少し遅くなってしまいましたが、昨年12月28日深夜~1月2日にかけて、足掛け2年にわたって近畿(主に兵庫県)と東海地方の旅に行ってまいりましたので、ここで取り上げてみたいと思います。
何分私の場合、空模様に左右される部分が多いので、かなりあっちへふらふら、こっちへふらふらになって分かりづらい部分も多々あろうかと思いますが、その点はご容赦を。
12月29日(火)
小田原から「ムーンライトながら」に乗車。
小田原駅の自動指定券販売機で指定券を購入。
この晩はまだ空席が残っていました。
189系10両編成。
大垣で223系の快速姫路行に乗換。
しかし、ホームが別々の上、「ムーンライト」が到着する狭い階段が2箇所にあるだけ、しかも快速は223系の4連なので、空席を求める旅行者がダッシュで階段に殺到し、少々危なっかしいのでは?
結局大半の乗客が席につけず、米原まで立ちっぱなしになる事に。
米原では同じ223系の新快速網干行(前8両が米原始発、後4両は長浜から)に乗換。
こちらは同じホームでの乗り換えになるのだけれど、やはり乗換の旅行者が空席をめがけてダッシュ、ここも危なっかしいなあ。
どうせ期間限定の臨時になったのだから、「ムーンライト」を米原まで延長するか、さもなくば、新快速の米原始発編成を快速と振り替えて大垣始発にするとかの措置があってもいいのでは?
そうでないと、大垣~米原間の中間駅からの旅客も迷惑なのではないかと…。
米原は曇り空だったけれど、京都方面へ南下するうちに、見る見る青空が広がってきました。
よしよし。
加古川駅は高架化され、加古川線ホームへは、連絡改札が設けられていました。
ICOCA等のICカードが利用できない事もあるでしょう。
103系2連は、本来ならDC時代と同じ緑色の所、随分けばけばしいラッピング。
車内では絵画展を行っていました。
それにしても加古川線に乗るのは、何年、いや何十年ぶりだろう?
電化はされましたが、線路は貧弱なままのように見えました。
久し振りに降りた粟生駅は、全く姿を変えていました。
この年に改築されたばかりだそうで、「シルキーウェイあわの里」が併設されています。
駅員は、JR西日本の子会社が請け負っているようです。
しかし、3つの会社の路線が四方から乗り入れているという要衝の駅なのに、周辺にはコンビ二も、食料品店も何もない…。
朝飯も食べていないっていうのに、腹が減った…。
さて、北条鉄道も、これまた何年ぶりになるのだろう?
やってきたのは、元三木鉄道ミキ300-104から転じたフラワ2000-3。
子供連れのお父さんが、停車駅ごとにドアから携帯で写真を撮影していました。
まず播磨下里で降ります。
車内に「一日乗車券」を発売しているとあったので、運転士に800円を払うと、ここでは「引換券」をもらう事になります。
北条町駅で本券に引き換えるという事です。
ここで、北条町まで行って折り返してきたフラワ2000-3を撮影。
結局、この日の北条鉄道線は、(少なくとも日中は)フラワ2000-3が粟生と北条町を行ったりきたりする事になります。
播磨下里の木造駅舎は昔のまま。
無人駅の旧駅務室は「やすらぎの下里庵」という、コミュニティスペースのようなものに転用されています。
ただ、オープンする日は限られています。
各駅の花壇にはこのようなメッセージが。
既に加古川線の電化は完成しているのですが。
北条鉄道の終点、北条町駅。
かつては木造駅舎でしたが、2001年に新駅舎に移転。
ここで、一日乗車券を引き換えます。
それと、記念乗車券も購入。
硬券の一日乗車券とは珍しい。
他にフラワ2000-2、2000-3もあるようです。
駅ホーム前の留置線に留置されていたフラワ2000-2。
北条鉄道オリジナル2号車ですが、イベント対応のため、ロングシートになっています。
残念ながら、今日は運用はもうないようです。
基本的に北条鉄道オリジナルの2両と、三木鉄道からの車両は、車体には外観上ほとんど違いはありません。
一つ違うのは、運転席の反対側のドアとパノラミックウィンドウの間にある、覗き窓。
北条町駅と、道路を隔てて反対側にある「アスティアかさい」。
COOP、専門店街の他、地域交流センター、それに図書館も入っているようです。
北条町駅に隣接してバスターミナルも併設されています(右手・大阪行高速バスも発着)が、バス停名は「アスティアかさい(加西)」。
ここで、北条町で撮影した神姫バスの写真を2枚。
主にアスティアかさい~大和間で運用されていると思われるリエッセ。
この路線は平日のみの運行ですが、翌30日から年末・年始は休日ダイヤの運行になりますので、この日が今年最後の運行という事になります。
神姫バスでは少数派の日産ディーゼル・RN。
加西市の市街地循環(コミュニティ)バス。
やはり今日が、今年最後の運行です。
15時42分発粟生行で北条町を後にします。
次にここを訪れるのは、いつになるでしょうか。
夕暮れ時になり、影も長くなりました。
北条鉄道については、以前当ブログでも書きましたのでご覧下さい。
粟生で乗り換えた加古川行はクモハ125の単行。
厄神駅の三木鉄道廃線跡。
遠く左手には、加古川線の車両基地があります。
この電車はそれなりに混んでいて活気もありましたが、この地域は山陽道・中国道と、大阪への高速道路が2本も走っていて、加古川線や北条鉄道を挟み撃ちにしています。
三木鉄道は廃線になってしまい、神戸電鉄粟生線も危機が伝えられています。
この地域の鉄道網は大丈夫でしょうか…。ちょっと心配です。
加古川で新快速敦賀行に乗り換えて神戸へ。
大垣行の快速を追い抜いて発車します。
福井県へ行く列車が、岐阜県へ行く列車を追い抜く訳です。(どちらも後8両は米原までですが。)
その大垣行は、「緩行線の車両トラブルのため、垂水・須磨・舞子は通過になります。」とアナウンスが入りました。
播磨灘に夕陽が沈んでゆきます…。
なんと美しい…。
しかし、ダンゴ状態の緩行線をノロノロ走る快速を2本追い抜いて行きますが、車掌の放送には、緩行線のダイヤの乱れについては何も触れていませんでした。
こういうのはいかがなものか…。
普段から関西を訪れるたびに少し感じている事なのですが、なんだか、同じJR西日本の「アーバンネットワーク」なのに、新快速と快速・普通列車ではどこか別物みたい…。
三宮駅近くのホテルにチェックインの後、阪神電車の三宮駅の観察に行ってきました。
近鉄との相互直通運転開始後では初めてです。
ホームの柱には、タイガースの甲子園年間予約席募集のポスター。
左下には…。
赤星ーっ!!
トラキチでなくても、突然の引退はショックな出来事でした。
しかし、赤星選手ってJR東日本出身なのですが、JRでは何をやっていたのだろう?
18時03分発奈良行快速急行は近鉄編成でした。
停車中の列車を見て気になったのは、快速急行発着の3番線ホームの大阪方のカーブがきつく、近鉄編成の場合は、奈良方の先頭と2両目の両端のドアがホームから相当大きく離れていた事。
転落事故が起きそうで危ないと思いました。
三宮駅は大改良工事の真っ只中で、暫定的な姿ではありますが、せめて落下物検知装置の整備位は必要だと感じました。
夜行明けの上にグルグル歩き回って、さすがに疲れました。
せっかくの神戸ですが、22時前には床に就きます。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)