姫路市営バス(姫路市企業局交通事業部)は、先月26日を持って、64年の歴史に幕を閉じました。
せめて最後の勇姿位は写真に残しておきたいと、廃止の前日より、関西に遠征。
ついでに、これもまだ撮影できていないという、名古屋市営バスの「レトロカラー」車も撮れればいいなと、27日には名古屋に滞在するプランで、「ムーンライトながら」の人となりました。
しかし、25日(木)は、全国的に雨…。
残念ながら、この日の姫路市営バスはあきらめざるを得ず、明日に期待。
3月25日(木)
「ムーンライトながら」から接続の大垣始発・快速姫路行は、案の定混雑が激しく、座れません。
それで、今日は一日中全国的に雨模様らしいし、目的地を変更。
京都市営地下鉄東西線の延長開業部(六地蔵~醍醐間・二条~太秦天神川間)が未乗のままになっているので、乗りに行く事にします。
従って、あまりガンガン急いでも意味がなさそうだから、次の6時28分発・大阪行快速まで待ちます。
始発なのでもちろんホームで待っていれば座れるのですが、発車直前に着いた名古屋始発の101F列車(美濃赤坂行)から、大勢の乗客が乗り換えてきたのは少々ビックリ。
それも、中高年のハイカー?が目立つ気がしました。
彼らも「青春18きっぷ」なのでしょうか。
米原で新快速に乗換、京都には8時03分に到着。
最小限のものだけ持って大きなバッグはコインロッカーに収め、まずは六地蔵を目指します。
JR奈良線も何年ぶりだろう?
東西線では、新駅(4駅:六地蔵・石田・西大路御池・太秦天神川)を観察。
ここでは各駅に複数ある出入口を一つずつ、そして、ホームドアの写真をご覧頂きます。
ホームドアは駅毎に色を変えているのですが、残念ながら京都市交通局のHPには、色名の記載がないようです。
(見落としているのかもしれない。だとしたらゴメンナサイ。)
なので、「Wikipedia」から引用させて頂きます。
予めご了承ください。
六地蔵〔T01〕
この駅は、京都市ではなく、宇治市にあります。
この出入口が、JR奈良線への乗換口でもあります。
(後方にJR駅が見える。)
なお、京阪宇治線の六地蔵駅は、少々離れた場所にあります。
(京阪の六地蔵駅は京都市伏見区。)
六地蔵駅ホームドア。
色は「勿忘草色」。
この駅は、平日の12:00~20:00のみ定期券発売所がオープンします。
石田〔T02〕
東西線の山科~六地蔵間は、幹線道路である外環状線の真下を走っていて、駅付近も大規模な団地が広がったりしています。
ただ、山科川を渡った先の小栗栖地域は、どこかしら昔ながらの風情も残っているように思えました。
この付近は京阪バスが多数行き交いますが、地下鉄開通までは京都市営バスのエリアでした。
東西線醍醐開通時に、全面的に譲渡されています。
石田駅ホームドア。
色は「藍白」。
ここから一気に市の中心部を貫いて、JR山陰線の西側に移ります。
西大路御池〔T16〕
文字通り、西大路通りと御池通りの交差点に位置しています。
西大路通りの歩道にある出入り口は、2箇所ともガラス張りになっているのが特徴的。
ここから嵐電の三条口駅までは、徒歩で5分掛かるかどうか。
西大路御池駅ホームドア。
色は「向日葵色」。
西大路御池〔T17〕
西大路御池駅ホームドア。
色は「檸檬色」。
この太秦天神川駅付近は、地下鉄の開通に合わせて再開発。
右京区の総合庁舎「サンサ右京」が建っています。
右京区役所や図書館などの他、交通局も入っているそうです。
駅前にはバスターミナルも整備され、市営バス・京都バスが入ってきます。
また、地下鉄の開通からはやや遅れましたが、嵐電にも山ノ内~蚕ノ社間に新駅「嵐電天神川」駅が新設されています。
嵐電としてはなかなか斬新。
ただ、地下鉄駅へ直結する通路はなく、横断歩道を渡る必要があります。
ところで、サンサ右京の一角にカレーショップが入っていて、昼飯のために立ち寄った時の事。
サービスの新聞を眺めていたら、ちょうど嵐電の一面広告記事がありました。
ちょうど今日3月25日が、1910年(明治43年)に開業して100年になるのですが、ビックリしたのは、その記念として、赤紫一色の新カラー車が、今日から運行を開始したという事。
窓の外を見たら、ちょうどその新カラー車が、四条大宮へ向けて走って行くではありませんか!
それで、昼飯が終ったあと、雨の中ではありましたが、嵐電天神川駅で折り返してくるのを待ちました。
これがその新カラー車。
モボ613号が第1号として選ばれました。
100周年記念のヘッドマークもついています。
また、「RANDEN」のロゴも、変化がつきました。
日本の伝統色「京紫」を選んだ、という事でした。
個人的には、何か他の色のワンポイントがあった方が良いようにも思えましたが。
それにしても、いずれレトロ車・ラッピング車を除いて全ての嵐電の車両がこの色になるそうです。
だとしたら、江ノ電カラー車もいずれはそうなるのか。
これは早い内にもう一度、京都に来なければならないのか?
太秦天神川からは再度六地蔵まで、地下鉄東西線を一気に乗り通しました。
太秦天神川~西大路御池間が複線シールドになっているのが目に付いた程度。
東西線で残念なのは、全線が地下で、しかも全駅がホームドア完備なので、車両の全体の姿を見る機会が皆無という事。
この辺が、ややフレンドリーさを欠いている部分かも知れません。
(東京の南北線もそうだったが、こちらは東急との相互直通開始で地上に姿を見せている。)
東西線は、太秦天神川からさらに洛西方面への路線の延伸の構想があります。
せめてその延伸区間が地上線になればとは思いますが、現在の情勢では、延伸はウンと先の話になりそう…。
夕方になって、京都から新快速で神戸へ。
明日の兵庫県の天気予報は曇時々晴。
微妙ではありますが、最終日だし、悔いは残したくないから、姫路へ向かう事にしましょう。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)