№200 北東北にバスと鉄道を追った4日間 6.JAL1208便

 当ブログも、ついに200回目を迎えました。
 ひとえに皆様のおかげです。
 特に200回目だからというものは何もないのは、申し訳ないところなのですが。
 ともあれ、今後もよろしくお願いいたします。

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 名残は惜しいですが、JAL1208便でいよいよ青森を後にすることになります。
 弘前駅から弘南バスで青森空港へ。
 貸しきり格下げ車だと思いますが、さすがにゆったり。

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 朝来た時は雲の中だった岩木山も、この時間は目の前にでんとそびえています。
 左手遥か遠くには八甲田も。
 藤崎・浪岡と経由して、目の前に五所川原からの同じ弘南バス便も現れます。
 あちらは普通の中型路線車タイプ。

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 青森空港に着きました。
 定刻より4分早い到着。

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 青森空港ターミナル。
 3台のバスが、羽田からの便の到着を待っています。
 前から、五所川原行弘南バス、弘前行弘南バス、青森行JRバス。
 なお、青森市営バスは空港連絡バスからは撤退していますが、一般の路線バスで数便乗り入れがありました。

 展望デッキに向かうと、ちょうどA300-600Rが着陸し、こちらに向かってくる所です。
 ところが…。

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 なんだ、この中途半端な金網…。
 せっかく八甲田山をバックに、美しい写真が取れる場所なのに、ガッカリさせられます。
 この程度の金網ではテロ対策に役立つかどうかは疑問だし、なんてもったいない。

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 青森空港のJALカウンター。
 旅行に出発する前に予約を入れた時、座席を指定しようとしたら、残っていた窓際は翼の真横しかなくて、やむを得ず26Hを指定。
 自動チェックイン機で操作しても、やはり他の窓際はなく、まあしょうがないかと思っていました。
 ところが、荷物を預けようとしたら、こちらは何も言わなかったけれど、地上職員が、

「もっと後方の窓際が空いていますが。」

 ほんと?
 二つ返事で38Aに変更。
 ラッキーでもあったし、この心遣いはうれしかったです。
 マニアックなレベルですが。

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 青森空港のみやげ物店。
 それにしても、この空港のみやげ物店って、もうどこも普通のフィルムは置いていないんですね!

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 出発ロビー。
 家族連れも見えますが、この便もビジネスユースの方が多そう。
 アナウンスの通りの時刻に搭乗が始まります。
 機内で一通り収まってみると、この便も結構空いているなあ。
 おかげで行きの秋田行の時と同様隣には乗客は来なくて、ゆったりしたフライトになりそう。

 やはり、少々早目の出発になりました。

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 ここでも地上職員が見送ってくれます。
 R/W24からテイクオフ。

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 さすがに青森だと、空港付近は山また山。
 この路線は十和田湖が見える事もあると思うのですが、今日は多少西寄りを飛んでいるのか、残念ながら見られませんでした。
 ベルトサイン消灯後、先にキャプテンのアナウンス。
 高度10,800mに向けて上昇中の由。
 比較的短距離だから、それ程高くはなりませんね。

 
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 機内の様子。
 当然こちらもJAS時代のままのインテリア。

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 キャビンサービスが始まりました。
 モニターでは昼のNHKニュース。

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 機内でサービスされたコーヒーと、空港の売店で購入した「林檎どら」。
 全国の空港のみやげ物店でいつも思うのは、

「茶菓子のばら売りがあればいいのになあ。」

 という事。
 もちろん、この「林檎どら」のようにない事もないのですが、たいていは帰宅してから家族や会社の同僚と一緒に食べるような箱詰めだけなんですね。
 遠い昔は、どの航空会社も、普通席だって茶菓子位は振舞われるのが当たり前でした。
 コスト削減の必要が出てきて廃止になってきているのですが、それだけに、地上で茶菓子(あるいは弁当も)を選ぶ楽しみが生まれたとはいえます。
 それだけに是非、個人旅行者向けに、地元名産の茶菓子のばら売りが充実する事を望みたいと思います。

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 左手遠くに、岩手山が見えてきます。
 この直後、左上を、ANAのB747-400Dが北へ向けて通過していきました。

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 東京が近づき高架が始まると、左手には成田空港が見えてきました。

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 房総半島の上空、夕陽が雲の間に消えていきます…。

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 姉ヶ崎上空から東京湾に抜けます。
「海ほたる」はかなり遠くに見えます。
 という事は、R/Wは16Lに違いないでしょう。
 やがて左手に羽田空港を見て、大きく左旋回していきます。

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 18時12分着陸。

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 3番スポットに到着。
(「写ルンです」から撮っているので、暗くて見辛いのはご了承ください。)

 この機体は、今日はこのままお役ご免の様子。
 本来このゲートから出る高松行がゲートを変更しているので、何か不具合でもあったのかな?
 もちろん、飛行中は何事もなかったのですが。

 さて先日、一部の報道で、JALの再建計画に関連して、B747-400と共に、A300-600Rも今年度中の退役が行われるとありました。
 そうなると、ひょっとしたら、この1208便が「お別れフライト」になるのでしょうか。
 今すぐ、というわけでもないでしょうが。
 青森線に限ると、JALの経営問題がなくたって、暮れには東北新幹線の新青森延伸がありますから、良くても機材の小型化(B737-800?あるいはE170?)は間違いないでしょう。
 JAS時代から馴染みだったA300-600Rが青森で見られるのも、あとわずかだと思います。

 帰宅して数日後、いよいよ東北新幹線の試験車両「East-i」が新青森まで入線したとのニュースがありました。
 JALに限らず、新幹線が開業する事で、青森付近の交通網は非常に大きな変化が訪れる事になります。
 北海道への連絡はどうなるか?
「青い森鉄道」に移管される八戸~青森は?
 そして長短合わせて路線バスは?
 色々な面で期待も不安が入り混じる、暮れの青森だと感じた4日間でもありました。

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 さて、やはり元々乗客が少ない上に、大半がビジネスユースでしたから、預けた荷物を待つ乗客は少ない。

 今日は京急線で帰る事にします。

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 18時43分発成田空港行急行は京成3549F。
 京急蒲田で特急に乗り換えますが、混雑する中、大きなバッグというのも大変な話。
 バスの利用も少なくないのも、解る話です。


 ここからは旅行とは直接関係ない話になりますが、上大岡で降りて、気になるものを見つけました。

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 これ、№187でもご覧頂きましたが、今まで表示されていた快特・特急の表示が塞がれているのです。
 京急では来月16日に蒲田付近で上り線の高架化を実施すると発表しています。
 その時点で、ダイヤパターンが大きく変わるのでしょうか?
 少なくとも快特・特急の停車駅が変更になるとか。
 実は、昨日も京急に乗る機会があったのですが、仲木戸駅でホーム延長工事を行っているのも見かけました。
 仲木戸に特急が停車するとも思えないので、新しい種別が設定されるのでしょうか?
(杉田でも行われているそうです。)
 京急ファンのWebサイト上の話では、やはり新しい種別が設定される事になるらしいです。
 ただ、京急からの正式なプレスリリースが出ていないので、やはりまずはそれをキチンを見たいと思います。
(なんでも22日には一旦Webサイト上にリリースが出たそうだが、すぐに削除されたのだそうです。)

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

 明日の関東地方は久し振りに快晴の由。
 ヨーロッパの空路の混乱も落ち着いたようだし、成田空港へ行ってみようと思います。
 明日は久し振りに、外周から狙ってみるつもりです。
 なので、成田からJRバスを利用する事になりますね。
 素敵な一日になるといいな。