B787日本到着の喜びも一転、大変危機的な事態に陥っていた事が判明しました。
今月6日、沖縄から羽田に向かっていたANA(ANKに委託)のB737-700が、浜松沖で急降下を起こしてCA2名が負傷、一部の乗客が体調不良を訴えていたアクシデントがありました。
運輸安全委員会の調査の中間報告では、なんと降下中に機体がほぼ裏返しの「背面飛行」になり、失速に近い状況に陥っていたというのです。
この9月6日というのは、先日№544で書いたばかりですが、JALのB777-300で羽田から新千歳に飛んだ日でした。
羽田離陸直後結構きついタービュランスに遭って、「勘弁してくれよお」とか思っていたフライトでしたので、この事故の第一報を聞いた時点では、やはり台風の影響から来る、気流の悪さが原因だったのかなあとか感じていました。
しかしそうではなく、副操縦士が、休憩から戻った機長をコクピットに入れるためにドアのスイッチを操作しようとして、誤って「ラダーコントロールスイッチ」を操作、この事態に陥ったという事のようです。
(よく考えればかなり後 … 苫小牧についた後 … の事だし、浜松沖だから場所も全然違う)
委員会が公表している動画も見てみましたが、これが本当なら、よく墜落しなかったものだと思います。
それにしても、乗客は皆「背面飛行」に気づかなかったというのは、たとえ夜間で、しかも明かりがほとんどない海上でもあったとはいえ、本当かなあ?とも思いました。
今後さらに調査が進む事になりますが、新聞記事などを見た個人的な感触では、パイロットの操作ミスだけではなく、機体のコントロールに関わる重要なスイッチが、ドアの開閉を行なうスイッチの近くにあったという設計上の問題もあるのではないか?と感じました。
ともあれ、誰もが納得できるような調査が行われる事が求められます。
この事故に隠れた感もありますが、同時に6月に奥尻で発生した、HACのSAAB340Bの陸地への異常接近事故についても中間報告がありました。
高度の入力ミスで一時は地上まで30mまで接近していたそうです。
ここまで大事でなくても、どうも最近ちょくちょく航空がらみのトラブルが起きているような気がします。
「B787」とか、「LCC」とかの話題が多くて、少々浮かれ気味の所があるのでしょうか。
ちょうど今「全国交通安全週間」で、バスの運転手が「安全な運転に務めます」とアナウンスしていたりもしますが、航空に限らず全ての交通で、不言実行で安全運行に努めてほしいと、改めて思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログの次回の更新は、勤務等の都合で10月3日(月)になります。
明日夜(10月1日付)に本体の更新を行います。
苫小牧市営バスと神戸市営バスの画像を新規に公開する他、川崎市営バスの「藤子・F・不二雄ミュージアム」のシャトルバスなどの画像を追加で公開する事にしています。
お楽しみに。
《今日のニュースから》
「アジア・ビジネスサミット」 東京で開幕
№547 JTB時刻表2011年10月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2011年10月号」が、20日に発売になりました。
東北・山形・秋田新幹線が23日より通常ダイヤに復旧。
このためなのだろう、表紙の写真はE5系<はやぶさ>です。
◆ 楽しいイベントがいっぱい!秋の伊勢志摩へ
「神嘗奉祝祭」と「真珠の湯めぐりキャンペーン」、それに女子ゴルフの「ミズノクラシック」。
「ミズノクラシック」は全米女子プロゴルフ協会の公式戦で、宮里藍選手も出場を予定しているそうです。
◆ 博士とノリゾーののりもの探Q隊 vol.4
東京の地下鉄を、主に土木的な歴史から掘り下げています。
前にも少し書いたとおり、銀座線の渋谷駅は、渋谷の町が谷間に位置するため、地下からいきなり地上3階に発着する形になっています。
(渋谷でもっとも高い所を走る鉄道だ)
一方で副都心線の場合、最も深い場所で-25.75mとは、大変な所を走っているなあ。
南北線は飯田橋~後楽園間で東京ドームの真下を走っています。
◆ 駅弁細見 290
JTB時刻表が国鉄監修でなくなった1987年4月号から続いていた連載が、この号で終わる事になりました。
最後は2ページで、秋の新作駅弁特集となっています。
東北でも新作が作られていて、一ノ関の「輝きいくら寿司」はおいしそうだと思うけれど、1250円は少し高いかも。
約四半世紀の間で駅弁を販売する駅がさらに減ってきていて、宗谷本線の南稚内も廃止になっているそうですが(黄色のページ・本文の訂正欄より)、今後はどういう方向に向かうのでしょうか。
私も最近は旅先で、結構意識的に駅弁を食べるようにはしているのですが。
「鉄おとめ」は休み。
◆ 黄色のページ
いろいろニュースがあるようですが、本文で後述します。
秋の臨時列車も、鎌倉関連の急行とか、F1とか、バルーンさがや築城基地の航空ショーなど、毎年恒例のものが大半のようです。
その中で急行<美濃太田駅開業90周年号>が、美濃太田発着の循環で設定されているのが目につきました。
(美濃太田11:40 → 岐阜 → 名古屋 → 多治見 → 14:34美濃太田)
11月12日運転。
全車指定席ですが、どのような車両が使われるのでしょうか。
私鉄時刻表特集は富山地方鐵道の不二越・上滝線と十和田観光電鉄。
どういう基準で選ばれているんだろう。
十鉄は5月ダイヤ改正で、特に土・休日が大幅に減便になってしまっていて、この先大丈夫か?と不安を感じずにはいられません。
バスも土・休日は相当の路線が運休になってしまっているし。
「お得なきっぷ」では「東北ローカル線」パスが注目ですが、津軽鉄道・仙台市交通局・仙台空港鉄道は利用不可。
残念ながら使う機会はなさそう。
◆ 本文
ようやく東北・山形・秋田の各新幹線が、23日より通常ダイヤ(つまり3月5日の<はやぶさ>運行開始時のダイヤ)に戻りました。
そして、新青森~東京~鹿児島中央の新幹線の乗継ぎが、初めて正常な形でできる事になりました。
何しろ九州新幹線全通前日の震災でしたから。
2月号の速報時に新青森~鹿児島中央間の新幹線による最速乗り継ぎの所要時分について書きましたが、改めて記します。
その日の内の乗り継ぎが成立するのは新青森→鹿児島中央の南行では8回、逆の北行では7回ありました。
最速は10時間21分でした。
(乗り換えは最低5分取って計算)
<みずほ600号> 鹿児島中央 6:58 → 8:17 博多
<のぞみ16号> 博多 8:30 → 13:33 東京
<はやて29号> 東京 13:56 → 17:19 新青森
また、3月号の所で書いた、JR最北端・稚内と最南端・西大山の間の所要時間についても記しておきます。
稚内 16:51 -(54D 特急スーパー宗谷4号)- 21:50 札幌
札幌 22:00 -(202 急行はまなす)- 5:40青森
青森 5:46 -(242M 特急つがる2号)- 5:51新青森
新青森 6:10 -(4102B はやぶさ4号)- 9:24東京
東京 9:30 -(23A のぞみ23号)- 14:43博多
博多 15:09 -(5419A さくら419号)- 16:48鹿児島中央
鹿児島中央 17:11 -(1349D)- 18:41西大山
と、25時間50分となっています。
なお、<はやぶさ>の料金も当初の設定どおりとなった他、「グランクラス」料金からの義援金の寄付も終了しているとの事です。
さらに、11月19日から<はやて>3往復と<やまびこ>1往復もE5系(時刻表では「はやぶさ」型車両と表記)での運行になっています。
新青森<はやて>2往復は、東京~盛岡間は<こまち>との併結になります。
どんな姿になるのでしょうか。
在来線では、美祢線が9月26日より1年2ヶ月振りに全線で運行を再開し、新ダイヤが掲載されています。
被災前と比べて時刻の変更はありますが、設定本数には変化はありませんでした。
JR西日本ではこの他、京阪神エリア(アーバン・ネットワーク)で10月15日よりダイヤの一部修正があり、表紙にも書かれているのですが、具体的にどの程度変わるかはちょっと解かりませんでした。
多少の時刻の修正程度は行なわれているようですが。
(今日現在ではJR西日本の公式HPにも記載なし)
美祢線はいいのですが、先日の相次ぐ台風の影響でまたいくつかの路線で一部区間が運休になり、磐越西線では<SLばんえつ物語号>の運転が取り消しになっています。
時刻表上では、どの区間が取り止めになっているか記載がありませんでした。
(JRの他、南海高野線や三岐鉄道三岐線も途中区間が不通になり、バス代行が行なわれている模様)
待望のC6120の東北本線の運転が、11月19・20日に実現する事になり、時刻が公表されています。
一ノ関→北上間の片道のみ。
<SLがんばろう岩手号> 一ノ関10:30 → 平泉10:44 → 10:58前沢11:15 → 11:31水沢11:45 → 12:11北上
(反対方向は<DLがんばろう岩手号>で運転)
仙台空港鉄道も10月1日に全区間で運行を再開、震災前と同じダイヤで運行されます。
新潟駅の高架化工事で、近辺のJR線は10月30日の午後まで運休が発生し、特急<いなほ>では、代替で豊栄~新潟間の臨時快速が設定されています。
電車ではありますが、<いなほ>より時間がかかっています。
(<いなほ5号>代替の9823Mは、鶴岡~酒田間は定期普通列車の代替もあって、各駅に停車)
どのような車両が運用されるのでしょうか。
私鉄では、大井川鐵道が10月1日にダイヤ改正を行い、SL<かわね路>は新金谷~千頭間に短縮。
途中停車駅は家山のみ。
さて、一般のニュースでも取り上げられている通り、ようやくB787-8の1号機がANAに引き渡され、いよいよ明日羽田空港に到着する事になっています。
習熟の後成田~香港間のチャーターフライトで営業デビュー、遊覧飛行や仙台へのフライトの後、11月1日に羽田~岡山・広島線で定期路線にデビューする事になります。
従って、11月号ではいよいよB787就航便の時刻が掲載される事になります。
ひょっとしたらグラビアでも取り上げられるのかと思ったけれど、次号予告を見る限りないみたいですね。
ちなみに、ANA公式HP上では、以下の便がB787の運航になるようです。
ANA651 羽田7:30 → 8:50岡山
ANA654 岡山10:15 → 11:30羽田
ANA683 羽田16:15 → 17:45広島
ANA686 広島19:20 → 20:40羽田
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
******************
《今日見た・聞いた・思った事》
多摩ニュータウンが街開きから40年となり、今日から一部の地域で立て替え工事が始まったとニュースでありました。
当時は「夢のニュータウン」ともてはやされましたが、今では住民の高齢化が進んでいて、立て替えにより世帯数も増やし、新たに若者を呼び込みたいとしているという事でした。
そりゃ40年も経てば、10代の少年も50代ですからね。
それで思ったのですが、№514でLRTについて少し書きましたけれど、こういう住宅を一から造りかえる位の大規模な再開発(それこそ『まちづくり』に等しい)をやるという都心近郊のニュータウンこそ、LRTの新規導入が可能なのではないでしょうか。
潜在的な需要は圧倒的に多いはずだし、道路の改良・見直しも地方都市よりやりやすいでしょうから。
(ヨーロッパだって、再開発計画とリンクしたLRTも少なくないはずだ)
また中国で起きてしまいました。
原因の究明がきちんと行なわれるのかと思いますが、事故から5時間後には早々に運行を再開したそうです。
《今日のニュースから》
上海の地下鉄で追突事故 日本人含め200人超がケガ
東北・山形・秋田新幹線が23日より通常ダイヤに復旧。
このためなのだろう、表紙の写真はE5系<はやぶさ>です。
◆ 楽しいイベントがいっぱい!秋の伊勢志摩へ
「神嘗奉祝祭」と「真珠の湯めぐりキャンペーン」、それに女子ゴルフの「ミズノクラシック」。
「ミズノクラシック」は全米女子プロゴルフ協会の公式戦で、宮里藍選手も出場を予定しているそうです。
◆ 博士とノリゾーののりもの探Q隊 vol.4
東京の地下鉄を、主に土木的な歴史から掘り下げています。
前にも少し書いたとおり、銀座線の渋谷駅は、渋谷の町が谷間に位置するため、地下からいきなり地上3階に発着する形になっています。
(渋谷でもっとも高い所を走る鉄道だ)
一方で副都心線の場合、最も深い場所で-25.75mとは、大変な所を走っているなあ。
南北線は飯田橋~後楽園間で東京ドームの真下を走っています。
◆ 駅弁細見 290
JTB時刻表が国鉄監修でなくなった1987年4月号から続いていた連載が、この号で終わる事になりました。
最後は2ページで、秋の新作駅弁特集となっています。
東北でも新作が作られていて、一ノ関の「輝きいくら寿司」はおいしそうだと思うけれど、1250円は少し高いかも。
約四半世紀の間で駅弁を販売する駅がさらに減ってきていて、宗谷本線の南稚内も廃止になっているそうですが(黄色のページ・本文の訂正欄より)、今後はどういう方向に向かうのでしょうか。
私も最近は旅先で、結構意識的に駅弁を食べるようにはしているのですが。
「鉄おとめ」は休み。
◆ 黄色のページ
いろいろニュースがあるようですが、本文で後述します。
秋の臨時列車も、鎌倉関連の急行とか、F1とか、バルーンさがや築城基地の航空ショーなど、毎年恒例のものが大半のようです。
その中で急行<美濃太田駅開業90周年号>が、美濃太田発着の循環で設定されているのが目につきました。
(美濃太田11:40 → 岐阜 → 名古屋 → 多治見 → 14:34美濃太田)
11月12日運転。
全車指定席ですが、どのような車両が使われるのでしょうか。
私鉄時刻表特集は富山地方鐵道の不二越・上滝線と十和田観光電鉄。
どういう基準で選ばれているんだろう。
十鉄は5月ダイヤ改正で、特に土・休日が大幅に減便になってしまっていて、この先大丈夫か?と不安を感じずにはいられません。
バスも土・休日は相当の路線が運休になってしまっているし。
「お得なきっぷ」では「東北ローカル線」パスが注目ですが、津軽鉄道・仙台市交通局・仙台空港鉄道は利用不可。
残念ながら使う機会はなさそう。
◆ 本文
ようやく東北・山形・秋田の各新幹線が、23日より通常ダイヤ(つまり3月5日の<はやぶさ>運行開始時のダイヤ)に戻りました。
そして、新青森~東京~鹿児島中央の新幹線の乗継ぎが、初めて正常な形でできる事になりました。
何しろ九州新幹線全通前日の震災でしたから。
2月号の速報時に新青森~鹿児島中央間の新幹線による最速乗り継ぎの所要時分について書きましたが、改めて記します。
その日の内の乗り継ぎが成立するのは新青森→鹿児島中央の南行では8回、逆の北行では7回ありました。
最速は10時間21分でした。
(乗り換えは最低5分取って計算)
<みずほ600号> 鹿児島中央 6:58 → 8:17 博多
<のぞみ16号> 博多 8:30 → 13:33 東京
<はやて29号> 東京 13:56 → 17:19 新青森
また、3月号の所で書いた、JR最北端・稚内と最南端・西大山の間の所要時間についても記しておきます。
稚内 16:51 -(54D 特急スーパー宗谷4号)- 21:50 札幌
札幌 22:00 -(202 急行はまなす)- 5:40青森
青森 5:46 -(242M 特急つがる2号)- 5:51新青森
新青森 6:10 -(4102B はやぶさ4号)- 9:24東京
東京 9:30 -(23A のぞみ23号)- 14:43博多
博多 15:09 -(5419A さくら419号)- 16:48鹿児島中央
鹿児島中央 17:11 -(1349D)- 18:41西大山
と、25時間50分となっています。
なお、<はやぶさ>の料金も当初の設定どおりとなった他、「グランクラス」料金からの義援金の寄付も終了しているとの事です。
さらに、11月19日から<はやて>3往復と<やまびこ>1往復もE5系(時刻表では「はやぶさ」型車両と表記)での運行になっています。
新青森<はやて>2往復は、東京~盛岡間は<こまち>との併結になります。
どんな姿になるのでしょうか。
在来線では、美祢線が9月26日より1年2ヶ月振りに全線で運行を再開し、新ダイヤが掲載されています。
被災前と比べて時刻の変更はありますが、設定本数には変化はありませんでした。
JR西日本ではこの他、京阪神エリア(アーバン・ネットワーク)で10月15日よりダイヤの一部修正があり、表紙にも書かれているのですが、具体的にどの程度変わるかはちょっと解かりませんでした。
多少の時刻の修正程度は行なわれているようですが。
(今日現在ではJR西日本の公式HPにも記載なし)
美祢線はいいのですが、先日の相次ぐ台風の影響でまたいくつかの路線で一部区間が運休になり、磐越西線では<SLばんえつ物語号>の運転が取り消しになっています。
時刻表上では、どの区間が取り止めになっているか記載がありませんでした。
(JRの他、南海高野線や三岐鉄道三岐線も途中区間が不通になり、バス代行が行なわれている模様)
待望のC6120の東北本線の運転が、11月19・20日に実現する事になり、時刻が公表されています。
一ノ関→北上間の片道のみ。
<SLがんばろう岩手号> 一ノ関10:30 → 平泉10:44 → 10:58前沢11:15 → 11:31水沢11:45 → 12:11北上
(反対方向は<DLがんばろう岩手号>で運転)
仙台空港鉄道も10月1日に全区間で運行を再開、震災前と同じダイヤで運行されます。
新潟駅の高架化工事で、近辺のJR線は10月30日の午後まで運休が発生し、特急<いなほ>では、代替で豊栄~新潟間の臨時快速が設定されています。
電車ではありますが、<いなほ>より時間がかかっています。
(<いなほ5号>代替の9823Mは、鶴岡~酒田間は定期普通列車の代替もあって、各駅に停車)
どのような車両が運用されるのでしょうか。
私鉄では、大井川鐵道が10月1日にダイヤ改正を行い、SL<かわね路>は新金谷~千頭間に短縮。
途中停車駅は家山のみ。
さて、一般のニュースでも取り上げられている通り、ようやくB787-8の1号機がANAに引き渡され、いよいよ明日羽田空港に到着する事になっています。
習熟の後成田~香港間のチャーターフライトで営業デビュー、遊覧飛行や仙台へのフライトの後、11月1日に羽田~岡山・広島線で定期路線にデビューする事になります。
従って、11月号ではいよいよB787就航便の時刻が掲載される事になります。
ひょっとしたらグラビアでも取り上げられるのかと思ったけれど、次号予告を見る限りないみたいですね。
ちなみに、ANA公式HP上では、以下の便がB787の運航になるようです。
ANA651 羽田7:30 → 8:50岡山
ANA654 岡山10:15 → 11:30羽田
ANA683 羽田16:15 → 17:45広島
ANA686 広島19:20 → 20:40羽田
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
******************
《今日見た・聞いた・思った事》
多摩ニュータウンが街開きから40年となり、今日から一部の地域で立て替え工事が始まったとニュースでありました。
当時は「夢のニュータウン」ともてはやされましたが、今では住民の高齢化が進んでいて、立て替えにより世帯数も増やし、新たに若者を呼び込みたいとしているという事でした。
そりゃ40年も経てば、10代の少年も50代ですからね。
それで思ったのですが、№514でLRTについて少し書きましたけれど、こういう住宅を一から造りかえる位の大規模な再開発(それこそ『まちづくり』に等しい)をやるという都心近郊のニュータウンこそ、LRTの新規導入が可能なのではないでしょうか。
潜在的な需要は圧倒的に多いはずだし、道路の改良・見直しも地方都市よりやりやすいでしょうから。
(ヨーロッパだって、再開発計画とリンクしたLRTも少なくないはずだ)
また中国で起きてしまいました。
原因の究明がきちんと行なわれるのかと思いますが、事故から5時間後には早々に運行を再開したそうです。
《今日のニュースから》
上海の地下鉄で追突事故 日本人含め200人超がケガ
№546 あれから10年たっちゃった 大阪近鉄バファローズ パ・リーグ優勝
東日本大震災の影響で開幕が遅れた日本のプロ野球もいよいよ大詰め。
パ・リーグについては、ソフトバンクがクライマックス・シリーズ(CS)一番乗りを決めて、このままリーグVまで一直線でしょうか。
それ以下は…日本ハムの2位は堅いと思っていたのにここへきて失速。
オリックス、西武、楽天も交えたCS争いが激しくなってきて、やっぱりパ・リーグは一筋縄ではいかない感じ。
ただ、唯一ロッテが元気ないですね。
昨年の日本一が、このままだと最下位ですよ…!
さて、ちょうど10年前の今日、パ・リーグの優勝を決めたのが、今はなき大阪近鉄バファローズ。
これはその時に近鉄が発行した「スルッとKANSAI」の優勝記念カード。
胴上げされているのは、現北海道日本ハム・ファイタース監督の梨田昌孝監督。
現役時代は捕手でしたが、「こんにゃく打法」とイケメンマスクで人気があった方です。
何しろこの年のバファローズは神がかっていました。
優勝決定試合のオリックス戦からして、9回表終了時点で2vs5のビハインドだったのに、その裏に代打北川が逆転サヨナラ満塁ホームラン。
テレビで見ていましたけれど、こんな事ありか?とか思っていました。
改めてこの年のデータをひっくり返してみると、はっきり言って極端な「打高投低」。
チーム防御率はリーグ最低で、規定投球回数以上投げた投手は前川勝彦ただ一人。
(しかも防御率5.39と図抜けて悪かった)
それを補って余りあったのが、未だに語り草の「いてまえ打線」。
チーム打率280.はもちろんリーグ一、何よりチーム本塁打が211発と、圧倒的な破壊力を誇りました。
その「いてまえ打線」を引っ張ったのがこの2人。
まずはシーズン55本塁打を放った、タフィー・ローズ。
これは、あの王貞治と並ぶ、プロ野球タイ記録でした。
もう一人、中村紀洋。
こちらもシーズン46本の本塁打。
何より優勝決定の2日前、追いすがる西武の松坂大輔から逆転サヨナラホームランを放ったのが強烈でした。
はっきり言って近鉄は、巨人や西武のような横綱相撲で優勝争いをできる(最近はそうでもないか)チームではありませんでした。
そういう所が優勝を勝ち取るには、もちろんチーム力の底上げも大事ですが、プラス何か神がかりなものが必要なんだろう、そう思わせる優勝劇でした。
しかし大阪近鉄バファローズは、日本シリーズではヤクルト・スワローズに1勝4敗で敗退し、悲願の日本一はならず。
そしてこのわずか3年後の2004年、近鉄は突如オリックスとの合併を発表、スポーツ界のみならず国全体、政治までも巻き込んでの大騒動に発展します。
球界再編成の論議まで絡み、終盤には史上初の選手によるストライキ突入という事態に至りましたが、結局流れは変わらず、大阪近鉄バファローズはその生涯を閉じる事となったのです。
(その代わりに参入したのが、東北楽天ゴールデンイーグルスだった)
結局近鉄は12球団で唯一、日本一を経験しないまま終わってしまいました。
近鉄消滅からももう7年経ってしまいましたが、かつては南海(ホークス)や阪急(ブレーブス)もプロ野球チームを持っていました。
両者がそろってチームを手放してからもう23年も経っていて、もう知らない、っていう若い人も多いでしょう。
ソフトバンクやオリックスが数年来行なっているユニフォームの復刻で、初めて知った方も少なくないのではないでしょうか。
私鉄がプロ野球チームを持つのは(かつては国鉄や東急も持っていた。ライオンズも昔は西鉄だった)デパートや遊園地などと同じく、観客に自社の電車を利用してもらうという事があったと思いますが、もはやそういうビジネスモデルは通用しなくなってきているという事なのでしょう。
それにしても、もし大阪近鉄バファローズが残ったまま阪神なんば線の開業を迎えていたら、交流戦の近鉄vs阪神は盛り上がったんだろうなあ。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
********************
《今日見た・聞いた・思った事》
さて、一方のセ・リーグはヤクルト独走か?と思われていた所、中日が猛追し、CS進出の争いも絡んでこちらも一波乱ありそう、と思われている所ですが、その最中、その中日で落合監督が今シーズン限りで退任、後任に高木守道氏が就任すると発表がありました。
落合監督については、コメントが少ない上にぶっきらぼうな所があって、正直イメージがあまり良くなく、私自身も「もう少しは考えてもいいんじゃないの?」とは思ったりもします。
まあ現役時代からアクが強い方でしたから。
しかし中日監督史上最長8年の就任、しかもリーグV3度に53年ぶりの日本一という功績は到底否定できるはずがありません。
とりあえずはご苦労様でしたと申し上げたいと思います…と言ってもまだ先あるけれど。
問題は後継の監督人事。
もちろん高木守道さん自体が良い悪いというのでは決してないけれど、70歳という年はどうなんだろう?
現楽天の星野仙一監督(64歳)を上回る最年長監督という事になりますが、プロ野球はこの数年で監督も大きく若返りを見せています。
今の12球団の監督の内、10人は平成になってからも現役でプレーしていて(広島の野村監督は2005年まで現役だった)、昭和のうちに引退していたのは星野監督と、上に挙げた日本ハムの梨田監督のみ。
(梨田監督も今シーズン限りらしいですが)
これを見ると、「新しい風を入れる」というフロントの発言は、正直説得力を欠く気がするのですが、実際の所はどうなのでしょう。
ダイハツからのOEM供給、という事のようです。
《今日のニュースから》
トヨタ自動車 軽自動車市場への参入を発表
パ・リーグについては、ソフトバンクがクライマックス・シリーズ(CS)一番乗りを決めて、このままリーグVまで一直線でしょうか。
それ以下は…日本ハムの2位は堅いと思っていたのにここへきて失速。
オリックス、西武、楽天も交えたCS争いが激しくなってきて、やっぱりパ・リーグは一筋縄ではいかない感じ。
ただ、唯一ロッテが元気ないですね。
昨年の日本一が、このままだと最下位ですよ…!
さて、ちょうど10年前の今日、パ・リーグの優勝を決めたのが、今はなき大阪近鉄バファローズ。
これはその時に近鉄が発行した「スルッとKANSAI」の優勝記念カード。
胴上げされているのは、現北海道日本ハム・ファイタース監督の梨田昌孝監督。
現役時代は捕手でしたが、「こんにゃく打法」とイケメンマスクで人気があった方です。
何しろこの年のバファローズは神がかっていました。
優勝決定試合のオリックス戦からして、9回表終了時点で2vs5のビハインドだったのに、その裏に代打北川が逆転サヨナラ満塁ホームラン。
テレビで見ていましたけれど、こんな事ありか?とか思っていました。
改めてこの年のデータをひっくり返してみると、はっきり言って極端な「打高投低」。
チーム防御率はリーグ最低で、規定投球回数以上投げた投手は前川勝彦ただ一人。
(しかも防御率5.39と図抜けて悪かった)
それを補って余りあったのが、未だに語り草の「いてまえ打線」。
チーム打率280.はもちろんリーグ一、何よりチーム本塁打が211発と、圧倒的な破壊力を誇りました。
その「いてまえ打線」を引っ張ったのがこの2人。
まずはシーズン55本塁打を放った、タフィー・ローズ。
これは、あの王貞治と並ぶ、プロ野球タイ記録でした。
もう一人、中村紀洋。
こちらもシーズン46本の本塁打。
何より優勝決定の2日前、追いすがる西武の松坂大輔から逆転サヨナラホームランを放ったのが強烈でした。
はっきり言って近鉄は、巨人や西武のような横綱相撲で優勝争いをできる(最近はそうでもないか)チームではありませんでした。
そういう所が優勝を勝ち取るには、もちろんチーム力の底上げも大事ですが、プラス何か神がかりなものが必要なんだろう、そう思わせる優勝劇でした。
しかし大阪近鉄バファローズは、日本シリーズではヤクルト・スワローズに1勝4敗で敗退し、悲願の日本一はならず。
そしてこのわずか3年後の2004年、近鉄は突如オリックスとの合併を発表、スポーツ界のみならず国全体、政治までも巻き込んでの大騒動に発展します。
球界再編成の論議まで絡み、終盤には史上初の選手によるストライキ突入という事態に至りましたが、結局流れは変わらず、大阪近鉄バファローズはその生涯を閉じる事となったのです。
(その代わりに参入したのが、東北楽天ゴールデンイーグルスだった)
結局近鉄は12球団で唯一、日本一を経験しないまま終わってしまいました。
近鉄消滅からももう7年経ってしまいましたが、かつては南海(ホークス)や阪急(ブレーブス)もプロ野球チームを持っていました。
両者がそろってチームを手放してからもう23年も経っていて、もう知らない、っていう若い人も多いでしょう。
ソフトバンクやオリックスが数年来行なっているユニフォームの復刻で、初めて知った方も少なくないのではないでしょうか。
私鉄がプロ野球チームを持つのは(かつては国鉄や東急も持っていた。ライオンズも昔は西鉄だった)デパートや遊園地などと同じく、観客に自社の電車を利用してもらうという事があったと思いますが、もはやそういうビジネスモデルは通用しなくなってきているという事なのでしょう。
それにしても、もし大阪近鉄バファローズが残ったまま阪神なんば線の開業を迎えていたら、交流戦の近鉄vs阪神は盛り上がったんだろうなあ。
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《今日見た・聞いた・思った事》
さて、一方のセ・リーグはヤクルト独走か?と思われていた所、中日が猛追し、CS進出の争いも絡んでこちらも一波乱ありそう、と思われている所ですが、その最中、その中日で落合監督が今シーズン限りで退任、後任に高木守道氏が就任すると発表がありました。
落合監督については、コメントが少ない上にぶっきらぼうな所があって、正直イメージがあまり良くなく、私自身も「もう少しは考えてもいいんじゃないの?」とは思ったりもします。
まあ現役時代からアクが強い方でしたから。
しかし中日監督史上最長8年の就任、しかもリーグV3度に53年ぶりの日本一という功績は到底否定できるはずがありません。
とりあえずはご苦労様でしたと申し上げたいと思います…と言ってもまだ先あるけれど。
問題は後継の監督人事。
もちろん高木守道さん自体が良い悪いというのでは決してないけれど、70歳という年はどうなんだろう?
現楽天の星野仙一監督(64歳)を上回る最年長監督という事になりますが、プロ野球はこの数年で監督も大きく若返りを見せています。
今の12球団の監督の内、10人は平成になってからも現役でプレーしていて(広島の野村監督は2005年まで現役だった)、昭和のうちに引退していたのは星野監督と、上に挙げた日本ハムの梨田監督のみ。
(梨田監督も今シーズン限りらしいですが)
これを見ると、「新しい風を入れる」というフロントの発言は、正直説得力を欠く気がするのですが、実際の所はどうなのでしょう。
ダイハツからのOEM供給、という事のようです。
《今日のニュースから》
トヨタ自動車 軽自動車市場への参入を発表