№176 私鉄の車両シリーズ28 西武鉄道3000系

 久々に「私鉄の車両シリーズ」をやります。
 今回は西武鉄道の3000系です。

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 3000系は、池袋線各駅停車用として、1983年~1986年の間に8両編成×9本の72両が、東急車輛及び西武所沢工場で製作されました。

 池袋線の通勤車としては、秩父方面の急勾配に対応した101N(301系)の増備が続いていましたが、新たに平坦区間用として省エネルギー・経済性を重視して設計されたものです。
 また、新宿線には既に4ドア車の2000系が製作されていましたが、3000系は引き続き3ドアとなりました。
 このため101N系に準じた車体+2000系の下回りという構成になり、モーターの出力も130kwと、101系(150 kw)より低くなっています。

 車体は101N系と比較して、正面は中央の柱を廃止し、側面は2個1組のユニット窓となって印象が変わっています。
 また、西武では初めて側面に行先表示装置が設けられました。
 正面窓下に番号を表示するのも、西武では初めて。
 制御方式は2000系と同じ界磁チョッパで、電力回生ブレーキを併用しています。

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 車内は基本的には101N系と変わりませんが、座席の形状が変わって座り心地を改善しました。
 冷房の吹き出し口にはラインフローを採用しています。

 車体色は101系と同じイエロー+ベージュのツートンカラーでしたが、1996~1999年にかけてイエローの単色に改められました。
 また、2005年からは前面下部にスカートが設置されています。
 当初は池袋線に全車両が配置されていましたが、2001年に4編成が新宿線に転籍しました。

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 この内3011Fは2008年に池袋線に復帰した後、2009年5月より、松本零二氏の人気コミック「銀河鉄道999」のラッピングを施して運行しています。

 池袋線・新宿線共、引き続き各駅停車を中心に、一部急行・準急等でも運用されています。
 しかし3ドアの8両固定編成であり、他の系列との連結もできないため、最近では運用面で多少もてあまし気味のようにも感じられます。

【編成】
←飯能・西武新宿     池袋・本川越
 Tc1 3001 - *M1 3101* - M2 3101 - *M3 3101* - M4 3101 - *M5 3101* - M6 3101 - Tc2 3001
* パンタグラフ

 今回の記事は
「私鉄の車両6 西武鉄道」(保育社) ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻
「鉄道ピクトリアル1992年5月臨時増刊号 【特集】西武鉄道」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ピクトリアル2002年4月臨時増刊号 【特集】西武鉄道」(鉄道図書刊行会)
を参考にさせて頂きました。

 次回の当シリーズは、京王の名車、5000系(5100系含む)です。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

 ところで、このすぐ後、〈ムーンライトながら〉で関西方面へ出かけます。
 26日最終営業の姫路市営バスを撮りに行くつもりですが、天気が心配…。
 名古屋市営の「レトロカラー」も撮りたいなあ。
 このため、当ブログの更新は28日(日曜日)までお休みさせて頂きます。



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№175 JTB時刻表2010年4月号(JTBパブリッシング)

 当ブログでは、毎月JTB時刻表を購入し、目に付いた所、気付いた所を簡潔に(…なっていないか?)記していますが、アクセス数をチェックすると、いつもよりアクセス数が高くなるんですよね。
 それ程たいした事は書いていないはずですが、どうしてだろう。
 ともあれ、大勢の方々に見て頂けるのは、大変有難い事です。

 4月号の表紙は、湖西線・新旭~安曇川間を走る485系で、たぶん〈雷鳥〉。
 手前の桜が美しいですが、この写真は「JTB時刻表1000号記念フォトコンテスト 真島満秀賞」受賞作品なのだそうです。
 湖西線を走る485系は、新ダイヤで〈雷鳥8・33号〉の1往復だけになってしまいました。

◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第43回
 今回は、〈トワイライトエクスプレス〉のアシスタントマネージャー。
 大阪から乗って、一晩列車で仕事をして、札幌に着いたらそのまま車庫まで乗って行って、片付け・準備・仮眠の後再び折り返しの大阪行に乗務して帰るとの事。
 だから「北海道に来た気がしない」とか。
 うわー、激務だなあ。
 仕事の内容は全然違うようだけれど、かつての国鉄で食堂車が全盛だった頃の「ウェイトレス」も、やがて激務が敬遠されて、それが人手不足を引き起こして、食堂車の衰退につながったとも聞いています。
 なので、せめて一晩(運行日によっては二晩になるか。)位札幌で休養を与えても良さそうに思いました。
 片道22時間以上、という夜行なのだし。
 「スシ24 3」が好きだと言うのはどうしてかと思いましたが、1・2が初期型のサシ489(キノコクーラー)からの改造なのに対し、3は後期型のサシ481の改造で比較的新しい、という事があるでしょう。
 〈トワイライトエクスプレス〉では、厨房でも女性が活躍しているようです。 

◆ 駅旅本線 第53駅 下小代駅駅舎
 3ヶ月ぶりの掲載で、終わりになった訳ではなく、ちょっとほっとしました。
 ただ、今月はちょっと目先が変わっています。

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(現役時代の下小代駅)

 東武日光線(表紙の見出しが「東海道線」になってしまっている。)・下小代駅の駅舎が老朽化のため立替が検討されていた所、地元が保存運動を行なっていたという事で、東武側が譲渡に応じ、駅舎はレールに乗せられて、反対側の空き地に移動したという事です。
 下小代に限った事ではないけれど、最近、木造駅舎が注目を集めていますが、いざ老朽化が進むと、保存をどうしよう?という問題は、常に付きまとうようです
 南海の浜寺公園は、高架駅舎のエントランスとして残すようですが(文化財でもあるし)、名鉄の扶桑駅は橋上駅舎に建て替えられて姿を消すそうです。
 下小代の旧駅舎は、活用方法はまだ決まっていないそうですが、何か良い方法が見つかればとは思います。
 しかし、駅舎自体の保存と言う点では、これからが大変なんじゃないかなあ。
 駅舎と直接関係はないですが、移転場所の隣に大谷石の蔵が建っていますね。
 栃木県では今でもあちらこちらで良く見かけるものです。

◆ 2010 奈良へ行こう!平安遷都1300年祭 4月24日、平城宮跡のメイン会場がオープン
 この企画は、3号連続なんですね。
 なので、たぶん今月で最後でしょう。
 イラストは、何だか地方博覧会みたいな雰囲気。
 あとは、近郊で長谷寺・室生寺が取り上げられています。

 今月は「新乗り物風土記」がお休みになりました。

◆ 駅弁細見 273
 茅野駅の「御柱祭弁当」。
 この「御柱祭」は諏訪大社で7年に一度行われる茅野市の一大イベントで、弁当もそれに合わせて期間限定で作られるようです。
 今年は10月まで。
 予約は可能だけれど取り寄せは不可。
 2段重ねで、ちらし寿司の上にうなぎ、絹さやなどを乗せています。
 1,200円で、〈あずさ〉で車内販売もあるそうです。
 「売り切れ御礼」の「甲州カツサンド」がおいしそうだな。
 値段も600円と手ごろだし。

「ノリノリ乗り物情報局」では、函館市電の1000形と、711号車の引退(定期運用離脱)が取り上げられています。
 1000形は都電7000形で、一部は都電の旧塗装を復元。
 711号車は車体更新車でした。
 函館市電は4月1日より減便(各系統10~11分間隔→12分間隔)を行うそうで、車両が余剰になるからでしょう。

◆ 黄色のページ
 先月に続いて工事が目白押し。
 先月号で掲載された以外では、JRの青森駅、越後線の一部区間、それに北近畿タンゴ鉄道の一部区間。
 先月号でも予告されていた富山の工事は新幹線関連で、上り急行〈きたぐに〉は富山到着が約2時間30分遅くなり(魚津発が定刻だから、東富山あたりで時間調整なのか。)、その先は〈サンダーバード〉等に抜かれたりするので、大阪着は3時間07分遅くなって9時56分。
 〈サンダーバード2号〉も一部影響を受けます。
 下りは〈しらさぎ15号〉〈サンダーバード45号〉と普通列車1本が高岡~富山バス代行。
 青森の変電所の工事では、下り〈カシオペア〉〈トワイライトエクスプレス〉に変更が生じ、(現地5月2日の)〈カシオペア〉は札幌着が1時間36分遅くなります。
 あと、先月号で、「詳細は5月号で」と言っていた横浜の工事ですが、具体的な変更時刻が記載されているのは〈スーパービュー踊り子1号〉だけでした。
 大宮発を東京発〈81号〉に変更して運行するという事。
 横須賀線や、湘南新宿ライン等の普通列車は、本文では欄外にその辺のお知らせがあるだけで、具体的な変更時刻は掲載されていませんでした。
 臨時列車では、上の駅弁でも上げた「御柱祭」の臨時列車。
 富士見~松本で、4月2~4日・9~11日及び5月2~4日・8~10日に設定されています。
 使用車両はわかりませんが、普通の平日が入っているので、夏の花火のようなE233系の遠征はないのでは?
(「御柱祭」については、この後「お得なキップ&お出かけ情報」に簡単な紹介があります。)

 あとはしなの鉄道の春の臨時列車、及び樽見鉄道の桜ダイヤ。
〈赤ヘルナイター号〉がさっそく設定されていますね。
 この後、私鉄や高速バスなどの時刻(改正前・改正後が混在・または季節運転の系統)を掲載しています。
 夜行バス〈キャメル〉は4月15日までのダイヤで、16日以降は鳥取自動車道の開通により、鳥取系統の所要時分が大幅に短縮されます。

「お得なキップ&お出かけ情報」では、「東北ローカル線パス」なんてフリーきっぷを見つけました。
 東北地方のJRのほか、大半の私鉄・第3セクター鉄道の普通列車が乗り放題だそうです。
(仙台空港鉄道・仙台市営地下鉄は対象外)
 4月17日までの連続する金・土・日または土・日・月の3日間有効で、大人6,000円。
 これは面白そうなパスだけれど、残念ながら使う機会はなさそうだなあ。
 何とか通年発売にこぎつけられればいいのだけれど。
「会社線の記念きっぷ」では、会津鉄道で「キハ8500形さよなら記念乗車券」。
 キハ8500は、元は名鉄のJR直通特急〈北アルプス〉用に製作されたのですが、2001年の同列車廃止後、会津鉄道に売却され、快速〈会津マウントエクスプレス〉として運用。
 短区間ですが、東武鬼怒川線にも乗り入れています。

◆ 本文
 JRに関しては、基本的には変わりはないでしょう。
 ただ、JR四国の公式HPを見てチェックしてみたのですが、先の改正以降、かなりの区間で最終列車の時刻が繰り上がっています。
 大半は、列車の末端区間の運転取り止めなのですが、やはり地方だと、夜が早いのですね。

 今月号では、国際線が夏ダイヤに切り替わるので、その辺をチェックしてみました。
 例のJAL関連では、既にプレスリリースされている以上の改廃はないようです。
 成田空港は3月28日から発着枠が拡大される事になり、新たに中東の3社、エティハド航空(EY)、エミレーツ航空(EK)、カタール航空(QR・4月26日から)が乗り入れます。
 でも、ダイヤは全て、成田には夕方以降到着・夜出発なので、撮影は相当難しそうですね。
(時刻表とは関係ありませんが、3月28日当日は空港周辺で反対集会が予定され、入場が大幅に規制されるそうですのでご注意を。)
 この他ではエア・カナダのカルガリー線(週3便)・デルタ航空のソルトレークシティ線(週5便・5月14日)が新設されます。
 全くの偶然でしょうが、どちらも冬季五輪開催地ですね。
 この他にも増便される路線が多く、フィンランド航空のヘルシンキ線はついにデイリーになります。
 就航当初は週2便だったのですから、この躍進振りは素晴らしい。
 一方、イラン航空のテヘラン線は、週1便(木曜日で4月8日から)に削減。
 実は、3月号では週2便が共に「休航予定」とされ、「詳しくは航空会社にお問い合わせ下さい。」という注釈がありました。
 当面は運航が続くのでしょうが、何しろ機材がB747SPという老朽機 -日本ではダッシュ400でさえ「お荷物」呼ばわりされるのに- だし、国内の政治情勢からすると、いつまで運航が確保されるかは心もとない気がします。

 成田以外では、デルタ航空が関空~シアトル線(6月8日から)、中国東方航空が福岡~武漢線のの運航を開始するそうです。
 アシアナ航空の茨城~ソウル線は、やはりANAのコードシェア運航が行なわれるようです。

 宇野~高松の四国フェリー・国道フェリーは揃って3月26日を持って廃止する事になっていましたが、結局27日以降も減便の上、当分は運航を継続する事になりました。
 四国フェリーについては、黄色のページの訂正で、「3/27から休航…」の文言を削除すると記されています。
 先月の廃止表明の時と同じで、フェリー会社自身もそうだし、時刻表の編集部も振り回されちゃった感があります。
 ただ、運航継続は歓迎でしょうが、今後2社体制がいつまで続くか…。

 高速バスは冬ダイヤが終了が中心ですが、日本中央バスが4月1日より、前橋・高崎~静岡・浜松・名古屋線を新設します。
 昼行2往復で、所要8時間弱。
 名古屋駅は太閤通口発着だそうです。
 中央高速の富士五湖線は4月17日~5月31日まで、例年通り芝桜まつり会場発着便が設定されます。
 あとはやはり、西鉄バス路線の廃止(撤退)・減便でしょうかね。


 他の地域の人にはどうでもいい話ですが、JTBの戸塚支店が、4月1日に再開発工事真っ只中の西口に移転します。
 新住所では「ARKビル」とありますが、これは「戸塚パルソ」を構成する個別ビル群の一つで、2階になります。
 「戸塚パルソ」には相鉄フレッサインや食料品スーパー、銀行なども入ります。
 時刻表ピンクページの支店案内では、既に新住所になっていました。
 なお、この目の前で工事中の新バスターミナルは、4月下旬に供用開始となる、という事です。
 完成すると、現在の神奈中の戸塚バスセンターが移転、成田空港行も発着する事になるでしょう。

 「№52 JTB時刻表大研究 1990年」の大幅な加筆・修正を行いました。
 宜しければ、今一度ご覧下さい。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

№174 「ド~ラえっもっん♪」撮れなかった… その代わり…

 久し振りの晴れの日曜日となりそうな、3月14日のホワイトデー。
 朝早く起きていそいそと羽田空港へ。
 狙いはもちろん、JALのB777-300「ドラえもんジェット」、だったのだけれど…。

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JAL B747-400D
 7時25分発札幌行507便。
 かつてはB747-400Dが主力で運用されていた札幌線ですが、3月ダイヤではなんとこの1便だけ。
 JAL全体でも400Dを運用する路線は、後は沖縄線4便と、中部~沖縄線2便のみで、1日4機で事足りてしまいます。

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 整備場地域には、JAL機が何機も駐機しています。
 一番奥に、「ドラえもんジェット」がいました。
 何とかこの後動くのではないかと、期待したのですが…。
 一番手前は、34R脇に駐機していたと思われる、同じB777-300でも「one world」機。
 この機材はこの後、本来今月はB767-300で飛ぶ予定の札幌行513便に充当されるようでした。
 予約数が多かったのでしょうか。

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JEX B737-800
 B737-800は、JALとJEX両方のタイトルがあります。
 最近は、「クラスJ」の設定がない機材もあるようですね。
 ともあれ、JALにとっては、国内線・国際線双方で、かかる期待がさらに大きくなりそうなモデルです。
 ところで、北風の時は、通常は海側のC滑走路の34Rからの離陸になりますが、早朝の西行きの数便に限り、34Lから離陸する便があります。
 離陸後すぐに左へ90度ターン、左手に羽田空港全景を見る事になります。
 JALでは、山口宇部行1643便、宮崎行1883便、出雲行1663便のいずれもB737-800が、34Lから離陸して行きました。

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JAL MD-90-30
 恐らく、関西空港からの172便での飛来。
 MD-90は元JASの「クロサワレインボー」。
 1996年初就航の比較的新しい機材ではありますが、B737-800とキャパシティで被る部分が多く、機材統一の必要があるとすれば、MD-81に続いて、去就が気になる所かも知れません。
 今の内に売却すれば、売却益が確保できるかもしれませんし。

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ANA A320-200
 ANAでは、2便が34Lから離陸して行きました。
 第1ターミナルに於いては、ANA便の行先までは解からないのですが、この便は時間からして、佐賀行451便じゃないかなあ。
 もう1便はB767-300ERでした。

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JAL B767-200
 函館行1161便として、15番スポットから出発する所。
 B767-200はJALでは初のハイテク機でしたが、1985年の導入なので、既に四半世紀経っています。
 3機しか導入されませんでしたが、意外に長持ちしました。
 しかし、さすがにリタイアする機材が発生した模様だし、今のJALの状況に於いて、B737-800とそれ程変わらないキャパシティしかないのでは、少なくとも年は越せないんじゃないかなあ。

 この函館行が出発した後、9時00分発の沖縄行909便がB777-300でスポットインするので、「ドラえもん」を期待していたのですが…。

 残念ながら、通常のJALカラー(JA8945)でした。
 ガックシ…。
 整備場のほうをも見ても、「ドラえもん」は動く気配なし。
 今日も撮れそうな気配はないなあ。

 経営再建問題もからんでJALのフリート構成の在り方について色々言われているけれど、3月ダイヤに限ると、時期的なものもあるでしょうが、大型機が相当だぶついているのは事実です。
 B747はもちろん、B777-300だって、通常なら4機で足りてしまっている状況です。
 福岡線など幹線なのにB777-200が一番大型になっている程。
 JALに関しては、国内線の方から先にB747が姿を消しそうな気がしてなりません。
 経営問題がなくても、初就航から20年が経ち、特に国内線だと離着陸が多くてこき使われているので、ここが潮時なのかも。

 8時前後になると、そろそろ各地からの到着も目立ってきます。

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ANA B767-300
 おお、「龍馬伝」だ。
(本当は「坂の上の雲」が来て欲しかったけれど。)
 それにしても、ANA便で34Lランディングだと、そのまま北側の誘導路を経由して第2ターミナルに向かうのが一般的なはず。
 スポットの都合でしょうが、JALのエリアの前をタキシングして行くっていうのは、今となっては何だか変わって見える気もします。

 背後の国際線ターミナルはいよいよ完成間近。
 モノレールの切換も間近で、10月のオープンまで一直線という感じ。
 どんな顔ぶれが見られるでしょうか。
 アメリカ線の申請も出ましたが、ただそのダイヤを見た感じでは、撮影は難しいものがあるかも。

 結局、「ドラえもんジェット」は今日はあきらめざるを得ず、9時前には羽田を後にします。
 少なくとも春休みシーズンの間は飛んでくれるでしょうが、早く何とかしないと…。

 朝食を食べないで出てきたので、腹減った。
 大鳥居駅で途中下車し、ファミレスで朝食。
 再び京急線で都心を目指し、宝町で下車。
 東京駅八重洲口前まで歩いて、今度はバスの撮影に時間を費やす事にします。
 その中から数点。

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東京都交通局 S-N398
 CNGノンステップ車、2005年式PJ-LV234L1。
 比較的新しいタイプ、のはずですが、クーラーの形式が古いかもしれません。

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関鉄グリーンバス G014
 鉾田行で、1993年式のU-LV771R。
 まんま京成バス旧高速バスカラー。
 そろそろ引退が近そうですね…。

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茨城交通 水戸200か830
 新色になった高速車。
 PJ-MP86JPと推測しますがどうでしょう。
 高速とは関係ないですが、茨城交通では、6月1日より、茨城オートの一般路線を統合し、茨城交通バスとして運行するそうです。
 鉄道を分離し、「みちのりホールディングス」の出資を仰いだ後、一度は分社した茨交県北バスを再統合するなど、ここへ来て茨城交通グループの再編の動きが急です。

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東武バスセントラル 9829
 東武の「いわき号」と言ったら、いすゞオンリーというイメージがあったのですが、今はセレガも使用するのですか。

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関東鉄道 1818MT
 茨城大学経由水戸駅行。

 12時を回り、今度は秋葉原からTXで八潮へ。
 八潮駅は南口のバスターミナルができ、京成バスが本格的に乗り入れるようになりました。

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京成バス 3351
 1998年式のKC-MP317M。
 〔松05〕系統・松戸駅行です。
 この系統は、以前は埼玉県~千葉県を結ぶ系統でありながら、都内の金町〔営〕が担当していました。
 しかし数年前から金町・松戸両営業所の共管となった上、昨年の八潮駅延伸時に松戸〔営〕担当に一本化されていました。
 なお、この関連か、見過ごして撮影できなかったのが申し訳ありませんが、金町〔営〕のキュービックのノンステップ車が、松戸〔営〕に転属しています。
 それと、エアロミディMEを使用していた戸ヶ崎循環線は、廃止になったようです。

 一方、在来の北口バスターミナルは、残念ながら影とか、街路灯とかあって、きちんとしたバスは、取れそうにありませんでした。
 東武バスの新規制ブルーリボンⅡワンステップ&ノンステップなんて撮りたかったなあ。
 しかし、東武バスで綾瀬に向かうと、なんと、「東武顔」のワンステップ車、2517号車が目の前に合流してくるではありませんか!
 葛飾車庫から出てきたようだったけれど、次は〔綾24〕系統で、竹ノ塚へ行く模様。
 何としても撮りたい!
 千代田線と伊勢崎線を乗り継いで、竹ノ塚へ先回り。

 千代田線の綾瀬駅ホームには、小田急MSE「メトロはこね」が待機しておりました。

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 今更ですが、北千住駅・千代田線ホームの〈メトロはこね〉発車案内表示ってこんな感じ。

 東武伊勢崎線の普通電車との接続が今一つで、少々ヒヤヒヤしましたが、竹ノ塚では何とか先回りが成功したようでした。

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東武バスセントラル 2517
 2000年式のKC-LV280L。
 何しろもう10年選手だし、1台しかないので、チャンスがあったら何としてもものにしないと。
 でも飛行機もバスも、鉄道もそうだけれど、「マイノリティ」を撮るのは大変だなあ。
 その分、撮れた時の嬉しさはひときわですけれどね。

 今日はこれで帰ります。

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 曳舟到着直前に見た「東京スカイツリー」。

 帰りは錦糸町から総武線快速~横須賀線を利用したのですが…。

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 良く見て欲しいのですが、何とまだ武蔵小杉駅が書かれていません。
 あれほど大々的に売り出している駅なのに。
(今は交換済み。)

 今日公開したバスの写真については、4月1日付け(3月31日夜)の更新時に、本体で公開いたします。
(一部交換による公開があります。)

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)