№496 山陽電鉄板宿駅での1枚

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 今から25年前の1986年5月1日、山陽電鉄の板宿駅で撮影した、3000系の特急です。
 丸くて大きなマークが、山陽電鉄らしい所です。
 板宿駅は市営地下鉄西神線の接続駅ですが、当時は地上にあり、上り線(神戸方面行)に古めかしい平屋の駅舎がありました。
 また、3000系(鋼製車)はクリームと紺色の旧カラーでした。
 当時は阪神の他、阪急も須磨浦公園まで直通でした。

 板宿駅付近はこの後地下線化工事が行われますが、地下化がなったのは1995年春。
 いうまでもなく、阪神大震災で被災した路線を復旧させる過程でした。
(震災がなくても、この年の春には地下線に切り替わる事になっていた)
 全線復旧の後、阪神電鉄との相互直通特急の運行も開始されます。
 しかし、震災の痛手は今も大きいのでしょうか、2000年の5030系中間車(5000系4連の6連化用)8両の製造を最後に11年間、車両の新造がありません。
 今は3000系の更新工事に重点が置かれている状況です。
 その過程で、旧カラーの復刻が行われるといいと思っています。


 ところで。
 実はあのチェルノブイリ原発事故について、この山陽電鉄を含む関西の鉄道乗り歩きの旅の途中で知りました。
 新聞を読んで、SF映画的な恐怖を感じたのと同時に、漠然と思った事が一点。

「もし万が一、日本で同じような事が起こったら、きっと日本中の人々が皆何も出来なくなり、国全体が完全にマヒしてしまうんだろうな」と。

 では、連日放射能汚染やら原発運転再開(今日も「ストレステスト」がらみでスッタモンダが起きているようです)の是非が騒がれている一方、芸能人のホレタハレタとか、「AKB48総選挙」なんてやっていられる、今の日本の状況ってどういう事なんだろう?
 正直理解に苦しんでいます…。


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 次回の更新は10日(日)の予定です。

 開催決定の時の市民の熱狂は、さすが韓国。
 韓国での五輪開催は1988年夏のソウル以来30年ぶり。
 また、アジアでの冬季五輪開催は1998年の長野以来20年ぶりで、1972年の札幌と合わせて3回目になります。
 でも7年後の世界、特に朝鮮半島情勢って、どうなっているのだろう…。
《今日のニュースから》
2018年冬季五輪 開催地は韓国・平昌(ピョンチャン)に決定