台風6号はどうやら日本から離れて行ってくれそうです。
雨もありますが、今朝は涼しいというか、ひょっとしたら多少寒い位かも。
東京電力管内の電力の使用率も、日中で60%台だそうです。
冷房を使わなければ、何とか現状でもしのげそうなのですが…。
ソウル~金浦空港~仁川空港間には、空港鉄道「A'REX」が運行されている。2007年に両空港間が先行して開業、ソウル~金浦空港間は昨年開通したらしい。今回は途中の雲西(ウンソ)で下車して一泊、翌朝に空港を目指す事になり、各駅停車を利用する事になった。少しばかし簡単だが記してみる。
ソウル駅切符売り場
ソウル駅の乗場はKORAILの駅に隣接しているが、ホームは地下7階と相当深い。
仁川空港までは完全ノンストップの「直通列車」と各駅停車の「一般列車」が運行されている。
直通列車は6時00分~22時00分(ソウル発)の間30分間隔の運転で所要43分。運賃13,300ウォン(約1,000円)。専用のクロスシート車両が運用されているようだ。
一般列車は最短53分で3,700ウォン(約290円)。
乗車券は先日の地下鉄と共通のICカードだ。ソウル駅では直通列車と一般列車で改札が別になっている。
A'REX各駅停車車内
各駅停車の車内は、一般の通勤電車と同様の4ドアロングシート車。車内の片隅に1箇所、荷物置き場が設けられている。各駅停車は仁川空港行と黔岩(コマム)折返しが交互に運行されている。仁川空港行は大体1時間当たり5本の運行か。
モニター
車内モニターでは市内から空港への流れについてのビデオも流される。(韓国語・英語)。モニターでは仁川空港からのフライトインフォメーションも表示される。
走行中
深い地下線を走り、デジタルメディアシティ駅を過ぎると高架線になる(金浦空港駅は前に書いた通り、地下鉄9号線のホームと同一レベルの地下線)。20時を回ってさすがに暗くなってきたし、窓ガラスには濃い色もついているから地上に出てもその様子はうまくわからないかも。雰囲気的にはやはりTXに良く似ているだろう。
隣の駅までの距離が比較的長く、特に黔岩~雲西間は15分もかかっている(18㎞も離れている)。なお、今後いくつか中間に駅が新設される予定らしい。
今回は雲西で途中下車し、駅近くの安ホテルに泊まる。雲西は空港がある島にある町で、思ったよりも歴史はありそう。空港とは関係なく、昔から発展してきた町なのだろう。
雲西駅
翌朝の雲西駅。高架駅。駅付近のたたずまいもまた、日本の通勤新線のそれに近い。駅舎のデザインは斬新だ。
雲西駅構内
駅構内もまた日本のそれに近い。コンビニ「GS25」も入っている。地元の小学校の生徒さんらしい絵画の作品が展示されていた。ホームは相対式。なおA'REXは全て完全ホームドアだ。
券売機
券売機は地下鉄と同じだ。IC乗車券は1回限りで、下車駅で保証金変換機に投入する事でデポジットが返却されるシステム。
券売機は日本語・中国語も選択できる。これを見て思ったのだが、日本の鉄道ではそろそろ英語は選択できる券売機が流通するようになったが、韓国語・中国語対応の券売機はまだどれだけ普及しているのだろうか。韓国・中国との往来が急激に増えている今、両言語に対応できる券売機の普及が、通常の鉄道でも急がれるべきではないだろうか。
LED表示
ドアの上にはマップ式の次駅停車案内とLED式の表示が交互に配置されている。LED表示では日本語も表示される。もちろん、車内放送にも日本語が入る。
仁川国際空港駅
終点の仁川国際空港駅。この駅は、あともう1線設けられる構造になっている。
ちょっと駆け足の記述になってしまった。
次回ソウルを訪れる機会があったら、ノンストップ特急も利用してみたい。
それにしても、ソウルからノンストップで43分もかかると言う事は、仁川は成田並みに都心から遠いという事か?
運賃は驚くほど安いが…。
さて、もう日本に帰らなければならない。
アシアナ航空の成田行に乗る事になるが、それは次回。
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