今日はフランスの鉄道やその旅についてのまとめを書く予定でしたが、別の事を書きます。
昨年の1月19日、日本航空が会社更生手続きを開始した事については、当ブログでも№118で簡単ですが書きました。
ちょうど1年経った今日、あれからどう変わったんだ?という論調が新聞やTVなどを賑わせていますが、そんな中、4月1日より「新ロゴマーク」を採用すると、JALよりプレスリリースがありました。
「鶴丸が復活する」というのは、事前に報道されていました(確か一昨日の読売新聞)が、実際に機体のデザインを見ると…。
うわー、随分とシンプルだなー。
というのが第一印象。
尾翼の鶴丸はともかく、胴体の「JAPAN AIRLINE」のロゴが、どこか80年代のレトロチックなイメージを思い出させます。
(フォントは多少違うようだ)
シンプルすぎて、正直もう一つ、何かワンポイント位はあっても良いかなあとは思いました。
まあ、現状ではあまり機体のデザインを凝ったものにはできないでしょうからねぇ。
鶴丸は、80年代はずばりJALそのもののマークでしたが、民営化の時点で採用されたマーキングでは単なる機体のデザインの一つという位置づけになり、JAS統合後にはついに機体から消える事になりました。
しかし、今回のマーキングを見た限りでは、再び「鶴丸」=JALのマークとして使われる事になるようです。
JALはある程度業績は向上してきているとは聞いていますが、今日も整理解雇対象の機長が裁判に訴えたりするなど、まだまだ難題は山積のようです。
とはいえ、新ロゴマークの元心機一転、世界に誇れるエアラインとしての輝きを、早く取り戻して欲しいと願います。
それにしてもB747がこのマーキングをまとう事がないというのは、悲しい…。
あと、JTAやJACなどはどうなるのでしょうか。
ところで、B787のANAへの納入がまた半年延期になるというニュースも入りました。
B787は既にJAL納入分の組み立ても行われていて、現行マーキングの機体が工場の敷地に並んでいるという写真も見ました。
しかし、これらの機体は、逆に鶴丸マーキングに改められてから納入される事になります。
何て事だ…。
(もしここからまたさらに納入が延期になったりしたら、一気に大量のキャンセルが発生しそうだ。正念場だ)
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
さて、次回の当ブログの更新は23日(日曜日)になります。
明日と明後日は仕事のためです。
また22日は、今年最初の本体の更新を行います。
ここの所仕事のため自分の時間が少なくなっているのと、ちょっと原点回帰で鉄道写真の方に少しばかし力を入れている事もあって、バスの写真の撮影が少々少なくなっています。
次回の更新も追加3枚、交換1枚と小規模なものになってしまっていますが、どうぞご了承を。
また、次回の更新時より、新たに「naco-club 奈良交通私設ファンクラブ」との相互リンクを貼ります。
奈良交通の車両の情報がデータベース化され、フォームに簡単な入力をするだけで検索可能な、便利なサイトです。
ぜひご覧になってください。
当初今日予定していた、フランスの鉄道とその旅のまとめについては、23日に書く予定です。
《今日のニュースから》
卓球・全日本選手権で伊藤美誠選手勝利 10歳で最年少勝利記録更新
№405 パリの6大ターミナル 6.モンパルナス
パリ市内の鉄道6大ターミナルを巡るシリーズも、いよいよ最終回になりました。
最後はモンパルナス駅です。
ご覧の通り、この駅はこれまでご覧頂いたターミナルとは全く様相が異なり、近代的なビルに建て替えられています。
1973年のターミナル統合の再開発事業によって生まれたターミナルで、1989年開業のTGVアトランティック(大西洋線)のターミナルとなりました。
TGVの一部はスペイン国境で、マドリード行に接続します。
在来線はル・マンやグランヴィルなど、ノルマンディ方面などへの列車が発着。
近郊列車の発着も頻繁で、№390で書いたように、旧型電車も多数出入りします。
駅前には、中心部ではエッフェル塔以外で唯一の高層建築物、モンパルナスタワーがそびえています。
エントランス
コンコース
2階コンコース
2階部にも広々としたコンコースがあるのも、他のターミナル駅とは異なる部分か。
出発案内表示
ホーム入口コンコース
この駅は中央部が近郊列車、その両端がTGVなどの長距離列車が発着するホームになっています。
ホームに停車するTGV
ホームの駅舎よりは人工地盤に覆われていて、地下駅並みに薄暗い。
これも、パリのターミナルとしては異色。
ホーム上通路
ホーム上を横切るように通路があり、バスツール大通に面した駅舎につながっています。
これもまた異色。
ホーム
ヴォージラール駅
モンパルナス駅には3つの駅舎があり、特に「3」と呼ばれる駅舎は、「ヴォージラール」の別名もあります。
ここからはグランヴィルなどへの長距離DC列車が発着するようです。
モンパルナス駅も広いはずなのですが、やはりここもまた線路容量が不足しているという事なのでしょうか。
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … 地下鉄12号線
ノール駅 … 地下鉄4号線
エスト駅 … 地下鉄4号線
リヨン駅 … 地下鉄4号線 → 地下鉄1号線 (シャトレ駅乗り換え)
オーステルリッツ駅 … 地下鉄4号線 → RER-CLine (サン・ミッシェル駅乗り換え)
なお、RATPバス91系統がモンパルナス駅⇔オーステルリッツ駅⇔リヨン駅間を運行しています。
エッフェル塔 … 地下鉄6号線 (ビルケム駅下車)
凱旋門 … 地下鉄6号線 (シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … 地下鉄4号線 (シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … 直接近郊列車「Transilien」で行けるが、ヴェルサイユはシャンティエ駅発着で、徒歩だと宮殿までは若干遠くなるかも。
昨年12月~今月にかけて、フランス旅行記及びパリ市内のターミナルについて書いてきました。
次回は最後になりますが、短い期間で全ては到底解からないですけれど、フランスの鉄道ってどうなの?というまとめ的な事を書いて、フランス旅行に関する記事を終わりにしたいと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
今春卒業予定の大学生 就職内定率過去最低の68.8%
最後はモンパルナス駅です。
ご覧の通り、この駅はこれまでご覧頂いたターミナルとは全く様相が異なり、近代的なビルに建て替えられています。
1973年のターミナル統合の再開発事業によって生まれたターミナルで、1989年開業のTGVアトランティック(大西洋線)のターミナルとなりました。
TGVの一部はスペイン国境で、マドリード行に接続します。
在来線はル・マンやグランヴィルなど、ノルマンディ方面などへの列車が発着。
近郊列車の発着も頻繁で、№390で書いたように、旧型電車も多数出入りします。
駅前には、中心部ではエッフェル塔以外で唯一の高層建築物、モンパルナスタワーがそびえています。
エントランス
コンコース
2階コンコース
2階部にも広々としたコンコースがあるのも、他のターミナル駅とは異なる部分か。
出発案内表示
ホーム入口コンコース
この駅は中央部が近郊列車、その両端がTGVなどの長距離列車が発着するホームになっています。
ホームに停車するTGV
ホームの駅舎よりは人工地盤に覆われていて、地下駅並みに薄暗い。
これも、パリのターミナルとしては異色。
ホーム上通路
ホーム上を横切るように通路があり、バスツール大通に面した駅舎につながっています。
これもまた異色。
ホーム
ヴォージラール駅
モンパルナス駅には3つの駅舎があり、特に「3」と呼ばれる駅舎は、「ヴォージラール」の別名もあります。
ここからはグランヴィルなどへの長距離DC列車が発着するようです。
モンパルナス駅も広いはずなのですが、やはりここもまた線路容量が不足しているという事なのでしょうか。
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … 地下鉄12号線
ノール駅 … 地下鉄4号線
エスト駅 … 地下鉄4号線
リヨン駅 … 地下鉄4号線 → 地下鉄1号線 (シャトレ駅乗り換え)
オーステルリッツ駅 … 地下鉄4号線 → RER-CLine (サン・ミッシェル駅乗り換え)
なお、RATPバス91系統がモンパルナス駅⇔オーステルリッツ駅⇔リヨン駅間を運行しています。
エッフェル塔 … 地下鉄6号線 (ビルケム駅下車)
凱旋門 … 地下鉄6号線 (シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … 地下鉄4号線 (シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … 直接近郊列車「Transilien」で行けるが、ヴェルサイユはシャンティエ駅発着で、徒歩だと宮殿までは若干遠くなるかも。
昨年12月~今月にかけて、フランス旅行記及びパリ市内のターミナルについて書いてきました。
次回は最後になりますが、短い期間で全ては到底解からないですけれど、フランスの鉄道ってどうなの?というまとめ的な事を書いて、フランス旅行に関する記事を終わりにしたいと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
今春卒業予定の大学生 就職内定率過去最低の68.8%
№404 パリの6大ターミナル 5.オーステルリッツ
パリ市内の鉄道6大ターミナルを巡るシリーズ、今回はオーステルリッツ駅です。
この駅はセーヌ川を挟み、リヨン駅の対岸に位置しています。
橋を渡って徒歩で行き来する事ができます。
国際列車はバルセロナへ行くタルゴの夜行<ホアン・ミロ>1本。
国内線ではトゥールーズ行の特急格の「コラーユ・テオス」や、リモージュ、オルレアンなどへ行く列車が発着します。
ただ、正直な所他のターミナルと比べて小ぶりだし、やや寂れた感じがしないでもありません。
(この他RER用のホームが地下にある)
駅舎の2階にメトロ(5号線)が発着するのは、なんだか渋谷みたい。
出発窓口
コンコース
大ホール
出発案内表示
ホーム
「寂れている」と書いてしまいましたが、現在構内は大改良工事中。
なんでも現在リヨン駅及びモンパルナス駅を発着するTGVの一部を、この駅の発着にする計画なのだそうです。
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … 地下鉄5号線 → 地下鉄9号線 (レピュブリック駅乗り換え)
ノール駅 … 地下鉄5号線
エスト駅 … 地下鉄5号線
リヨン駅 … 徒歩で行ける
モンパルナス駅 … RER-CLine → 地下鉄4号線 (サン・ミッシェル・ノートルダム駅乗り換え)
なお、RATPバス91系統がリヨン駅⇔オーステルリッツ駅⇔モンパルナス駅間を運行しています。
エッフェル塔 … RER-CLine (シャン・ドゥ・マルス・トゥール・エッフェル駅下車)
凱旋門 … 地下鉄5号線 → 地下鉄1号線 (バスティーユ駅乗り換え、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … RER-CLine → 地下鉄4号線 (サン・ミッシェル・ノートルダム駅乗り換え、シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … RER-CLine
次回は最後になりますが、モンパルナス駅です。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
鹿児島・阿久根市 新市長に当選証書交付
この駅はセーヌ川を挟み、リヨン駅の対岸に位置しています。
橋を渡って徒歩で行き来する事ができます。
国際列車はバルセロナへ行くタルゴの夜行<ホアン・ミロ>1本。
国内線ではトゥールーズ行の特急格の「コラーユ・テオス」や、リモージュ、オルレアンなどへ行く列車が発着します。
ただ、正直な所他のターミナルと比べて小ぶりだし、やや寂れた感じがしないでもありません。
(この他RER用のホームが地下にある)
駅舎の2階にメトロ(5号線)が発着するのは、なんだか渋谷みたい。
出発窓口
コンコース
大ホール
出発案内表示
ホーム
「寂れている」と書いてしまいましたが、現在構内は大改良工事中。
なんでも現在リヨン駅及びモンパルナス駅を発着するTGVの一部を、この駅の発着にする計画なのだそうです。
他のターミナル・主な観光地へのアクセス
サン・ラザール駅 … 地下鉄5号線 → 地下鉄9号線 (レピュブリック駅乗り換え)
ノール駅 … 地下鉄5号線
エスト駅 … 地下鉄5号線
リヨン駅 … 徒歩で行ける
モンパルナス駅 … RER-CLine → 地下鉄4号線 (サン・ミッシェル・ノートルダム駅乗り換え)
なお、RATPバス91系統がリヨン駅⇔オーステルリッツ駅⇔モンパルナス駅間を運行しています。
エッフェル塔 … RER-CLine (シャン・ドゥ・マルス・トゥール・エッフェル駅下車)
凱旋門 … 地下鉄5号線 → 地下鉄1号線 (バスティーユ駅乗り換え、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅下車)
ノートルダム寺院 … RER-CLine → 地下鉄4号線 (サン・ミッシェル・ノートルダム駅乗り換え、シテ駅下車)
ヴェルサイユ宮殿 … RER-CLine
次回は最後になりますが、モンパルナス駅です。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
鹿児島・阿久根市 新市長に当選証書交付