしょうが、間もなくオリンピックだし、早く何とかしないといけないでしょう。
(日本からだと、BAが成田・羽田便ともターミナル5発着、JAL・ANA・VSはターミナル3発着)
日本だって人事ではなく、今は大震災・原発事故の影響や超円高の影響で外国人旅客が減っている状況ではあるが、特に成田は今後LCCを積極的に誘致して外国人の利用を増やそうとしているようであり、入国審査もそれに対応して充実した体制を調えなければならないでしょう。
《今日のニュースから》
15歳未満の子供 1665万人 31年連続の減少