今日はパリのターミナル駅のシリーズを1回お休みし、政治的な事を書きます。
興味ないよという方は読み飛ばして下さい。
といっても私も政治オンチですから、簡潔にいきます。
菅政権の第2次改造内閣が発足し、前任の馬淵澄夫氏に代わり、大畠章宏氏が国土交通大臣に就任する事になりました。
馬淵氏に対する参議院の問責決議案が11月27日に可決された事を踏まえての事になります。
昨今、政治情勢の不安定化を反映して総理大臣がクルクル変わる事が問題になっていますけれど、国土交通相もまた随分コロコロ変わるものです。
去年の今頃の国土交通相は前原誠司氏で、9月17日の菅政権発足時に馬淵氏に代わったばかりでした。
馬淵氏はわずか4ヶ月弱で退任、半年足らずで3人目という事になります。
交通だけとっても、陸・海・空いずれも数多く山積する難題が未だにほとんど解決しない上、さらにグローバル・複雑化しようとしている時、大臣のイスの上の事ばかりが大騒ぎになるのは、なんとも遺憾です。
与野党全てひっくるめてなんですけれど、ここ数年の日本の政界を見ていると、「主義主張を貫くには右も左も命がけ」(これも決して良くないのだが)のアメリカあたりと比べて、なんだか「政治ゲーム」化しちゃっているという感が否めません。
(しかもそのゲームの「プレイヤー」が、実は政治家そのものだけではないのではないか?と思えるのも懸念材料)
「政治主導」を掲げて政権を獲得しておきながら、その政権政党の政治家が一番右往左往しちゃっているのは、困ったものです。
交通の分野に限らず、この現状では誰が政治上の実権を握ろうと、今後政界にあまり多くの期待はかけられないのではないか、と感じられてなりません…。
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