№687 京急1313F LED室内照明

 たった今、北海道から帰ってきました。
 昨日は苫小牧で市営バスにお別れを告げ、今日は函館市営バスを撮影してきました。
 特に苫小牧は雪の影響もあって撮影は大変でしたが、それらについては来月書きたいと思います。
 それにしても高知では桜が満開になりましたか。
 北海道は寒くて、花なんで残念ながら全く見かけませんでしたが…。
 なおすでに皆様ご存知でいまさらとは思いますが、苫小牧市営バスは、最終日の今月31日(土)は、全線無料で運行されるとの事です。
 一部のバス停は、すでにフライング気味で道南バス表記になっておりました。

画像

 さて、今日の羽田空港からの帰りは、京急川崎までは金沢文庫行の普通電車を利用したのですが、17時29分発は今年入りたての1313Fで、室内灯にLEDが使用されていました。 
 壁面には「ECO」を強調する緑のステッカーも貼られています。
 昨年の12月12日にプレスリリースで発表になっていたもので、今後の新造車両にも導入を図るという事でした。

 ただ、実は京急って、一度LEDを「否定」しているんですよね。
 列車の後部に点灯させる赤い「標識灯」にLEDを導入したものの、電球と比べて交換の頻度が多くなるからという理由で、すぐに元の電球に戻しているのです。
 でも一律に全否定という訳でもなく、車内ドア上のLED案内表示は液晶画面普及まで定着しましたし、行先・種別表示もフルカラーLED開発後は基本になりました。
 駅でも主要駅ではフルカラー式が採用されています。
 技術屋ではないから解りませんが、標識灯だと大面積を連続して点灯させなければならないから、他の行先表記等とは使用条件が相当異なってくるのでしょう。
 京急の標識灯は全体的に大型だし。

 LEDの照明というと、震災の前ですが、ドイツでのトピックスをBSで見た事がありました。
 今回の大惨事を受けて「脱原発」に舵を切ったドイツですが、すでに「フクシマ」の遥か以前からLEDを積極的に室内などの照明に採用し、省電力を図ろうという動きはあったそうです。
 ただ基本的にLED照明は青白っぽくて冷たい印象があり、個人宅のインテリアでは、多少電力を消費してでも温かみがある電球を引き続き使用している、そんな話だったと思います。
 彼らは今回の事故、そしてそれが招いた国策の変更をどう感じているのでしょうか。

 実は。 今日は函館からのJAL便で帰ってきたのですが、フライトの最中、福島第一及び第二原発を見る機会がありました。
 もちろんうんと遠くの内陸を飛んでいましたから、実際の原発そのものや周辺の地域の状況など、わかる由もないのですが。
 機内は居眠りしている乗客がほとんどだったようです。
 どの程度の乗客が気付いたでしょうか。
 こんな事も来月書きたいと思います。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

********************

《今日見た・聞いた・思ったこと》
 さて帰ってきてから知ったのですが、また東北地方で比較的大きな地震があり、それは昼間滞在した函館にも及んだそうです。
「3.11」の余震だそうで、そのエネルギーそのものもさる事ながら、1年以上経って今だ「余震」が起こる事にも驚かされます。
「余震」の定義って何だろう?
 このままだと「東北地方三陸沖地震」は永久に続く事になるのか?などと我ながらおかしな事もつい考えてしまうのですが…。
 そういえば函館市内もあちこちに「ここは海抜○○m」という看板が掲げられていました。
 函館もそうだし、昨日は苫小牧から函館までJRで移動したのですが、「3.11」級の大津波が来たら、沿線はどこもかしこも木っ端微塵でしょう。
 といって山に逃げても、特に洞爺付近だと火山(有珠山)もあるしなあ…。
 どこに行けば安寧に暮らしていける地があるのだろう。

《今日のニュースから》
沖縄県普天間基地県外移設 知事の意見書を防衛省に提出