№500 ありがとう500回

 2009年8月16日に開始した当ブログは、おかげさまで今日、500回目を迎える事が出来ました。
 ひとえに皆様のおかげです。
 誠にありがとうございました。

 元々私はWebページ「日本の路線バス フォトライブラリー」を2003年から運用していますが、写真が中心のサイトゆえ更新がそれほど多くはなく、少し間が空くと忘れられてしまうWebの世界 … どんなジャンルにも4~5年位更新がほったらかしになっているサイトが目立ちますが、どうなっているんでしょうかね? … において、「私はここに生きているんだ!」という事を主張したいがために、あまり深く考えずに初めてしまったのが当ブログでした。
 それに私はバスだけでなく鉄道や旅客機など、交通全般を趣味の対象にしていますから、どこかでそれを取り上げる機会があればと思っていまして、たまたまブログのサービスを知ってこれならと始めた部分もあります。

 それで、出来るだけ毎日更新を目指していますが、特に昨年後半から仕事が変わり、夜勤が入ったため不規則なものになってきている事、旅行に行ったりとか、先日の大震災の影響を考慮して半月休みにしたりもしましたから、それで2年足らずで500回と言うのは、まあ自分ではよく出来ている方なのかなとも考えたりします。

 さて今後の事ですが、今後も出来るだけ毎日更新したいと言う希望はあります。
 ただ、ブログ以外にもやりたい事はありますし、仕事の面などやらなければならない部分も多々ありますから、若干更新のペースが落ちたりするかもしれません。
 出来るだけ更新できるよう、少しテキストの数を少なくしたものを増やして行くつもりです。
 これは前から行っていますが、さらに推し進めようと思っています。
 やっぱりブログって、本来はあまりテキストがダラダラ長いのは良くないでしょうから。
 この辺はずっと試行錯誤ですね。
 いつになったら完璧なブログが作れるのか…。

 大震災や原発事故の影響は未だ尾を惹き、乗り物も今一つ元気が出ません。
 特に電力に大半を依存する鉄道は正常運行に戻れる兆しが見えず、今後どうなって行くのか…。
 不安も大きいですが、何とか影ながら公共交通を応援する記事を書いていきたいと思います。

 それから、乗り物そのものばかりではなく、それ以外の映像や音楽、時にはコミック・アニメなど幅広い分野から、乗り物にかかわりのある部分を取り上げて行く、なんて事も考えています。
 今まで以上にマッタリやって行く事になると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 最後に、お願いばかりではなんですから、乗り物のブログらしく(?)先日の九州旅行から1枚。

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 7月10日、西鉄久留米で撮影した堀川バス。
 座席の地から明らかに横浜市営バスで、鶴見〔営〕か港北〔営〕で活躍していた、富士ボディのKC-LV380L(1997年)でしょう。
 九州旅行については今の所、来月書く予定です。
 明日から韓国旅行記、スタートです。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
高校野球福島県大会 「相双連合」敗退

№499 江ノ電バス 鎌倉~辻堂線

 今日は少しばかし体調がすぐれなかったので、短く行きます。
(今はもう大丈夫です。ご心配なく)

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 2004年12月に撮影した、江ノ電バスの辻堂駅発鎌倉駅行です。
 場所は、並行して走る江ノ電の峰ヶ原信号所のあたり。
 この系統はほとんどの区間が、海沿いの国道134号線を走っていて、風光明媚でした。

 しかし、江ノ電の電車が並行していてお客さんは多くなかったし、何より国道134号線は慢性的に渋滞がひどいです(特に土休日)から、最近は本数がどんどん削減されていきました。
 今年の頭の時点では平日の朝方のみ2本という有様。

 そして6月26日、江ノ電バス藤沢〔営〕と手広〔営〕が統合して湘南〔営〕が開設された時点で、ついに廃止になってしまいました。
 七里ヶ浜と長谷の間は、路線バスは全くなくなった事になります。

 この写真を撮影した峰ヶ原は、今でも藤沢駅~七里ヶ浜東台の循環路線が何とか走っています。
 しかしこちらも今は平日の朝7~8時台に2本走るのみとなってしまいました。
(七里ヶ浜東台の住宅地内は、七里ヶ浜駅発着の小型による循環路線が頻発)
 江ノ電バスに海岸と江ノ島、そして遠くに富士山という取り合わせは、いつまで見られるでしょうか。
 江ノ電バスらしい光景ではあった、と思うのですが…。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

 先月の韓国旅行については、15日から書く予定です。

《今日のニュースから》
IOC北朝鮮委員 特例適用で今朝日本入国

№498 私鉄の車両シリーズ95 西日本鉄道6050形

 東北地方も梅雨明けし、いつもの年ならいよいよ夏本番!と活気に沸く所なのでしょうが、なんだかこれほど憂鬱な夏は初めてという気がします。
 ここへ来てまた東北地方で頻発する地震が、余計そう思わせているのでしょうか。
 暑いのはもう夏なのだから当然だし、毎日天気予報で出される気温の数値も、今更驚くには値しないものなのですが。
 東北だけでなく、三浦半島も大地震の危険?
 地震そのものは誰にも抑えられないけれど、もういい加減、精神的に穏やかな暮らしが戻って欲しいものです。
 まあとりあえずは、熱中症にご注意を。

 今回の「私鉄の車両シリーズ」は、西日本鉄道6050形です。
 №306で取り上げた、6000形の後継車両と言う事になります。

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 1995年にデビューした6050形は、基本的には6000形と代わりませんが、最大の特徴としては、制御方式に懸案だったVVVF制御を採用した事です。
 4500V・2300AのGTOサイリスタを用いて、1C4M制御とし、これを2群設けています。
 これによりモーターも出力165kw(6000形は135kw)の誘導電動機となり、大幅な性能の向上・省エネ・省メンテナンスが図られています。
 車体そのものは6000形と同様の4ドア車ですが、当初は区別のため、側面にVVVFのマークが設けられていました(現在は省略の模様)。
 導入当初は加速度3.0㎞/h/s、ブレーキ方式はVVVF制御採用により、デジタル電気指令式電空併用の回生ブレーキとなっています。
 6000形との連結も可能。

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 車内も6000形同様全てロングシートで、ドア間には6人掛け、車端部には4人掛けのシートを配置。
 各編成の福岡方車両の連結側に車椅子スペースを設置、当初は2人掛の折畳み式座席が併設されていました。
 双方向通話が可能な非常通報装置や、集約分散型でマイコンによる自動制御の冷房装置も変わりありません。
 屋根構造も8000形同様の平天井とし、扇風機に代わってラインフローが採用されました。

 1995~1999年にかけては4連×5本、3連×1本が川崎重工により製作されました。また2000年には最終増備車として6157Fが導入されましたが、この編成では試験的にボルスタレス台車が採用された他、他編成から捻出されたモーターを装備、窓ガラスも1枚固定式。
 これらは後の7000形・7050形にも受け継がれ、両系列への橋渡し的な存在となっています。
 SIVや電動空気圧縮機は廃車となった1000形から転用され、コストダウンを図られました。
 在来編成については、モーターを6157Fに拠出した事で、数は4連が(1編成あたり)8台→7台、3連が8台→6台に削減、結果的に4連の加速度が在来系列とほぼ同等の2.7㎞/h/sに落とされています。

 後に車両間転落防止ゴム柵、車内ではドアチャイムやLED式車内案内表示装置の設置が行われました。
 車内放送用のガイドコーダーは、音声合成装置に取り替えられています。
 またブルー系だった座席の地は、柄物の赤系(優先席は青系)に交換されています。
 引き続き26両が朝夕ラッシュ時の特急・急行や日中の天神口の普通列車を中心に運用されています。

【編成】
←大牟田     西鉄福岡
 Mc 6050 - *M 6050* - Tc 6050
 Tc1 6050 - M1 6050 - *M2 6050* - Tc2 6000
* パンタグラフ

 今回の記事は
「鉄道ピクトリアル1993年10月臨時増刊号 新車年鑑」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ピクトリアル1999年4月臨時増刊号 【特集】西日本鉄道」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ダイヤ情報2011年6月号」(交通新聞社)
「週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄19 西日本鉄道」(朝日新聞出版) 等
を参考にさせて頂きました。

「私鉄の車両シリーズ」は次回から5回連続で、大手以外の西日本の事業者を取り上げます。
 次回は京都市交通局烏丸線10系です。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
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 このレース場にはSMAPの森且行選手とか、ロードレース世界選手権で活躍した青木治親選手などがいたりします。
《今日のニュースから》
44年ぶり 川口オートレース場で女子選手デビュー