№554 週末 ちょっと慌て気味に関西旅行 5.JAL186便

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 17時になって、JAL(JEX)のB737-800が着陸しました。
 沖縄からの2580便で、これが羽田行186便になります。
 この着陸を見届けて、展望ホールを後にしました。

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 関西空港のJALチェックインカウンター。

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 186便が出発する、23番ゲート。
 この広さは、さすがに羽田などにはないものです。

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 出発待ちの186便。

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 搭乗開始。
 日曜日という事もあるのか、ビジネスマンよりは普通の旅行者の方が多いようでした。

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 秋分の日が近付くと、18時前になったら陽が西に傾くのも早くなってきます。
 手前は羽田からのSFJ便。
 滑走路にいるのはANAの貨物機です。

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 グランドスタッフの方々が見送ってくれます。

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 ところで、この機体(JA313J)の非常デモビデオは、まだ旧ロゴ(Arc of the Sun)時代のものになっていました。
 全機一斉に交換、という訳ではないようです。

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 午後のひと時を過ごした展望ホール。
 R/W24Lから離陸。

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 まず、一直線に南西に向かいます。
 左手に和歌山。
 これを見て、一気に右旋回。

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 明石海峡大橋。
 この後ボンヤリとですが、神戸空港も見えたりします。

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 離陸から4分、関西空港の真上あたりでベルトサインが消灯しました。
 左手に見えるのはたぶん岸和田。

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 かなり暗くなって解かりづらいかもしれないけれど、琵琶湖も見えてきます。

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 B737のキャビン。

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 機内サービス実施中。

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 夜景、というには少し早いかもしれないけれど、下界はもう明かりがかなりはっきり見えてきます。
 静岡のあたりだろうか。

 この後再びベルトサインが点灯、房総半島の上空を通過し、君津の工業地帯を見てR/W34Lに着陸。

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 定刻より多少早めの到着。
 今日は終始スムースなフライトでした。

 今回の関西旅行は随分ドタバタしてしまいました。
 実は今月15・16日に、今度は往復ANAで向かう事になっています。
 しょっちゅう遠く出歩いていて、お金もかなり使ってしまうけれど、いつもどこかに行っていないと気が済まない性分みたい。
 でも次の土・日は九州も天気があまり良くなさそうで、ちょっと心配…。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 今日というか昨日の事ですが、昨日10月10日は「銭湯の日」でした。
 神奈川県の銭湯では例年通り「じゃばら湯」でしたが、今年は勤務で行けなくて残念。
 来年こそは。

 今年はサッカーのセリエAやリーガ・エスパニョーラも、労使協議のこじれから開幕が延期になっています。
 プロスポーツの世界にも不況の波が、これまでよりも遥かに大きく押し寄せているという事でしょうか。
《今日のニュースから》
NBA労使交渉不合意 来月1日の開幕延期を発表

№553 週末 ちょっと慌て気味に関西旅行 4.久し振りの関西空港展望ホール

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 午後は関西空港の展望ホールで旅客機を撮ります。
 関西空港はターミナル自体には展望ホールがなく、R/W24Lの傍らに独立した展望ホールがあります。
 開港当初は少々割高な入場料金を徴収していましたが、現在は無料です。
 ここに来るのは、実に10年振り位かなあ。

 まず、和歌山駅から空港バスで関西空港に向かいます。

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 11時30分発は関西空港交通担当でした。
 乗客は5人と少々寂しくなりました。

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 阪和自動車道で峠を越え、やがて左手にりんくうタウン、そして関西空港が見えてきます。

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 空港連絡橋を渡り、空港が近付いてきました。

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 展望ホールには、1Fから南海バスに乗っていきます。
 運賃は大人100円。

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 展望ホールは開港以来何度か改装が行なわれていて、今年も8月にリニューアルが行なわれたばかりでした。
「メインホール」と「エントランスホール」の2棟に別れていて、上部でつながっています。

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 展望ホールから見た関西空港ターミナル。

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 屋内には、離着陸する機体のインフォメーションがあります。

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 下部のモニターには、離陸して行った、あるいは着陸しようとしている旅客機のアニメーションが、デフォルトされて表示されます。

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 インフォメーションの便名の会社名は、国内線は3レター、国際線は2レターで表記されます。
 両方あるJALとANAの場合、国際線はJALがJL、ANAはNHと表記される事になります。

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 エントランスホール3Fにはレストラン「レジェンド・オブ・コンコルド」があります。
 1994年の開港直後にコンコルドが飛来した事にちなんでいます。

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 入口にはコンコルドの模型。

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 テーブルにもコンコルドを模した大型テーブルがあります。

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 このレストランでは機内食が各クラスのスタイルで提供されますが、訪れた時にはちょうど「ガルーダ・インドネシア航空フェア」と題して、同社のビジネスクラス及びエコノミークラスの機内食がサービスされていました。
 エコノミークラスを試してみましょう。
 2種類から選べ、和食もありますが、せっかくの「インドネシア」なのだから、インドネシア風フィッシュカレーをチョイスします。

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 これがそのフィッシュカレー。
 ソフトドリンクのフリーサービスが込みで1,600円。
 ドリンクはセルフサービスになりますが、気兼ねなく何度でもお代わりができます。
 ただし、アルコールはない(単品を有料で購入)なので念のため。

 なお、明後日11日までは「キャセイパシフィック航空」フェアを行なっています。

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 屋外で眺める着陸シーンは、ちょうど目の前を着陸機が通り過ぎる事になるので、さすがに迫力あります。
 関西空港はだいたい夏場は西よりの風になる事が多いので、ちょっと暑いんですけれど夏場の午後に来るときれいに撮れるのではないでしょうか。
 ターミナルからR/W24Lに進入する旅客機も撮れます。
 ランディングするのは、フェデックスのMD-11F。

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 エントランスホール4Fのショップ。
 グッズ類が豊富にそろっています。

 それではいよいよ展望ホールで撮影した旅客機を、一部ですがご覧頂きましょう。
 羽田や成田では撮れない機体が撮れるのも、関空の魅力でしょうか。

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JALエクスプレス B737-800
 やった、「新鶴丸」機を、羽田・成田以外で撮れました。
「新鶴丸」カラーは、国内線位は羽田・成田以外で撮りたいというのが個人的なテーマでしたから。

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ANAウイングス B737-500
 ANAウイングスは昨年、グループ会社3社が合併してできた航空会社で、ANAからの委託により運航を行ないます。
 機体は胴体に小さく「ANA WINGS」と書かれている事が変わった点。

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香港エクスプレス B737-800
 香港エクスプレスは成田にも来ますが、時間帯が悪いので、この時間に撮れるのは嬉しい。

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エア・マカオ A319-100
 A320やA321は成田でも撮りましたが、A319もあったとは。
 皆、微妙にロゴやマークの書き方や位置が違っています。

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済州航空 B737-800
 韓国のLCC。
 以前セントレアで撮ったものをご覧頂いていますが、改めてこの1枚。

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ジェットススター・アジア A320-200
 先頃JALと組んで日本の国内線に参入すると発表した、ジェットスターの系列。
 台湾経由とはいえ、シンガポールからA320とは少々きついかもなあ。

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トルコ航空 A330-200
 トルコ航空といえば、初めて日本路線にA340を就航させた航空会社として知られるのですが、今は成田線がB777-300ER、そして関西線がこのA330です。
 ちょっとピンと来ない感じがします。

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カタール航空 B777-300ER
 こういうのが明るい時間に撮れるというのも嬉しいかも。
 この他、エミレーツ航空のB777-300ERも来ました。

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済州航空 B737-400
 済州航空からもう1機。

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中国東方航空 B737-700
 社名の脇に書かれている、緑の羽根?状の模様は何でしょう?

 なお、2007(H19)年になって、第2滑走路が開設されました。
 しかし、今の所は第1滑走路の予備として使われているのか、少なくとも今回の滞在時間中には、旅客機の離発着はありませんでした。
 繰り返しですが、ここの展望ホールは、南寄りの風が吹く夏場の午後が絶好だと思います。
 今はちょっと発着便数が一頃より少なくなっていますが、成田や羽田では撮れない機体も多いですし、来年には「Peach」も就航し、LCCの発着も増えるでしょうから、バラエティが増えるのは期待して良いのではないでしょうか。

 17時になり、沖縄からのJALのB737-800(「Arc of the Sun」カラー)が着陸しました。
 これがそのまま羽田行186便となります。
 この186便に乗るので、これを見た直後に展望ホールを後にし、帰路につく事にします。
 このフライトについては、次回書きます。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
福島・南相馬市の保育園 7ヶ月遅れの修了式実施

№552 週末 ちょっと慌て気味に関西旅行 3.和歌山電鐵初訪問

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9月11日(日)

 関西は、今日も晴れ。
 前半は和歌山電鐵を訪れ、後半はかなり久し振りに関西空港で旅客機の撮影をします。
 ここは2回に分けて、今回は和歌山電鐵、次回は関西空港について書きたいと思います。
 貴志川線は南海時代には何度か来ましたが、和歌山電鐵譲渡後は初めてになりました。

 天王寺から紀州路快速で和歌山へ。
 阪和線はほぼ定時運転でしたが、特急<オーシャンアロー><くろしお>に運休が発生しています。

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 和歌山駅に張られていた、紀勢本線(きのくに線)の運転計画。
 特急はもちろん、普通列車も紀伊田辺から先は影響が大きく、白浜から先は全面的に不通。

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 幸い和歌山電鐵は影響ありませんでした。
 №536でご覧頂いた、「いちご電車」が描かれた一日乗車券を購入して乗ります。

 和歌山駅には、当日の「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」の運行予定時刻表が掲げられています。
「いちご電車」はお休み(検査に入っているのか、数日休みになっていた)。
「おもちゃ電車」ももうこの後伊太祁曽に入庫してしまう。
 一日中走るのは「たま電車」だけ。

 ここでは、南海時代のままのカラーの編成で、一気に貴志川へ向かいます。

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「たま駅長」に合わせて立て替えられた、貴志駅の新駅舎。
 前の木造駅舎も、それなりに趣があったのだけれど…。

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 中はカフェや物販コーナーになっています。
 ここで、「たま」のジャム3種類を全部買いました。
 なお、日曜日は「たま駅長」はお休みです。

 ところで、訪れた方はわかるかもしれませんが、貴志川線は単線の上、架線柱が線路の両側にあるので、2連といっても編成をきちんと取れる場所はそれ程多くはありません。
 数少ないポイントとして、西山口駅の貴志駅寄りの踏切はどうでしょうか。

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 その西山口駅の時刻表。
 苺のマーク以外は南海時代のままという感じです。

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 その西山口駅から100m弱?位貴志駅寄りにある踏切。
 ここから撮影した「たま電車」はこんな感じ。

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 ここは朝10時位までが勝負でしょうか。
 そうでないと正面に光線が当たらなくなるので。

 その「たま電車」が貴志まで行って、折り返してくる所を乗りました。

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 例によって、凝った改造がなされて、面白い形状の座席が並んでいます。

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 本棚もあって、やはりというべきか猫関係の書籍や雑誌を中心に並べられています。
 この部分の車体は窓が埋められていて、随分本格的。

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「ネコ」つながりでドラえもんの人形が並んでいる棚もありました。

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 運転台は南海時代そのもの。
 2270系は、元は南海高野線の「ズームカー」22000系で、近代化で2200系に置き換えられ、一部が改造の上貴志川線に転用、そのまま和歌山電鐵に引き継がれたものです。

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 和歌山駅構内でも、和歌山電鐵の編成写真を撮れる場所がありました。
 迂闊だった。
 ここも午前中(ここは11時位まで?)が勝負か。

 今回は正味貴志まで1往復する位で終わりました。
 №536でも少し書きましたが、本来和歌山電鐵は貴志駅付近で採れるいちごで売り出そうとしていたはずです。
 しかし、「たま駅長」がデビューしてからは、「たま」のキャラクターグッズなどが発売になったり、親会社の岡山電気軌道の路面電車や観光バスにも書かれたり、ポイントサービスのキャラクターにもなったり、ついには「役員」にまで上りつめる一方で、「いちご」「おもちゃ」が気のせいか、どこか忘れられているような感じがしました。
 あくまで1往復だけした上での感触ですが、和歌山電鐵は「いちご」「おもちゃ」「たま」電車と貴志駅以外は未だ南海時代のままという感じがします。
 なので、今後他の駅の改築が行なわれたりすると思われますので、是非「いちご」「おもちゃ」も生かした営業政策が取られる事が望まれます。
 あと、他の一般の3編成は、とりあえず外部のカラーリング程度は早く変えた方が良いのではないでしょうか。
 いずれ、他の「いちご」「おもちゃ」も早い内に撮れるといいなと思っています。

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 最後にもう一度、JRの運転計画。

 今日はこの後関西空港に向かい、展望ホールで旅客機を撮る事にします。
 それについては次回。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 十和田観光電鉄(十鉄)が、鉄道線の廃止をほぼ決定しました。
 昨日、臨時の取締役会で決まった事のようで、まだ公式HPには記載がありませんが、連休明けの11日に活性化協議会でバス転換を正式に表明するという流れのようです。
 通常は廃止の申請から1年間は代替の交通のあり方について協議がなされますが、7日の読売新聞の記事では今年度中の廃止だともいっており、どういう事になるのでしょうか。
 十鉄はもともと東北新幹線が新青森まで延伸し、七戸町に駅が開業したらどうなるだろうとは思っていた。
 今年5月の時点でダイヤが大幅に削減、バスも大半の路線が土休日運休となり、正直「これはやばいなあ」と感じたものです。
 十鉄の場合は東日本大震災がトドメを差したともいえますが、長野電鉄屋代線も来年3月一杯で廃止となります。
 三陸鉄道のように壊滅的な被害を受けても全国から支援の手が差し伸べられ、国の支援によって復旧がなされそうな鉄道もありますが、どうもローカル鉄道は全体的には、やはり衰退の方向に向かっているように思えてなりません。
 何回か書いていますが、少なくと「公共性」だとか、「環境」「エコ」などという耳あたりのいい言葉を並べるだけでは、もはや鉄道に限らず、地域交通は維持できなくなってきている事を、考えるべきでしょう。

《今日のニュースから》
大井川鐵道で「SLサミット」 7年振りに重連運転実施