久し振りの晴れの日曜日となりそうな、3月14日のホワイトデー。
朝早く起きていそいそと羽田空港へ。
狙いはもちろん、JALのB777-300「ドラえもんジェット」、だったのだけれど…。
JAL B747-400D
7時25分発札幌行507便。
かつてはB747-400Dが主力で運用されていた札幌線ですが、3月ダイヤではなんとこの1便だけ。
JAL全体でも400Dを運用する路線は、後は沖縄線4便と、中部~沖縄線2便のみで、1日4機で事足りてしまいます。
整備場地域には、JAL機が何機も駐機しています。
一番奥に、「ドラえもんジェット」がいました。
何とかこの後動くのではないかと、期待したのですが…。
一番手前は、34R脇に駐機していたと思われる、同じB777-300でも「one world」機。
この機材はこの後、本来今月はB767-300で飛ぶ予定の札幌行513便に充当されるようでした。
予約数が多かったのでしょうか。
JEX B737-800
B737-800は、JALとJEX両方のタイトルがあります。
最近は、「クラスJ」の設定がない機材もあるようですね。
ともあれ、JALにとっては、国内線・国際線双方で、かかる期待がさらに大きくなりそうなモデルです。
ところで、北風の時は、通常は海側のC滑走路の34Rからの離陸になりますが、早朝の西行きの数便に限り、34Lから離陸する便があります。
離陸後すぐに左へ90度ターン、左手に羽田空港全景を見る事になります。
JALでは、山口宇部行1643便、宮崎行1883便、出雲行1663便のいずれもB737-800が、34Lから離陸して行きました。
JAL MD-90-30
恐らく、関西空港からの172便での飛来。
MD-90は元JASの「クロサワレインボー」。
1996年初就航の比較的新しい機材ではありますが、B737-800とキャパシティで被る部分が多く、機材統一の必要があるとすれば、MD-81に続いて、去就が気になる所かも知れません。
今の内に売却すれば、売却益が確保できるかもしれませんし。
ANA A320-200
ANAでは、2便が34Lから離陸して行きました。
第1ターミナルに於いては、ANA便の行先までは解からないのですが、この便は時間からして、佐賀行451便じゃないかなあ。
もう1便はB767-300ERでした。
JAL B767-200
函館行1161便として、15番スポットから出発する所。
B767-200はJALでは初のハイテク機でしたが、1985年の導入なので、既に四半世紀経っています。
3機しか導入されませんでしたが、意外に長持ちしました。
しかし、さすがにリタイアする機材が発生した模様だし、今のJALの状況に於いて、B737-800とそれ程変わらないキャパシティしかないのでは、少なくとも年は越せないんじゃないかなあ。
この函館行が出発した後、9時00分発の沖縄行909便がB777-300でスポットインするので、「ドラえもん」を期待していたのですが…。
残念ながら、通常のJALカラー(JA8945)でした。
ガックシ…。
整備場のほうをも見ても、「ドラえもん」は動く気配なし。
今日も撮れそうな気配はないなあ。
経営再建問題もからんでJALのフリート構成の在り方について色々言われているけれど、3月ダイヤに限ると、時期的なものもあるでしょうが、大型機が相当だぶついているのは事実です。
B747はもちろん、B777-300だって、通常なら4機で足りてしまっている状況です。
福岡線など幹線なのにB777-200が一番大型になっている程。
JALに関しては、国内線の方から先にB747が姿を消しそうな気がしてなりません。
経営問題がなくても、初就航から20年が経ち、特に国内線だと離着陸が多くてこき使われているので、ここが潮時なのかも。
8時前後になると、そろそろ各地からの到着も目立ってきます。
ANA B767-300
おお、「龍馬伝」だ。
(本当は「坂の上の雲」が来て欲しかったけれど。)
それにしても、ANA便で34Lランディングだと、そのまま北側の誘導路を経由して第2ターミナルに向かうのが一般的なはず。
スポットの都合でしょうが、JALのエリアの前をタキシングして行くっていうのは、今となっては何だか変わって見える気もします。
背後の国際線ターミナルはいよいよ完成間近。
モノレールの切換も間近で、10月のオープンまで一直線という感じ。
どんな顔ぶれが見られるでしょうか。
アメリカ線の申請も出ましたが、ただそのダイヤを見た感じでは、撮影は難しいものがあるかも。
結局、「ドラえもんジェット」は今日はあきらめざるを得ず、9時前には羽田を後にします。
少なくとも春休みシーズンの間は飛んでくれるでしょうが、早く何とかしないと…。
朝食を食べないで出てきたので、腹減った。
大鳥居駅で途中下車し、ファミレスで朝食。
再び京急線で都心を目指し、宝町で下車。
東京駅八重洲口前まで歩いて、今度はバスの撮影に時間を費やす事にします。
その中から数点。
東京都交通局 S-N398
CNGノンステップ車、2005年式PJ-LV234L1。
比較的新しいタイプ、のはずですが、クーラーの形式が古いかもしれません。
関鉄グリーンバス G014
鉾田行で、1993年式のU-LV771R。
まんま京成バス旧高速バスカラー。
そろそろ引退が近そうですね…。
茨城交通 水戸200か830
新色になった高速車。
PJ-MP86JPと推測しますがどうでしょう。
高速とは関係ないですが、茨城交通では、6月1日より、茨城オートの一般路線を統合し、茨城交通バスとして運行するそうです。
鉄道を分離し、「みちのりホールディングス」の出資を仰いだ後、一度は分社した茨交県北バスを再統合するなど、ここへ来て茨城交通グループの再編の動きが急です。
東武バスセントラル 9829
東武の「いわき号」と言ったら、いすゞオンリーというイメージがあったのですが、今はセレガも使用するのですか。
関東鉄道 1818MT
茨城大学経由水戸駅行。
12時を回り、今度は秋葉原からTXで八潮へ。
八潮駅は南口のバスターミナルができ、京成バスが本格的に乗り入れるようになりました。
京成バス 3351
1998年式のKC-MP317M。
〔松05〕系統・松戸駅行です。
この系統は、以前は埼玉県~千葉県を結ぶ系統でありながら、都内の金町〔営〕が担当していました。
しかし数年前から金町・松戸両営業所の共管となった上、昨年の八潮駅延伸時に松戸〔営〕担当に一本化されていました。
なお、この関連か、見過ごして撮影できなかったのが申し訳ありませんが、元金町〔営〕のキュービックのノンステップ車が、松戸〔営〕に転属しています。
それと、エアロミディMEを使用していた戸ヶ崎循環線は、廃止になったようです。
一方、在来の北口バスターミナルは、残念ながら影とか、街路灯とかあって、きちんとしたバスは、取れそうにありませんでした。
東武バスの新規制ブルーリボンⅡワンステップ&ノンステップなんて撮りたかったなあ。
しかし、東武バスで綾瀬に向かうと、なんと、「東武顔」のワンステップ車、2517号車が目の前に合流してくるではありませんか!
葛飾車庫から出てきたようだったけれど、次は〔綾24〕系統で、竹ノ塚へ行く模様。
何としても撮りたい!
千代田線と伊勢崎線を乗り継いで、竹ノ塚へ先回り。
千代田線の綾瀬駅ホームには、小田急MSE「メトロはこね」が待機しておりました。
今更ですが、北千住駅・千代田線ホームの〈メトロはこね〉発車案内表示ってこんな感じ。
東武伊勢崎線の普通電車との接続が今一つで、少々ヒヤヒヤしましたが、竹ノ塚では何とか先回りが成功したようでした。
東武バスセントラル 2517
2000年式のKC-LV280L。
何しろもう10年選手だし、1台しかないので、チャンスがあったら何としてもものにしないと。
でも飛行機もバスも、鉄道もそうだけれど、「マイノリティ」を撮るのは大変だなあ。
その分、撮れた時の嬉しさはひときわですけれどね。
今日はこれで帰ります。
曳舟到着直前に見た「東京スカイツリー」。
帰りは錦糸町から総武線快速~横須賀線を利用したのですが…。
良く見て欲しいのですが、何とまだ武蔵小杉駅が書かれていません。
あれほど大々的に売り出している駅なのに。
(今は交換済み。)
今日公開したバスの写真については、4月1日付け(3月31日夜)の更新時に、本体で公開いたします。
(一部交換による公開があります。)
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)