№343 箱根登山バス「Skylight」を追う
昨日付けで本体の「日本の路線バス・フォトライブリー」の更新を行いました。
といっても今回は追加枚数が非常に少なくて申し訳なかったのですが。
このうち、箱根登山バスでは、箱根町を走る「観光施設めぐりバス」で走る展望レトロバス「Skylight」と、廉価版といえる「SkylightⅡ」を追加しました。
今日は、この2種類のバスを追った、先日の日曜日(26日)について書きたいと思います。
午前中の小田原は快晴。
まずは強羅を目指します。
小田原発箱根湯本行の小田急編成。
箱根登山鉄道の乗務員が運転します。
小田原~箱根湯本間の列車は小田急に統一され、登山電車は乗り入れなくなったのですが(箱根登山鉄道の路線なのに)、入生田~箱根湯本間は三線のまま残されています。
入生田に登山電車の基地があるからですが、わずか数本の回送電車のためだけに三線にしたり、登山電車を複電圧仕様で残したりするのは、本当は無駄な話です。
といって、湯本より先に登山電車の車庫を作るのはほぼ不可能だから、三線についてはこのまま残すしかないでしょう。
あと電圧は頃合を見て、登山電車の区間も昇圧、という所でしょうか。
箱根湯本で乗り換え、スイッチバックの大平台で箱根湯本行と交換。
強羅駅では、大半のお客さんがケーブルカーに乗り換えていきます。
また、「観光施設めぐりバス」のバス停に並ぶお客さんも多くいます。
御殿場プレミアム・アウトレットを目指すお客さんも案外多くいるようでした。
その「観光施設めぐりバス」が折り返す、強羅駅脇の折返し場で、ターンテーブルがあります。
(強羅駅前では折り返せないので)
踏切の先にあります。
「観光施設めぐりバス」にはユネッサン~強羅駅~湿生花園の直通系統もありますが、この系統もお客さんを乗せたまま折返場に入り、ターンテーブルで方向を変えます。
湿生花園の終点。
一部はここを経由してさらにプレミアム・アウトレットへ行く事になります。
左から2台目の車両は、「仙石すすきバス」。
ここで、この日撮影の「観光施設めぐりバス」を数枚ご覧頂きます。
B119 いすゞPA-LR234J1
普通の路線車ですが、「観光施設めぐりバス」のイラストバスです。
B154 日野PDG-KR234J2
「Skylight」の1号車。
青ベースカラーと同時に入りました。
B164 いすゞPDG-LR234J2
ごく普通の路線車も運用されています。
本来「観光施設めぐりバス」は宮城野〔営〕の専用車両で運用されるのですが、小田原〔営〕の一般車もレギュラーで入っているようです。
B182 日野PDG-KR234J2
今年増備されたばかりの緑ベース車。
B183 日野PDG-KR234J2
こちらは、B182と同時に導入された、廉価版といえる「SkylightⅡ」。
見た目は色以外は普通の登山バスと同じですが(ただしクーラーの形式を変えている)、天窓が設けられているそうです。
「Skylight」「SkylightⅡ」の写真は、昨日の本体の更新時にUPしています。
ここまで撮影した所で、本当ならあと1台、青ベースのB153号車も撮りたい所。
ところが、姿を見せない内に、昼前になって空は急に雲行きが怪しくなってしまいました。
ススキの原を行く、小田急箱根高速バス。
この区間は前述の「仙石すすきバス」以外にも、小田原・湯本からの一般路線バスや、新宿・羽田空港(横浜経由)の高速バスも頻繁に走ります。
仙石のススキの原。
この遊歩道は台ヶ岳のふもとを経由し、上滝まで続いています。
さすがに多くの観光客が訪れていますが、雨がパラついてきたのがちょっと残念。
あと、この遊歩道から撮影した、「仙石すすきバス」とススキの原、それに金時山の写真については、今月(10月)の本体の表紙画像で使わせていただいていますので、良かったらご覧ください。
本当は青空の下で撮りたかったのですが…。
残念ですがしょうがないので、仙石高原のバス停から湯本行のバスで帰る事にします。
途中仙石案内所で青の「Skylight」を見かけたのですが、この天気ではどうしようもない…。
本来なら「Skylight」に実際に乗ってくるべき所でしょうが、現状では他の車両と共通運用らしく(違っていたらゴメンナサイ。少なくとも時刻表では解からない)、時間があいませんでした。
「観光施設めぐりバス」では、「Skylight」を目当てに訪れる観光客も少なくないのではないかと思うのですが、専用カラーですらない一般の登山バス車両だと、ガッカリさせられる部分も多いと思います。
レトロ調車両だから導入費用もかかるだろうけれど、せめて全便「SkylightⅡ」レベルの車両には揃えて欲しいと思いますね。
さあ、明日はパシフィコ横浜で「バスフェスタ2010 in YOKOHAMA」です。
明日の模様も後日ご報告できればいいなと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
また海外で列車事故ですか…。
《今日のニュースから》
インドネシアで列車追突事故 乗客36人死亡