№100 成田は寒かった…

画像

 当ブログも、ついに100回目になりました。
 いつも拙い当ブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
 今後とも、よろしくお願いいたします。

 19日(土)、「青春18きっぷ」を使用して、今年最後の成田詣で。
 東戸塚5時32分発の快速は、佐倉で〈成田エクスプレス1号〉を退避。

画像

 253系は、来年夏には見納め。
 いつも思うのですが、JRの成田空港アクセスは、NEX偏重なのではないか?
 快速は本数も少ないし、元々遠回りで時間がかかる上に酒々井・物井にも停車するようになったから、余計に時間がかかる。
 空港付近が単線なので、ダイヤ構成上難しいのかもしれないけれど、もう少し、料金不要でも早い列車が欲しいと思います。
 最近は海外旅行客も節約志向だし。
 あと、停車のたびに冷たい風が吹き込んでくるのに、暖房があまり効いていなかったのも堪えました。

 7月開業が発表になった「成田スカイアクセス」も、工事は大詰め。
 線路の敷設はほぼ終わりみたいで、後は架線や信号(ちなみに6灯式)関係という所でしょうか。

 終点まで乗り通して、先ずは第1ターミナルで撮影する事にします。
 乗客の流れは、ANAが入っている南ウィングより、北ウィングの方が多かったような…。

 展望デッキからは、遠くに真っ白な富士山も見る事ができます。
 しかし、日なたでも寒い…。

 
画像

 エールフランス A340-300
 時刻表上ではB777-300のはずですが。
 新ロゴは初めて見ました。
 来年A380が投入されるのは、この時刻の便(275→276便)でしょうか。

画像

 フェデラルエクスプレス MD-11F
 今年の3月に事故を起こしたのは、ちょうどこの花時計の付近でしたか。

画像

 JAL B747-400BCF
 旅客用からの改造・転用機。
 写真のJA8911は、8910・8912と共に、中距離仕様機でした。

画像

 キャセイ・パシフィック航空 B747-400BCF
 こちらも旅客機からの転用。
 9時前だと、離陸はやはり貨物機ばかり。

画像

 ガルーダ・インドネシア航空 B747-400
「visit Indonesia 2009」のマーク入り。 

画像

 写真のJA8921は、間違いなく、JALで最後の旅客用B747-400になるでしょう。
 この機体は、第1ターミナル北ウィングの脇から出発、R/W34Lの相当手前から進入した上に、離陸距離もジャンボにしては相当短かったので、多分どこかへのフェリー(回送)でしょう。

 ちょっと面白いシーンだと思ったので、1枚。

画像

 ANAマークの貨物トラクターなのに、JALの車もつないでいる…。

画像

 NCA B747-400F
「NCA Pegasus」(JA04KZ)。
 JALの「エコジェット」と同じ趣旨で、機種部分が緑色になっています。

画像

 第2滑走路延長の間接的な影響か、今まではないシーンが見られるようです。
 DHC-8-Q400(多分仙台から)ですが、A滑走路に着陸するとは。

画像

 IBEXのCRJ(小松か広島のどちらかから)と、ANAのB737-700ER(ムンバイから)。
 どちらも以前はB滑走路使用ではなかったかと思うのだが。(間違っていたらごめんなさい。)
 第1ターミナルのANAグループだったら、A滑走路の方が良いに決まっていますからね。

 10時前になると、側面には光線がほとんど当たらなくなってしまいます。
 ここで第2ターミナルへ移動。
 その前に…。

画像

 航空科学博物館が運営するグッズショップ。
 外国人の旅客の姿が見えますね。
 ここで、ANAの卓上カレンダーを購入。
 あっさり運航休止になった、香港オアシス航空のB747-400(一部はANAの中古機を使用していた。)の模型も置いてありました。
 航空科学博物館へ行く路線バスの時刻表も用意してあります。

画像

 成田空港でも、ターミナル循環バスにエアロスター・エコハイブリッドが入っていました。
 成田空港交通の運行。
 ディスプレイも含めて、案内が今どき日・英の2ヶ国後だけというのはどんなものだろう?
 このバスは東成田駅にも停車します。

画像

 ベトナム航空 B777-200ER
 ホーチミンシティ行。
 ベトナム航空はスカイチーム入りを表明しているので、いずれはここを去って第1ターミナルに行く事になるのでしょうか?
 あと、遠くに見えるANA機にも注目。
 B滑走路への誘導路ですが、とんでもなく大回り。
 誘導路は複線になりましたが、一旦着陸のアプローチをくぐっていく事になるので、運用上の制約はまだ残っているでしょう。

画像

 ANA B767-300BCF
 JA8286は旅客型からの改造。
 写真でお解かりの通り、駐機場付近もあちらこちらで工事中。

画像

 アリタリア・イタリア航空 B777-200ER
 そういえば、今JALの経営が問題になっていますが、去年の今頃から今年の初めにかけては、アリタリアの経営が、ヨーロッパ全体を巻き込んだ大事になっていましたね。

画像

 ベトナム航空 A330-200
 こちらはハノイ行。

画像

 ルフトハンザ・ドイツ航空 A340-600
 ミュンヘンからの便。
 滑走路延長後に、B滑走路着陸に変更になったそうです。
 600はさすがに長い…。

画像

 エア・インディア B777-200ER
 エア・インディアでは去年も旧カラーのB777-200が乗り入れていた事があり、今年の2月にはこのカラーのB777-300が乗り入れていました。

画像

 中国南方航空 A321-100
 既にスカイチーム入りしているのですが、今の所第2ターミナルに残留しています。
 尾翼を見て思ったのですが、今ANAの「モヒカンカラー」が飛んでいますけれど、あのブルーって、中国南方航空のブルーに近いですね。

画像

 エバー航空 B777-300ER
 これも、延長によりB滑走路発着に変更になったとか。

画像

 JA8916「YOKOSO JAPAN」機。
 どこかからの到着の後ですが、第3エンジンが不調だったみたいで、整備スタッフがカバーを開けてやんややっていた後、整備地区へ引き上げていきました。
 電源を全て切って無音の状態でのトーイングは、なんだか不思議な感じ。

画像

 JAL B777-300ER
 JA732J「ワン・ワールド」(JA732J)。
 これでワン・ワールド機は国内線2機(B777-300(JA752J)・B777-200(JA771J))、国際線2機(B777-300ER・B767-300ER(JA604J))を確認。
 後はB747-400の1機(JA8913)だけ?

 B滑走路延長で、B747ジャンボ機も離発着出来るようになりました。

画像

 ただ、この日の午後に見た限りでは、ジャンボ機の離着陸は、この1機だけでした。
 全体的に、B滑走路は思ったほど離発着は増えていませんでした。
 本格的な増便は、来年のサマー・スケジュールになってからでしょうか。
 
 この日は、JALの「ワン・ワールド」、ANAの「スター・アライアンス」以外のアライアンス統一カラーは、残念ながら見かけませんでした。
 「スカイチーム」はまだ見た事がないんだけれどなあ。

 第2ターミナルの展望デッキは、第1と同じく鉄格子で囲まれているのですが、加えてカメラレンズの穴が第1と比べて少なくて小さく、便数が少ない会社とかスペシャルカラー機が発着する時には、取り合いになってしまうのが困った所。
 セキュリティの問題もあるのだろうけれど、もう少し何とかならないでしょうか。

 冬至が近づくと、15時30分を回ったら相当陽が傾き、陰が長くなってしまいます。
 やはり日なたでもかなり寒い…。
 この日はここまで。
 16時過ぎの久里浜行で帰ります。
 ホームのお客さんはNEX指向で、快速はガラガラでした…。

 来年も沢山、旅客機を撮れるといいなあ。
 来年は空港の外周から狙ってみたいと思います。
 だけど、「天神峰」は入れなくなっているのかなあ。
 B滑走路に出入する機体を撮れる絶好のポイントだったのですが、趣味誌に記載がないので、ちょっと心配です。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)