№355 松山空港 空港南第2公園

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 昨日は、羽田から空路松山に着いた所まで書きました。
 この直後、滑走路の反対側にある撮影ポイント「空港南第2公園」に向かい、昼間は旅客機の撮影に時間を費やしました。
 今日は、このポイントへのアクセスやロケーション、及びここから撮影した旅客機について記したいと思います。

 ターミナルからこのポイントまで、行きはタクシーを利用しました。
(松山まで乗ってきた、A300-600Rの離陸を撮りたかったから)
 滑走路のすぐ反対側なのですが、タクシーの運転手はあまり良く知らなかったみたい。
 料金は1,030円でした。
(バスのアクセスは後で記します)

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 ここが空港南第2公園。
 帝人松山工場を初めとした工業地帯と滑走路の間に位置します。
 無料駐車場もあります。

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 公園のベンチから空港ターミナルを望みます。

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 滑走路と、公園の前を走る外周道路の鉄条網は、特に公園付近はかなり低くなっています。
(その代わり幅を広く取っている)
 脚立は必要ありません。
 滑走路も近いし、撮影ロケーションはかなり絶好なのではないかと思います。

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 公園から離陸機(ANA B777-200)を望みます。
 かなりの迫力です。

 光線状態は昼前から順光になります。
 滑走路(14/32)は、R/W14側が瀬戸内海に面している一方、R/W32側は市街地になっています。
 なので多少追い風になっても、着陸はR/W14、離陸はR/W32を使用するのが普通です。
(必ずそうなるとは限りません。後で記します)

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 R/W14に着陸する、J-AIRのE170。
 バックは、瀬戸内海に浮かぶ興居島の小富士。

 13時過ぎまでの短い時間でしたが、どんな機体が撮影できるのでしょうか。

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ANA B777-200
 この空港はジャンボ機も就航できますが、今現在定期ダイヤにおいて松山空港で見られる最大の機材は、ANAが羽田線に就航させているB777-200になります。
 JA712A「スター・アライアンス」です。

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AKX DHC-8-300
 大阪線・名古屋線に就航しています。
 この機材は、6月までは札幌の丘珠空港をベースにして北海道内のローカル線で運航されていましたが、丘珠空港からの撤退により、ベースを大阪・伊丹空港に移しています。
 このJA804Kは、以前は尾翼にコスモスが描かれていました。
 なお、この機体を運航していたA-net(エアーニッポン・ネットワーク)は今月NXA(エアーネクスト)・CRF(エアーセントラル)と合併してAKX(ANAウイングス)となっています。
 ただ、エンジン部にある会社名表記は「A-net」のままでした。

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JAC DHC-8-400
 大阪線に就航しています。
「ハッピーターン」ではなかったのが残念?
 バックは、あれも帝人の工場。

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JAC Saab340B
 こちらは大阪線と鹿児島線に就航しています。

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J-AIR E170
 名古屋(小牧)線と福岡線に就航。
 これ、撮りたかったんだ…。
 羽田空港でも見られるようになりましたが、羽田以外で撮りたいと思っていたのです。
 こちらも「ハッピーターン」ではなかったのは残念でしたが…。

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 沖縄からやってきます。
 なお、これは着陸のシーンの撮影です。
 これでお分かりの通り、着陸機も場合によってはR/W32を使用する事があります。
 この場合、海側から現れて空港の南側を通過し、大きく左にUターンして進入・着陸する事になります。

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 週2回、月曜日と金曜日に上海から来ます。
 これもR/W32に着陸した所を撮影しました。
 ちなみに伊予鉄道などが運航する松山~高知の高速バス<ホエールエクスプレス>の内、上海便が就航する日のみ、接続の1往復が空港まで乗り入れてきます。

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 こんなシーンも見られました。
 ANAの羽田行B777-200が誘導路の奥で待っていて、J-AIRの名古屋行が手前で追い抜いて先に離陸していく所です。

<アクセス>
 行きは時間の制約もあってタクシーを利用したのですが、実は空港ターミナルから歩いても、そんなに時間はかかりません。

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 なぜなら、滑走路の下を地下道が通っているからなのです。
 小さくてわかりづらいと思いますが、右側の軽トラックが走っているあたりに、滑走路の反対側に通じている地下道があります。
 反対側から来た場合、少し先を右折すればすぐ滑走路が見えます。
 公園は左手です。

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 地下道の出口。
 公園から徒歩で10分です。
 なお、この地下道は表示にあるとおり地元の農耕車が優先で、幅1.5m・高さ2.5mを超える車は通れません。

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 この地下道出口はループになっていて、その中心は簡素な公園になっており、歩道が通じています。
 そして、この歩道から旅客機を撮影する事も可能です。
 ただし、真夏の午前中早く位でなければ、光線状態は苦しいと思います。
(隣にある「エアフロントオアシス南吉田」も同じ)

 ここまで、空港ターミナルから徒歩で5分程度。
 ですから、空港ターミナルから空港南第2公園までは、徒歩でも15~20分位で行けると思います。
 解かっていれば、行きもタクシーでなく歩きで行ったのですが…。

 松山市内から空港ターミナルまでは、伊予鉄道のリムジンバスがあります。
 JR松山駅(一部は道後温泉が始発で大街道経由)と伊予鉄松山市駅から路線があり、共に所要約15分。
 運賃はJR松山駅からは300円、伊予鉄松山市駅からは400円。
 また、松山市駅からJR松山駅経由の一般路線(52または53系統)が15分おきに運行されています。
 この路線を利用する場合は、空港の一つ手前の「南吉田口」で下車。
 進行方向へ真っ直ぐ歩いて行きます。
(空港ターミナルを右に見る事になります)

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 最後に、南吉田口バス停の近くで見られた、バスの廃車体。

 この南吉田口のバス停から、52系統のバスで松山市内に向かいます。
 明日はまた、旅行記の続きに戻ります。

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 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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