「バスマガジン」52号は今月末発売になりました。
表紙は東京スカイツリーをバックに走る東武バス「スカイツリーシャトル」で、このあとの本文にも出てきます。
冒頭は「Pick★UP The New Bus」として、復活した純正三菱エアロミディ・ノンステップの試乗チェック。
パッと見た目の旧モデルとの比較は、やはり窓配置となるでしょう。
もちろん、アドブルー供給孔のフタの存在も。
◆ 城下町観光周遊バス
最初は天守閣が残っている所を走っているバスだと思い、前号を書いた時のラストで場所をいくつか予想してみたのですが、全然違いましたね…。
世界遺産の姫路位はあるはずだと思っていましたが。
(城が大改修の真っ只中だったからかも知れない)
取り上げられているのは人吉・松江・萩・鹿児島・松本で、城というより、歴史を巡る小ツアーという所でしょうか。
前にもどこかで書いたと思いますが、なんで篤姫はメガネっ娘なの?
◆ 仙台市営バス注目車両
大震災で被害を被ったバス事業者というと、やはり海岸沿いの民営業者がすぐに思い浮かびますが、仙台市営バスだって無縁ではなく、未だに運行を再開できていない路線があります。
白地+緑濃淡のHIMRやCNGバス、前扉リフトバスに「東武顔」のキュービックなど。
ただ仙台市では、友好関係を結んだ外国の都市をイメージしたデザインの車両を走らせていたのですが、もうないのでしょうか。
仙台市営バスも宮城交通への路線の譲渡とか、JRバス東北への委託とかがありますが、基本的には公営の形態で行ってくれるようです。
震災復興支援もかねて、近い内に行けるといいなあ。
東京からも比較的近いし、作並など山奥に入るローカル路線もあるので。
◆ おじゃまします バス会社潜入レポート vol.52 中国バス
経営破綻から両備バスグループ入りして再生した、中国バス。
vol.21では両備グループ代表小嶋氏のインタビュー記事があるのでそちらも参照を。
ちょっと脱線しますが、考えさせられるのは、旧体制の経営破綻に際し、地元との信頼関係が失われてしまっていたという所。
特に労働者・労働組合は地方の交通が危機に陥った際は声高に「利用者の足を守れ」と叫ぶけれど、その利用者の信頼がない状態では、耳を貸してはもらえないんですよね。
中国バスの前にも高松琴平電鉄や那覇交通の例があり、労働者の側も、地元からの信頼を勝ち取れるような、中身のある運動を常日頃から行う必要があります。
話を戻して、肝心の車両に関しては、確かに他地域からの移籍車(ここではなぜか移籍元を明かしている所と明かしていない所がごっちゃになっている)が増えて若返りが図られつつあるようだけれど、1989(S64~H元)年の車両が若干残っているようです。
最もそれは中国バスのみならず広島県全体がそうで、広島バスや広島交通でも同年代の車両がまだ走っています。
リエッセの高速バスが凄い所で、さすがに後にも先にも例はないけれど、どうしてそこまでして維持するのか、その辺の事情も解れば。
歴史的に見ると、母体の一つの「ニコニコバス」が今の感覚からすると凄いネーミング。
(何しろ大正時代なので)
なお、営業所の配下に多数の車庫があるのが中国バスの特徴ですが、「呉ヶ峠車庫」については車両の配置があるのに、記載が漏れていました。
神石高原町にあるそうですが、どこの配下かは不明(多分福山〔営〕でしょう)。
◆ バスに乗って東京スカイツリーに行こう!
東京スカイツリーのオープンは5月22日なのですが、すでに周辺の鉄道・バスはかなり変化が起きているようです。
話題は20日に運行が始まったコミュニティバスタイプの「墨田区内循環バス」。
特に3ルートの内の北西部ルートには、ポンチョのEVが投入されました。
羽村市「はむらん」に次いで全国2例目。
実は運行開始の翌日、北西部ルート(ディーゼル車だった)を短区間利用してみたのですが、まだ皆不慣れなためか、当日は風が強かったせいもあるのか、全体的にダイヤがかなり乱れているようでした。
(一般京成カラーのポンチョも教習車両で走っていた)
東武バスは、多少変則的ですが、山手線の駅を発着する一般路線って、何年ぶりだろう?
ある程度広範囲な路線網があった1980年代後半の時点でも、路線はありませんでした。
エリア外になる訳ですが、スカイツリーは東武グループのものだし、他社に任せてばかりでいられるか、という事なのでしょう。
今は通常のエルガミオですが、オープン後本格運行に以降した時点で、日光のようなオリジナルスタイル車両の導入も期待できそうです。
撮影スポットガイドがあるのが、バス趣味誌では珍しい。
◆ 路線バス全方位レポートvol.52 北海道・道東
今回は行かなかったのだけれど、道東はいつでも自然が豊かで個人的には魅力的な地域の一つだと思っています。
ただ、当然元から人口が希薄な地域だけに、どこも経営が大変そう。
いっそ思い切ってある程度は大同団結してみては?とも思った事もありますが、でもやっぱりそれでもうまくいくかどうかは解らないですよね。
JRバスはこの地域では帯広だけではなく、厚岸にも自動車営業所がありました。
(今はくしろバスの厚岸〔営〕)
根室交通(表がちょっとヘン?)は、いまはこんな車が走っているのですか。わずか数年でかなり傾向が変わってきているようです。
阿寒バスの鶴のデザインは、やはりこのまま後世に残して欲しいなあ。
今号はこの他、「事業者間移籍車 話題の広場」で南部バス。
先月八戸に行ってきたばかりですが、西工は確かにいました。
(ついでに市営バスにもいた様子)
しかし日野の中古車両もいるのですか。
西武バスからのいすゞ車の譲渡のくだりは、ああそうかと思いました。
南部バス以外にもいるでしょう。
またいつかは八戸に行かんと…というか、今度は五戸や三戸にも行ってみる必要がありそうです。
次号は「東日本大震災から1年」と「ポンチョ」。
なお今月もいくつか休載の記事がありますが、「全国乗合バス100選」なんて、忘れられているんじゃない?
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
★お知らせ
さて、当ブログは2009(H21)年8月16日スタート時より、浮き沈みが大きくなりながらも、ネットの世界で「生きている」事を示すべく、できるだけ毎日の更新を目指していました。
ですが、とりあえず新しい職場が見つかったものの、これが結構忙しくて疲れる事、一方で他にやりたい事 … とりあえず20日にダイヤ改正を行った近鉄のダイヤを作成したい … も一杯あって、少し時間が欲しいと感じていました。
そこで当ブログは、来月からは少々減速運転をしたいと思っています。
具体的には、
1.まず週2日休みを頂きます。
当面は日曜日と月曜日を連休とさせていただきます。
(4月前半はこれで行くが、曜日はすぐに変更する予定)
2.加えて、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」の更新日の前日も引き続き休みとします。
本体は4月より1日と16日の月2回を更新日としますので、その前日、つまり毎月15日と月の末日もお休みとなります。
これで、当ブログは月間20回程度の更新という事になります。
早速明日は本体の更新のため休ませて頂きます。
本体の更新では、東京や青森県・広島県の事業者の画像の追加や画像サイズの拡大を行う他、事業を廃止した明石市営バスのページを「アーカイヴ」に新設、さらに明日を持って廃止になる苫小牧市営バス、呉市営バスのページも、画像追加の上「アーカイヴ」に移動します。
そしてその後1日は日曜日、2日は月曜日ですから、都合3連休とさせて頂きます。
次回の更新は4月3日(火)となり、苫小牧や函館への旅について、5回連続で書く予定です。
それでは4月からの新年度の当ブログを、よろしくお願いいたします。
ヨーロッパが好きな私としては、昨今の経済の混乱、及びそれが引き起こす市民生活の混乱には心を痛めるばかりです。
ユーロ安だから日本から出かけるにはいいかも知れないけれど、町のあちらこちらで先鋭的な騒動が繰り返される様は見たくない。
この国は前政権の経済政策が批判された事で3ヶ月前に政権交代が起こったばかりですが、こんな事では誰が首相になろうとも、どの党が政権を取ろうとも、このままではどの道同じ結末をたどるだけではないのか?と思います。
フランス~スペイン~ポルトガルの高速鉄道もお流れになりそうで、あ~あ。
《今日のニュースから》
スペイン各地で財政改革に抗議 全国各地でゼネスト
№688 JTB時刻表2012年4月号(JTBパブリッシング)
昨日は残業もありまして、時間が押した事もあり、更新をお休みさせていただきました。
JTB時刻表2012年4月号は19日(月)に発売になっています。
遅くなりましたが、ここで取り上げます。
まず表紙が映画「僕達★急行 A列車で行こう」の宣伝ポスターの写真になっていて(裏は映画の広告)、カラーグラフもまず「鉄道シーン満載の『僕達★急行 A列車で行こう』の特集になっています。
カラーグラフを見ただけの感想になってしまいますが、個人的にはあまりにも設定が「鉄」過ぎて、かえってとっつきにくいかなあと思います。
九州も舞台になっているようだけれど、特急<A列車で行こう>は出てこないみたい。
松山ケンイチは他に「うさぎ★ドロップ」や「平清盛」もあるから、人気者はお忙しい事。
◆ 春の奈良へ行こう!
近鉄の協力によるものらしく、奈良県内の各地の桜の名所の他、「奈良世界遺産フリーきっぷ」のガイドになっています。
「さくらライナー」更新編成の写真もあったら良かったかな。
◆ のりもの探Q隊 vol.10
「列車の食堂車を探る」と題し、<トワイライトエクスプレス>の「ダイナープレヤデス」について取り上げられています。
「ダイナープレヤデス」というと、2010年4月号の「ダイヤに輝く鉄おとめ」(ちなみに今月は休載で、来月も休み?)でアシスタントマネージャーの方が紹介されていて、「札幌に着いたその日のうちに大阪に帰ってしまうので北海道に来た気がしない」と聞いて、うわー、激務だなあと書いた事があります。
それはスタッフのスケジュール表にも如実に現れていて、札幌の車庫の車内で折返しの間に仮眠休憩があるだけになっています。
「鉄おとめ」の時にも書いたけれど、札幌で1(~2)泊の休養を与えた方が、スタッフの精神の面でも良いと思うのですが。
基本的にある程度仕事の流れが読めそうな予約制の<トワイライト>でこうなのだから、博士がチラッと言っていた昼間の特急列車(最後の昼間の特急の食堂車って何だっただろう。<白山>だっけ?間違っていたらゴメンナサイ)は基本的に走行中は営業が続くからもっときつかったのだろうと思います。
食堂車復活・待望論は未だ根強いと思うけれど、スタッフの大半をバイトに頼れるファミレスやファストフード等とは違うので、人的な部分の対応を考える必要があります。
ディナーと翌朝の朝食で和洋の比率が逆転するのが興味深い。
ルームサービスやルームセットもあるけれど、やはり食堂車まで自ら食べに行きたいものです。
「のりもの情報局」では「ほくそう春まつり」の話題があるけれど、そういえば昨日羽田空港から乗った京急の普通電車が大鳥居の先ですれ違ったのが北総9000形で、この祭りのマークを掲げていました。。
◆ 黄色のページ
プロ野球の開幕が明日に迫り、<赤ヘルナイター号>が今シーズン初登場になります。
(マツダスタジアムの開幕戦は、4月3日の広島-巨人戦)
会社線では、明後日廃止になる十鉄と長電屋代線が記載されていて、十鉄は前に書いた通り、最終3月31日の臨時ダイヤが掲載されています。
(日中60分毎で七百交換あり)
また長野電鉄は、4月1日からの長野線の時刻が掲載されています。
パッと見で目に付くのは、普通列車は長野~湯田中直通が完全になくなっている事。
また休日等の指定日の午前中運転の「スノーモンキー」の設定があります。
◆ 本文
まず明るい話題として、三陸鉄道北リアス線の田野畑~陸中野田間が4月1日に運行を再開します。
またGW以降の土休日は<リゾートうみねこ>が八戸から直通運転。
これで北リアス線は、全体の約85%が運行を再開する事になります。
しかし残りの10.5㎞が近そうで遠い…。
樽見鉄道は「黄色のページ」に記載されている「桜ダイヤ」(4月1日~15日)の後の、16日からのダイヤが掲載されています。
大垣~本巣間に2往復の設定があった土曜・休日運転の列車の内1本が毎日運転。
一方で午後の下り2本が本巣で乗り換えになります。
中央線が武蔵小金井駅の工事のため、5月19日(土)午後~20日(日)早朝の間、列車が大幅な運休になり、19日の<スーパーあずさ><あずさ><かいじ>は立川または八王子発着になります。
また、高尾に停車します(京王線との接続のためだろう)。
高尾発着の<成田エクスプレス>も運休。
あとは3月号とほとんど変わりなし。
まあ変わったばかりですから。
なので今更ですが、気付いた点を2点。
1.JR~東武直通特急用のJR編成が253系2編成になり、これで「スペーシア」代走はほとんどないだろうなと思っていたら、逆にJR253系が「スペーシア」の代走として走る日があります。
(主にGWの前後)
「スペーシア」は順次更新工事に入っていて、それはJR直通対応編成も同じだから、そのためでしょうか。
2.常磐線はいわきでページが分割。
いわき~仙台間は不通区間を2つはさんで普通列車のみ千切れちぎれでの運行になっています。
悲しい…。
会社線では、長電屋代線の代替バスの時刻が掲載されています。
一方十鉄はまだで、電車の時刻がそのまま掲載されています(30日までの時刻)。
なお十和田市駅~十和田湖間の路線バスは当分の間運休と、十鉄よりリリースされています。
航空ダイヤですが、まず国内線。
ANAのB787は今の所月によって就航路線・便がかなり違うのですが、羽田~岡山線は3月25日から今月一杯は、全便がB787の運航になります。
いかにANAが岡山を重視しているかが解ります。
(4月からは1往復はB767になる)
4月は羽田~岡山線4往復、羽田~伊丹・広島・松山線各1往復。
5月には羽田~福岡・鹿児島線で各1往復就航。
それと、いくつか新路線・再開路線がありますが、DHC-8-Q400で運航される成田~新潟線が注目。
JALは一頃に比べると若干機材が大型に回復してきているようで、B767就航路線・便が増えてきています。
青森線就航は意外で、過去にJALのB767が定期便で青森線に就航した事はあったでしょうか。
1年前まではエアバスもあった訳だし、新幹線開業でワイドボディはもうないだろうと思っていたので。
一方で羽田~北九州線にE170が就航し、山口宇部線はB737-800またはMD90に大型化。
ピーチが関空~長崎・鹿児島線に2往復ずつ就航。
次に国際線で最大の注目はJALのB787-8でしたが、結局サマースケジュールスタートには間に合いませんでした。
(Facebookに日本到着の模様が紹介されていました。1号機は成田、2号機は羽田に着いた由)
やはり4月22日のボストン線が初就航となります。
ANAは羽田~ロサンゼルス線にB777-300ERが投入される事になりました。
(毎日ではなく、B777-200ERと併用)
なおANAは、遅れていたプレミアム・エコノミーの新サービスを今日のリリースで発表しています。
この他、日本発着の国際線で目についたのは次の点。
● LHが6月2日から成田~デュッセルドルフ線を開設。機材はA340。
(今の所、ANAとのコードシェアはなさそう)
● DLが羽田~デトロイト線を再開。
なお機材はA330-200で、これに先んじて羽田~ロサンゼルス線もA330-200に変更。
現在羽田空港の国際線ターミナル前で日中駐機している姿が見られます。
● ジェットスターが成田~マニラ~ダーウィン線を開設する事になっています(4/W)。
ただし3月中は全便欠航が決定し、4月も未定。フィリピン政府との問題らしいです。
● NZ便のコードシェアの相手が、JALからANAに乗り換え。
同時に成田空港は第1ターミナルに移転。
● AFのA380は4月24日に成田乗り入れが再開になりそうです。
● AZのB777-200に順次プレミアムエコノミークラス設定。
● ピーチ(MM)が5月8日に関空~ソウル(仁川)線に就航。
当面は夜間の1往復で、7月より3往復に増便。
それより先、明日よりイースター航空が2往復就航。
● GAは4月28日より羽田~デンパサール線を開設。
週5便で、機材はA330-300。
一方でセントレア乗り入れがなくなり、名古屋の支店も閉鎖となるとの事です。
なお今月の時刻表に掲載がなかったのですが、GAも成田のターミナルが4月1日より、第2→第1北ウィングに移動するとの事。
Sky Team加盟を見込んでの事でしょう。
● 福岡~ソウル(仁川)線のティーウェイ航空便が、今月号より掲載されました。
一方済州航空が明日30日より1往復就航します。
(ただし北九州乗り入れは4月22日まで?)
やはり韓国間が、日本発着国際線におけるLCCの最激戦区という事になるのでしょうか。
● CAの仙台~北京線が再開しました。
仙台到着の模様は一般のTVニュースで放映されていたので、ご覧になられた方も多いでしょう。
● CIの沖縄~台北線、週1往復(火曜日)はA340-300って、本当?
なお、間もなくCO便のUA便名への統一が行われそうです。
それにしても国際線航空便のほとんどは何かしらの形でコードシェア運航を行うようになっていますが、記号から下の欄を参照しなければわからないのでわずらわしいと思います。
そろそろ新しい表記方法を考えるべき時でしょうか。
さて5月号となると、いよいよ東京スカイツリーのオープンが間近となります。
その辺の情報はあるでしょうか。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
東京大学 「秋入学」を最終報告書で提言
JTB時刻表2012年4月号は19日(月)に発売になっています。
遅くなりましたが、ここで取り上げます。
まず表紙が映画「僕達★急行 A列車で行こう」の宣伝ポスターの写真になっていて(裏は映画の広告)、カラーグラフもまず「鉄道シーン満載の『僕達★急行 A列車で行こう』の特集になっています。
カラーグラフを見ただけの感想になってしまいますが、個人的にはあまりにも設定が「鉄」過ぎて、かえってとっつきにくいかなあと思います。
九州も舞台になっているようだけれど、特急<A列車で行こう>は出てこないみたい。
松山ケンイチは他に「うさぎ★ドロップ」や「平清盛」もあるから、人気者はお忙しい事。
◆ 春の奈良へ行こう!
近鉄の協力によるものらしく、奈良県内の各地の桜の名所の他、「奈良世界遺産フリーきっぷ」のガイドになっています。
「さくらライナー」更新編成の写真もあったら良かったかな。
◆ のりもの探Q隊 vol.10
「列車の食堂車を探る」と題し、<トワイライトエクスプレス>の「ダイナープレヤデス」について取り上げられています。
「ダイナープレヤデス」というと、2010年4月号の「ダイヤに輝く鉄おとめ」(ちなみに今月は休載で、来月も休み?)でアシスタントマネージャーの方が紹介されていて、「札幌に着いたその日のうちに大阪に帰ってしまうので北海道に来た気がしない」と聞いて、うわー、激務だなあと書いた事があります。
それはスタッフのスケジュール表にも如実に現れていて、札幌の車庫の車内で折返しの間に仮眠休憩があるだけになっています。
「鉄おとめ」の時にも書いたけれど、札幌で1(~2)泊の休養を与えた方が、スタッフの精神の面でも良いと思うのですが。
基本的にある程度仕事の流れが読めそうな予約制の<トワイライト>でこうなのだから、博士がチラッと言っていた昼間の特急列車(最後の昼間の特急の食堂車って何だっただろう。<白山>だっけ?間違っていたらゴメンナサイ)は基本的に走行中は営業が続くからもっときつかったのだろうと思います。
食堂車復活・待望論は未だ根強いと思うけれど、スタッフの大半をバイトに頼れるファミレスやファストフード等とは違うので、人的な部分の対応を考える必要があります。
ディナーと翌朝の朝食で和洋の比率が逆転するのが興味深い。
ルームサービスやルームセットもあるけれど、やはり食堂車まで自ら食べに行きたいものです。
「のりもの情報局」では「ほくそう春まつり」の話題があるけれど、そういえば昨日羽田空港から乗った京急の普通電車が大鳥居の先ですれ違ったのが北総9000形で、この祭りのマークを掲げていました。。
◆ 黄色のページ
プロ野球の開幕が明日に迫り、<赤ヘルナイター号>が今シーズン初登場になります。
(マツダスタジアムの開幕戦は、4月3日の広島-巨人戦)
会社線では、明後日廃止になる十鉄と長電屋代線が記載されていて、十鉄は前に書いた通り、最終3月31日の臨時ダイヤが掲載されています。
(日中60分毎で七百交換あり)
また長野電鉄は、4月1日からの長野線の時刻が掲載されています。
パッと見で目に付くのは、普通列車は長野~湯田中直通が完全になくなっている事。
また休日等の指定日の午前中運転の「スノーモンキー」の設定があります。
◆ 本文
まず明るい話題として、三陸鉄道北リアス線の田野畑~陸中野田間が4月1日に運行を再開します。
またGW以降の土休日は<リゾートうみねこ>が八戸から直通運転。
これで北リアス線は、全体の約85%が運行を再開する事になります。
しかし残りの10.5㎞が近そうで遠い…。
樽見鉄道は「黄色のページ」に記載されている「桜ダイヤ」(4月1日~15日)の後の、16日からのダイヤが掲載されています。
大垣~本巣間に2往復の設定があった土曜・休日運転の列車の内1本が毎日運転。
一方で午後の下り2本が本巣で乗り換えになります。
中央線が武蔵小金井駅の工事のため、5月19日(土)午後~20日(日)早朝の間、列車が大幅な運休になり、19日の<スーパーあずさ><あずさ><かいじ>は立川または八王子発着になります。
また、高尾に停車します(京王線との接続のためだろう)。
高尾発着の<成田エクスプレス>も運休。
あとは3月号とほとんど変わりなし。
まあ変わったばかりですから。
なので今更ですが、気付いた点を2点。
1.JR~東武直通特急用のJR編成が253系2編成になり、これで「スペーシア」代走はほとんどないだろうなと思っていたら、逆にJR253系が「スペーシア」の代走として走る日があります。
(主にGWの前後)
「スペーシア」は順次更新工事に入っていて、それはJR直通対応編成も同じだから、そのためでしょうか。
2.常磐線はいわきでページが分割。
いわき~仙台間は不通区間を2つはさんで普通列車のみ千切れちぎれでの運行になっています。
悲しい…。
会社線では、長電屋代線の代替バスの時刻が掲載されています。
一方十鉄はまだで、電車の時刻がそのまま掲載されています(30日までの時刻)。
なお十和田市駅~十和田湖間の路線バスは当分の間運休と、十鉄よりリリースされています。
航空ダイヤですが、まず国内線。
ANAのB787は今の所月によって就航路線・便がかなり違うのですが、羽田~岡山線は3月25日から今月一杯は、全便がB787の運航になります。
いかにANAが岡山を重視しているかが解ります。
(4月からは1往復はB767になる)
4月は羽田~岡山線4往復、羽田~伊丹・広島・松山線各1往復。
5月には羽田~福岡・鹿児島線で各1往復就航。
それと、いくつか新路線・再開路線がありますが、DHC-8-Q400で運航される成田~新潟線が注目。
JALは一頃に比べると若干機材が大型に回復してきているようで、B767就航路線・便が増えてきています。
青森線就航は意外で、過去にJALのB767が定期便で青森線に就航した事はあったでしょうか。
1年前まではエアバスもあった訳だし、新幹線開業でワイドボディはもうないだろうと思っていたので。
一方で羽田~北九州線にE170が就航し、山口宇部線はB737-800またはMD90に大型化。
ピーチが関空~長崎・鹿児島線に2往復ずつ就航。
次に国際線で最大の注目はJALのB787-8でしたが、結局サマースケジュールスタートには間に合いませんでした。
(Facebookに日本到着の模様が紹介されていました。1号機は成田、2号機は羽田に着いた由)
やはり4月22日のボストン線が初就航となります。
ANAは羽田~ロサンゼルス線にB777-300ERが投入される事になりました。
(毎日ではなく、B777-200ERと併用)
なおANAは、遅れていたプレミアム・エコノミーの新サービスを今日のリリースで発表しています。
この他、日本発着の国際線で目についたのは次の点。
● LHが6月2日から成田~デュッセルドルフ線を開設。機材はA340。
(今の所、ANAとのコードシェアはなさそう)
● DLが羽田~デトロイト線を再開。
なお機材はA330-200で、これに先んじて羽田~ロサンゼルス線もA330-200に変更。
現在羽田空港の国際線ターミナル前で日中駐機している姿が見られます。
● ジェットスターが成田~マニラ~ダーウィン線を開設する事になっています(4/W)。
ただし3月中は全便欠航が決定し、4月も未定。フィリピン政府との問題らしいです。
● NZ便のコードシェアの相手が、JALからANAに乗り換え。
同時に成田空港は第1ターミナルに移転。
● AFのA380は4月24日に成田乗り入れが再開になりそうです。
● AZのB777-200に順次プレミアムエコノミークラス設定。
● ピーチ(MM)が5月8日に関空~ソウル(仁川)線に就航。
当面は夜間の1往復で、7月より3往復に増便。
それより先、明日よりイースター航空が2往復就航。
● GAは4月28日より羽田~デンパサール線を開設。
週5便で、機材はA330-300。
一方でセントレア乗り入れがなくなり、名古屋の支店も閉鎖となるとの事です。
なお今月の時刻表に掲載がなかったのですが、GAも成田のターミナルが4月1日より、第2→第1北ウィングに移動するとの事。
Sky Team加盟を見込んでの事でしょう。
● 福岡~ソウル(仁川)線のティーウェイ航空便が、今月号より掲載されました。
一方済州航空が明日30日より1往復就航します。
(ただし北九州乗り入れは4月22日まで?)
やはり韓国間が、日本発着国際線におけるLCCの最激戦区という事になるのでしょうか。
● CAの仙台~北京線が再開しました。
仙台到着の模様は一般のTVニュースで放映されていたので、ご覧になられた方も多いでしょう。
● CIの沖縄~台北線、週1往復(火曜日)はA340-300って、本当?
なお、間もなくCO便のUA便名への統一が行われそうです。
それにしても国際線航空便のほとんどは何かしらの形でコードシェア運航を行うようになっていますが、記号から下の欄を参照しなければわからないのでわずらわしいと思います。
そろそろ新しい表記方法を考えるべき時でしょうか。
さて5月号となると、いよいよ東京スカイツリーのオープンが間近となります。
その辺の情報はあるでしょうか。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
東京大学 「秋入学」を最終報告書で提言
№687 京急1313F LED室内照明
たった今、北海道から帰ってきました。
昨日は苫小牧で市営バスにお別れを告げ、今日は函館市営バスを撮影してきました。
特に苫小牧は雪の影響もあって撮影は大変でしたが、それらについては来月書きたいと思います。
それにしても高知では桜が満開になりましたか。
北海道は寒くて、花なんで残念ながら全く見かけませんでしたが…。
なおすでに皆様ご存知でいまさらとは思いますが、苫小牧市営バスは、最終日の今月31日(土)は、全線無料で運行されるとの事です。
一部のバス停は、すでにフライング気味で道南バス表記になっておりました。
さて、今日の羽田空港からの帰りは、京急川崎までは金沢文庫行の普通電車を利用したのですが、17時29分発は今年入りたての1313Fで、室内灯にLEDが使用されていました。
壁面には「ECO」を強調する緑のステッカーも貼られています。
昨年の12月12日にプレスリリースで発表になっていたもので、今後の新造車両にも導入を図るという事でした。
ただ、実は京急って、一度LEDを「否定」しているんですよね。
列車の後部に点灯させる赤い「標識灯」にLEDを導入したものの、電球と比べて交換の頻度が多くなるからという理由で、すぐに元の電球に戻しているのです。
でも一律に全否定という訳でもなく、車内ドア上のLED案内表示は液晶画面普及まで定着しましたし、行先・種別表示もフルカラーLED開発後は基本になりました。
駅でも主要駅ではフルカラー式が採用されています。
技術屋ではないから解りませんが、標識灯だと大面積を連続して点灯させなければならないから、他の行先表記等とは使用条件が相当異なってくるのでしょう。
京急の標識灯は全体的に大型だし。
LEDの照明というと、震災の前ですが、ドイツでのトピックスをBSで見た事がありました。
今回の大惨事を受けて「脱原発」に舵を切ったドイツですが、すでに「フクシマ」の遥か以前からLEDを積極的に室内などの照明に採用し、省電力を図ろうという動きはあったそうです。
ただ基本的にLED照明は青白っぽくて冷たい印象があり、個人宅のインテリアでは、多少電力を消費してでも温かみがある電球を引き続き使用している、そんな話だったと思います。
彼らは今回の事故、そしてそれが招いた国策の変更をどう感じているのでしょうか。
実は。 今日は函館からのJAL便で帰ってきたのですが、フライトの最中、福島第一及び第二原発を見る機会がありました。
もちろんうんと遠くの内陸を飛んでいましたから、実際の原発そのものや周辺の地域の状況など、わかる由もないのですが。
機内は居眠りしている乗客がほとんどだったようです。
どの程度の乗客が気付いたでしょうか。
こんな事も来月書きたいと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思ったこと》
さて帰ってきてから知ったのですが、また東北地方で比較的大きな地震があり、それは昼間滞在した函館にも及んだそうです。
「3.11」の余震だそうで、そのエネルギーそのものもさる事ながら、1年以上経って今だ「余震」が起こる事にも驚かされます。
「余震」の定義って何だろう?
このままだと「東北地方三陸沖地震」は永久に続く事になるのか?などと我ながらおかしな事もつい考えてしまうのですが…。
そういえば函館市内もあちこちに「ここは海抜○○m」という看板が掲げられていました。
函館もそうだし、昨日は苫小牧から函館までJRで移動したのですが、「3.11」級の大津波が来たら、沿線はどこもかしこも木っ端微塵でしょう。
といって山に逃げても、特に洞爺付近だと火山(有珠山)もあるしなあ…。
どこに行けば安寧に暮らしていける地があるのだろう。
《今日のニュースから》
沖縄県普天間基地県外移設 知事の意見書を防衛省に提出
昨日は苫小牧で市営バスにお別れを告げ、今日は函館市営バスを撮影してきました。
特に苫小牧は雪の影響もあって撮影は大変でしたが、それらについては来月書きたいと思います。
それにしても高知では桜が満開になりましたか。
北海道は寒くて、花なんで残念ながら全く見かけませんでしたが…。
なおすでに皆様ご存知でいまさらとは思いますが、苫小牧市営バスは、最終日の今月31日(土)は、全線無料で運行されるとの事です。
一部のバス停は、すでにフライング気味で道南バス表記になっておりました。
さて、今日の羽田空港からの帰りは、京急川崎までは金沢文庫行の普通電車を利用したのですが、17時29分発は今年入りたての1313Fで、室内灯にLEDが使用されていました。
壁面には「ECO」を強調する緑のステッカーも貼られています。
昨年の12月12日にプレスリリースで発表になっていたもので、今後の新造車両にも導入を図るという事でした。
ただ、実は京急って、一度LEDを「否定」しているんですよね。
列車の後部に点灯させる赤い「標識灯」にLEDを導入したものの、電球と比べて交換の頻度が多くなるからという理由で、すぐに元の電球に戻しているのです。
でも一律に全否定という訳でもなく、車内ドア上のLED案内表示は液晶画面普及まで定着しましたし、行先・種別表示もフルカラーLED開発後は基本になりました。
駅でも主要駅ではフルカラー式が採用されています。
技術屋ではないから解りませんが、標識灯だと大面積を連続して点灯させなければならないから、他の行先表記等とは使用条件が相当異なってくるのでしょう。
京急の標識灯は全体的に大型だし。
LEDの照明というと、震災の前ですが、ドイツでのトピックスをBSで見た事がありました。
今回の大惨事を受けて「脱原発」に舵を切ったドイツですが、すでに「フクシマ」の遥か以前からLEDを積極的に室内などの照明に採用し、省電力を図ろうという動きはあったそうです。
ただ基本的にLED照明は青白っぽくて冷たい印象があり、個人宅のインテリアでは、多少電力を消費してでも温かみがある電球を引き続き使用している、そんな話だったと思います。
彼らは今回の事故、そしてそれが招いた国策の変更をどう感じているのでしょうか。
実は。 今日は函館からのJAL便で帰ってきたのですが、フライトの最中、福島第一及び第二原発を見る機会がありました。
もちろんうんと遠くの内陸を飛んでいましたから、実際の原発そのものや周辺の地域の状況など、わかる由もないのですが。
機内は居眠りしている乗客がほとんどだったようです。
どの程度の乗客が気付いたでしょうか。
こんな事も来月書きたいと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思ったこと》
さて帰ってきてから知ったのですが、また東北地方で比較的大きな地震があり、それは昼間滞在した函館にも及んだそうです。
「3.11」の余震だそうで、そのエネルギーそのものもさる事ながら、1年以上経って今だ「余震」が起こる事にも驚かされます。
「余震」の定義って何だろう?
このままだと「東北地方三陸沖地震」は永久に続く事になるのか?などと我ながらおかしな事もつい考えてしまうのですが…。
そういえば函館市内もあちこちに「ここは海抜○○m」という看板が掲げられていました。
函館もそうだし、昨日は苫小牧から函館までJRで移動したのですが、「3.11」級の大津波が来たら、沿線はどこもかしこも木っ端微塵でしょう。
といって山に逃げても、特に洞爺付近だと火山(有珠山)もあるしなあ…。
どこに行けば安寧に暮らしていける地があるのだろう。
《今日のニュースから》
沖縄県普天間基地県外移設 知事の意見書を防衛省に提出