№356 松山~福岡・陸海空大作戦 2.松山の午後

 旅行記を続けます。
 日中は松山空港で旅客機の撮影を行い、南吉田口のバス停から伊予鉄道バスでJR松山駅に向かいました。
 午後はJR松山駅及び伊予鉄道の大手町・古町付近で電車・バスの撮影に費やす事にします。

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 松山駅前に乗り入れる、中国バスの福山行高速バス。

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 JR四国バスの松山高知急行線。
 この路線については本体のサイトでも取り上げていますが、かつてはその名の通り高知への特急・急行バス<なんごく号>が頻発していました。
 しかし高速道路の整備もあって<なんごく号>は高速バスとなり、一般路線は大半が廃止になって、松山~久万高原のみ、画像のU-LV324K一形式のみで8.5往復(土休日6往復)が運行されています。

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 JR四国バスの高松行高速バス<坊ちゃんエクスプレス>。

 松山駅前にこんな看板がありました。

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 松山駅の高架化工事の看板。
 良く見ると、伊予鉄道の市内線(路面電車)の停留所を高架下の駅の脇に引き込み、さらに西側の国道196号線あたりまで延伸する構想になっているようです。

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 ここからは伊予鉄道の電車です。
 昨年運行を開始した3000系。
 京王井の頭線3000系ですが、制御方式はVVVF制御になっています。

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 こちらは京王5000系の700系。
 朝ラッシュ時は3・4連で運行されていますが、日中以降は2連で走ります。
 どちらも古町~大手町の撮影。

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 古町駅構内には郊外電車・市内電車共用の工場があります。
 その工場での、市内線2000形入れ替えの光景。

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 「坊ちゃん列車」が帰ってきました。
 10月になって早仕舞いとなって、16時過ぎに戻ってきます。
 入れ替え、機関車の方向転換作業を行って編成替えを行い、翌日の仕業に備える事になります。
(もう1編成は道後温泉に留置)

 10月ともなると日が暮れるのが早くなってきました。
 今日はここまで。
 ホテルに向かう事にします。
 今日は伊予鉄道のバスとかは撮れなかったし(BLCハイブリッドとか見られた)、何とか明日も晴れて欲しいと思っていたのですが…。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

《今日のニュースから》
日光・戦場ヶ原 初氷を観測

№355 松山空港 空港南第2公園

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 昨日は、羽田から空路松山に着いた所まで書きました。
 この直後、滑走路の反対側にある撮影ポイント「空港南第2公園」に向かい、昼間は旅客機の撮影に時間を費やしました。
 今日は、このポイントへのアクセスやロケーション、及びここから撮影した旅客機について記したいと思います。

 ターミナルからこのポイントまで、行きはタクシーを利用しました。
(松山まで乗ってきた、A300-600Rの離陸を撮りたかったから)
 滑走路のすぐ反対側なのですが、タクシーの運転手はあまり良く知らなかったみたい。
 料金は1,030円でした。
(バスのアクセスは後で記します)

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 ここが空港南第2公園。
 帝人松山工場を初めとした工業地帯と滑走路の間に位置します。
 無料駐車場もあります。

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 公園のベンチから空港ターミナルを望みます。

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 滑走路と、公園の前を走る外周道路の鉄条網は、特に公園付近はかなり低くなっています。
(その代わり幅を広く取っている)
 脚立は必要ありません。
 滑走路も近いし、撮影ロケーションはかなり絶好なのではないかと思います。

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 公園から離陸機(ANA B777-200)を望みます。
 かなりの迫力です。

 光線状態は昼前から順光になります。
 滑走路(14/32)は、R/W14側が瀬戸内海に面している一方、R/W32側は市街地になっています。
 なので多少追い風になっても、着陸はR/W14、離陸はR/W32を使用するのが普通です。
(必ずそうなるとは限りません。後で記します)

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 R/W14に着陸する、J-AIRのE170。
 バックは、瀬戸内海に浮かぶ興居島の小富士。

 13時過ぎまでの短い時間でしたが、どんな機体が撮影できるのでしょうか。

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ANA B777-200
 この空港はジャンボ機も就航できますが、今現在定期ダイヤにおいて松山空港で見られる最大の機材は、ANAが羽田線に就航させているB777-200になります。
 JA712A「スター・アライアンス」です。

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AKX DHC-8-300
 大阪線・名古屋線に就航しています。
 この機材は、6月までは札幌の丘珠空港をベースにして北海道内のローカル線で運航されていましたが、丘珠空港からの撤退により、ベースを大阪・伊丹空港に移しています。
 このJA804Kは、以前は尾翼にコスモスが描かれていました。
 なお、この機体を運航していたA-net(エアーニッポン・ネットワーク)は今月NXA(エアーネクスト)・CRF(エアーセントラル)と合併してAKX(ANAウイングス)となっています。
 ただ、エンジン部にある会社名表記は「A-net」のままでした。

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JAC DHC-8-400
 大阪線に就航しています。
「ハッピーターン」ではなかったのが残念?
 バックは、あれも帝人の工場。

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JAC Saab340B
 こちらは大阪線と鹿児島線に就航しています。

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J-AIR E170
 名古屋(小牧)線と福岡線に就航。
 これ、撮りたかったんだ…。
 羽田空港でも見られるようになりましたが、羽田以外で撮りたいと思っていたのです。
 こちらも「ハッピーターン」ではなかったのは残念でしたが…。

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 沖縄からやってきます。
 なお、これは着陸のシーンの撮影です。
 これでお分かりの通り、着陸機も場合によってはR/W32を使用する事があります。
 この場合、海側から現れて空港の南側を通過し、大きく左にUターンして進入・着陸する事になります。

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 週2回、月曜日と金曜日に上海から来ます。
 これもR/W32に着陸した所を撮影しました。
 ちなみに伊予鉄道などが運航する松山~高知の高速バス<ホエールエクスプレス>の内、上海便が就航する日のみ、接続の1往復が空港まで乗り入れてきます。

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 こんなシーンも見られました。
 ANAの羽田行B777-200が誘導路の奥で待っていて、J-AIRの名古屋行が手前で追い抜いて先に離陸していく所です。

<アクセス>
 行きは時間の制約もあってタクシーを利用したのですが、実は空港ターミナルから歩いても、そんなに時間はかかりません。

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 なぜなら、滑走路の下を地下道が通っているからなのです。
 小さくてわかりづらいと思いますが、右側の軽トラックが走っているあたりに、滑走路の反対側に通じている地下道があります。
 反対側から来た場合、少し先を右折すればすぐ滑走路が見えます。
 公園は左手です。

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 地下道の出口。
 公園から徒歩で10分です。
 なお、この地下道は表示にあるとおり地元の農耕車が優先で、幅1.5m・高さ2.5mを超える車は通れません。

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 この地下道出口はループになっていて、その中心は簡素な公園になっており、歩道が通じています。
 そして、この歩道から旅客機を撮影する事も可能です。
 ただし、真夏の午前中早く位でなければ、光線状態は苦しいと思います。
(隣にある「エアフロントオアシス南吉田」も同じ)

 ここまで、空港ターミナルから徒歩で5分程度。
 ですから、空港ターミナルから空港南第2公園までは、徒歩でも15~20分位で行けると思います。
 解かっていれば、行きもタクシーでなく歩きで行ったのですが…。

 松山市内から空港ターミナルまでは、伊予鉄道のリムジンバスがあります。
 JR松山駅(一部は道後温泉が始発で大街道経由)と伊予鉄松山市駅から路線があり、共に所要約15分。
 運賃はJR松山駅からは300円、伊予鉄松山市駅からは400円。
 また、松山市駅からJR松山駅経由の一般路線(52または53系統)が15分おきに運行されています。
 この路線を利用する場合は、空港の一つ手前の「南吉田口」で下車。
 進行方向へ真っ直ぐ歩いて行きます。
(空港ターミナルを右に見る事になります)

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 最後に、南吉田口バス停の近くで見られた、バスの廃車体。

 この南吉田口のバス停から、52系統のバスで松山市内に向かいます。
 明日はまた、旅行記の続きに戻ります。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
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《今日のニュースから》
富岡製糸場 入場者1000万人達成

№354 松山~福岡・陸海空大作戦 1.JAL1461便

 今日は羽田空港の国際線新ターミナル・新D滑走路の完成記念式典が行われ、菅首相によるスピーチもあったと、ニュースで伝えられていたのはご存知と思います。
 これより先、成田空港でもLCC呼び込み策で、年間の発着回数を8万回増回(これは単純計算で1日あたり100便強の増便)で合意がなったというニュースもありました。
 今後、首都圏内だけでも(茨城空港もあるし)航空会社、特にLCCの取り込みで激しい競争が繰り広げられる事になると思われますが、「空港同士の競争」という概念を持たないで航空を利用してきた私にとっては、ずいぶん戸惑う部分も多いように感じられます。
 航空会社間の競争は解かるんですけれどね…。
 やっぱり「経済オンチ」だなあ。

 さて少し遅くなってしまいましたが、今月4日(月)~8日(木)にかけて、松山と福岡へ出かけた事の話を書きます。
 今回は松山空港での撮影ガイドや夜行フェリーも加え、8回の連載になる予定です。

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10月4日(月)
 今回も、往復の航空はJALのマイレージを利用します。
 松山行1461便はA300-600R。
 ひょっとしたら、これに乗るのは最後かも知れません…。

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 上大岡から京急線の特急に乗り、蒲田で普通電車に乗り換え。
 この527列車は浦賀始発で、蒲田で折返しも兼ねて特急を待っていました。

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 京急線羽田空港駅の、国際線新ターミナル駅オープンまでのカウントダウンボード。

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 第1ターミナル南ウィング。
 時計等には、上に書いた国際線新ターミナルオープンの幕が踊ります。

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 1461便は14番ゲートより出発。
 沖縄行(B777-300で、「one world」だった)が出発する11番ゲートは学生らしき団体がいて結構やかましかったけれど、一転して14番ゲートは閑散としていました。

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 B747-400D。
 10月に入り、定期ダイヤではついに1運用だけになってしまいました。
(羽田→(905)→沖縄→(906)→羽田→(535)→新千歳→(538)→羽田)
 ただしこの日、ターミナルでは2機見られました。
 他の便の機材変更があったようです。

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 定刻を少し回って出発。
 R/W34Rへ向かいますが、その途中、ちょっと変わったB767-300ERが見えました。
「Japan Endress Discover」と書いてあるようです。
 国際線用のJA623Jなので、ひょっとしたら「YOKOSO!JAPAN」に代わるものなのでしょうか?
 JALからはリリースが出ていないのですが…。

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 羽田上空は厚い雲に覆われ、残念ながら離陸直後にはもう雲の中。
 右旋回する直前には、下界は何も見えなくなってしまいました。

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 残念ながら機内はガラガラでした。
 半分も乗っていなかったような…。
 それだけにある程度は自由にキャビンを行き来できるのですが。

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 空港ターミナルで購入したお菓子と、機内サービスでコーヒータイム。

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 モニターではNHKニュースを放映。
 日本女子オープンゴルフで、宮里美香選手がプロ初優勝した事を伝えていました。
 JALとしては、宮里藍優勝だったら良かったかも?
 でも宮里美香選手、優勝おめでとうございます。

 下界はひたすら雲海が続いていましたが、松山が近づき、降下を開始する頃になってようやく地上が見えてきました。

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 9時47分頃、右手に見えたのは、多分松永。

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 続いて、ここは安芸幸崎(呉線)だと思うのだけれど、どうだろう?

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 ベルトサインも点灯し、瀬戸内海の中島の上空で大きく左旋回。
 海上を滑るように、R/W14へ進入していきます。

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 松山空港に着陸。
 この空港は、両側を帝人の工場に挟まれています。
 右手にも帝人の工場。

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 松山空港は2番ゲートに到着。

 さて、今日はこの後直接松山市内には向かわず、滑走路の反対側にある公園に行って、旅客機の撮影に当てる事にします。
(一番上のA300-600Rも、この公園から撮影したものでした)
 それについては、撮影地のガイドも兼ねて明日書きたいと思います。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
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《今日のニュースから》
中国各地で大規模反日デモ 日系スーパー・百貨店被害