№679 十鉄お別れと八戸の旅 4.E5系初乗り はやて32号

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 八戸より帰宅の途に就きますが、前回は三沢空港からのJAL便でした。
 今回は新幹線を選択しますが、いよいよ初めてのE5系乗車となります。
 別に狙ったわけではなく、E2系でも良かったのですが、時間帯からE5系運用の列車となったのでした。

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 今日も津軽地方は雪が凄いらしく、除雪作業のためとかで、ほとんどマヒ状態が続いていました。
 三沢への区間運転が数本走るのみ。
 同じ青森県ながら、ここにいるとそんな事は全く信じられないのが本音なのだけれど。

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 八戸駅の新幹線改札口。
 八戸駅は新幹線⇔在来線の連絡改札が存在せず、いったん改札の外に出て入りなおす事になります。
 同じJRの八戸線でもそうで、在来線の営業を青い森鉄道に委託しているからでしょうか。

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 新幹線のホームは、前から後ろまで、全部がガラス張りのドームで覆われています。
 停車しているE2系は<はやて27号>。

 さすがに雪に強い東北新幹線はほぼ正常に運行されています。
 ただ、全くただでは済まなかったか、E5系の<はやて32号>は、所定16時06分の発車時刻になって、姿を見せました。

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 八戸から盛岡まではほとんどがトンネル。
 盛岡が近づくと、右手に岩手山が姿を見せてくれます。

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 盛岡で、<こまち32号>を後方に連結。

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 ここで、E5系の普通車の車内。

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 八戸駅で購入しておいた、「穴子いくら弁当」(1,000円)。

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 車内販売。
 後方のデッキ仕切りドア上部のインフォメーションもお約束。

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 東北新幹線も、大震災で手酷い被害を被ったけれど、9月以降は通常運行に戻り、快走する車内から窓の景色を眺めている限り、そんな事があったとは全く感じない。
 でも、この山々の遠い向こうの海岸で起きた惨劇を思うと、気分は複雑…。

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 壁側には、PC用の電源コンセントも用意されています。

 東京には定刻19時08分到着。
 さて、初のE5系の感想ですが、他とどう違うかとたずねられたら、普通車でも座席に可動式の枕がついていたりする所は違っているけれど、普通車に限っては在来の形式と決定的にここが違うという所は正直感じませんでした。
 電源のコンセントももう当たり前だし(むしろ普通席でももう全席分に増設しても良いのではないかと思った程)、普通席でも読書灯位は欲しいなあと思いました。
 インテリアはシンプルで落ち着いていて、間隔もゆったり取られていいと思います。
「グランクラス」の存在もあるけれど、E5系の本領は、やはり320㎞/hを志向する<はやぶさ>でこそ出るのではないか、そう感じました。

 ともあれこれで十鉄お別れの旅は終わりました。
 それにしても何回か書きましたが、十鉄は鉄道もさることながらバスの減便がここ十数年の間でかなりきつく、昨年5月以降は、土休日はほとんど運行がない状態になっています。
 それについては明日書きますが、このままでは再来年、2014(H26)年の100周年を無事に迎える事ができるのか、ちょっと心配…。
 八戸市内の市営バス、南部バスが比較的元気なのはまだ救いですが、こちらも今後はどうなるのか。
 ともあれ、青い森鉄道等も含めて鉄道・バスを積極的に利用し、東北地方を応援しましょう。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 昨日から今日にかけ、鉄道に関する様々なトピックスがTVの画面に映りました。
 八戸線の全線運行再開もありましたし、最終日の<日本海>の青森到着もありました。
 とうきょうスカイツリー(業平橋)駅は、駅自体はまだ工事中の模様。
 去年の全通時には祝賀行事を全て自粛した九州新幹線は、開業1周年記念セレモニーが行われました。
 びっくりしたのは、BSで放映されていた中国の中央テレビ(CCTV)が、新幹線300系引退のニュースを報じていた事。
 中国語音声で聞き流していたのですが、突然日本語が聞こえてきたので驚きました。
 昨年高速鉄道事故が起きた中国では、300系引退はどう映ったのでしょうか。 

《今日のニュースから》
細野環境大臣 静岡県を訪問 被災地のがれき受け入れへの協力を呼びかけ