戸塚からの江ノ電の夜行バスを京都で降りた後、ＪＲに乗り換えて明石を目指す事になります。
２月２０日（月）
さすがに６時前では新快速の運行が始まっていません。
５時44分発の快速に乗り、ひたすら寝ていました。
目覚めると、行く手に明石海峡大橋。
明石には７時21分に到着しました。
明石公園前を走る、明石市営バス。
いよいよあと１ヶ月を切ったという事で、市営バス各車両のフロントにはご愛顧感謝の幕が掲げられています。
この公園には野球場「明石トーカロ球場」（「トーカロ」とは神戸市の金属加工業）があり、７日には楽天vs西武のオープン戦が行われる事になっていて、山陽電車などにもお知らせがありました。
（去年の３月11日は、楽天vsロッテ戦が行われている最中だったそうです）
明石市営バスの車両をいくつか。
神戸２００か ８１１
三菱ふそうのノンステップ車、ＫＬ－ＭＰ３７ＪＫ。
神戸２００か ４０６
これも三菱ふそう車で、２段窓のＫＣ－ＭＰ３１７Ｋ。
神戸２００か１７９１
日野ブルーリボンⅡの「子午線」デザイン車（ＰＪ－ＫＶ２３４Ｌ１）。
日産ディーゼル車の「時計」デザイン車（ＫＬ－ＵＡ４５２ＫＡＮ）。
現在の市営バスは、３月17日より神姫バスと山陽バスが分担して引き継ぎます。
という事で、教習車両が何台も走り回っていました。
上の丸から下ってきた、神姫バスの教習車両。
２～３台位走っていて、どうも複数の営業所が分担する事になるようです。
午後になると、山陽バスのエルガも姿を見せました。
路線が引き継がれると、多少意外でもありますが、初めて山陽バスが明石駅に発着する事になります。
いよいよ、市営バスの終焉が近い事を実感させます。
神戸２００か１７９３
再び明石市営に戻って、日野ブルーリボンⅡの「トンボ」デザイン（ＰＪ－ＫＶ２３４Ｌ１）。
神戸２００か４０９
三菱ふそう車。
明石市営バスではもう一台、日産ディーゼルの最古参車両（ＫＣ－ＵＡ４６０ＨＡＮ）があるのですが、今日は見かけなかった。
車庫の中だったのだろうか、残念ながらこれはギブアップ。
ともあれ、三菱ふそう３タイプが全て撮れてよかった。
これで、明石市営の他の現役車両は全形式撮る事ができました。
天文台を遠くに望む明石駅北口。
ちょうど時計カラー車両が車庫前に向かいます。
ここでいったんＪＲ線に乗り、西明石に向かいます。
狙うはこれ。
明石市のコミュニティ、「Tacoバス」。
市の中央から西部にかけていくつも路線がありますが、このうち神姫バスは西明石を経由する「西明石北ルート」「西明石南ルート」および「谷八木ルート」「江井ヶ島ルート」を運行します。
（他は山陽バスおよび地元のタクシー会社が運行）
これは西明石北ルート。
なお、この画像は国道２号線の中谷山バス停（「Tacoバス」は通過）で撮影したものですが、この付近もかつては市営バスが運行されていたようでした。
再び明石に戻ります。
山陽バスの教習車が、明石駅東口のバスターミナルにまで入ってきました。
３月17日になれば、この光景も見慣れたものとなります。
お別れとして、市営バスに乗ってみましょう。
16時25分発の松が丘５丁目経由朝霧駅行です。
（行先は何でも良かったのですけれど）
車内はこんな感じ。
降車ボタンが押されると、天井の「足元にご注意」のランプが点滅するのが目新しく見えました。
まあ事業者が変わるだけで廃線になる訳ではないのですが、車窓をじっくり眺めてみました。
かなりアップダウンが大きい住宅地の中を走ります。
大型車だと少々走りづらいかも。
大回りの系統という事もあり、松が丘５丁目の時点で、乗客は自分以外に１人だけになりました。
昨年も降り立った（№593）朝霧駅。
次の循環系統運用まで、山陽バスと並んで待機。
明石海峡大橋を望む高台に市営バスが立つのも、あとわずか…。
最後に、ＪＲの普通電車から眺める、明石の天文台。
市役所や、明石駅にある観光案内所などで配られていた、運行終了のお知らせ。
そして、３月17日からの明石駅周辺のバス運行路線図（予定）。
（本当はＡ３版の見開き）
神姫バスは市営引継ぎだけでなく、東朝霧丘等への新路線もできるようです。
今の市営バスの車庫は引き継がれないようで、「和坂１丁目」と改称される模様。
市営バス運行終了の影響は、こんな所にも現れていました。
夜の山陽電鉄からの阪神直通特急で明石を後にします。
明石市営バスとは、これでお別れです。
61年間、お疲れ様でした。
なお、明石市営バス車両については、本体の４月１日付け更新時に「アーカイヴ」として公開する事にしています。
今晩は、大阪市内泊。
明日どこへ行くかは、また天気次第。
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《今日のニュースから》
バンコク・ドンムアン空港 始発便より運用再開