「PEACH」がいよいよ運航を開始しました。
今日はニュースも、ワイドショーも、「PEACH」一色だったようです。
いくつか遅延のトラブルもあったようですが、話題づくりの点では、まずは上々の滑り出し、という所でしょうか。
今後矢継ぎ早に路線を開設、国際線にも早期の進出を図るようです。
個人的には航空業界外も含めていろいろ考える事もあるのですが、とりあえずは冷静に推移を見たいと思います。
羽田には当分就航がないようなので、利用する機会があるかどうかは解りませんが、関空での撮影でバラエティが増えるのはいいと思います。
航空業界に限らないのですが、「安かろう、悪かろう」の言葉、どうやら日本では死語になりつつあるようです。
まず「安い事=一番良い事」になりますから。
さて、実は14年前にも、「ピーチ」を名乗る航空会社がありました。
もちろん日本ではないですが。
1998年6月5日にフランクフルト・アム・マイン空港で撮影した「ピーチエア」のトライスターです。
英国にあった航空会社でした。
この年の春に運航を開始しましたが、なんと11月には早々に運航停止に陥ったという事です。
どのような運航が行われたのかは定かではなく、今となっては永遠に謎と幻の「ピーチエア」になりました。
(参考文献:旅客機形式シリーズ1 DC-10/MD-11&L-1011(イカロス出版))
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