№295 管理人流ダイヤの作り方 4.スジ引きⅡ

 昨日はお休みしましたが、ダイヤ作成を続行する事にします。
 前回普通列車のスジが入りました。
 格下から引いていくので、次は急行。
 京成線内からは消えましたが、北総線内では夕方の下りで運転されていますから、青い線で引いていきます。
 次は快速。
 京成上野~京成高砂と、空港第2ビルで運行されていますから、ピンクで引きます。
 そして特急は赤、快速特急は緑…。

 おっと、ここでミスをやらかしてしまいました。

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 京成上野16時43分発の快速特急(16A05)のスジを、間違って10分後ろに引いてしまいました。
 どうやって直すか。

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 ここでは別の方眼紙を使い、誤ったスジを隠す方法を取ります。
 別の方眼紙の裏に両面テープを張った上で、間違った部分を隠せるだけの大きさに切り取ります。
 細かい事ですが、方眼紙では1㎝間隔で太く、5㎝間隔でさらに太く、メリハリをつけて線が引かれています。
 これに合わせて切り取れば、後で貼り重ねた時の見栄えが良くなります。
(小さいものですから別に気にしなくてもいいですが)

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 これを間違って引いてしまったスジの上に貼って隠します。

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 そして、改めてスジを引きなおします。
 当然、事前に正しく引いておいた格下の列車や反対方向の列車も、改めて引きなおす事になります。
 間違いが大きいと、修正も大変になりますから、スジは慎重に引いていきましょう。
(かく言う私は誤りの連続でもうベタベタにしてしまいました)

 快速特急が終わると、次はアクセス特急のオレンジ。
 ここでまた、「ここはどうしよう?」と思った場所が出てきたと思います。
 言うまでもなく新根古屋〔信〕の扱いで、停車か通過かどう判断すべきか悩むかもしれません。
 ここでは信号所を挟む、成田湯川~空港第2ビル駅の所要時分から判断します。
 
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 時刻表で下りの場合、成田湯川は発車、空港第2ビルは到着の時刻なので、純粋に両駅間の所要時分が現されていると判断できます。
 この両駅間の早朝のアクセス特急を比較すると、527Hと601Kは6~7分で走り抜けているのに、609Kbや611Kは12~13分もかかっています。
 つまり、信号所で5~6分の停車があると推測できます。
 609Kbを例に取ると、成田湯川は7時33分発。
 信号所に停車しないで走ると、空港第2ビルは7時40分頃に到着できると思われます。
 そこで信号所の線まではストレートに引いていきます。
 そして信号所で6分ほど空けた後空港第2ビルまで引いていく訳です。

 なお、上りの場合は空港第2ビル・成田湯川が共に時刻表上では発車時刻なので、さらに悩むかと思います。
 信号所での運転停車か、成田湯川に早めの到着か、あるいはその両方か?
 すでに下りのアクセス特急が引いてある事もあるし、後は<スカイライナー>の空港第2ビル発着時刻も見て、総合的に判断するしかないでしょう。
 場合によっては上に書いたように、方眼紙の張り重ねで修正する場合も出てくるでしょう。
 辛抱強くやるしかないと思います。

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 ともかくアクセス特急のスジは引きました。
 成田湯川・新根古屋〔信〕とも、ずいぶん停車時間が長いなあという事がわかります。
 先の609Kbはやはり、根古屋〔信〕で上りアクセス特急(726H)を待避する事も判明しました。
 そして、京成上野~京成高砂・空港第2ビル~成田空港の<モーニングライナー><イブニングライナー><シティライナー>まで引き終わりました。
 次回はいよいよ最大のお楽しみ?<スカイライナー>のスジを引いて、ダイヤの完成に向かう事にします。

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