№370 京急線ダイヤ完成

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 長く時間がかかり、お休みも長くなってしまいましたが、ようやく京急線の10月21日改正ダイヤの作成が完了しました。

 ダイヤ改正といっても、羽田空港国際線ターミナル駅の開業はありましたが、基本的には5月16日改正時そのままで、空港線内の微修正に留まっています。
 したがって、何をいまさらとなりますが、ダイヤを作成して気づいた部分をいくつか記してみます。
(平日のみ)

1.「エアポート急行」は、夜間の羽田空港発→神奈川新町行1本が東京都車。
(2071T→2070T)
 また、空港発着でない「エアポート急行」が1本存在する。
(1078D 京急川崎始発→新逗子行)

2.№212で「京急蒲田での普通列車の待避が生まれるだろう」と書いてしまいましたが、これは大ウソでした。
 ただし、下りで新逗子行エアポート急行の発車を待った後、泉岳寺からのエアポート急行の到着を待つダイヤがあります。
(900 京急蒲田9時31分着・914Dの発車を待った後、960Kの到着を待ち、9時34分に発車)

 目玉の横浜方面行「エアポート急行」ですが、正直遅いですね。
 日中は下りが京急川崎と上大岡、上りは神奈川新町で快特の待避を行いますが、いずれも停車時間が少々長め。
 停車駅が多めでも、京急の実力からすれば、蒲田から少なくとも上大岡までは快特から逃げ切れると思うのですが…。
 ただ、これは現在の蒲田付近の配線の制約もあって、止む無くこうなっているのでしょう。
 それからこれは京急に限らないですが、京成のスカイアクセス開業もあって、種別名が2つ3つ変わる列車がかなりありますが、あまり好ましい事ではないと思います。
 例えば927Hは、
羽田空港-(エアポート急行)-品川-(エアポート快特)-押上-(アクセス特急)-成田空港
と走りますが、空港アクセスだと乗りなれない乗客も多くなるはず(外国人も増えるだろう)で、旅客への案内の点でどうでしょうか。

 7月に京成線、そして今回京急線のダイヤを作成してみて思ったのですが、関連する各事業者がそのまま過去のダイヤ形態を引きずって改正を行ってきているので、旅客案内の面でかなり問題が多い気がします。
 あと何年先かわからないですが、蒲田の高架化が全て完成した時点で、一度全区間で白紙改正を行うべきではと思いました。

 今回作成した京急線のダイヤを公開します。
 といっても今回はグラフ用紙のサイズが大きいので、逗子線と堀ノ内~浦賀は載せられませんが、ご了承ください。
 スカイアクセスと比べて運行本数が格段に多いので見づらくなっているかも知れませんが、その点はご了承下さい。
 また、あくまで個人的に作成した趣味用であって業務用ではないですから、間違っていたり、誤差があったりするかも知れませんが、その辺もご承知おきを。

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4時~8時

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8時~12時

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12時~16時

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16時~20時

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20時~24時

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22時~2時

 京急線のダイヤの作成が終わった事で、また通常の更新体制に戻りたいと思います。
 ただし先日お知らせした通り、新しい仕事に就いて夜勤が発生した事により、毎日の更新は不可能になります。
 だいたい週に3~4日程度になるでしょうか。
 また、更新の時間も、この記事のように不規則になります。
 フランス旅行については、来月から書きたいと思いますので、もうしばらくお待ち下さい。
 とりあえず本体の12月2日(1日夜間・当初の予告より1日遅くなります)の更新時に、フランスで撮影した路線バスの画像を公開します。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
自民党 官房長官・国土交通大臣への問責決議案を明日提出

№369 現状報告

 長い間休んでしまってスミマセン。
 とりあえず、現状報告。
 現在京急線のダイヤを作成中なのと、先日のフランス旅行の旅行記の作成のための画像スキャン作業を平行して進めています。
 しかし、フランスからの帰宅後生活環境が変わり(要は新しい仕事に就いたという事)、今現在個人的な時間の確保が少々難しい状況です。
 とりあえず明日・明後日の更新は不可能です。
 と言う事で、特に何も書く事が無かったのですが、忘れられてしまっても困るので今日現状報告の形で更新させて頂きました。
 京急線のダイヤ作成はもうしばらくかかりますが、終了後、すぐにブログを再開します。
 今しばらくお待ちください。

《今日のニュースから》
日本航空 新経営体制を決定

№368 JTB時刻表 アンケート

 今月のJTB時刻表の黄色のページには、アンケートのページがあります。
 郵送かファックスで回答すると、10名に図書カードがプレゼントされると言う事で、ささやかな話ではありますが、応募してみたいと思います。
 では、私の場合はどんな回答をするのか?と言うのを、この場でちょっと記してみます。

1.「JTB時刻表11月号」をお買い求めいただいた理由は何ですか?
回答…①鉄道や時刻表に興味があるから
 ②の「旅行で使用するため」というのもなくはないのですが、今月に限らないのですが、私の場合は不定期で出かけるため、必ずしも直接的に調べると言う事は、実は少ないです。

2.どんな時に時刻表を購入しますか?
回答…①毎号購入している
 資料用として、「交通公社の時刻表」→「JTB時刻表」として再出発した1988年11月号より、毎月購入しています。

3.時刻表を、主にどのような用途で利用しますか?
回答…④読み物として・机上旅行・シミュレーション
 上に挙げたように、実際の旅行の計画用に使う事(②)も無くはないですが、少なくとも国内旅行では結構気まぐれな部分があるので、意外に使わないかもしれない。
 ①の「社内の出張精算など」というのは、特にJRは運賃・料金の計算が複雑になっているし、航空では会社毎の各種割引運賃を利用するケースも多いだろうから、これを回答する方って、今はあまりいないのではないだろうか?

4.どこで購入されましたか?
回答…②書店

5・本のサイズや重さ、定価についてお聞きします。
a.サイズ 回答…②ちょうどいい
b.重さ 回答…①重すぎる
c.定価 回答…①高すぎる
 重さについては「やや重い」、定価についても「やや高い」というのが、本当は適切な回答になるのですが。
 詳しくは後で記しますが、もう少しページ数を減らし、1000円程度に抑えた方が良いと思います。

6.今月号の時刻表で参考になった(役に立った)もの・必要ないと思ったものはなんですか?それぞれ最高3つまでお答えください。
回答…参考になった ⑥ダイヤ改正のあらまし ⑨JR線のページ ⑰国際線航空
    必要ないと思った ⑳日本観光旅館連盟会員旅館・JTB協定旅館ホテル案内
 ⑰に関しては、国際線が冬ダイヤに移行した事に加え、今年は羽田空港再国際化があったため、スケジュールのチェックに利用しました。
 それについては№364で取り上げました。
 ⑳なんですが、今は旅館やホテルもインターネットでの予約が一般的と思われるので、必要性が薄れているような気もします。

7.小型の時刻表を利用することはありますか?
回答…①「JTB時刻表」があるので利用しない

8.携帯電話やパソコンでも時刻検索は可能ですが、それでも紙の時刻表を購入された理由はなんですか?
回答…まず上に挙げたように主に資料用として購入している事。
 関連して多少趣味的ですが、ネットなどの検索サービスはあくまで「線」であって、面的な広がりが無いので、それぞれの路線のダイヤ形態が理解しづらいと思います。
(鹿児島本線は特急と快速が共に1時間に3本ずつ走っている、とか)

9.今後の「JTB時刻表」に対してご意見がありましたらご自由にご記入ください。
回答…№126の時にも書いた事の繰り返しになってしまいますが、ご了承ください。
 応募の時には相当圧縮して書きます。
 まずもう少しページ数を絞れないか。
 今の時刻表…JTBに限らずJR版もだけれど…はページ数が多すぎて、重いと言う事もあるけれど厚くなりすぎちゃっていると思います。
 少なくとも、グラビアや黄色のページを含めても1割程度は削減して欲しい。
 でないと資料用としても、すぐに本棚がいっぱいになってしまうんで…これはあくまで個人的な理由になりますが。
 JRのページでは、民営化以降特急に加えて快速の拡充が行われ、これに伴って普通列車との前後関係が相当複雑になってしまっているので(途中の停車駅で接続する普通列車がかなり前のページになっていたりする)、ある程度やむなしではあるのだが、きりのいい駅で分割する事で発車順を整理し、わかりやすくすべき。
 また長大路線では、特に普通列車の運行本数に相当な格差がある路線が少なくなく(山陰本線・日豊本線・室蘭本線(千歳線)など)、これもきりのいい駅でわければわかりやすくなるし、ページも多少は圧縮できるのでは?
 一方で東京・大阪両近郊区間の路線も、全駅・全列車掲載とすべきだし、掲載位置も見直すべきでしょう。
 例えば似たような性格の横浜線と南武線が全く別の位置に置かれているのは整合性が無いし、大和路線(関西本線)や阪和線の快速と普通も全く別の位置に置かれているので、快速停車駅からの各駅停車の接続が解かりにくい。
 索引地図は、繰り返しになりますが「周遊おすすめ地」はやっぱり廃止した方が良い。
(JR版の「世界遺産」の方がまだ説得力がある)
 航空では、この先どの程度新規参入があるのか解からないが(来年とされるANA系はどうなるだろう)、スカイマークを初めとするLCCと、JALやANAを区別して記載する準備を進めておいた方が良いかも知れません。
 営業案内では、ICカードは各社別にした方が良いと思われるのと(同じJRのカードでも微妙に取扱やプレミアムサービスが異なる)、PASMOやPiTaPaも掲載した方がいいかも。

 以上、あくまで個人的な回答を記しました。
 最後に、「私鉄時刻表」はもう出ないのですか?
 特に関東はスカイアクセス開通や羽田空港国際線ターミナル新駅開業と、大きなイベントがあったのですが…。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。


 ところで、これからの当ブログの運営の方針です。
 まず、10月21日に羽田空港国際線ターミナル駅が開業した京急線のダイヤをまだ引いていません。
 なので、フランスから帰ってきたばかりで恐縮ですが、7月の京成線の時と同様、明日からしばらく休みを頂いて、京急線のダイヤ作成に時間を使いたいと思います。
 また、これまではできる限り毎日の更新を目指していましたが、勤務の都合で(夜勤が発生するので)再開以降、週に3~4日程度の更新とさせていただきます。
 更新する日でも、更新時間(今までは22時ちょうどを目標にしていました)の変更が有り得ます。
 なお再開時より、先日のフランス旅行について、不定期連載を始めます。
 今までの国内編とはスタイルを多少変えて書くつもりです。
 どうぞお楽しみに。


《今日のニュースから》
アメリカ・オバマ大統領 中国・胡錦涛国家主席と首脳会談