「JTB時刻表6月号」は、今月は25日に発売になりました。
6月号の表紙は、磐越西線の猿和田駅(新潟県)。
キハ112+111の2連と紫陽花。
紫陽花は多少小振りです。
◆ 駅旅本線 SPECIAL 一畑電車 今月は駅ではなく、一畑電車そのものを取り上げています。
今日公開の「RAILWAYS」にちなんだ企画ですね。
デハニ50は昨年春に引退していますが、これは多分1996年に松江温泉駅で撮影したものです。
当時としても一般営業には使われなくなり、定期観光バスのコースに組み込んで、定期列車に増結して運用されていました。
車内はお座敷使用に改装されていました。
これが、今回の映画化の際にロングシートに再改装されたわけです。
ただ、「駅旅本線」は、基本的には特定の駅を取り上げる連載ですから、一畑電車をまるまる取り上げるというスタイルは多少違和感も感じました。
(2006年3月号で出雲大社前駅が取り上げられています。)
一畑電車には、アテンダントとして「鉄おとめ」もおられるようです。
なので、思い切ってグラビア連載全部で一畑電車特集にしても面白かったのでは?
駅は、改築されたけれど松江温泉、あるいは独特のアナウンスは残っているのかなあ、川跡あたりなんてどうだったでしょう。
駅弁はさすがに一畑にはないから、JRの松江か出雲市駅からとか。
なお、恥ずかしながら知らなかったのですが、この連載が単行本「駅旅入門」となって発売されていました。
来月、この単行本も基にして、この連載について書く予定です。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第45回 パッと見、「あれ、先月と同じ?」と思いましたが、同じJR四国の同僚の方だったんですね。
理系が苦手というのは、現代の電車の運転士になるには確かに多少ハンデになってしまうかもしれない。
それにしても「RAILWAYS」の世界もそうで、運転士になるのに年齢も性別ももう関係ありませんね。
◆ 新乗り物風土記シリーズ114 ドラマチックな船旅へ 豪華カーフェリー『きそ』 仙台~苫小牧
間の太平洋フェリーのカーフェリー『きそ』。
写真で見る限りでも確かに豪華そう。
展望大浴場なんて、日本のフェリーらしいですね。
ただ、約16,000tの『きそ』が日本最大級とされていますが、世界と比較すると、これでも少々小さいんですよね。
日本人もよく利用する(ユーレイルパスで割引もあるので。)フィンランド~スウェーデン
間の「シリヤライン」は最大で60,000t近くもあって、『きそ』の3倍以上です。
(大浴場はないが、サウナがある。)
とはいえ鉄道の夜行で、<カシオペア>以降豪華列車出現の可能性がほとんどなくなっているように思える今、日本でも豪華長距離フェリーがもっと注目されても良いのかも知れません。
◆ 駅弁細見 275 「ワンコインとチョット駅弁」シリーズの第2弾で、仙台駅の「仙台ハイカラ寿し」。
3月に発売が開始されたばかり。
ネタがスパム(初耳だったけれどアメリカや沖縄などで食べられている味付け豚肉)・チャーシュー・チーズ・甘酢大根。
チーズが寿しのネタになるのか?とも思いました。
でも500円という値段は、確かに手頃ですね。
市中のファストフードの牛丼等と同じ値段ですから。
「ノリノリ乗り物情報局」では先月に続いて「RAILWAY」がらみで、上に画像を掲げたデハニ52のキーライトのプレゼントと特別展の開催のお知らせ。
それ以外では、「上高地ゆうゆうきっぷ」のプレゼントが目を引きます。
新宿~松本
間の高速バスと、松本~上高地
間のバスまたは電車の乗車券をセットにしたもの。
本当は新宿~上高地
間の直通で高速バスを設定したいのでしょうが、現行のハイデッカー車を前提にする限り、そういう路線は作れません。
(ハイデッカーでは釜トンネルを通過できないので。)
ところでご存知の通り、昨日日本でiPadの発売が開始になりましたが、「ノリノリ…」の裏のJTBパブリッシングの広告に、iPhoneやiPadで読む電子書籍アプリがありました。
1冊…という言い方が成り立つのか?…600円といいますから、現行の紙の書籍の1/3以下ですね。
(「時刻表1000号物語」は一般書籍は1,900円。)
鉄道の時刻は既にネット上の検索サービスが一般的になっていますが、ひょっとしたら時刻表自体もまた、電子書籍となる日が来るのでしょうか。
私はブログをやっていながらITについては全く無知なので、なんとも解らないのですが…。
◆ 黄色のページ「NEWS」では、先月も書きましたが、餘部鉄橋の架け替えに伴って山陰本線の香住~浜坂
間がバス代行になるため、そのバスの時刻が掲載されています。
<はまかぜ>接続便がノンストップで31分、他は国道上の臨時停留所に停車して42分です。
臨時列車では、平塚の七夕まつりとか、博多の祇園山笠関連の臨時列車の時刻も掲載されています。
それと、「RAILWAYS」関連で一畑電車全列車の時刻の掲載もあります。
平日・土休日とも1時間に一本程度で、この手の路線としては健闘しているとは思います。
◆ 本文 夏季期間中の臨時列車のダイヤが発表になりました。
臨時列車の設定数が大幅減になったというのは、各種報道でご存知の方も多いでしょう。
パッと見でしかないのではっきり比較はできないですが、確かに在来列車の補完としての臨時列車は少なくなっているように感じました。
大半がSLやトロッコといった列車そのものを売り物にしていたり、近場の行楽地へ乗り換えなしで行けるとか(
№229で写真だけ出した<ぶらり高尾散策号>のような。)、あるいは上に書いたようなイベント輸送に対応した列車というのが、臨時列車の最近の傾向のようです。
その中で、<つがる>の臨時の設定を見ると、「ああ、青森の夏だなあ。」と強烈に思わされます。
もちろん「ねぶた祭り」がありますし、帰省対応もあります。
<つがる>は、今年が最後の夏でしょう。
健闘を期待したいと思います。
上の「NEWS」絡みですが、特急<はまかぜ>が餘部に臨時停車します。
1・4号が10・11日、そして3・6号が旧鉄橋最終日の16日に停車。
最終日はさぞや大勢のファンが集まるのでしょうが、鉄橋に隣接する餘部駅は小さいホームがあるだけの駅員無配置駅なので、事故・トラブルが起きないか、それが少々不安。
既に5月号から掲載されていて、6月号で改めて発見した事柄から2点。
① 6月9日~11日の間、海浜幕張始発16:40→17:04東京の<さざなみ84号>という設定がありました。
幕張メッセでのイベントのためですが、土休日だと館山始発の<さざなみ10号>がある所、平日なのでこういう列車を仕立てている訳です。
ただ、本来の<さざなみ>の性格とは異にしている訳だし、全車自由席なので、<さざなみ>の名はどうかという気もします。
特急という設定が適当かどうかは別として、こういう列車はもう名無しでいいのではないかとも思います。
② 6月19日と20日、紀勢本線の<南紀1・8号>が那智に臨時停車し、同じく那智停車の<南紀91号>が運転されます。
しかし<くろしお>は全部通過のままだし、何があるんだと色々調べると、どうやらJR東海の「さわやかウォーキング」のためのようです。
この両日には「サッカー必勝祈願・那智大社と熊野古道・大門坂」というウォーキングが開催される事になっています。
「サッカー」とはもちろんW杯。
熊野那智大社は日本サッカー協会の関係者が必勝祈願のために訪れるのだそうです。
(熊野那智大社を含む熊野三山社寺の神鳥「八咫烏(やたがらす)」が、協会のエンブレムとして図案化されている。)
もっとも14日にはカメルーン戦が終わっており、19日にはもうオランダ戦がありますから、少々遅いのではないかとも思います。
(決勝トーナメント進出祈願になると良いが。)
<成田エクスプレス>は、253系がいよいよ6月30日限り。
7月1日より、E259系に統一される事になります。
岡山駅西口の高速バスターミナルが6月1日使用開始で、岡山発着・経由の路線は全部西口発着になります。
同日、下津井電鉄と日本交通による岡山~鳥取線が運行を開始。
岡山空港線は7月1日からの模様。
香川県小豆島の路線バスが4月より「小豆島オリーブバス」に引き継がれた事はご存知の方も多いと思いますが、6月号時点ではまだ「小豆島バス」のままですね。
なお、小豆島バス自体は貸切バス専業として存続、Webサイト上でオリーブバスの時刻も掲載しています。
(オリーブバス自体は今の所Webサイトを保有していない。)
昨日、7月17日の京成の「成田スカイアクセス」開業及び関連するダイヤ改正について書いた所、一晩だけで驚くほどたくさんのアクセスを頂きました。
有難うございます。
6月19日発売の7月号では、「成田スカイアクセス」の特集が組まれるかもしれません。
表紙も新AEが飾るのかも。
「
№54 JTB時刻表大研究 1992年」の大幅な加筆・修正を行いました。
一部画像の追加も行っています。
宜しければ、今一度ご覧下さい。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「
日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)