№587 20年ぶりの国内大旅行・西日本 2・美濃町線の名残が残っていた

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10月31日(月)
 朝起きて部屋の外を眺めた時点では雲が広がっていたけれど、だんだん青空が広がってきて、これはいけそうだ。
 朝食をさっさと済ませて、今日は岐阜へ行きましょう。

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 名古屋市営地下鉄の桜通線は、この3月に野並~徳重が延長されました。
 その区間への挨拶はまた別の機会に。
 元々ワンマン運転を行なっていましたが、最近さらにホームドアが設置されています。

 まず長良川鉄道を目指します。
 目当ては新型ナガラ5形。
 名古屋から新鵜沼へは名鉄の急行で行きますが、ラッシュ真っ只中だったのに4両編成だった(金山で切り離しがあったのか?)。

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 高山本線709Dはキハ11の3連。
 太多線多治見直通で、最後部1両が美濃太田切り離し。

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 さっそく8時58分発の美濃太田行で、ナガラ3形+ナガラ5形が停車していました。
 関市役所前まで乗ります。
 折り返してきた所を撮影(それが、一番上の画像)。

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 関駅まで歩いて戻ります。
 構内には、かつての主力のナガラ1形が残されていました。

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 一方、一時期乗り入れていた名鉄美濃町線の関駅の跡も、かなりはっきり残されていました。

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 関市内には「関シティバス」と称したコミュニティバス路線網があります。
 岐阜バスが受託運行していて、リエッセとポンチョがあります。
 一般の岐阜バス路線から転換した路線も少なくなさそうです。

 岐阜駅までは岐阜バスで行きます。
 関~岐阜は平日20分、土休日30分間隔。

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 春日神社。
 境内には関らしく、「鍛冶伝承館」というものがあるそうです。
 この近くの安桜山公園バス停から乗車します。
 せき東山が始発なのですが、大学のキャンパスが近いからか、学生の姿が目立ちました。

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 かつての美濃町線・新関の駅前にも乗り入れます。
 廃線からはや6年以上経ちますが、駅舎はまだ残されていました。

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 廃線跡もかなり残されていて、勾配票が残っているのも見えました。

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 新田駅の待合室もまだ残されています。
 もちろん、道路の拡幅のための用地として転用された場所も少なくはないのですが。

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 JRの岐阜駅前には所要1時間強で着きました。
 JRの岐阜駅は高架化によりバスターミナルが整備され、面目を一新しています。
 午後は駅前で岐阜バスを撮る事にします。
 その成果は先日の本体の更新で掲載しましたから詳しくはそちらをご覧頂きたいのですが、改めて3枚ご覧頂こうと思います。

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 連接バス「清流ライナー」。

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 岐阜バスには、岐阜市営バスから引き継がれた車両がいくらかあり、大半はいすゞキュービックなのですが、少数ながら日産ディーゼルの中型車があります。
 カラーリングは岐阜市営時代の「鵜飼い」のデザインを残した折衷になっています。
 日産ディーゼル車は分社の岐阜バスコミュニティに移籍、各務ヶ原の方から乗り入れてくるようです。
(平日3回のみみたい)

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 エアロスター・エコハイブリッドはこの1台だけで終わってしまい、市内循環路線には日野ブルーリボンシティ・ハイブリッドが投入される事になります。

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 岐阜のヒーローといえば、なんといっても織田信長。
 改装された駅前広場には、織田信長の像が聳え立っています。

 夕方になりまして岐阜に別れを告げ、JRで大阪を目指します。

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 岐阜駅に掲げられていた、TOICA利用の注意書き。
 関ヶ原~米原はTOICAなどのICカードが利用できません。
 熱海~函南もそうで、JR東海の直営区間なのに、自社のICカードが利用できないのです。

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 さて、午後の東海道線は、午前中に稲沢で発生したという人身事故の影響を引きずり、下りのダイヤが混乱していました。
 所定16時07分発の快速2331Fは17分の遅れ。
 そのあおりで大垣からの243F、さらに米原からの播州赤穂行新快速3503Mも若干の遅れを強いられました。
 ここで疑問。
 米原はJR東海→JR西日本と会社が違うのに同じホームでの乗換が可能だったのに、大垣では同じJR東海で階段の上り下りが必要だったのは、何かヘンではないか?
 両駅の構造の違いもあるのかも知れないが、シーズン中の<ムーンライトながら>からの乗換もそうで、この辺は考えた方が良いのではありませんか?

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 岐阜駅で買っておいた「復刻弁当」(630円)でしたが、米原までは座れなかったので、米原からの新快速でようやく食べる事ができました。
 とはいえ、最近の転換クロスシート車だとイマイチ雰囲気的に食べ辛い気がします。
 クロスシートとはいえ、長距離旅行用の列車ではないですからねえ。

 明日は京都や滋賀で撮る予定なので本当は京都に泊まっておけば良いのでしょうが、イマイチ泊まりたい場所がなく、今後の事も考えて大阪で連泊にします。

20年ぶりの国内大旅行・西日本 3 につづく

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 8日より、大宮・池袋・横浜~福岡間の日本最長距離高速バス「Lions Express」が運行を開始しますが、昨日、西鉄(高速バス)のデザインも発表になりました。
 こちらは昔の西鉄ライオンズのユニフォームをベースにしていて、マークも再現されています。
 西武と西鉄の両者の「ライオンズカラー」が何らかの機会に並んだら面白いと思いますが、ありうるでしょうか。
(イラストから見て、西鉄はセレガみたい。なお今月下旬までは、西鉄車は「はかた」カラーベースの車両を使用)
 気になるのはダイヤで、乗務員の立場からすると、これだけの長距離路線としては折返し時間が少ないと思います。
(今の「はかた」はそれを考慮して、福岡発をかなり早目にしてでも東京の折返し時間を確保している)
 ひょっとしたら西武⇔西鉄便が途中どこかで落ち合って、乗務員は交代して元の道を帰るのか。
 あるいは敢えて一泊させるのか。 

 昨日に続いて出版関係を挙げてみました。
《今日のニュースから》
東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」 年間180万部でベストセラー1位