昨日はお休みしましたが、パリ市内の鉄道ターミナルを巡るシリーズを再開します。
今回はセーヌ川右岸に位置するリヨン駅です。
駅舎はとにかく厳か。
東京駅の赤レンガがシンプルに見える程です。
大きな時計塔が印象的。
その名の通りリヨンやマルセイユ、ニース、クレルモン・フェランなど、南部のそうそうたる大都市や観光地へ向かう列車が発着。
1981年のTGV開業で、大いに脚光を浴びる事になります。
また、今回は写真がないのですが、レストラン「トラン・ブルー」の存在も有名です。
なお、一部のホームは駅舎から遠く、別に検札があるので要注意です。
ずらりと並んだ出札窓口。
上には壁画が描かれています。
出発案内表示とパン屋
フランスはやっぱりパンがおいしいです。
コンコース
地下コンコース
ファッション・ショップなどの店舗が並んでいます。
ドーム
訪れた時はちょうど雨が強くなって、所々雨漏りしていました…。
ホーム
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … 地下鉄14号線
ノール駅 … 地下鉄1号線 → 地下鉄5号線 (バスティーユ駅乗り換え)
エスト駅 … 地下鉄1号線 → 地下鉄5号線 (バスティーユ駅乗り換え)
オーステルリッツ駅 … 徒歩で行ける
モンパルナス駅 … 地下鉄14号線 → 地下鉄4号線 (シャトレ駅乗り換え)
なお、RATPバス91系統がリヨン駅⇔オーステルリッツ駅⇔モンパルナス駅間を運行しています。
エッフェル塔 … 地下鉄1号線 → 地下鉄6号線 (シャルル・ド・ゴール・エトワール駅乗り換え、ビラケム駅下車)
凱旋門 … 地下鉄1号線 (シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … 地下鉄14号線 → 地下鉄4号線 (シャトレ駅乗り換え、シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … オーステルリッツ駅まで歩いて、RER-B線を利用した方がいいかも知れない
さて、このリヨン駅に隣接して、ベルシィという駅があります。
ご覧になった通りリヨン駅自体かなり広いはずなのですが、それでも線路容量不足という事なのか、一部の長距離列車はこの駅から出発します。
ディジョン等への在来国内列車の他、夜行のローマ行及びヴェネチア行もここが始発になります。
リヨン駅の本屋から10分はかかりますので要注意。
あんまり華やかな雰囲気は感じられませんが…。
(地下鉄6号線、14号線が通ります)
次回はオーステルリッツです。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
チュニジア・ベンアリ大統領国外逃亡 政権崩壊
№402 菅政権第2次改造内閣発足 国土交通大臣に大畠章宏氏
今日はパリのターミナル駅のシリーズを1回お休みし、政治的な事を書きます。
興味ないよという方は読み飛ばして下さい。
といっても私も政治オンチですから、簡潔にいきます。
菅政権の第2次改造内閣が発足し、前任の馬淵澄夫氏に代わり、大畠章宏氏が国土交通大臣に就任する事になりました。
馬淵氏に対する参議院の問責決議案が11月27日に可決された事を踏まえての事になります。
昨今、政治情勢の不安定化を反映して総理大臣がクルクル変わる事が問題になっていますけれど、国土交通相もまた随分コロコロ変わるものです。
去年の今頃の国土交通相は前原誠司氏で、9月17日の菅政権発足時に馬淵氏に代わったばかりでした。
馬淵氏はわずか4ヶ月弱で退任、半年足らずで3人目という事になります。
交通だけとっても、陸・海・空いずれも数多く山積する難題が未だにほとんど解決しない上、さらにグローバル・複雑化しようとしている時、大臣のイスの上の事ばかりが大騒ぎになるのは、なんとも遺憾です。
与野党全てひっくるめてなんですけれど、ここ数年の日本の政界を見ていると、「主義主張を貫くには右も左も命がけ」(これも決して良くないのだが)のアメリカあたりと比べて、なんだか「政治ゲーム」化しちゃっているという感が否めません。
(しかもそのゲームの「プレイヤー」が、実は政治家そのものだけではないのではないか?と思えるのも懸念材料)
「政治主導」を掲げて政権を獲得しておきながら、その政権政党の政治家が一番右往左往しちゃっているのは、困ったものです。
交通の分野に限らず、この現状では誰が政治上の実権を握ろうと、今後政界にあまり多くの期待はかけられないのではないか、と感じられてなりません…。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
故皆川睦夫氏・落合博満氏 野球殿堂入り
興味ないよという方は読み飛ばして下さい。
といっても私も政治オンチですから、簡潔にいきます。
菅政権の第2次改造内閣が発足し、前任の馬淵澄夫氏に代わり、大畠章宏氏が国土交通大臣に就任する事になりました。
馬淵氏に対する参議院の問責決議案が11月27日に可決された事を踏まえての事になります。
昨今、政治情勢の不安定化を反映して総理大臣がクルクル変わる事が問題になっていますけれど、国土交通相もまた随分コロコロ変わるものです。
去年の今頃の国土交通相は前原誠司氏で、9月17日の菅政権発足時に馬淵氏に代わったばかりでした。
馬淵氏はわずか4ヶ月弱で退任、半年足らずで3人目という事になります。
交通だけとっても、陸・海・空いずれも数多く山積する難題が未だにほとんど解決しない上、さらにグローバル・複雑化しようとしている時、大臣のイスの上の事ばかりが大騒ぎになるのは、なんとも遺憾です。
与野党全てひっくるめてなんですけれど、ここ数年の日本の政界を見ていると、「主義主張を貫くには右も左も命がけ」(これも決して良くないのだが)のアメリカあたりと比べて、なんだか「政治ゲーム」化しちゃっているという感が否めません。
(しかもそのゲームの「プレイヤー」が、実は政治家そのものだけではないのではないか?と思えるのも懸念材料)
「政治主導」を掲げて政権を獲得しておきながら、その政権政党の政治家が一番右往左往しちゃっているのは、困ったものです。
交通の分野に限らず、この現状では誰が政治上の実権を握ろうと、今後政界にあまり多くの期待はかけられないのではないか、と感じられてなりません…。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
故皆川睦夫氏・落合博満氏 野球殿堂入り
№401 パリの6大ターミナル 3.エスト
パリ市内にある鉄道の6大ターミナルを巡るシリーズ、今日はエスト(東)駅です。
国際列車としてはドイツやスイス、ルクセンブルグ行、国内線ではストラスブールやメッシなどへ行く列車が発着していましたが、2007年のTGV東ヨーロッパ線の開業により、高速鉄道の始発駅の仲間入りをしました。
№375でご覧頂いたように、ドイツのICEも乗り入れてきます。
ICEは1日最大4回、フランクフルト行が出発します。
1849年にパリ・ストラスブール鉄道によって開業。
長距離列車の他にも、近郊列車の発着も頻繁です。
駅前広場の柵は、比較的最近造られたようです。
駅舎内
ドーム
昔の列車を描いた絵画も展示されています。
第一次世界大戦の時の出征の様子、だそうです。
コンパート車で、外から直接出入しています。
ドーム前コンコース
出発・到着表示
これは全国統一様式のモニター表示で、大型ソラリーとは別に構内の各所に設けられています。
到着の案内があるのが日本と違う所。
地下にあるロッカールーム。
これも№377で書きましたが、ここに入るには、空港のようなX線検査を通らなければなりません。
また、中には小銭に両替できる場所がないので要注意。
面倒くさ…。
駅舎の前にある、構内案内図。
ホーム
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … RER-E線 (マジェンダ駅から)
ノール駅 … 徒歩で行ける (10分はみたい)
リヨン駅 … 地下鉄5号線 → 地下鉄1号線 (バスティーユ駅乗り換え)
オーステルリッツ駅 … 地下鉄5号線
モンパルナス駅 … 地下鉄4号線
エッフェル塔 … 地下鉄4号線 → RER-C線(サン・ミッシェル駅乗り換え、シャン・ドゥ・マルス・トゥール・エッフェル駅下車)
凱旋門 … 地下鉄4号線 → 地下鉄2号線 (バルベス・ロシュシュアール駅乗り換え、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … 地下鉄4号線 (シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … RER-B線 → RER-C線 (サン・ミッシェル駅乗り換え)
ノールとエストの間は徒歩で10分程度。
普通に公道(バス通)を歩いてもいいですし、連絡用の歩道もあります(ただし夜間は閉鎖)。
それと、ノールとエストの間のラ・ファイエット通りの地下には、№390で書いたように、RER-ELineのマジェンダ駅があります。
次回はリヨン駅です。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
たちあがれ日本 与謝野共同代表が離党届提出
国際列車としてはドイツやスイス、ルクセンブルグ行、国内線ではストラスブールやメッシなどへ行く列車が発着していましたが、2007年のTGV東ヨーロッパ線の開業により、高速鉄道の始発駅の仲間入りをしました。
№375でご覧頂いたように、ドイツのICEも乗り入れてきます。
ICEは1日最大4回、フランクフルト行が出発します。
1849年にパリ・ストラスブール鉄道によって開業。
長距離列車の他にも、近郊列車の発着も頻繁です。
駅前広場の柵は、比較的最近造られたようです。
駅舎内
ドーム
昔の列車を描いた絵画も展示されています。
第一次世界大戦の時の出征の様子、だそうです。
コンパート車で、外から直接出入しています。
ドーム前コンコース
出発・到着表示
これは全国統一様式のモニター表示で、大型ソラリーとは別に構内の各所に設けられています。
到着の案内があるのが日本と違う所。
地下にあるロッカールーム。
これも№377で書きましたが、ここに入るには、空港のようなX線検査を通らなければなりません。
また、中には小銭に両替できる場所がないので要注意。
面倒くさ…。
駅舎の前にある、構内案内図。
ホーム
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … RER-E線 (マジェンダ駅から)
ノール駅 … 徒歩で行ける (10分はみたい)
リヨン駅 … 地下鉄5号線 → 地下鉄1号線 (バスティーユ駅乗り換え)
オーステルリッツ駅 … 地下鉄5号線
モンパルナス駅 … 地下鉄4号線
エッフェル塔 … 地下鉄4号線 → RER-C線(サン・ミッシェル駅乗り換え、シャン・ドゥ・マルス・トゥール・エッフェル駅下車)
凱旋門 … 地下鉄4号線 → 地下鉄2号線 (バルベス・ロシュシュアール駅乗り換え、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … 地下鉄4号線 (シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … RER-B線 → RER-C線 (サン・ミッシェル駅乗り換え)
ノールとエストの間は徒歩で10分程度。
普通に公道(バス通)を歩いてもいいですし、連絡用の歩道もあります(ただし夜間は閉鎖)。
それと、ノールとエストの間のラ・ファイエット通りの地下には、№390で書いたように、RER-ELineのマジェンダ駅があります。
次回はリヨン駅です。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
たちあがれ日本 与謝野共同代表が離党届提出