№347 バスフェスタ2010 in YOKOHAMA

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 遅くなりましたが、先日10月3日の日曜日に行われた「バスフェスタ2010 in YOKOHAMA」について書きたいと思います。
 前回2009年は東京駅前の丸ビルで行われましたが(私は仕事で行けなかった)、今回は場所を横浜みなとみらい地区のパシフィコ横浜に舞台を移しました。

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 会場のホールCの前には、11時の会場を前に、行列が2つできていました。
 一つが会場そのものへの入場。
 もう一つは、「連接バスでみなとみらいを走ろう」の整理券入手のため。
 連接バスでの周遊は後半で書きます。
 ちなみにパシフィコのホールAではミキハウスによる「ミキハウスランド」、ホールDでは臨海セミナー主催の私立高校入試相談会が行われていました。
 掛け持ちしたい!というお子さん、若者も多かったのではないかな?
(それもあるのか、案外家族連れが多かったようだ)

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 11時より少し早めに、入場が始まりました。

◆ステージ
 まずステージのイベントをご覧頂きます。

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 オープニングセレモニーでは、顕彰者の表彰が行われていたようです。

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 今フェスタの目玉の一つ。
 事前に募集されていた、バスのデザインコンテストの発表です。
 そのデザインのラッピングが施されていた車両が、黒の幕でデザインを隠して、発表を待っていました。

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 デザインコンテストの表彰。
 同時に黒幕が取り払われ、デザインが公開されました。

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 皆さんで記念撮影。

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 改めて、受賞デザインをご覧頂きましょう。
 海の生き物が描かれています。
 反対側も同じデザインです。

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 リアには日本バス協会のキャラクター「セバスファミリー」が描かれています。
 個人的に惜しいと思うのは、これらがラッピングで表現されている事。
 本気を見せるのであれば、やっぱり一から全部塗装して、車両のリタイアまで続けて欲しいところです。
(この車両もリタイアまではこの姿で走るのでしょうが)

 ちなみにこの車両は神奈中のや80号車で、大和〔営〕に配置されています。
 ただし、町田付近(横浜線沿線など)で見られる機会が比較的高いと考えられます。

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 13時からはお約束?の観光バスガイドのファッションショー。
 左から伊豆箱根バス・江ノ電バス・木村観光バス・東京ヤサカ観光・東都観光・はとバス・日の丸自動車興業・フジエクスプレス。
(なお16時にも行われたそうですが、同じ顔ぶれだったかどうかは申し訳ありませんが不明)

◆展示車両
 ホールC内に展示されていた車両を、駆け足ですが中も含めてご覧頂きます。

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スーパーバス (はとバス182 品川22か243
 はとバスといえば、やはりこれだろというファンは多いと思います。
 NPO法人・日本バス文化保存振興委員会によって保存されている車両で、2008年の「はとバスEXPO」でも展示されていました。

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ハイブリッド観光バス はとバス092
 通常は都内の定期観光バスで運行されています。
 PCUは透明のカバーが掛けられていましたが、時々係員によってカバーが開けられ、直に見る事ができました。

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高速路線バス 富士急行 Y4801
「トーマスランドエクスプレス」。
 この車両が、今回の展示の中では一番の人気だったような気がしました。
 河口湖〔営〕に所属し、新宿~富士五湖線で運用されます。
 富士五湖線はまだPASMOは使えないと思ったのですが…。

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自転車ラックバス 神奈川中央交通 ち87
 №344で書いた「横浜カーフリーデー2010」でも展示されていた、自転車ラックバスです。
 車両も同じ。
 車内は通常のワンステップバスと同じです。

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観光バス(3列シート) 京成バスシステム KS-6618
 夜行高速バスのような3列シート(ただし2-1配置)で、後部にはトイレの他、コーヒーメーカーが備えられています。
 プロ野球・日本ハムの宿舎~球場・空港の送迎でも使用されるとか。
 京成バスシステムは京成バスの貸切・特定バス部門の分社で、船橋からの路線バス1路線も運行しています。

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2階建てバス 横浜市交通局 3-4003
 元は桜木町駅~港の見える丘公園を走っていた観光路線バス「ブルーライン」用で、同路線廃止後は定期観光バスに転用、ガーラに置き換えられた後は3台の内の1台が予備車両として残されています。
 3台それぞれが後部に横浜の名所のイラストを描いており、この車両は「横浜三塔」が描かれています。
 久し振りに乗ってみましたけれど、やはり2階は天井が低いな…。

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観光バス 木村バス 大宮200か1601
 貸切専業の代表として、埼玉県(蓮田市)の木村観光バスの車両が展示されました。
 後部がサロン風になります。

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スカイバス 日の丸自動車興業 OP-3
 最近東京でよく見かけるオープントップの定期観光車。
 日本各地でも見られるようになってきました。
(富士急の「かばバス」も、間違いなく影響を受けているでしょう)

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ボンネットバス (三重交通3019)
 これも日本バス文化保存振興委員会によって保存されている車両です。

 ノンステップ連接バス(神奈中ツインライナー)については後で触れます。
 欲を言えば、CNGまたはハイブリッドの、通常のノンステップ路線バスの展示があれば良かったかな。

◆その他の展示
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 バスPRコーナー。
 手前のショーケースの中のバスは、全てチョロQ。

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 9月23日に開催され、当ブログ№344でも取り上げた「カーフリーデー横浜2010」の展示もありました。

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 入口右手には事業者や出版社、協会などの販売コーナーがあり、PASMOのブースにはキャラクターのロボットも登場。

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 横浜市交通局のブースでは、№238で書いた市電保存館の内部でも上映されている、カラーの市電の走行風景が上映されていました。

 この他ぽると出版のブースでは「西工の軌跡」「The King」を販売しており、迷わず購入。
 江ノ電はなぜか電車だけで、バスのグッズは全くなし…。

◆連接バス みなとみらい周遊

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 会場の外では、神奈中バスの連接バス「ツインライナー」(厚木〔営〕のベンツ・シターロ)を使用した、みなとみらい周遊運行が行われました。
 11:00~16:30の間30分間隔。
 1便40人限定(全員座れます)。
 事前に整理券が配布され、私は12時の便に乗る事になります。
 車両はあ203とあ204が交互に担当。
 連接バスが認可されていない区間のためか、前後を神奈中ハイヤーのタクシーが伴走する形を取ります。

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 整理券を持った乗客が乗り込んでいきます。
 なおこの直前を、招待客(多分前述のコンテストの入賞者など)が乗った特別便が出発して行きました。

 ルートは パシフィコ横浜〔出発〕→みなとみらい大通→国際大通→赤レンガ倉庫→万国橋→国際大通→パシフィコ横浜〔到着〕 で一周約20分強。
 ガイドさんも乗りますが、各社からの分担のようです。
 12時の便は伊豆箱根バスの方の担当でした。

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 私は前部車体後部のタイヤハウスの後ろの席(後向き)に座り、交差点で曲がる時の後部車体を撮って見ました。

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 車窓から、ランドマークタワー。

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 みなとみらい大通から、いったんパシフィコのそばを経由し、赤レンガ倉庫に向かいます。

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 赤レンガ倉庫では、ちょうどビールのお祭りをやっているようでした。
 この付近をグルッと廻って、会場に戻る事になります。

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 これがノンステップ連接バスの車内。
 やはり日本のノンステップバスとは違うよなあ、と痛感させられます。
(特にタイヤハウス上のシート配置)

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ノンステップ連接バス 神奈川中央交通 あ201
 ホールC内にも、連接バスが展示されていました。

 最後になりますが、ツインライナーのみなとみらい走行シーンを2枚ご覧頂きます。

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 パシフィコ横浜付近。
 パシフィコでは来月APECが開催されるため既に警戒体制に入っているようで、福岡ナンバーの警察車両も見られたりします。

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 そして先の赤レンガ倉庫付近。
 一般の注目度も高かったようでした。


 4日~7日の松山・福岡旅行については来週以降に書く事にします。
 今しばらくお待ちください。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
JR東日本の地震計誤作動 東北新幹線一時不通