№410 今年初の関西旅行 2.何年ぶり?阪堺電軌

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1月9日(日)

 今日は阪堺電軌の電車の撮影がメインになりますが、朝はまず大阪市営地下鉄20系を撮りに行きます。
 20系は大阪市営初のVVVF車で、初期タイプは、現在は全車両中央線で運用されています。
 という事で、以前何回か行った事がある近鉄東大阪線の新石切駅に向かいました。

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…スミマセン、阪堺とは関係ないところから始まって…。
 実は20系初期タイプは撮っていなかったもので。

 この後もしばらく大阪市営がらみが続きます。
 大阪市営バスの終点の一つ、南港南六丁目を目指してみます。
 南埠頭の西の端にあります。

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 南港南六丁目への路線が出る南港バスターミナルは、ニュートラムのポートターミナル駅に隣接していますが、近頃が乗り入れ路線が急激に減ったようで、非常に殺風景。
 それに、この南港南六丁目へ行く路線は昨年の3月にポートターミナル~南港南六丁目の16系統が地下鉄住之江公園~南港バスターミナルの15系統と統合されているのですが、ターミナル内の路線の案内がいまだ修正されていないのもマイナスポイント。
 肝心の南港南六丁目行も、運悪く10時台は1時間以上間が空きます。
(南港バスターミナル折返しが入るようだ)
 1時間も待つ位なら、とまずは歩いて南港南六丁目を目指してみました。

 平日だったらトラックとかがガンガン行き交うのかもしれないけれど、休日の今日は車も人も少ないよう。
 倉庫群も皆しまっていて、冷たい北風が吹き抜けるだけ…。

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 終点は、南埠頭の公道の行き止まり、ロータリーに位置している。
 しかし、その先にあった遊泳場は閉鎖されて久しいようだし、隣接する魚釣り園も、どうした事か扉が硬く閉ざされ、立ち入れません。
 11時を回って住之江公園からブルーリボンⅡが着いたが、降りてきたのは一人だけ、乗車したのも自分一人だけだった。
 どうにもわびしすぎる…。

 ともあれ11時29分の便で住之江公園へ。

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 平林大橋を経由し、南港通を駆け抜ける。
 左手にはインテックス大阪(この日はコミックシティを開催、ニュートラムは特別ダイヤだった)を初めとする南港地域、そして港大橋。

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 終点の住之江公園のバスターミナル。
 市営バスの住之江公園の車庫にバスターミナルが併設され、ショッピングセンターも入っています。

 さて、ここからはいよいよ阪堺電軌の写真をご覧頂きます。
 新年も1週間経ちましたが、住之江大社付近は相変わらず初詣の人々で賑わっています。
 ここでは、スペシャルカラーの電車の画像をご覧頂きましょう。

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 モ163号。
 南海大阪軌道線カラーで、営業協力により、このカラーをまとった都電7511号が今走っているわけです。(№241をどうぞ)

 
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 モ165号。
 南海線のツートンカラーをまとっているわけですが、惜しいのは、側面の広告の文字が少々大きすぎる事かな…。

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 モ172号。
 緑地に白帯をまとっていますが、どのような意味があるのかは不明でした。

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 モ501号。
 昔広告電車で見られた、黄色地+雲をイメージした白のツートンカラーになっています。

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 モ172号。
 デビュー当時のツートンカラーの復刻だそうです。

 この他、600型・700型も運用されていましたが、見た限りでは皆広告カラー(ラッピング?)になっていて、オリジナルカラーは見かけませんでした。
 それにしても住吉大社付近は走りづらそうだなあ。
 道が狭いのに駐車場に入ろうとするマイカーが渋滞をつくってしまっているし、自転車もマナーが良くなくて危なっかしい。
 前日は接触事故もあったそうで、初詣の時期は、マイカーは前面通行巴にした方が良いのではないか。

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 我孫子道の車庫。
 都電色の502号は車庫の中でした。残念…。

 我孫子道から恵美須町まで乗り通してみます。
 何年ぶりだろう…?

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 久し振りに乗ってみた感触では、専用軌道はまだいいとは思いましたが、併用軌道はかなり問題があるように感じました。
 特に玉出付近は線路敷きがずれていて、片方の車線は安全地帯は白線だけ。
 車道も狭く、あまり良い環境ではないようです。
 もう少し中央よりに敷設し直し、電停の整備も進めるべきでしょう。

 堺市内のLRT計画の頓挫により、雲行きが怪しくなっている阪堺電軌ですが、当面は堺市の補助で何とかやっていけるようです。
 とはいえモ161型に代表されるように車両は古く、非冷房の車両も残っているし、線路も整備が進んでいないしで、色々問題は多いようです。
 とりあえず地道に、在来路線のサービスレベルの向上に努めるべきなのでしょう。

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 さて、非常にお恥ずかしい話ですが、実は通天閣をこんな近くから眺めるのは、初めてです。
 正直東京タワーやエッフェル塔と比べたらかなり小規模なのは事実。
 しかしそれだけにすぐ回りを庶民的な店が並び、これぞ大阪ミナミという印象がしました。
 しかし、1時間待ちですか…。
 残念ながら行列に並ぶと帰りの<のぞみ>に間に合わなくなるので、ここで大阪を後にして、帰路に就く事にします。
 502号、早く何とかしないと…。
(もっとも、都電共々ラッピングらしいのだが)

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 大阪駅に発着するJR京都・神戸線(東海道・山陽本線)は、225系が既に新快速運用に入っていました。
 大阪駅の工事も、いよいよ大詰めのようです。

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 新大阪駅停車中の「ひかりレールスター」。
 新ダイヤでは、本数を減らす事になりそうです。

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 帰りは新横浜まで<のぞみ246号>。
 東海道・山陽新幹線は、九州直通も含め、N700系への統一がさらに加速しそう。

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 昨日も書いた通り、車内は本当にシンプル。
 輸送本位という印象は確かにあります。

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 普通車では壁際にACコンセントがあり、ノートPCを使用したり、携帯電話に充電したり出来ます。
 N700系では東海道区間に限って、無線LANによるインターネットが出来るのだとか。
 やっぱりビジネスに特化した仕様という事が出来るでしょう。

 新幹線も航空との競争は激しくなるばかりですが、空港まで別アクセスが必要で(近くても)、出発より早めに空港に来なければならず、手荷物等の検査があり(年を追う毎に厳しくなる)、機内に入ってもシートは(特に国内線は)少々窮屈、という航空に比べたら、新幹線の「ゆとり」というのも捨てがたいものがあるよなあ、と改めて思わされました。
 TGVと比べて車体が大きく、シートピッチも広いし。
 後は確かに、せめてスタバやドトール的な、小規模でも喫茶室でもあれば一息つけて、もっと新幹線の旅を楽しもうという旅客が増えるのではないでしょうか。
(ただし、以前フランス旅行の時の№386で書いたが、今度は我々がそういうレベルでOKできるかどうかという問題があると思う)

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 で、新大阪で買っておいた駅弁。
 名古屋を出発してから食しました。

 新横浜で横浜線に乗り換え、20時前には帰宅できました。

 さて、今回はある程度「色」にこだわりましたが、肝心の伊賀鉄道の「青くノ一」、阪堺電軌の「都電色」が撮れなかった…。
 また早いうちに訪れないと、特に伊賀鉄道がかなりヤバイ…。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
エジプト大使館前 ムバラク大統領退陣求めデモ