№590 20年ぶりの国内大旅行・西日本 4・関西大手私鉄の新駅めぐり

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11月 2日(水)
 今ひとつ空模様がはっきりしないみたいなので、ミナミへ行くのは取り止め。
 気まぐれな秋の空がどう移ろうのかわからないけれど、今日は阪急と京阪の新しい駅のウォッチングに行く事にします。

 その前に今日の本筋からは外れますが、JR線の画像をいくつか。

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 大阪環状線の福島駅の脇の短絡線を駆け下りる<スーパーくろしお>。
 381系はいつまで。

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 201系の最後の聖地は、大阪環状線となるのだろうか?

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 茨木駅には、阪和線に転用された205系8連の試運転電車が停車していました。
 アーバンカラーの帯が新鮮。

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 乗り物からは外れるけれど、茨木神社。
 JR茨木駅と、阪急の茨木市駅の中間にあります。

 茨木では多少青空が広がったから阪急バスを撮ってみたけれど(それについては先日本体の更新時に公開しました)、影が眺めだし、バスの停車位置が独特で多少撮りづらい。
 それより駅前は例の「大阪維新の会」が演説していて騒々しい事この上ない。
 結果的に、この日に限っては、茨木に来たのは少々失敗でした。

 それで、阪急の摂津市駅へ。

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 この駅は、駅舎は上下で別々になっていて、ホームは地下通路で結ばれています。
 画像は下り、京都→大阪方向の駅舎。

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 その下りの駅舎の中。
 液晶画面による運行情報等の表示が今風。
「駅係員不在時 よびだしインターホン」が整備されているので、早朝や夜間は駅員がいなくなるのでしょう。

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 この駅は開業時から「ECO」を売り物にしていて、ホームの壁面など、あちこちに「ECO」について書かれています。

 摂津市駅は、今の所は同じ「○○市」と称していても、茨木市や高槻市とは比べ物にはならず、電車も今の所は、各駅停車のみの停車です。

 今度は京阪中之島線の駅を訪ねてみます。
 7月に乗った時の事は、№525で本当に簡単に書きましたが、改めて一つづつ乗り降りしてみます。

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 なにわ橋駅の入口。
 最寄は北浜駅。

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 改札コンコースは、吹き抜けでかなり広々としていました。

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 そのホーム。

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 次に、大江橋駅の入口。
 淀屋橋を渡れば、淀屋橋駅に行く事ができます。

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 改札コンコースは、ウッディな感じがします。

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 そのホーム。

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 さて、大江橋駅を出て、御堂筋を挟んだ反対側に大阪市役所があります。
 果たして、新しい主は誰になるのか? … というのが、この日の時点での話でした。
(選挙の結果は … 、少なくとも「リベラル」勢力にとっては、後々にも響く極めて重大なダメージを負った結果になったと言わざるを得ません)

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 中之島の記念碑。

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 渡辺橋駅の入口。
 最寄は地下鉄四つ橋線の肥後橋駅となるでしょうが、距離があります。

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 渡辺橋駅の改札コンコース。
 
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 そのホーム。

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 終点、中之島駅の入口です。
 この駅は、他の鉄道の駅からは完全に離れています。
(一番近いのはJR東西線の新福島か、阪神の福島になるだろうが、500m以上は離れているようだ)

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 その改札口。

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 そのホーム。

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 中之島駅には、淀屋橋駅のように欠き取り式ホームの3番線があるのですが、この時間は発着がなく、ロープが貼られた上に消灯され、立ち入りできません。
 現行ダイヤでは平日・土休日とも3番線から出発する営業列車はありません。
 せいぜい平日ラッシュ時の到着→折り返し回送、となる列車だけになっているのだと思います。

 見てきて解かるように、どの駅も特に、駅ごとの際立った個性というよりは、中之島線の全駅でトータルしたデザインのコーディネートが行なわれているようでした。
 駅の内も外も、木目調が目立ちました。

 しかし残念ながら、現状では正直宝の持ち腐れという印象派否めません。
 何しろ乗客は非常に少なかったです。
 列車内もそうだし、駅構内も、さらには外も。
 先の改正で快速急行がなくなって減便になっているわけですが、それでも輸送力過剰の印象が否めませんでした。
 市営地下鉄を初めとする他の鉄道網が充実しているエリアに、他の鉄道との接続を考慮していない路線を組み込んでも利便性には乏しいし、朝日新聞社を初めとする再開発事業の進捗に期待せざるを得ないというのも、営業上非常に弱い。
 とりあえず、中之島からさらに西九条あたりまでの延伸を検討せざるを得ないのではないか、そんな気がしました。

 今日は神戸に泊まります。

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 ホテルを引き払い、地下鉄と阪神を乗り継いでいきますが、九条からの快速急行は近鉄編成でした。
 三ノ宮駅の近くのホテルに投宿します。
 でも明日は、今日以上に雲が多そうで、どうしようかなあ。

 ところで、この日は海外、ポーランドのワルシャワでLOTポーランド航空のB767が胴体着陸、国内では逗子の方で京急バスがダンプカーに追突されたとか、国の内外で事故が多かったようでした。

20年ぶりの国内大旅行・西日本 5 につづく

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《今日見た・聞いた・思った事》
 今日は、当ブログにとって嬉しい話がありました。
 当ブログをブックマークしてくださるというブログがありました。
 OTSUさんが管理されている「公務員のためいき」です。
 OTSUさんは東京都の多摩地域にある市の職員で、同時に組合の委員長をされています。
 昨今、公務員への風当たりは強まる一方ですが、OTSUさんはこの現状を真摯かつ謙虚に受け入れた上で、きちんと自らの意見も発信させられています。
 OTSUさんのブログには度々コメントをさせて頂いており、その縁でブックマークさせて頂いたという事です。
 OTSUさん、本当にありがとうございます。
 なお、OTSUさんのブログはその名の通りで、乗り物に関する事は正直皆無に近いですが、公務員とか、行政や政治に関心をお持ちの方は、一度のぞいて見てはいかがでしょうか。
(原則週1回、土・日に更新されるとの事です)

 一方、そのOTSUさんのブログを経由して、当ブログにたどり着かれた方はおられるでしょうか。
 当ブログは、本体のWebサイトである「日本の路線バス・フォトライブラリー」の姉妹ブログとして運営しています。
 本体はほとんど日本のバス(ほとんどは地べたを走る普通の路線バス)を扱っているのですが、本体の更新回数が少ない事、一方で私管理人がこのネットの世界で「生きて」いる事を証明すべく、バス以外の乗り物全般を中心に幅広く取り上げて記事にしています。
 従って行政や政治等について直接書く事はほとんどありません。
 せいぜい乗り物の経営や運営等に関して多少触れる事がある程度です。
 その点では拍子抜けという方々も多いでしょう。
 とはいえ私もまもなく45歳になりますから行政や政治について全く無関心という事は許されませんし、かつては関東の大手私鉄の乗務員を経験して、その過程で労働運動にも間接的に関わっていますから、もちろんそれらについてある程度はオピニオン的に書く事はあります。
 ちなみに今現在地方行政と交通の関係で最も差し迫っていると思われるのは、公営バスの民営化問題で、来年3月には苫小牧、明石、呉の3市で公営バスが民営事業者に完全譲渡される事になっています。
 当ブログや本体でも取り上げているのですが、この数年の間でも札幌、函館、秋田、姫路、三原、荒尾などの各市の公営バスがなくなりましたし、数年後には熊本市もバス事業が民間の合弁企業に完全移譲され、廃止される事になっています。
 他にもコミュニティバス … OTSUさんの市にはあるでしょうか … やLRTの整備、大震災で改めてクローズアップされた地方交通鉄道線なども、行政とは切っても切れない問題である事も事実です。
 OTSUさんと違って行政の内幕には完全に疎い私なので、見たままで感覚的にしか書けないのですが、たまには読んで、意見を頂けると嬉しいと思います。
 ただし、申し訳ありませんが、当ブログでは直接的なコメントは受け付けない事にしています。
(管理に責任が持てないのと、「炎上」がコワイので)
 記事や私の主張等について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
(すぐに書けない事もありますが、あらかじめご了承下さい)
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログは、こういう体制で運営しています。
 非常に拙く、見苦しいブログ、そして本体のサイトですが、応援よろしくお願いいたしたいと思います。

《今日のニュースから》
「横浜DeNAベイスターズ」 高田繁日本ハム監督 GMに就任