遅くなりましたが、今日から先月の北海道へのバス撮影行について記したいと思います。
でも本当はバスのみならず、千歳での旅客機の撮影もしたかったのですが…。
先ずは、その千歳までのフライト。
５月17日（火）
今回は仕事場から直接空港に向かいます。
渋谷駅からの羽田空港行空港バスを利用しますが、渋谷駅９時33分発は東急バス持ち。
下馬〔営〕（東急トランセ）のポスト新長期規制エアロエース。
セルリアンタワーを経由し、神泉町交差点でＵターンして首都高速に乗ります。
東京タワーがすぐ間近に見えます。
この路線は往路と復路で経由するルートが異なるようで、空港行はレインボーブリッジを経由して湾岸線に向かいます。
レインボーブリッジからはスカイツリーを見る事もできました。
同じ東急の新エアロエース空港バスに抜かれました。
向こうは新羽〔営〕の成田空港発センター南経由中山駅行。
都心で若干渋滞気味だった所もありましたが、渋谷駅から羽田空港の第１ターミナルまでは約35分で着きました。
羽田空港第１ターミナル北ウイング。
節電の影響で薄暗くなっている上に少々蒸し暑くもなっていました。
修学旅行らしき学生の団体が見えて、自粛になっていなかったのは何より。
出発便案内表示ですが、札幌行ＪＡＬ513便が出発する33番ゲートはバスラウンジ。
機体までバスで移動する事になります。
この便は上の大阪（伊丹）行と共に、ブリティッシュ･エアウェイズのコードシェア便になっています。
北ウイングのＪＡＬのカウンター。
羽田空港のＪＡＬのカウンターからして、１ヶ月半経った時点でもまだ新鶴丸はほとんど見られません。
社の内外の事情もあり、新鶴丸への統一は、かなり時間がかかる事になるかも知れません。
ところで…。
手荷物検査場で出力された搭乗券には「座席が変更になっています」の一文が。
どういう事だろう？
出発20分前になって搭乗開始、何台かのランプバスに分乗して機体に向かう事になります。
バスラウンジを出発するとどんどん北上して、貨物地区に向かいます。
そして…。
あれ、ＭＤ－９０－３０だ！
（ＪＡ８０６４）
この５１３便は、当初はＢ７７７（旧ＪＡＳの｢レインボーセブン」）、しかしネット上から予約を入れた時点ではＢ７６７になっていて、「クラスＪ」のマークから見て国際線仕様の機材になるかとにらんでいたのですが、再ダウンサイジングになっていました。
この便では一般の乗客の他にＪＡＬのデッドヘッドのキャビンクルーも同乗、後部に固まって座る事になりました。
しかし、幹線の札幌行からしてナローボディ機にダウンサイジングし、キャビンクルーまで同乗して足りるのだから、やはり乗客がかなり減っているのは間違いなさそう…。
エマージェンシーデモビデオは新鶴丸に変わっていました。
出発です。
いつもの通り、係の方々が手を振って見送ってくれました。
Ｒ／Ｗ16Ｌに向かう途中、コンパスチェックエリアの北側に、ＡＮＡのＢ７４７－４００Ｄが１機、ポツンと駐機しているのが見えました。
ＡＮＡにしても、Ｂ７４７－４００Ｄの稼働率がこの頃あまり良くないようで、日によっては朝夕に３機位しか飛ばない事もある様子。
そういえば、先の東急の空港バスからは、「ポケモンジェット」が２機揃って新整備場エリアに駐機されているのが見えました。
Ｃ滑走路・Ｒ／Ｗ16Ｌを離陸、№466で書いた青森行エアバスの時と同様、浦安上空で左旋回して北上するルートを取ります。
あの時よりは心持ち東よりかな。
松戸から久喜駅上空を通過、福島県に入って五色沼と吾妻山を見下ろします。
雲行きは不安定そう。
離陸から40分で、下は十和田湖。
ところで今回は機内で食べる茶菓子として、今Ｂ７７７－２００で飛ばしている「サマンサ」のエクレアを羽田空港で買ってみました。
でも確かにかなりおいしいとは思うけれど、１個420円とは、少々値が張るなあ。
№467で経由した野辺地の上空から下北半島を縦断。
すぐ真下は大湊だと思う。
この付近から千歳に向けて降下が始まります。
津軽海峡を越えて、いよいよ北海道。
恵山岬と、遠くに函館。
陸地にかかり、左に千歳を見る形で大きく左旋回。
２度道東芦別道の上空を横切る形でアプローチしていきます。
着陸はＲ／Ｗ19Ｌ。
17番ゲートに到着しますが、その左手にはスカイマークと、そして新鶴丸＋「がんばろう日本」のＪＡＬの、いずれもＢ７３７－８００。
この両者って、色々な意味で対称的だと思いませんか？
１時間後、ＪＡ８０６４は羽田に向けて出発していきました。
大幹線の札幌線ですら乗客の減少が著しいのは残念で、何とか早く震災の傷がいえて、元の盛況に戻って欲しいと願います。
最後に。
この便ではちょっとオーディオが不調で、その事をＣＡの方にも申し上げたのですが、その後着陸の直前、こんなカードを頂きましたので公開させていただきます。
まず表。
Ｂ７８７の想像イラストが描かれています。
既にＪＡＬのＢ７８７も実機が出来上がっているのですが、カラーリングが新鶴丸に変わるわけですから、このカラーリングは幻という事になってしまいました。
そして…。
裏に、オーディオ不調のお詫びの文言。
いやあ、こちらこそ恐縮してしまいました。
わざわざありがとうございました。
残念ながら千歳は曇り空。
先のＢ７３７や、ＦＤＡのＥ１７０なんて撮りたかったのですが。
この後新千歳空港駅から札幌を、多少寄り道しつつ目指す事になりますが、それはまた次回。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
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《今日のニュースから》
福島第一原発事故 調査・検証委員会初会合