№676 十鉄お別れと八戸の旅 1.国際興業高速バス「シリウス」

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 ついこの間明石市営バスの撮影・乗車を中心とした関西旅行について行ってきて、まだ一週間も経っていないというのに、今度はみちのく・青森へ行く事になりました。
 三沢~十和田市を走る十和田観光電鉄は、3月一杯を持って、廃止を前提とした運転休止に入る事になります。
 それを前に、もう一回だけ乗っておきたいと思っていたのですが、次の月・火の八戸方面(いわゆる「三八上北」地方)は比較的天気が良さそうに思えました。
 それでネットで調べたところ、幸い国際興業の<シリウス>に空きがありましたので、急遽予約を入れ、夜な夜な東京駅に向かったのでした。
 今回は<シリウス>について書きます。
 それにしてもJR東海バス、江ノ電バスに次いで今月3度目の夜行高速バスです。

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 東京駅の八重洲口は現在も工事が続いていますが、高速バスターミナルは一足早く姿を見せてきました。
 ガラス張りになっていて、昔とは大分様相が異なってきているようです。

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 昼行路線用の券売機。

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 バスターミナルの待合所。
 以前よりかなり広くなりましたが、日曜日の夜とあってか、まだまだ待ち人は多いようでした。

<シリウス>は、弘南バスの<津軽号>の後、6番線に入ってきました。
 今日は国際興業のガーラ1台。

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 車内はごくごくオーソドックスな3列独立シートですが、枕が可動式になっていました。
 やはり地元の乗客が多いようで、時々津軽弁も聞こえてきます。

 定刻に出発。
 神田橋~護国寺は首都高速を利用するが、渋滞気味。
 池袋駅は三越前の9番乗り場で乗客を拾いますが、遅れてしまったため即出発。

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 鹿浜橋のランプを入る手前で消灯。
 首都高速からそのまま東北道に入ります。
 沿線の人家は同じ首都圏でも東名に比べたら少ないようにも思えるけれど、ICの付近はラブホばっかり…。

 その後はひたすら寝ていました。
 この便ではSAで外に降りられないようだったし。

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 どこからか「まもなく八戸」という放送が聞こえてきたようだったので外を見ると、一面の銀世界でした。
 このコントラストが、いかにも冬の首都圏発東北行夜行バスという気がします。
 八戸インターで数人下車。
 乗客は細い雪道の向こうに消えていきます。
 バス停には、「次は馬場」と書かれたままでしたが、今は八戸駅を経由する事になります。

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 八戸駅にはほぼ定刻の到着。
 このバスは十和田市駅を経由するのでそのまま乗っていっても良かったのでしょうが、八戸駅に荷物を預けておきたかった事、早い時間で十鉄に乗っておきたかったので、今回はここで下車としました。
 全体の1/3位はここで下車したようです。
 2月も終わりに近づき、朝が早くなってきました。
 しかし足元は雪が凍ってガチガチ。
 何度も滑りそうになりました。

 この後青い森鉄道で三沢に向かい、十鉄に乗り換える事になりますが、それはまた次回。

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 ところで八戸については次々回に書く予定ですが、今日地震があって、また津波が来たそうですね。
(正直帰宅するまで知らなかった)
 八戸で震度4だったそうですが、1年経ってなおこういう事があると、いったいいつになったら安寧の日々が来るのか … と思ってしまいます。
 八戸線の全線運転再開も近づいている事だし、どうかこれ以上何も起きませんように。

(…と書いている途中、横浜でも地震ですよ…!千葉県銚子市・茨城県神栖市で震度5強との事)

 足掛け3世紀に渡った名門出版物も、ネットの時代に勝てなかったという事でしょうか。
 日本でも小田急の時刻表は今日発売になりましたが、東急はもう発行しないと発表しており、どんどんペーパーレス化が進んでいるようです。
《今日のニュースから》
ブリタニカ百科事典 書籍版出版の終了を発表