引退の時期そのものも先送りとの事。
2月12日に高幡不動で脱輪事故があり、その影響を引きずっているようですね。
(その影響で15日もダイヤが乱れたとか…。)
いずれ、「さよなら運転」の新しい日程が発表になるのでしょう。
さて、そんな事が起ころうとは思いもしなかった、2週間前の日曜日・7日。
雪晴れの朝、京王の電車を撮りに行きます。
6000系が来てくれればいいなあと思いつつ。
(そうなれば、「高尾」のマークさえ目をつぶれば混雑を回避できるし。)
渋谷のファミレスで朝食の後、井の頭線と京王線の快速を乗り継いで、桜上水で下車。
快晴だけれど、今日は少々風が強くて冷たい…。
7724F
正面の形態が若干変わり、側面のコルゲートが少なくなった後期のグループ。
行先・種別表示のLED化、内装の更新が進められているようです。
もちろん、VVVF化・シングルアームパンタ化は完了済み。
7713F
こちらは初期型。
VVVF化・シングルアーム化は完了しているようです。
しかし、行先・種別のLED化は全く行われていませんし、車内の更新も手をつけていないようです。
6000系引退後は、案外早く置き換えが始まる、という暗示かも知れません…。
8714F
ついこの間デビューしたばかりだと思ったら、もう20年選手なんですね。
行先・種別のLED化、車内更新が行われています。
ところで、この編成で「妙な」ものを見かけました。
なんと、中間でクハとサハが向かい合って連結されているのです。
(もちろん貫通していない。)
大手私鉄としては非常に妙ちくりん(昔国鉄の103系であったし、ローカル私鉄ではたまに見るが。)。
最初は検査の都合で編成をバラしたためなのかと、勝手に思っていました。
根っからの京王ファン、ではない哀しさ…。
9000系は申し訳ないですが省略。
新宿線直通仕様の30番台も、本線の準特急運用に入っているのを見かけました。
それにしてもしばらく見ない間に京王線の電車の変化の速さには驚かされました。
パンタは全てシングルアーム。
行先・種別表示はフルカラーLED。
(8000系・9000系の三色LEDでさえ交換されています。)
桜上水では2時間程粘りましたが、6000系は姿を見せてくれませんでした。
最初から運用に入っていないのか?
半ばあきらめて、西に向かう事にします。
快速に乗り、調布で準特急に乗り換え。
7000系(初期タイプ)で、幕でこんな表示。
北野からは高尾行各駅停車に変化して直通するのですが、これは遠方から来た、高尾山を目指すお客さんにはわかりづらい列車設定ではないかなあ?
(現に山姿の外国人の父親が、北野で運転士に高尾へ行くのか?と聞いていましたよ。)
その7000系の速度計。
既に試験的に車内信号を使っているようで、「チン・チン」と音も聞こえてきます。
多摩川からの富士山。
乗客の皆さんが歓声を上げる所です。
最も、この時は強風のため、多摩川鉄橋では45㎞/h制限が出ていました。
東京競馬開催のため東府中に臨時停車した事もあり、若干遅れ気味になって行ったようです。
旧塗装復刻の6416Fは高幡不動の車庫にいました。
どうも今日は動く気配がなし。
いつになるかわからないですが、「高尾」マーク付の8連「さよなら運転」時には、この編成が先頭に立つことになるのでしょうか。
さっきの「妙な」編成が気になったので、高尾山口発を捕まえて観察すべく、京王片倉で途中下車してみます。
連結面はこんな感じ。
左は8564、右は8764。
8564の貫通扉の部分は、鉄板で塞がれていました。
後続で高尾へ向かい、北口へ。
ちなみに、京王ホームから北口へ行くには、JRとの連絡改札を通り、跨線橋を渡って、JR駅の改札を出る事になります。
(PASMO、Suicaも同じ。)
高尾駅北口のバスターミナルには、ターンテーブルが残っていました。
ただでさえ自力での回転には狭いし、特に休日は西東京の陣馬高原下行や京王の小仏行が頻発するので、当分残るでしょう。
京王バス随一のローカル線、〔高01〕系統の沿線で、どこか絵になる撮影場所はないかと乗り込んでみます。
平日は1時間毎ですが、休日の午前中は20分間隔。
しかし、沿線は意外に電線がうざったいし、それに工事中の圏央道のジャンクションが目障りだったりして、適当な場所が見当たらない…。
それでも、裏高尾で下車して、小仏から下ってきた便を撮影。
若干後方の中央高速が邪魔とは思いますが。
それにしてもこの付近だと、さすがに(恐らく2日の)雪が残っています。
今の所、この写真は、3月1日の本体の更新時に、表紙写真として使う予定です。
この後、延々と小仏の終点まで歩いてみました。
右から左と並走していたJR中央本線と分かれたすぐ右手にあります。
1999年刊行の「バスジャパン・ニューハンドブックス」でここが取り上げられ、
「雑草に覆われた殺風景な回転場」
とあるのですが、現在はすぐ脇にJRの変電所が設けられています。
帰宅のハイカー対策なのか、レインボーⅡノンステップが2台待機していました。
帰り道、小仏からバスに乗って高尾へ戻ろうと思いましたが、駒木野付近に梅が咲いていたのでちょっと途中下車。
折り返してくるのを待ってみました。
手前にバスが下りてくるのを待つマイカーが入ってしまったので、ちょっと様にならなかったですね。
しかし寒い寒いといいながら、他にも花が咲いている場所もあったし、少しづつではありますが、春は近づきつつあるようです。
ところで、お気づきの方もおられるかも知れません。
実は、この路線は京王電鉄バス本体ではなく、京王バス南が運行しているのです。
高尾からの他の京王電鉄バスグループ路線は全て京王電鉄バスで、京王バス南としては、他とはつながっていない、独立した落下傘路線という事になります。
しかし、いちいち南大沢から回送して来るとなると、あまり効率が良くない気もしますが…。
(以前は高尾駅南口~本沢ダム入口間も担当していたようだが、既に廃止になっている。)
午後は高尾駅南口でバスを撮影。
その中から2枚。
西東京バスの旧多摩バス塗装車。
西東京バスは基本的には北口発着ですが、〔元八03〕系統のみ、大回りして南口に入ります。
京王電鉄バスの新ブルーリボンⅡ。
京王電鉄バスは館ヶ丘団地行が10分間隔。
(2本に1本が八王子駅始発。)
また、拓殖大行の直行バスも、休日でも30分間隔で運行されています。
両系統で新ブルーリボンⅡが運用されていました。
この他、西八王子駅行〔西62〕系統があり、新レインボーⅡが運用されていますが、今回は敢えて撮影していません。
(同型で別に撮りたい車両があるので。)
新宿への帰りは、先の8564が組み込まれた8000系を狙って乗りました。
車内の連結部はこんな感じ。
帰宅して、京王ファンの皆様のWebサイトを色々眺めてみたら、どうもこのサハ8564というのは、事故で廃車になった旧クハ8728の代替車輌だったのですね。
(クハ8814を改番して転用し、その後にサハ8564を組み込んだ。)
知っていたら、全体の写真を撮っておいたのに…(泣)
しかし、クハでなくサハを製作するという事は、もはや昔の「八王子・高尾」行という列車は、もう走らない、という事ですね。
今後、8000系は10連の中間運転室の処遇が課題になるかもしれません。
明日は幕張に行って、京成の新連接バス(ベンツ・シターロG)を撮りに行く事にしましょうか。
うまく行くでしょうか。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)