№195 北東北にバスと鉄道を追った4日間 1.JAL1261便

 今日から、2週間前の4月5日(月)~8日(木)にかけて、北東北(秋田・岩手・青森)までバスと鉄道(第3セクター鉄道)の撮影に出かけた時の話を書きます。
 今回は、行き・帰りともマイレージを利用して、JAL便を利用しました。
 その空の旅については、今回は別に書き分ける事にします。
 したがって、6日間の連載という事になります。

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4月5日(月)
 まず、JAL1261便で秋田に向かいます。
 秋田へ飛行機で行くのは初めて。
 というか、秋田自体、何年ぶりだろう?

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 上大岡から京急の特急に乗り、品川で急行に乗り換え。
 羽田空港には、7時前には着きました。
 列車は折り返し回送。

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 平日の早朝と言う事もあってか、ビジネスマ風の旅客が多かったですね。

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 羽田空港第1ターミナルの北ウィング。
 JALは行先によって南北にカウンターを分けていて、秋田を初めとする北海道・東北・北陸・関西行は北ウィングからになります。

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 北ウィングのJALのカウンター。
 既にeチェックイン済みなので、荷物を預けるだけ。

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 そのカウンターの上に表示される出発案内。
 左の下から4番目が秋田行1261便ですが、秋田は晴?
 信じていいの?

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 ドラえもんジェットが17番スポットにいました。
 507便として、札幌(新千歳)に向けて間もなく出発です。

 1261便は20番スポットからの出発。
 残念ながら、出発ロビーからでは機体を見る事ができません。
(なので、一番上の写真は、秋田到着後の撮影です。)
 空港の売店で朝食用にサンドイッチと、それから「写ルンです」を購入。
「写ルンです」購入の理由は、前回SKY・AMXに搭乗した時の№103で書きました。
 それにしても東京は雨。
 視界が相当悪く、離陸したらすぐ雲の中に突っ込む事になりそう。

 出発の20分前に搭乗開始。
 かなりすいている。
 という事で、この機会を利用し、CAの方に、その№103でも触れた、離着陸時のカメラの使用の是非について聞いてみました。
 結論から言うと、(JALの場合)「Canon EOS Kiss7」はやはり不可。
 ただ、「Kenko 2000」はOKという事でした。
 しかし、わざわざ社内で使用する規定まで持ち出して教えて頂けるのはありがたい限り。
 すいているという事もあったのでしょうが…。
(離着陸時の電子・電気機器の使用については、機会があれば別に取り上げるつもりです。)

 隣の21番に、なんと、エンブラエル170がスポットインしました。

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 E170は今月から、羽田でも関西空港線と南紀白浜線で見られるようになりました。
 元々は、秋の羽田空港拡張を見据えての機材なのですが、こういう状況ですから、前倒しで就航させたのでしょうか。

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 すいている割には、多少遅れてドア変更の指示が出ました。
 7時44分、バックが始まって出発。
 雨の中、地上職員が手を振って見送ってくれます。
 ご苦労様です。

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 南ウィングに駐機するJAL機。
 どの写真も雨粒で非常に見づらくて申し訳ないのですが、左にいるB767-300(JA8980)は「one world」機です。

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 8時02分、R/W34Rよりテイクオフ。
 案の定、この後すぐ雲の中に突っ込んで、東京上空では何も見えませんでした。
 ベルトサインは10分程で消灯。
 キャプテンアナウンスによれば、那須高原の上空9000mを飛行中という事でしたが、何も見えません。

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 機内の様子。
 数少ない乗客の大半はビジネスマンという感じ。
 A300-600Rは、前方は「クラスJ」に変わっているけれど、普通席はJAS時代のままです。

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 機内ではCAのドリンクサービスが始まりました。
 ANAでは今月から原則有料になりましたが、JALは当分は無料で提供するようです。
 しかし、今の経営状況からすれば、今後見直しも充分ありうるでしょう。
 空の上のコーヒータイムを堪能するのは、今の内?
(だけど、大手がこういう付帯サービスも有料とか廃止とかしてしまったら、LCCとはどうやって差をつければ良いのだろう?)

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 モニターでは朝6時のNHKニュースを放映。
 スポーツコーナーの時間でした。
 前日のJリーグは、首位だった鹿島アントラーズが、ベガルタ仙台に敗れて初黒星。
 A300-600Rでは、離着陸時はモニターが収納されて、前方の光景を見る事ができないのが少々残念。

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 で、そのドリンクサービスのホットコーヒーと共に、空港で購入したサンドイッチを食して朝食にします。

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 秋田が近づくと、少しは雲が切れて、眼下には白くて大きな山が見えます。
 ひょっとして鳥海山?
 この少し先でベルトサインが点灯します。

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 一度雲海に突っ込み、再び抜けると、眼下にはなんと日本海。
 この上空で大きく右旋回すると、左手には男鹿半島が見えてきます。

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 Uターンに近い形で再び陸地へ。
 JR羽越本線でいうと、下浜のあたりになります。

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 R/W10への着陸の直前、雄物川を横切ります。
 平野が広がっていますが、その向こうには大平山を初めとする出羽山地。

 8時48分着陸。

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 秋田空港ターミナル。
 他に機体は見えませんでした。
 8時51分、3番スポットに到着。

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 空港ターミナル内の手荷物受け取り場。
 元々乗客が少ない上に、そのほとんどがビジネスマンなので、荷物が出てくるのを待つ旅客は輪をかけて少なかったです。
 旅客の影に隠れていますが、左手に「なまはげ」が展示されているの解るでしょうか。

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 展望デッキへのルートの途中には、旅客機の模型と年表が飾られています。
 でも、B747なんて、来た事はあったのかなあ。
(滑走路は2500mあるので、短距離なら就航できるけれど。)

 秋田市内までは、秋田中央交通の空港連絡バスで向かいます。

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 乗客は自分を含めて13人でした。
 機内の乗客の数や、その大半がビジネスユースである事を考えたら、健闘している数字だと思いました。
 秋田駅西口まで約40分で、900円でした。

 さて、羽田空港での表示とは裏腹に、秋田市内はやはり厚い雲に覆われていました。
 由利高原鉄道に乗るつもりだけれど、曇り空だとつまらなさそうだし、どうしようかなあ…。

 この続きは、また明日。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)