既に新聞記事でご存知の方が多いはずですが、昨日の午前、JR関西本線(大和路線)で、「あすか」(JR西日本の団体用和風「ジョイフルトレイン」)の写真を撮らんとして、3人が線路内に立ち入り、快速電車が立ち往生。
線路外への退去を拒んだため警察沙汰になったと伝えられています。
また、同線の別の場所でも「あすか」目当ての公衆が立ち入り、結局運休や大幅な遅延の発生で1万3000人が影響したとか。
鉄道営業法とか往来危険罪を持ち出すまでもなく、鉄道の安全運行を脅かす行為はマナー・モラル以前の犯罪行為で、絶対に許される事ではありません。
まして線路内立ち入りばかりか、鉄道職員の指示に逆らって線路からの退去を拒否するとは、はっきり言って精神構造を疑ってしまいます。
自らの行為で運行を阻害して、「あすか」が来れなくなってしまったら、何の意味もない位すぐわかるはずなのに…。
せっかく女性の鉄道業界への登用が進むとか、「ママ鉄」の増加とか、鉄道を取りまく環境の裾野が良好な形で広がりつつあるのに、昔ながらの生粋の鉄道「マニア」がこんな事をしていたら、鉄道趣味は反社会性をも帯びた、一部の偏屈たちの「自閉症的で危険な遊び」というレッテルを貼られてしまうでしょう。
偉そうな事を書きましたが、私自身も鉄道やバス、旅客機等の撮影を趣味にしている訳ですから人事ではありませんし、じゃあお前はどうなんだ、と問われれば、遠い昔はここまでは酷くはないにしても、ひょっとしたら第三者から見たら危険行為を犯していたのは事実かもしれません。
特に公道を走るバスについては、今振り返ってみると、こんな写真はちょっとまずかったよなあ、という部分が多いのは否定できないのも正直な所です。
もちろん、今は危険なマネはしていませんし、過去のそういうイリーガルな写真は、当ブログでも、本体でも使用していません。
やはり他の人にも堂々とお見せできる写真を撮らないといけませんよね。
そういう事で、今回の大和路線の事件については、当事者たちを批判しつつ、自分自身はあんな事はしてはいけないと自省して、当ブログや本体のサイトに公開できる真っ当な写真を撮影していかなければならないと感じました。
しかしそうなると、昨日も前段で書いたけれど、21日日曜日の「高尾」のマーク付京王6000系の撮影行は、個人的にはちょっと考えなければならないかも知れないなあ。
沿線はどこも人出で一杯になるのは目に見えているし、6000系自体は2連・4連でもう少し残るという事なので、10連にこだわらず、あえて後回しにしたほうが良いかも。
幕張の京成バスで、いよいよ19日(金)から、ベンツ(シターロ)の連接車が運行を開始するという事ですから、そちらに行くかも知れませんね。
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