本題に入る前にバスの話。
いすゞのエルガとガーラ、日野のブルーリボンⅡのポスト新長期規制モデルが発表になりました。
国産の大型ディーゼルバスはすべてアドブルーを使用する事になります。
いずれバス専門各誌が取り上げるでしょうから、その時にまた詳しく書きたいと思いますが、いずれも外見的には大きな変化は見られないようです。
後は、ポスト新長期規制にはかからないだろうがボディを変えなければならない三菱ふそう・UDトラックスの中型車は、モデルチェンジによる再発売があるのか。
また、エアロスター・エコハイブリッドはどうなるのか。
その辺も注目していきたいと思います。
本題に入ってダイヤ作成の続きです。
2.用紙作成編
昨日はダイヤ作成の準備として、基になる時刻表に下ごしらえをしました。
今日からはいよいよダイヤの作成に入ります。
用意するもの:方眼紙・スチール製定規・カッター・マット・のり
ところで、ダイヤに必要な用紙は、どの程度のサイズがあれば良いのだろう?
まず縦軸の距離・駅ですが、業務用など通常のダイヤでは列車の速度によって間隔を調整するようです。
ですが、私の場合は簡便になるように、単純に距離に比例して設定しています。
縦軸となる駅の線の間隔の設定の設定の概念について簡単に記してみた。左は単純に距離に比例して引いた例。実際の鉄道路線は、早く走れたり、逆にスピードを落とさざるを得なくなったりと様々な条件がある。なのでこの場合だと、スジがガクガクした折れ線になってしまう。だから通常は右のように、列車の速度に応じて駅の線の間隔を調整する。ただ、私の場合は簡便に作成するため、あえて距離に比例させている。
では、距離に比例して間隔を取るとして、どの位の比率にするか?
具体的に言うと、1㎞を何㎜で取るべきか?
基本的には自分の好きな数字でいいと思います。
ただし実際問題として、例えば1㎜にすると、特に駅が多い大都市近郊の路線だと、駅の線路がくっつき過ぎてしまいます。
(次回書くように、全部の駅の線を入れる訳ではないが、それでも下手すると、1㎝に3~4本も入ってしまう事もありうる。ローカル線だったらいいが)
逆に1㎝とかとするとスジがかなり立ってしまい、横軸の時間の線と平行に近くなったり、特急と各駅停車の差がわかりにくくなったりもします。
なので路線の長さにもよりますが、私の場合は実際の1㎞を2~3㎜で取るようにしています。
今回のスカイアクセスでは、実際の1㎞を2㎜と取りました。
そうすると今回は京成上野~成田空港間64.1㎞で作りますから、上下は約12.8㎝取る必要があるという事になります。
一方、横軸となる時間ですが、ここは1分を1㎜と設定します。
つまり1時間は6㎝。
大手私鉄の場合、会社にもよりますが通常は朝4時台~深夜1時台の間旅客列車の運行があります。
(今回作成の区間は今の所、午前1時を過ぎて運行される旅客列車はないが)
だから午前4時から翼午前2時までの22時間分、用紙は134㎝を必要とします。
さらに駅名の記入に2㎝、そして線路種別(趣味用だったら必要じゃないですが)の記入に2㎝、左右は合計で138㎝必要という事になります。
これで、今回のスカイアクセスのダイヤの作成には、最低縦12.8㎝、横138㎝の用紙が必要になるという事がわかりました。
これを踏まえて、方眼紙数枚を切り貼りしてダイヤの基になる用紙を作ります。
私の場合は、KOKUYOの方眼紙をしています。
いくつかサイズが用意されているので、先述した路線の長さに応じて使い分けます。
今回は250㎜×180㎜を使用しました。
レポート用紙上になっているので、ここから6枚をはがし、片隅の余白をカッターで切断して削除します。
ちなみに、用紙の右側を切断する方が良いです。
そして、もう片方の方眼紙の余白(左側)に糊代としてのりを塗り、方眼同士がくっつくように貼り合わせていきます。
余白の右側…切断、左側…糊代、としたのは、この後のダイヤ作成でスジを入れやすくするようにするためです。
スジは下りも上りも左から右に流れていくわけですから、張り合わせの関係が逆だと紙の厚みで引っかかって、スジが書きにくくなってしまうのです。
なお、一番右の用紙は11㎝だけ使いますので、それにあわせて糊代2㎝位残して左側をカットします。
こうして、長いダイヤの用紙が完成しました。
次回はダイヤの駅及び時間の線を書き込み、スジを入れる準備を整えます。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)