銭湯は「ゆず湯」でした。
皆様は行かれましたか?
今回は川崎の銭湯。
川崎大師の近くに位置する「亀の湯」さんです。
大師だけでなく、大師公園も近くで見所もありますので、その帰りに立ち寄るのもいいでしょう。
今回の「バスで行くバス」は、川崎市川崎区の「亀の湯」さん。
川崎大師からそれ程離れていないので、来年になったら初詣の帰りに寄るのもいいでしょう。
(訪問日:2011年12月22日)
<アクセス>
川崎駅から、市営バスまたは臨港バスで行って、「観音二丁目川崎大師口」(市営)「観音二丁目」(臨港)で下車。
川崎駅からは約15分。
市営バスは〔川03〕系統(⑯番)、〔川04〕〔川05〕〔川07〕系統(⑫番)から。
(すべての行先が行くが、平日ラッシュ時運行の特急・急行は通過)
臨港バスは〔川02〕系統(⑳番)、〔川03〕系統(⑯番)から。
(直行浮島橋行は通過)
(○数字は川崎駅前の乗場・全て「空島」にある)
特に市営の12番から出発する系統は、日中でも5分ほどの間隔で出発するのでほとんど待つ事はない。
川崎駅から来た場合は、正面の信号で富士見通りを渡り、「観音通り商店会」と書かれている街路灯が両脇に立つ道に入る。
そのまま直進し、右手に川崎信用金庫のATM、左手に公文の教室が入っているビルがあって、その脇に亀の湯の入口がある。
この市営バスの影に、川崎駅からの便が到着する「観音二丁目川崎大師口(市営)」「観音二丁目(臨港)」のバス停がある。
右手の屋根はベーカリー「パパゲーノ」。
通常は月曜日~金曜日の11時頃に開店し、パンが売り切れになるまで営業との事。
この奥が亀の湯。
マンションと一体型。
<営業時間・休業日>
現在は都合により、営業時間・休業日が若干変わっている。
13:00~23:00。
毎週水曜日が休業日になっている。
本来は土休日に朝風呂(6:30~9:30)があるが、現在は臨時に休業になっている。
カウンターで料金を払い、脱衣場に向かう。
<脱衣場>
ヘアードライヤー20円(何分かは解からなかった)、マッサージチェア100円で10分。
飲料の自動販売機がある。
演歌が流れている。
<浴場>
カランは24器、うち4器にパーテーションあり。
風呂は「浮き風呂」「沈み風呂」「ボディーマッサージ」「スーパージェットバス」がある。
サウナは有料(200円)。
TVが見られる。
露天風呂があり、「ゆず湯」はここで行なわれていた。
(入浴剤の「ゆず」+本当のゆず)
<その他>
カウンター前はサロンになっていて、TVを放映。
飲料やカップめん、アイスクリームなどを販売している。
コーヒー牛乳は明治で130円。
他に缶ビールや生ハイリキが共に320円。
新聞や雑誌も読める。
これから年末年始の営業ですが、
12月31日 13:00~22:00
1月1日 13:00~23:00
1月2日 13:00~23:00
1月3日 13:00~23:00
1月4日・5日は連休
なお、朝風呂を営業するかどうかは今の所未定との事です。
営業する場合は全て6:30~9:30。
詳しくは問い合わせを。
バスが行き来する富士見通りを挟んで反対になりますが、名所がありますのでご紹介しましょう。
大師公園。
野球場などの他、芝生の広場があります。
公園の一角に「藩秀園(しんしゅうえん)」という庭園があります。
9~16時開園、月曜日・国民の祝日の翌日及び12/29~31はお休み。
(1/1~3は開園)
入園無料。
川崎市が中国の瀋陽市と友好関係を結んで5周年になった事を記念し、瀋陽市から寄贈されたもので、梅の季節が美しいそうです。
クリスマスムードも、ここは関係なし。
初詣の準備真っ盛りの川崎大師です。
日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思った事》
西武新宿線が東村山駅で脱線ですか。
規模自体はそれ程大きくはなさそうで、ケガ人も出ていないのは何よりです。
しかし21時30分現在でなお「運転再開は相当の時間がかかる見込み」とは、今日中の再開は難しいのかも。
せっかくのクリスマス・イヴの夜を楽しまれるお客さんも多かったはずですが、災難ですね…。
《今日のニュースから》
一般会計90兆3339億円 来年度予算案閣議決定 事実上過去最大
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思った事》
西武新宿線が東村山駅で脱線ですか。
規模自体はそれ程大きくはなさそうで、ケガ人も出ていないのは何よりです。
しかし21時30分現在でなお「運転再開は相当の時間がかかる見込み」とは、今日中の再開は難しいのかも。
せっかくのクリスマス・イヴの夜を楽しまれるお客さんも多かったはずですが、災難ですね…。
《今日のニュースから》
一般会計90兆3339億円 来年度予算案閣議決定 事実上過去最大
№608 JTB時刻表2012年1月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2012年12月号」が、20日発売になりました。
2012年としては最初の号になります。
さて、表紙には「New Departure 100th」のシンボルマークが掲げられています。
(「100」の1の位の「0」の中にコンパスの針があしらわれている)
JTBの前身、「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」は1912年3月に設立されました。
100周年という事で、JTB時刻表でも来年1年間は、色々イベントが行われる事になるのでしょう。
表紙は信越本線(古間~黒姫)を走る115系。
ひょっとしたら、E233系に置き換えられる211系は、115系を置き換えてここを走る事になるのでしょうか?
◆ 初詣は お伊勢さんへ
伊勢神宮は8年前、2004年の元日に三交バスを撮るために行った事があるのですが、貸切バスも大量に動員されて、大賑わいでした。
再来年の2013(H25)年には式年遷宮が行なわれるとの事で、近鉄の新型観光特急もここを目標に造られる訳です。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第58回
西武鉄道の「鉄道本部 工務部 連続立体交差化事務所」の勤務で、拝島線・萩山~小川間の立体交差工事に関わっているのだそうです。
なるほど、工学部の土木工学科出身ですか。
うわー、日勤が終わったらすぐ夜勤ですか。
男だって大変だろう。
写真で見た感じでは、他にも女性が現場に出ているようです。
◆ 博士とノリゾーののりもの探Q隊 vol.6
これは個人的にはかなり参考になった。
グラビアはJRがモデルだけれど、「私鉄の車両シリーズ」を作っている過程で、冷房装置の変遷というのも気になるポイントなので。
分散式冷房は今ではJR・私鉄共ほとんど見なくなり、大まかな傾向では関東は集中式、関西では集約分散式というのが標準になっているでしょうか。
関東は製造車両数が多いから、ほとんど集中式になったのでしょう。
「のりもの情報局」では、京王百貨店新宿店で来年行なわれる「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が記されていて、実演販売される駅弁は、本文の欄外で太字になっているそうです。
ためしに新幹線のページを探してみたら、
駅弁版極富士宮やきそば弁当(新富士駅)
ひっぱりだこ飯(新神戸駅など)
桃太郎の祭りずし(岡山駅)
鹿児島黒豚赤ワインステーキ(鹿児島中央駅など)
熟成平目のぽん酢寿司(新青森駅)
鶏めし(秋田駅)
がありました。
なお前号の伊豆箱根鉄道の1100系旧塗装復刻編成ですが、運行日がかなり限られているようで、次回は正月3ヶ日になります。
(ダイヤは公式Webサイトで公表)
◆ 黄色のページ
まずニュースとして、JR東日本は、主要駅で「オレンジカード」の発売を、3月一杯で終了するとの事です。
「オレンジカード」は全国のJR線の券売機で使用できる磁気カードですが、最近はSFカードからさらにICカードに移行しつつあり、中途半端な存在になりつつあります。
1月号恒例の「ひと目でわかる電化と複線区間」ですが、2011年1月号からの変化は、在来線ではありませんでした。
ただし、JR北海道の札沼線(桑園~北海道医療大学間28.9㎞)の交流電化が2012年6月に開業予定と予告されています。
臨時列車では、千葉~伊豆急下田間の特急<河津桜号>(リゾート21)が2月25・26日運転と予告されています。
終夜運転は私鉄も公表になりましたが、関東は昨年と特段大きく変わった所はないようです。
関西は京阪が昨シーズンの「10~20分間隔」が「20~30分(中之島線は20~40分間隔)」と間引きになってしまっているようです。
◆ 本文
前号で「残念ながら今年はこれ以上の復旧はなさそう」と書いた大震災による不通区間ですが、常磐線の原ノ町~相馬間が21日に運転を再開しました。
ただし時刻表上には記載がまだありません。
石巻→仙台の臨時の直通快速が、この号から掲載になりました。
改めて記してみます。
9620D 石巻6:43 → 7:59仙台 途中無停車 平日のみ運転 仙石線経由の乗車券・定期券で乗車可
大震災関連以外では、只見線の越後川口~大白川間が水害で不通のままで、本文が空欄になっています。
一方身延線は引き続き内船~身延間が不通のままで、<ふじかわ>も引き続き全面運休なのですが、本文は<ふじかわ>と欄外の注釈のみで、只見線とは随分扱いが違う気がします。
恥ずかしながら今気づいたのですが、JR四国は12月30日と1月3日は平日ダイヤで運行されます。
調べてみると昨シーズンも12月30・31日、1月3日は平日ダイヤでした。
どうしてなのでしょうか。
高速バスでは、何度か書いている西武・西鉄の大宮・池袋・横浜~福岡線「Lions Express」が掲載されました。
また京都・大阪・三宮~別府・大分間の夜行高速バスが運行を開始しています。
(近鉄と大分交通・大分バス・亀の井バス)
実はこの区間は20年ほど前にも運行した事があったのですが、フェリーに及ばなかったとかですぐに休止になっていて、今回は復活という形になります。
他にいくつか改正の路線がありますが、その中で「フライングライナー」は20日出発から、浅草駅・上野駅を経由しています。
中国バスの神戸~府中線「神戸ライナー」っは1日から、府中営業所発着便の神戸側が、ポートタワー発着に延伸しています。
地方のバスは、元日は全便運休という路線がかなりあります。
根室交通は、1月2日が一般路線全便運休。
(元日は納沙布へ行く便が2便だけある模様。初日の出?)
下北交通と十和田観光電鉄で運行していた七戸十和田駅~むつ線は「運休中」として欄は残されていますが、復活運行の可能性はあるのでしょうか?
航空ではANAのB787-8の就航便が増えます。
2月1日から羽田~伊丹線は日中の23→28便、羽田~山口宇部線は朝夕の691→694便、697→700便に就航。
(一方で羽田~広島線の683→686便は1月一杯まで)
一方国際線の方は羽田~フランクフルト線が1月22日に就航と記載はあるものの、2月からデイリー運航になる事は記されていません。
(なお2月はB787-8とB777-200ERが隔日で運航になる事が、ANAよりプレスリリースで発表されている)
イラン航空のテヘラン線が休航になっています。
(ウィンタースケジュール開始時点かららしい。これで日本に乗り入れるB747クラシック(旅客用)はなくなる事になる)
アシアナ航空の旭川~ソウル線が再開。
なおこの号では間に合いませんでしたが、20日より韓国のティーウェイ航空(TW/TWB)が福岡~仁川線に就航しています。
1日2便との事。
次の2月号では、先日プレスリリースがあった、3月17日ダイヤ改正についての記事があるでしょう。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
日本プロサッカー選手会 復興慈善チャリティー試合開催
2012年としては最初の号になります。
さて、表紙には「New Departure 100th」のシンボルマークが掲げられています。
(「100」の1の位の「0」の中にコンパスの針があしらわれている)
JTBの前身、「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」は1912年3月に設立されました。
100周年という事で、JTB時刻表でも来年1年間は、色々イベントが行われる事になるのでしょう。
表紙は信越本線(古間~黒姫)を走る115系。
ひょっとしたら、E233系に置き換えられる211系は、115系を置き換えてここを走る事になるのでしょうか?
◆ 初詣は お伊勢さんへ
伊勢神宮は8年前、2004年の元日に三交バスを撮るために行った事があるのですが、貸切バスも大量に動員されて、大賑わいでした。
再来年の2013(H25)年には式年遷宮が行なわれるとの事で、近鉄の新型観光特急もここを目標に造られる訳です。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第58回
西武鉄道の「鉄道本部 工務部 連続立体交差化事務所」の勤務で、拝島線・萩山~小川間の立体交差工事に関わっているのだそうです。
なるほど、工学部の土木工学科出身ですか。
うわー、日勤が終わったらすぐ夜勤ですか。
男だって大変だろう。
写真で見た感じでは、他にも女性が現場に出ているようです。
◆ 博士とノリゾーののりもの探Q隊 vol.6
これは個人的にはかなり参考になった。
グラビアはJRがモデルだけれど、「私鉄の車両シリーズ」を作っている過程で、冷房装置の変遷というのも気になるポイントなので。
分散式冷房は今ではJR・私鉄共ほとんど見なくなり、大まかな傾向では関東は集中式、関西では集約分散式というのが標準になっているでしょうか。
関東は製造車両数が多いから、ほとんど集中式になったのでしょう。
「のりもの情報局」では、京王百貨店新宿店で来年行なわれる「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が記されていて、実演販売される駅弁は、本文の欄外で太字になっているそうです。
ためしに新幹線のページを探してみたら、
駅弁版極富士宮やきそば弁当(新富士駅)
ひっぱりだこ飯(新神戸駅など)
桃太郎の祭りずし(岡山駅)
鹿児島黒豚赤ワインステーキ(鹿児島中央駅など)
熟成平目のぽん酢寿司(新青森駅)
鶏めし(秋田駅)
がありました。
なお前号の伊豆箱根鉄道の1100系旧塗装復刻編成ですが、運行日がかなり限られているようで、次回は正月3ヶ日になります。
(ダイヤは公式Webサイトで公表)
◆ 黄色のページ
まずニュースとして、JR東日本は、主要駅で「オレンジカード」の発売を、3月一杯で終了するとの事です。
「オレンジカード」は全国のJR線の券売機で使用できる磁気カードですが、最近はSFカードからさらにICカードに移行しつつあり、中途半端な存在になりつつあります。
1月号恒例の「ひと目でわかる電化と複線区間」ですが、2011年1月号からの変化は、在来線ではありませんでした。
ただし、JR北海道の札沼線(桑園~北海道医療大学間28.9㎞)の交流電化が2012年6月に開業予定と予告されています。
臨時列車では、千葉~伊豆急下田間の特急<河津桜号>(リゾート21)が2月25・26日運転と予告されています。
終夜運転は私鉄も公表になりましたが、関東は昨年と特段大きく変わった所はないようです。
関西は京阪が昨シーズンの「10~20分間隔」が「20~30分(中之島線は20~40分間隔)」と間引きになってしまっているようです。
◆ 本文
前号で「残念ながら今年はこれ以上の復旧はなさそう」と書いた大震災による不通区間ですが、常磐線の原ノ町~相馬間が21日に運転を再開しました。
ただし時刻表上には記載がまだありません。
石巻→仙台の臨時の直通快速が、この号から掲載になりました。
改めて記してみます。
9620D 石巻6:43 → 7:59仙台 途中無停車 平日のみ運転 仙石線経由の乗車券・定期券で乗車可
大震災関連以外では、只見線の越後川口~大白川間が水害で不通のままで、本文が空欄になっています。
一方身延線は引き続き内船~身延間が不通のままで、<ふじかわ>も引き続き全面運休なのですが、本文は<ふじかわ>と欄外の注釈のみで、只見線とは随分扱いが違う気がします。
恥ずかしながら今気づいたのですが、JR四国は12月30日と1月3日は平日ダイヤで運行されます。
調べてみると昨シーズンも12月30・31日、1月3日は平日ダイヤでした。
どうしてなのでしょうか。
高速バスでは、何度か書いている西武・西鉄の大宮・池袋・横浜~福岡線「Lions Express」が掲載されました。
また京都・大阪・三宮~別府・大分間の夜行高速バスが運行を開始しています。
(近鉄と大分交通・大分バス・亀の井バス)
実はこの区間は20年ほど前にも運行した事があったのですが、フェリーに及ばなかったとかですぐに休止になっていて、今回は復活という形になります。
他にいくつか改正の路線がありますが、その中で「フライングライナー」は20日出発から、浅草駅・上野駅を経由しています。
中国バスの神戸~府中線「神戸ライナー」っは1日から、府中営業所発着便の神戸側が、ポートタワー発着に延伸しています。
地方のバスは、元日は全便運休という路線がかなりあります。
根室交通は、1月2日が一般路線全便運休。
(元日は納沙布へ行く便が2便だけある模様。初日の出?)
下北交通と十和田観光電鉄で運行していた七戸十和田駅~むつ線は「運休中」として欄は残されていますが、復活運行の可能性はあるのでしょうか?
航空ではANAのB787-8の就航便が増えます。
2月1日から羽田~伊丹線は日中の23→28便、羽田~山口宇部線は朝夕の691→694便、697→700便に就航。
(一方で羽田~広島線の683→686便は1月一杯まで)
一方国際線の方は羽田~フランクフルト線が1月22日に就航と記載はあるものの、2月からデイリー運航になる事は記されていません。
(なお2月はB787-8とB777-200ERが隔日で運航になる事が、ANAよりプレスリリースで発表されている)
イラン航空のテヘラン線が休航になっています。
(ウィンタースケジュール開始時点かららしい。これで日本に乗り入れるB747クラシック(旅客用)はなくなる事になる)
アシアナ航空の旭川~ソウル線が再開。
なおこの号では間に合いませんでしたが、20日より韓国のティーウェイ航空(TW/TWB)が福岡~仁川線に就航しています。
1日2便との事。
次の2月号では、先日プレスリリースがあった、3月17日ダイヤ改正についての記事があるでしょう。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
日本プロサッカー選手会 復興慈善チャリティー試合開催
№607 広島のJR線はどうすべきか・改善私案
№601で書いたとおり、JRグループは16日に来年3月17日(土)のダイヤ改正について発表しました。
その中で、JR西日本の広島近辺の在来線では、夕刻の「通勤ライナー」を(呉線を除き)全て普通列車に格下げした上で普通列車を削減、日中も広島~岩国間の一部が大野浦折り返しになるなど、また削減が進められる事になります。
私は前回まで連載していた西日本旅行の中で広島も訪れ、呉線に乗ってきましたし、その前3月にも広島に入りました。
さらにそれ以前も何度か広島を訪れているのですが、どうも来る度に、広島のJR線は元気を失ないつつあるように思います。
山陽地方最大の都市でありながらどうした事なのか?
簡単になりますが、私なりに広島のJR線はどうあるべきか、ヨソ者の立場でおこがましいのですが少々考えてみました。
まず、最大の問題は車両かと思います。
広島地域では山陽本線や呉線では113系や115系、可部線では105系、芸備線ではキハ47系が主力になっていて、つまりはいわゆる「国鉄型」が大半になっています。
JRになってからの車両は芸備線のキハ120形のみで、電化区間にはJRになってからの車両は全く入っていません。
(キハ120形にしても小型車両で本来はローカル線向け、広島口では2往復だけで車両基地への出入の性格の方が強い?)
ちなみにJRがスタートした1987(S62)年4月1日現在で、政令指定都市は札幌・仙台・横浜・川崎・千葉・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡・北九州の各市がありましたが、その中でこの四半世紀の間、電化区間でJRになってからの新車が入っていないのは広島市だけです。
広島市はJR西日本エリアでは、近畿圏「アーバンネットワーク」以外で最大の都市であり、広島駅もアーバンネットワーク以外では最大の乗降人員があるのに、これはどうしてなのでしょうか。
おなじJR西日本でも金沢などでは新車も入りつつあり、小浜線みたいなローカル線にさえも入っているのに。
更新改造を行なっているとはいえ皆30年以上経って老朽化が進みつつある上、昨今の電力事情を考えれば消費電力が多く、さらに原発事故の避難区域設定によって表面化した「整流ブラシ」の確保の問題も考えると、残念ながらそういつまでも国鉄型を使い続ける訳にはいかないのではないでしょうか。
やはり225系クラスの近郊型(あるいは321系か、これをベースにした通勤型)の早急な導入が望まれる所です。
いきなりそこまでは無理としても、せめて近畿圏から207系を転入 - 3連+4連の分割編成は、近畿圏では意味を失っているし - させる位の事はあってもと思います。
(ロングシートがいいかどうかは置く)
芸備線にしても、姫新線のキハ122・127形のような新型の導入が必要でしょう。
もう一つはダイヤの問題。
広島では国鉄時代の末期、1982年11月に「ひろしまシティ電車」の試みが始まり、広島~岩国間で普通列車を15分間隔(ただし1時間に1本は大野浦折返しだった)で運転するなど、地域密着型のダイヤに転換させていきました。
民営化後しばらくは増発が続き、一時は10分間隔にまで増強された後快速電車「シティライナー」も設定されたりしたのですが、2008年以降は快速は削減が続き、代替の普通列車も設定されないまま、2010年には日中の快速は全て廃止になります。
現状の広島~岩国間は「ひろしまシティ電車」スタート当時のレベルにまで戻ってしまっています。
西条方面も似たような状況で、せいぜい高速バス「クレアライン」との競争がある呉線が「安芸路ライナー」を増発させている程度か。
しかし呉線が単線である事もあり、「安芸路ライナー」も1時間間隔にまで削減。
次の改正では再び30分間隔に戻るものの、今度は普通列車が1時間間隔になってしまう事になっています。
確かに沿線は近畿圏や首都圏と違って人口の密集もなく、特に西条側は山間部だから人口も少なくなって、今の1時間に普通4本というのも、実態に合っているとは言えるかもしれない。
ただ、次の改正では夕方の帰宅時間帯にまで削減が及んでしまっていて、これ以上削減をやってしまうと、それ以上に乗客の逸走を招く心配があります。
まずは、次の2012年3月改正以降は、どの路線でもこれ以上の本数の削減は行わない事。
広島~岩国間については、できれば普通列車の利便性を確保した上で快速の復活を検討すべき事。
この区間は普通列車でも最速50分で走っていて、740円。
高速バスの1時間07分で900円に比べればそれでも優位だが、高速バスが広島バスセンター発着で、錦帯橋を経由する事も考えると、安泰とはいいがたい。
広島に限らないのですが、主要都市間における快速電車の整備・高速運転によるフリークエントサービスが、他交通機関に対する鉄道の競争力を高めるのではないかと考えます。
(「アーバンネットワーク」の新快速が良い例)
無論西条方面も同じく快速の復活が望まれますし、呉線も、快速運転を維持した上でさらに普通列車の運行の確保が必要でしょう。
芸備線の広島~三次間も、今一度「みよしライナー」の整備が求められる所です。
加えて一つ提案したい事があります。
岡山~広島間の「新快速」の設定。
この前№595で岡山→広島のJR普通列車の乗り継ぎについて書きましたが、この時は2時間48分かかりました。
運賃が2,940円で、直行の高速バス(2時間25~30分・2,800円)に劣る事になります。
そこでこの区間に停車駅の少ない「新快速」を1時間間隔位で走らせる事で、競争力を高めます。
勝手な想定ですが、途中倉敷・新倉敷・笠岡・福山・尾道・三原・白市・西条・海田市の停車で、約2時間20分を見込んでいます。
もちろん実際にどれだけ利用があるかというのは考えなければいけないのですが、逆にこういう列車を設定する事で、新たな需要を喚起するという事も、考えられていいのではないでしょうか。
需要の後追いだけでは、ジリ貧は避けられないので。
広島のJRの今後のあり方について、少々考えてみました。
無論課題は他にもあり、運賃制度や他交通機関(広島なら広電やアストラムラインなど)についても考えなければならないのですが、とりあえず「車両」と「ダイヤ」が鉄道の華でもあり、最大の商品だと思います。
今の広島エリアのJR線は、この両方共に、他地域や他交通機関と比較して見劣りしている状態にあります。
何とか少なくとも維持、そして改善・向上を図らないと、高速バスなどとの競争力をさらに失って、広島の交通網の中の地位の低下につながってしまうのではないでしょうか。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思った事》
今日は冬至です。
皆様、銭湯には行かれましたか?
今日は「ゆず湯」ですよ!
今日訪れた川崎市の銭湯については、何とか今年中には取り上げたいと思います。
これが正式に建設となると、JR吾妻線の川原湯温泉付近のルートが変更になるのですが、まだまだひと波乱ありそうな状況です。
《今日のニュースから》
八ッ場ダム 国土交通省が事業継続の方針を決定
その中で、JR西日本の広島近辺の在来線では、夕刻の「通勤ライナー」を(呉線を除き)全て普通列車に格下げした上で普通列車を削減、日中も広島~岩国間の一部が大野浦折り返しになるなど、また削減が進められる事になります。
私は前回まで連載していた西日本旅行の中で広島も訪れ、呉線に乗ってきましたし、その前3月にも広島に入りました。
さらにそれ以前も何度か広島を訪れているのですが、どうも来る度に、広島のJR線は元気を失ないつつあるように思います。
山陽地方最大の都市でありながらどうした事なのか?
簡単になりますが、私なりに広島のJR線はどうあるべきか、ヨソ者の立場でおこがましいのですが少々考えてみました。
まず、最大の問題は車両かと思います。
広島地域では山陽本線や呉線では113系や115系、可部線では105系、芸備線ではキハ47系が主力になっていて、つまりはいわゆる「国鉄型」が大半になっています。
JRになってからの車両は芸備線のキハ120形のみで、電化区間にはJRになってからの車両は全く入っていません。
(キハ120形にしても小型車両で本来はローカル線向け、広島口では2往復だけで車両基地への出入の性格の方が強い?)
ちなみにJRがスタートした1987(S62)年4月1日現在で、政令指定都市は札幌・仙台・横浜・川崎・千葉・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡・北九州の各市がありましたが、その中でこの四半世紀の間、電化区間でJRになってからの新車が入っていないのは広島市だけです。
広島市はJR西日本エリアでは、近畿圏「アーバンネットワーク」以外で最大の都市であり、広島駅もアーバンネットワーク以外では最大の乗降人員があるのに、これはどうしてなのでしょうか。
おなじJR西日本でも金沢などでは新車も入りつつあり、小浜線みたいなローカル線にさえも入っているのに。
更新改造を行なっているとはいえ皆30年以上経って老朽化が進みつつある上、昨今の電力事情を考えれば消費電力が多く、さらに原発事故の避難区域設定によって表面化した「整流ブラシ」の確保の問題も考えると、残念ながらそういつまでも国鉄型を使い続ける訳にはいかないのではないでしょうか。
やはり225系クラスの近郊型(あるいは321系か、これをベースにした通勤型)の早急な導入が望まれる所です。
いきなりそこまでは無理としても、せめて近畿圏から207系を転入 - 3連+4連の分割編成は、近畿圏では意味を失っているし - させる位の事はあってもと思います。
(ロングシートがいいかどうかは置く)
芸備線にしても、姫新線のキハ122・127形のような新型の導入が必要でしょう。
もう一つはダイヤの問題。
広島では国鉄時代の末期、1982年11月に「ひろしまシティ電車」の試みが始まり、広島~岩国間で普通列車を15分間隔(ただし1時間に1本は大野浦折返しだった)で運転するなど、地域密着型のダイヤに転換させていきました。
民営化後しばらくは増発が続き、一時は10分間隔にまで増強された後快速電車「シティライナー」も設定されたりしたのですが、2008年以降は快速は削減が続き、代替の普通列車も設定されないまま、2010年には日中の快速は全て廃止になります。
現状の広島~岩国間は「ひろしまシティ電車」スタート当時のレベルにまで戻ってしまっています。
西条方面も似たような状況で、せいぜい高速バス「クレアライン」との競争がある呉線が「安芸路ライナー」を増発させている程度か。
しかし呉線が単線である事もあり、「安芸路ライナー」も1時間間隔にまで削減。
次の改正では再び30分間隔に戻るものの、今度は普通列車が1時間間隔になってしまう事になっています。
確かに沿線は近畿圏や首都圏と違って人口の密集もなく、特に西条側は山間部だから人口も少なくなって、今の1時間に普通4本というのも、実態に合っているとは言えるかもしれない。
ただ、次の改正では夕方の帰宅時間帯にまで削減が及んでしまっていて、これ以上削減をやってしまうと、それ以上に乗客の逸走を招く心配があります。
まずは、次の2012年3月改正以降は、どの路線でもこれ以上の本数の削減は行わない事。
広島~岩国間については、できれば普通列車の利便性を確保した上で快速の復活を検討すべき事。
この区間は普通列車でも最速50分で走っていて、740円。
高速バスの1時間07分で900円に比べればそれでも優位だが、高速バスが広島バスセンター発着で、錦帯橋を経由する事も考えると、安泰とはいいがたい。
広島に限らないのですが、主要都市間における快速電車の整備・高速運転によるフリークエントサービスが、他交通機関に対する鉄道の競争力を高めるのではないかと考えます。
(「アーバンネットワーク」の新快速が良い例)
無論西条方面も同じく快速の復活が望まれますし、呉線も、快速運転を維持した上でさらに普通列車の運行の確保が必要でしょう。
芸備線の広島~三次間も、今一度「みよしライナー」の整備が求められる所です。
加えて一つ提案したい事があります。
岡山~広島間の「新快速」の設定。
この前№595で岡山→広島のJR普通列車の乗り継ぎについて書きましたが、この時は2時間48分かかりました。
運賃が2,940円で、直行の高速バス(2時間25~30分・2,800円)に劣る事になります。
そこでこの区間に停車駅の少ない「新快速」を1時間間隔位で走らせる事で、競争力を高めます。
勝手な想定ですが、途中倉敷・新倉敷・笠岡・福山・尾道・三原・白市・西条・海田市の停車で、約2時間20分を見込んでいます。
もちろん実際にどれだけ利用があるかというのは考えなければいけないのですが、逆にこういう列車を設定する事で、新たな需要を喚起するという事も、考えられていいのではないでしょうか。
需要の後追いだけでは、ジリ貧は避けられないので。
広島のJRの今後のあり方について、少々考えてみました。
無論課題は他にもあり、運賃制度や他交通機関(広島なら広電やアストラムラインなど)についても考えなければならないのですが、とりあえず「車両」と「ダイヤ」が鉄道の華でもあり、最大の商品だと思います。
今の広島エリアのJR線は、この両方共に、他地域や他交通機関と比較して見劣りしている状態にあります。
何とか少なくとも維持、そして改善・向上を図らないと、高速バスなどとの競争力をさらに失って、広島の交通網の中の地位の低下につながってしまうのではないでしょうか。
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《今日見た・聞いた・思った事》
今日は冬至です。
皆様、銭湯には行かれましたか?
今日は「ゆず湯」ですよ!
今日訪れた川崎市の銭湯については、何とか今年中には取り上げたいと思います。
これが正式に建設となると、JR吾妻線の川原湯温泉付近のルートが変更になるのですが、まだまだひと波乱ありそうな状況です。
《今日のニュースから》
八ッ場ダム 国土交通省が事業継続の方針を決定