№91 「モヒカン」来た・撮った
大分前から話題になっていた、ANAの旧塗装、「モヒカンカラー」復刻機、ついにデビュー。
12月1日、東京~宮崎・鹿児島線に就航。
その「モヒカンカラー」機を、就航初日に撮りに行ってきました。
横浜から京急の快特で京急蒲田へ。
高架線はかなり姿を見せ、空港線も上下2段の高架線が、羽田方面に延びていくのが見えました。
ただし、切換はいつになるのか…。
京急蒲田からの羽田空港行急行は北総9000形。
北総車ながら車内はなんだか「京成パンダ」が目立つような…。
9000形は、恐らく来年の成田空港新鉄道開通時には、姿を消すでしょう。
羽田空港で改札口を出て、階段を上がると、ANAのチェックイン機が並んでいます。
ただ、事前のWebチェックインが浸透してきているためか、利用する搭乗客はあまり多くはなかったように見えます。
その傍らに…。
ニュースでも報じられていましたが、この日より、機内に持ち込める手荷物の規格が、全航空会社で統一されました。
でも、これって、昨日までのANA規格のものなんですよね。
取替えを忘れていたみたい。
実は、今日は2004年に第2ターミナルが開業してから、ちょうど5周年になります。
しかし、それが祝賀するようなものは、何も見当たりませんでした。
到着階(1F)の6番乗場からは、主にTDR行のバスが出発。
しかしここは、いつ来ても行列が長いですねえ。
8時台後半~9時台位のピーク時には、10分間隔で定期便が出発するのですが、この日もリムジンの貸切車などが借り出されていましたし、この他にも続行便が出発するため、小岩駅行などの他の路線の便は一部が乗場を変更していました。
クリスマスまでまだ先の平日でこんな混雑になるのは、さすがTDRなのかも知れないけれど、いつまでもこういう状況を放置してもおけないのでは?
私としては、こういう路線こそ、ダブルデッカー車を投入できないか、といつも考えているのです。
さて、いよいよ「モヒカンカラー」撮影のため展望デッキに向かいます。
その前に、一部撮影した機体の写真をご覧頂きます。
ANAのJA8957、「ピカチュウジャンボ」。
もう一機のポケモン機、「お花ジャンボ」と共に、冬場は東京(羽田)~札幌(新千歳)線に貼りつきで運航されているようです。
エアーニッポン・ネットワーク(A-net)のDHC-8-Q300、JA801K。
東京(羽田)~大島・三宅島線を、ANA便名で運航されています。
ちなみにこの日の三宅島線は、島付近のガスの状況を調査した上、乗客を乗せて出発しました。
いまだ欠航になる事も少なくないそうです。
JA801Kは、以前は尾翼に椿のイラストが描かれていました。
こちらの記事で取り上げています。
アシアナ航空のソウル行チャーター、A330-300。
新カラーで、時には「大長今」(チャングム)カラー機も入るようですが、今日は一般カラーでした。
(でも「大長今」機ってまだあるのかなあ。)
JALのJA8984、「JALエコジェット」。
以前もこちらで取り上げさせて頂きました。
緑の翼が、日本では珍しく感じます。
13時になって…。
ついに来ました!
65番スポットにランプイン。
この位置だと、出発時の撮影は厳しいかなあ。
離陸を撮れるいいけれど…。
この1時間の間に撮影した写真を2枚。
JALのB777-300「one world」。
全然知らなかったけれど、8月から飛んでいたみたいですね。
JA752Jは、以前JASフリートの記事で書いたけれど、JAL完全統合の直前にJASに導入された機体。
JAL統合後は、「チームマイナス6パーセント」のロゴマークを後部に描いていました。
上に上げた「JALエコジェット」が就航したので、マーキングを変えたのでしょう。
ANAのB767-300「龍馬伝」。(JA8322)
来年のNHK大河ドラマとのタイアップ。
鉄道やバスだと例は数多くあったのですが、旅客機では初めての試み。
ちなみにこれは2004年、多摩都市モノレールの「新撰組!」のラッピング編成。
(江口洋介が坂本龍馬を演じていました。)
元に戻って、写真は山口宇部行695便として出発する所。
高知線専門、というわけではないのですね。
まあ山口県も長州藩だったのだから縁があるし。
もちろん、他の路線も飛ぶのでしょう。
NHKとのタイアップでは、この他「坂の上の雲」があるのですが、今日は見かけませんでした。
後日挑戦します。
さて、「モヒカンカラー」機が鹿児島に向けて出発する時間が来ましたが、なんだか雲行きが怪しくなってきてしまいました。
(「龍馬伝」はぎりぎりセーフ。)
第2ターミナルの展望デッキ。
平日だったからだろうけれど、思ったほどは人が多くはなかったかな。
それでも、数少ないレンズの穴は皆塞がってしまっています。
第1ターミナルもだけれど、デッキ全体が金網でグルッと囲まれて、わずかなレンズ穴だけというのは、何とかならないものでしょうか。
首都の大空港ゆえ、セキュリティを考えなければいけないとしても…。
鹿児島に向けて、離陸!
ああ残念、太陽が完全に雲に隠れてしまいました…。
「坂の上の雲」もあるし、今年中にもう一度トライしようっと。
(といって来週は九州に行ってしまうので無理なのだけれど…。)
「モヒカンカラー」は、実質的には初めて生で見たのだけれど、印象としては、思ったよりブルーが濃いと感じました。
同じ「水色」でも、現行の「トリトンブルー」のワンポイントの水色とも、羽田到着直後に離陸した大韓航空機のブルーとも、明らかに違うと思います。
今の「トリトンブルー」は、B767の導入を機に採用されたデザインでした。
そのB767が「モヒカンカラー」をまとうというのも、なかなか面白いものです。
ただ、以前も書きましたが、14年前のトライスターの引退の時にやって欲しかったと、今でも思っています。
今日はこれでおしまい。
第2ターミナルからそのままバスに乗ってもいいのだけれど、せっかくの機会なので、ターミナル循環のエアロスター・エコハイブリッドに乗って第1ターミナルまで行ってみました。
ターミナル循環は、到着階(1F)の9番乗場から出発。
だいたい5分も待たずに乗れます。
ただ、エアロスター・エコハイブリッドは既に6台あるようだけれど、ブルーリボンシティ・ハイブリッド(1台)や、通常のエルガ・ノンステップも入る事もありますので注意。
もっとも、1台~せいぜい2台も見送れば乗れるはずです。
その車内。
後部の通路が広くなっています。
肝心の乗り心地とか、走行音などは、何しろ空港の敷地の中を比較的低速でグルグル回るだけなので、他と比べてどうというのは正直分かりませんでした。
市街地の路線で乗ってみればはっきり比較できるのでしょうが、関東地方でエアロスター・エコハイブリッドが走っているのは、今の所はここだけなので…。
第1ターミナルではJAL系のショップ「BLUE SKY」で買い物。
その中から1点。
「one world」のクリアファイル。
なお、10月にはメキシカーナ航空が加盟しています。
多少脱線しますが、JALの経営問題に関連して、デルタ航空(SKYTEAM)VSアメリカン航空の綱引き、という事も言われています。
個人的な意見としては、アメリカンが助けてくれるというのなら(ちなみに、今晩7時のBSニュースによれば、最大11億ドルの支援を表明したとか。)、JALは素直に受け入れて、one worldに残った方が良いと思う。
特にアメリカンとはone world以前から付き合いが長く、今更関係を絶ってしまうのは、再建の上で得策ではないのでは…。
もちろん、JAL自身の改革も必要になりますが。
行きは電車だったけれど、帰りはバスにします。
同じ京急グループで電車とバスが競合しているけれど、必ず座れて、荷物も床下に預かってもらえて、空港では出発階について、到着階から乗れるバスも捨てがたいと思います。
ただ、横浜駅行はYCAT到着の前に、横浜駅改札口前を通過するので、ここで降ろしてもらえるともっと便利なんだけれどなあ。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)