今日は東北本線(黒磯~安積永盛間)などで運転が再開されました。
これで東北本線は仙台まで開通した事になり、復興支援物資の輸送に弾みがつく事が期待されます。
また、常磐線特急<スーパーひたち><フレッシュひたち>、小田急ロマンスカーが一部ですが運行を再開しています。
少しづつ、少しづつという所でしょうか。
その一方、福島の原発事故に関する今後の工程表が明らかになりましたが、ある程度の収束を見るには、順調に行っても今年一杯はかかりそうです。
そうなると常磐線の不通も相当長期化しそうで、越年もありうるでしょう。
そして、 …あんまり考えたくない事ですが… もし周辺地域が万が一の事態に陥る状況を想定した場合、水郡線や磐越東線の路線の強化を、今の内から考えておいた方が良いかも知れません。
電化までは難しいでしょうが…。
2月20日(日)
願いもむなしく、朝から曇り空。
呉行は取り止め、9時頃までホテルで過ごしていました。
広島バスの5Eは、いまだ健在。
ところで、広島地域ではICカード「PASPY」への移行が進んだ事で、磁気カードの「バスカード」「パセオカード」(広島電鉄の路面電車)「アストラムカード」(新交通)の使用が3月一杯で終了する事になりました。
その告知のポスターが、車内に掲げられていました。
手持ちのその「パセオカード」を使い切りたくて、JRバスで高陽団地に行ってみる事にします。
バスセンターからなら、ルートの違いはあるものの、1時間に2~4本は確保されていて、JRバスとしては高頻度です。
(一部広島駅・横川駅からの便あり)
安佐北区の山間部に広がる高陽団地は地域によってA・B・Cとありますが、JRバスは「高陽A団地」への輸送を担っています。
大半の便が「地区センター」を経由します。
ショッピングセンターもあって、この地域の中心になっています。
行先が「高陽A団地」となっている場合、終点はこの高陽車庫になります。
団地のはずれの国道沿いにあります。
なお、近くには同じく高陽A団地への輸送を担う、広島交通の高陽営業所があります。
高陽A団地内のバスの往来は、両者を合わせれば頻繁です。
ただ、一つ問題が。
広島に限らず、中国地方ではごく一般的なタイプの「掲示板」スタイルのバス停です。
これは地区センターに立てられているものです。
しかし、掲示板的なタイプのバス停には、高陽A団地内を走るJR・広交がそれぞれ路線ごとの時刻表を貼り付けているだけ。
しかもどのようなルートで広島市内などに行くのかがわかりづらい。
中心部に行くバスだけでなく、高陽団地(A・B・C)内を循環するバスもあり、その中には広島バスが担当する路線もあります。
高陽団地の中だけでもキチンとしたバス路線図も必要だし、本当は核になるバスターミナルも欲しい所です。
ここは一例ですが、全体的に広島(というか中国地方)は、他地域に比べてインフォーメーション機能が弱いように思われました。
おまけ:1
広島バスセンターに隣接していた、旧広島市民球場は解体工事の真っ只中。
おまけ:2
猿候橋町を行きかう広電の路面電車。
今回は少々画像の点数が少なくなりました。
広島のJRバスについては、過去の分も含めて、本体のこちらをご覧下さい。
広島空港から、ANA便で帰路に就く事になりますが、それはまた次回。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
仕事の都合で今月一杯は隔日更新になります。
《今日のニュースから》
米クリントン国務長官来日 松本外務大臣と外相会談