先日のフランス旅行については現在画像作成中です。
公開は12月に入ってからになります。
もうしばらくお待ちください。
JTB時刻表12月号が20日発売になりました。
早いもので「2010年」の最終号ですが、いよいよ東北新幹線全通を迎える事になります。
表紙も「東北新幹線 新青森開業!」の文字がドンと踊り、三内丸山架道橋を通過するE2系の写真が飾っています。
今回の全線開業は、同時に東北地方6県の県庁所在地の都市が、全て新幹線で東京と結ばれる事になる事を意味しています。
◆ 新乗り物風土記シリーズ119 12月4日、待望の全線開業!! 東北新幹線 新青森へ
当然、グラビアも主に東北新幹線関連になって、E2系の他、歴代の青森発着の在来線特急(81系~E751系まで)が取り上げられています。
結局、E751系はどこへ行くのだろう?
<白鳥>ではないようだし、他に改造をしないで使用できる特急はJR東日本には存在しないので、あとは交直両用改造、なんていうのもアリ、なのか?
また、来年3月(JRは5日からと発表済み)のE5系、及び2013年からのE6系も予告しています。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 特別編
前号の予告から、「特別編」ってなんだ?と思っていましたが、JTB主催の「JRの人気列車で行く日本周遊7日間」の中、北海道での1日の同行取材でした。
大変失礼ながら、「おとめ」と言うより、多少お年を召された夫婦の方々が参加されていたようでした。
しかし行程が、全区間鉄道・バスでゆとりは持たせているようだけれど、割とハードな気もしますが…。
神居古潭というのは、以前函館本線が走っていて、1969年にルート変更によって廃止になった所です。
クラシカルな木造駅舎とSLが保存されています。
この日の行程には<スーパーカムイ>が入っているんだけれどなあ…。
◆ 駅旅本線 第58駅
津軽線の終着駅、三厩。
ここは高校生の時に立ち寄って、竜飛岬に行った事があるのだけれど、当時はほとんど写真を撮っていないので、ほとんど記憶なし。
せいぜい、竜飛の終点でバス(当時は青森市営バスだった)と共に記念写真を撮ってもらったくらいだった。
「みんまやマグロちらし」は食べてみたいけれど2,000円というのは少々値が張るか…いやいや、そんな事は言ってはいけないかな。
津軽線は12月4日より<リゾートあすなろ津軽号>が走る事になりますが、蟹田まで。
三厩までこれないかな、と思っていたのですが、ダイヤ構成上難しいでしょうか。
(蟹田から先は1列車しか入線できないので)
◆ 駅弁細見 280
ここも青森で、青森駅の「むつ湾産 帆立釜めし」
新青森駅では、購入できるでしょうか。
◆ 黄色のページ
いくつかあるのですが、まず山形鉄道が12月11日に長井駅の工事のため長井~荒砥間が9時以降バス代行となる事。
しかし工事の理由が不明です。
(山形鉄道のページには今日の時点では記載なし)
臨時列車では、千葉~伊豆急下田間の特急<河津桜>号が注目されます(2月11日~13日)。
「リゾート21」が使用されるのですが、千葉への「リゾート21」の乗り入れは初めてでしょうか。
さて、いよいよ大晦日~元日の終夜運転・初詣列車の時刻が公表されました。
首都圏・近畿圏は昨年度とほとんど変わらないようです。
他地域ですが、北海道で札幌を同時に出発して小樽・岩見沢・千歳・石狩当別へ3往復ずつ設定されていた列車の設定がなくなってしまいました。
東北では、昨年の<こがね初日の出>が<ふるさと初日の出>と改められています。
関東では、特急<犬吠初日の出>のうち、高尾発の1号が<おいでよ犬吠初日の出>と改称されています。
名古屋~伊勢市間の快速<みえ初詣>が2往復に増発。
一方で岡山~琴平間の快速<こんぴら初日の出号><こんぴら初詣号>は設定がなくなりました。
会社線では名古屋のJRバスターミナル移転(太閤通口へ)に伴う高速バスの改正が12月9日に行われ、黄色のページは前日8日までの一部の路線の時刻が掲載されています。
他は西武の特急レッドアローで、毎年恒例の秩父夜祭(12月3日)の特別ダイヤ。
「青春18きっぷ」が12月1日に発売になりますが、今年は多少これまでと異なる部分が発生しています。
1.発売期間・利用期間がそれぞれ10日程度短縮。
発売は12月いっぱいのみ、利用期間も1月10日までになっています。
2.青い森鉄道の八戸~野辺地~青森間は通過の利用に限って「青春18きっぷ」の利用可。
八戸・野辺地・青森のみ途中下車が可能だが、他の駅で下車した場合、乗車区間の運賃が必要。
在来線としては他のJR線から孤立する事になる八戸線・大湊線の利用に配慮したものと思われます。
ダイヤ改正号にしては珍しく「本文の訂正」がありませんでした。
◆ 本文
上に挙げた「青春18きっぷ」利用期間短縮のためか、<ムーンライトながら>は東京発12月17日~1月9日(昨年度12月11日~1月17日)に短縮されてしまいました。
東北新幹線関連です。
本文の構成では、津軽海峡線がIGR・青い森・東北本線(盛岡~青森間)と一体だったものが、奥羽本線(秋田~新青森~青森間)との一体の記載に変更になりました。
弘前~青森間では、快速・普通列車(五能線直通・リゾート快速を除く)が改正前の16往復→改正後は下り22本・上り21本(他に川部で乗り換え可能な列車が1本)に増発され、№199で指摘させていただいた上りの青森発午前も2往復増発され、全体では1時間に1本程度は確保されるようになっていました。
これは嬉しい改正かと思われます。
青森以外では、仙石線の夜間の快速1往復が、仙台~多賀城間各駅停車に変更。
第3セクターでは、青い森・IGR以外は大きな変化はないようです。
私鉄では、十和田観光電鉄が平日と土休日の2本立てとなり、土休日は日中の2往復が運休になります。
バスは、JRバスの<みずうみ号>が新青森駅経由となり、冬季ながら3往復に増発になります。
(ただし焼山や子ノ口などが通過になる)
夜行高速バス<シリウス>は七戸十和田駅へ延伸。
時刻表上では、その他の東北・北海道の各交通機関に大きな変化はないようにみえました。
(高速バスで改正路線があるが、路面凍結を考慮した冬季ダイヤへの変更で例年通り)
なお、時刻表にまだ掲載がない分では、十和田観光電鉄と下北交通の共同運行による七戸十和田駅~むつ間のバス路線の新設や、十和田市~青森間の一部の便が七戸十和田駅経由になるなどの変化があるようです。
航空では、JALの東京~青森便は、6往復は変わらないものの、うち1往復が既に11月よりA300-600R → MD-90-30にダウンサイジングされています。
両機種とも近い内に姿を消しますが、後継の機種はどうなるでしょう。
それ以上に便数は維持できるでしょうか。
JR北海道バス(JHB)の深名線は、12月10日に時刻の改正を予定しているそうです。
今日現在ではJHBからの詳細の発表はありませんが、減便とかにならなければ良いのですが…。
国際線航空では、ブリティッシュ・エアウェイズが2月より羽田~ロンドン線の就航を表明していますが、12月号への掲載はありませんでした。
欧州便は、クリスマスや年末年始にはかなりの便が休航になるようです。
羽田~ソウル(仁川)線は、アシアナ航空も週2便就航を始めました。
月・土曜日の運航ですが、どちらも羽田着4時台・羽田発5時台では利用し辛そう…。
◆ JR線営業案内
運賃計算では、大湊線関連の運賃の計算がどうなるのかについては、全く触れられていないようです。
東北新幹線など、他のJRから青い森鉄道を経由して大湊線に入る場合、単純に
JRの他の路線+青い森鉄道+JR大湊線
になってしまうのでしょうか?
(だとすると、本文に記載されている大湊線の換算キロは意味がなくなるのだが…)
これで今年(2010年)分の発売は終わりました。
(来月に2011年1月号の発売がありますが…。)
当ブログでは「JTB時刻表大研究シリーズ」として、2010年についても後日、内容を整理したうえで取り上げます。
今の所、2010年のトピックスとしては、東北新幹線新青森延伸関連、「成田スカイアクセス」開業、羽田空港国際線新ターミナル開業、<北陸><能登>廃止などがメインになるのでしょうか。
来年は九州新幹線鹿児島ルート全通、<さくら><はやぶさ><みずほ>が新幹線で復活、<こうのとり><あそぼーい!><指宿のたまて箱>運行開始、<日光><きぬがわ>の253系置き換え、名古屋市営地下鉄桜通線延伸、B787就航など、激動の1年になりそうです。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
市川海老蔵 年末恒例の顔見世興業を休演