№664 1998年の「ピーチエア」

「PEACH」がいよいよ運航を開始しました。
 今日はニュースも、ワイドショーも、「PEACH」一色だったようです。
 いくつか遅延のトラブルもあったようですが、話題づくりの点では、まずは上々の滑り出し、という所でしょうか。
 今後矢継ぎ早に路線を開設、国際線にも早期の進出を図るようです。
 個人的には航空業界外も含めていろいろ考える事もあるのですが、とりあえずは冷静に推移を見たいと思います。
 羽田には当分就航がないようなので、利用する機会があるかどうかは解りませんが、関空での撮影でバラエティが増えるのはいいと思います。
 航空業界に限らないのですが、「安かろう、悪かろう」の言葉、どうやら日本では死語になりつつあるようです。
 まず「安い事=一番良い事」になりますから。

 さて、実は14年前にも、「ピーチ」を名乗る航空会社がありました。
 もちろん日本ではないですが。

画像

 1998年6月5日にフランクフルト・アム・マイン空港で撮影した「ピーチエア」のトライスターです。
 英国にあった航空会社でした。
 この年の春に運航を開始しましたが、なんと11月には早々に運航停止に陥ったという事です。
 どのような運航が行われたのかは定かではなく、今となっては永遠に謎と幻の「ピーチエア」になりました。

(参考文献:旅客機形式シリーズ1 DC-10/MD-11&L-1011(イカロス出版))

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