№93 2007年廃止 くりはら田園鉄道〈栗原電鉄〉

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 昨日の「JTB時刻表大研究 2007年」の《十大トピックス》で、くりはら田園鉄道と鹿島鉄道の廃止を上げました。
 今日はくりはら田園鉄道について取り上げてみようと思います。
 くりはら田園鉄道は、主に鉱山の輸送のために建設された鉄道です。
 1995年までは栗原電鉄という電化された鉄道でしたが、4月に第3セクター化された時、合理化のためディーゼルカーに切り替えて名称を改めました。
 栗原電鉄時代、およびくりはら田園鉄道時代の主な車両と、駅の写真をご覧頂きます。

1.車両
①栗原電鉄時代

 栗原電鉄時代の旅客車両は、M…電動車、T…非電動車、数字…車体の長さを現わしていました。
 なので、末期に転属車が入ってくると、実質は全く別の形式なのに、同じ形式を名乗る事になりました。

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M153
 栗原電鉄時代の主力車両でした。
 同系にC15形制御車がいて、ラッシュ時にはM15形に増結されていました。
 なお、この写真はくりはら転換後、若柳に留置されていた姿を撮影したものです。

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M181
 西武車。
 主にラッシュ時に運用されていたそうです。

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M182
 福島交通車で、飯坂線で使われていましたが、同路線が昇圧(600V→1500V)したため移籍してきました。
 上のM181とは全く異なりますが、18mの電動車というだけで、続きの番号がつけられました。

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ED201
 1950年の電化の際に、貨物列車牽引用として製作されました。
 当時の栗原電鉄は762㎜軌間で、5年後に1067㎜に改軌。
 台車を履き替えた際重量も重くなったため、重量を示す数字をつけたED18→ED20に改番しました。
 台車の方が車体より幅が広いのが特徴。
 この写真も、くりはら転換後に若柳に留置されていた姿を撮影したものです。 

②くりはら田園鉄道時代
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KD95
 くりはら転換時に導入された、富士重工製のディーゼルカー。
 以前ご覧頂いた北海道ちほく高原鉄道などの、第3セクター鉄道向け車両の流れを汲んだ軽快タイプです。
 わたらせ渓谷鉄道の車両を参考にしたそうですが、正面のヘッドライト部は、炭鉱からきた「カンテラ」(鉱山の作業員が使う明かり)をイメージしています。
 くりはら転換・KD95投入と同時にワンマン運転になりました。

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 その車内。
 床やクロスシートの背など、木材がかなり使われています。

 KD95は3両投入されましたが、側面には1両毎に異なるデザインのエンブレムが掲げられていました。
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KD951 「白鳥」

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KD952 「野菊」

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KD953 「栗駒山と馬」

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KD10
 くりはら転換直後、名鉄で使用されていた2軸レールバスが2両導入されました。
 2両編成のまま、主に朝方の1往復で使われていました。

2.駅

 栗原電鉄時代の撮影と、くりはら転換後の撮影が混じっています。
 あらかじめご承知置き下さい。
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石越
 貨物列車があった頃は国鉄・JRと線路がつながっていましたが、旅客駅は別になっていました。
 くりはら転換時に、駅舎自身も改装されています。

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荒町 石越から1.6㎞

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若柳 荒町から1.5㎞
 交換可能で、構内には車両基地がありました。
 くりはら転換後もここが車両基地になっていました。

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谷地畑 若柳から1.5㎞
 くりはら転換後の撮影。
 なお、転換後もしばらくの間、架線はそのまま残されていました。

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大岡小前 谷地畑から1.1㎞
 この駅はくりはら転換の後の1995年12月25日に開業しました。
 当初は付近に工業団地の計画があったそうです。

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大岡 大岡小前から1.5㎞
 くりはら転換後の撮影。

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沢辺 大岡から2.1㎞
 交換可能で、たいていはここで上下の行き違いがありました。
 駅前には宮城交通の他、JRバス東北(古川線・古川~一ノ関)のバス停もありました。

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津久毛 沢辺から3.5㎞

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杉橋 津久毛から1.6㎞

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鳥矢崎 杉橋から1.0㎞
 くりはら転換後の撮影。

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栗駒 鳥矢崎から1.7㎞
 交換可能。

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栗原田町 栗駒から0.8㎞
 撮影時は駅舎の中にラーメン店がありました。

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尾松 栗原田町から1.2㎞
 くりはら転換後の撮影。

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鶯沢 尾松から2.5㎞
 以前は交換が可能だったようで、架線柱などに面影があります。

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駒場 鶯沢から2.2㎞
 この駅はくりはら転換時に「鶯沢工業高校前」と改称しました。

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細倉マインパーク前 駒場から1.9㎞
 以前は手前の細倉が終点でしたが、貨物線を利用して路線を延伸し、新駅を設置しました。
 駅前にはED202・ワフ71が保存されていました。
 なお、古い乗車券や、くりはら転換後のワンマン乗車目標等では「細倉(マ)」と省略されるのが普通でした。


 栗原電鉄も、色々な種類を発売していましたが、その中から、「沿線五町『町章』シリーズ記念乗車券」をご覧頂きます。
 栗原電鉄(くりはら田園鉄道)は5つの町にまたがって走っていましたが、廃線の直前に全て「平成の大合併」によって消滅しています。 
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《石越町》
 石越町は2005年4月1日、登米市に合併しています。

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《若柳町》

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《金成町》

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《栗駒町》

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《鴬沢町》
 中央に見えるのが、細倉駅です。
 駅を出て、左にカーブを切った先に、細倉マインパーク駅が作られました。
 若柳・金成・栗駒・鶯沢の4町も同じ日、合併で栗駒市になっています。

 くりはら田園鉄道がスタートした1995年4月1日、記念の全線フリー乗車券が発売されました。
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《くりはら田園鉄道運行開始記念1日フリーきっぷ》


 毎年10月前半の土日に日比谷公園で行なわれる、鉄道の日記念の「トレインフェスティバル」は恒例行事ですが、くりはら田園鉄道も毎年、他の中小私鉄と共同でブースを出していました。

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 最後の出店となった、2006年10月8日。
 私も色々買わせていただきましたが、その中から、小型の線引き。

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 大岡小前開業後のバージョン。
 購入後色々使ってきたので、多少キタナクなっているのはご勘弁。

 くりはら転換後も御多分にもれず乗客の減少に歯止めがかからず、結局転換から12年で廃止という事になってしまいました。
 せめてもう一度位乗っておきたかったです。
 明日は鹿島鉄道を取り上げます。

 今日の記事は、
「ローカル私鉄車両20年・東日本編」(寺田裕一・JTBキャンブックス)
「私鉄気動車30年」(寺田裕一・JTBキャンブックス)
「鉄道ピクトリアル 1997年4月臨時増刊号 東北地方のローカル私鉄」(鉄道図書刊行会)
を参考にさせて頂きました。


 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

№92 JTB時刻表大研究 2007年

「JTB時刻表大研究」、今回はつい2年前になりますが、2007年です。
 新幹線の世代交代の波は早く、車体傾斜式の新型車両の導入により、東海道区間の所要時分の短縮が図られました。
 一方、その新幹線の技術を採用した高速鉄道が、初めて海外で開業しました。
 首都圏では新サービスのスタートが相次ぐ一方、ローカル鉄道の状況は相変わらず厳しく、大手私鉄でも廃線・経営譲渡が相次ぐ事になります。
 3月18日に統一改正の後、7月1日に東海道・山陽新幹線、10月1日にJR北海道単独の改正が行なわれました。
 3月改正では、巻頭のカラーグラフでダイヤ改正が徹底分析されています。

《2007年の十大トピックス》
◆ 東海道・山陽新幹線N700系投入 東京~新大阪間最速2時間25分
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 7月1日改正より運行を開始。
 この時点では東京・品川~博多3往復、東京~新大阪1往復の4往復でした。

下り
 のぞみ99号 品川  6:00 → 10:45 博多
 のぞみ1号 東京  6:00 → 10:50 博多
 のぞみ25号 東京 11:50 → 16:52 博多
 のぞみ163号 東京 21:20 → 23:45 新大阪
上り
 のぞみ100号 新大阪  6:00 → 8:26 東京
 のぞみ26号 博多 12:28 → 17:30 東京
 のぞみ28号 博多 12:50 → 18:06 東京
 のぞみ52号 博多 18:54 → 23:45 東京
停車駅:品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪・新神戸・岡山・広島・小倉 ※28号は新山口・福山にも停車 

 品川6時00分始発の〈のぞみ99号〉が設定されているのが注目で、後続の東京発〈のぞみ1号〉と合わせ、N700系が2本連続して大阪を目指す事になります。
 また、N700系の特徴の一つとして、全座席が禁煙になった事があり、代わりに喫煙ルームが設定されています。
 東海道・山陽新幹線では、航空便との対抗上、全席禁煙にはためらいもあったと聞いていますが、大きな方針の転換といえます。
 N700系はこの後順次、在来の<のぞみ>を置き換えていきます。
 N700系については6月号のカラーグラフに詳細な解説記事があります。

◆ 札幌~旭川間〈スーパーカムイ〉運行開始 新型車両導入
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 札幌~旭川の電車特急は、785系の〈スーパーホワイトアロー〉と、781系の〈ライラック〉がありましたが、10月改正で一本化。
 合わせて札幌~旭川間の所要時分が原則1時間20分で統一されました。
 785系は引き続き〈スーパーカムイ〉の他、〈すずらん〉にも転用され、781系は引退。
 ところで、この影で、夜行〈まりも〉が季節列車に格下げされる事になりました。
 既に〈利尻〉(夏のみ)、〈オホーツク〉(冬のみ)が季節列車に格下げになっており、これで道内の定期夜行特急は見られなくなり、翌年には全廃される事になります。

◆ 仙台空港鉄道開業
 JRの3月統一改正に合わせて開業。
 JRのE721系500番台と共通設計のSAT721系が投入され、仙台~名取~仙台空港で相互直通運転を行ないます。
 また、Suicaの利用も可能です。
 4月号の「新乗り物風土記シリーズ79」で、仙台空港に就航する航空会社の機体の写真と共に紹介されています。

◆ 常磐線中距離電車にグリーン車連結
 JRの3月統一改正時より、E531系ででサービスが開始されました。
 宇都宮・高崎線と同様に改正前より順次組み込みが行なわれ、3月17日までは「お試し期間」として、普通車として運用されました。
 なお、上野~取手・成田快速のE231系には連結されません。
 415系・E501系は上野口から撤退し、415系は廃車(一部はJR九州へ売却)も行なわれています。

◆ 首都圏ICカード「PASMO」スタート Suicaと相互利用開始
 首都圏のほとんどの私鉄・地下鉄・バスでの利用を目指して、3月18日のJR改正と同時にサービスがスタート。
 最初からSuicaとの相互利用を行い、Suicaグリーン券システムなど、Suicaとほぼ同様のサービスが受けられることになります。
 そういった事もあって、既にSuicaが相当数普及している事から、当初はPASMOの需要はそれ程伸びないと考えられていました。
 しかし、予想をはるかに上回る売り上げがあって在庫が不足し、4月~9月の間は発売制限が行なわれた程でした。
〈鉄道のPASMO導入事業者〉
 東京メトロ・東京都営・京成・東武・西武・京王・小田急・東急・京急・相鉄・つくばエクスプレス・ゆりかもめ・多摩モノレール・北総・新京成・東葉高速・埼玉高速・横浜市営・横浜高速・シーサイドライン・江ノ電・箱根登山・伊豆箱根(大雄山線のみ)
(2009年より関鉄・千葉モノレール・ディズニーリゾートラインも導入)
 4月号のカラーグラフで利用方法や利用可能な鉄道が紹介されています。

◆ 東京モノレール「空港快速」運行開始
 3月18日にはさらに東京モノレールも、大幅なダイヤ改正を実施。
 目玉は「空港快速」の設定で、上下とも昭和島駅で各駅停車を追い抜きます。
 モノレールでの追い抜き運転の実施は初めて。
 4月号のカラーグラフで紹介。

◆ くりはら田園鉄道・鹿島鉄道廃止 西鉄宮地岳線は一部廃線
 くりはら田園鉄道は栗原電鉄を1995年に第3セクター化した路線、鹿島鉄道は1979年に関東鉄道から分社した路線でした。
 共に3月31日を持って廃線。
 3月号のカラーグラフで「さようなら くりはら田園鉄道 ありがとう 鹿島鉄道」と題して特集されています。
 くりはら田園鉄道は明日、鹿島鉄道は明後日取り上げる予定です。

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(西鉄宮地岳線 津屋崎駅)
 西鉄宮地岳線は筑前新宮~津屋崎が廃線。
 残存区間は翌日より貝塚線として運行されています。
 この他、近鉄の三重県下の支線、伊賀線と養老線が、いずれも伊賀鉄道・養老鉄道に運営を移管されました。
 10月号の黄色のページに時刻が掲載されています。

◆ 長期不通の三江線・越美北線・高山本線 運行再開
 三江線は前年の7月に豪雨により全線不通になり、12月に一部が復旧した後、6月16日に運行再開。

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(越美北線 越前東郷駅前のJR代行バス)
 越美北線・高山本線に至っては、いずれも2004年に不通になってから復旧まで、3年近くかかる事になってしまいました。
 越美北線は6月30日に運転再開。
 高山本線は9月8日の再開で、残念ながら「おわら風の盆」には間に合いませんでした。
 前年からこの年にかけては、特に西日本で災害による長期の不通が目立ち、2月号の時点では他に芸備線(備後落合~備後西条・2006年7月19日~2007年3月31日)、津山線(玉柏~牧山・2006年11月17日~2007年3月17日)が不通になっていました。

◆ 鉄道博物館 大宮にオープン
 10月14日の「鉄道の日」に、満を持してオープン。
 JTB時刻表も10月号のカラーグラフで展示車両を中心に紹介しています。
 なお、これに合わせて埼玉新都市交通「ニューシャトル」の大成駅が鉄道博物館駅と改称しています。

◆ 台湾に新幹線「台灣高速鐵路」開業
 1月5日に台北~左營(高雄から在来線で10分)に開業した台湾の新幹線「台灣高速鐵路」は、初の日本の新幹線技術の輸出として話題になりました。
 開業時は色々トラブルもあったようですが、半年たって何とか落ち着いたようで、9月14日にダイヤ改正が行われています。
 異国の鉄道ながら、JTB時刻表は11月号で随分とページを割いて紹介しています。
 カラーグラフで7ページ(観光ガイドも含む)を費やしている上、付録のページでは9月改正の時刻表と運賃表、それにマニアックな事に、各駅の構内配線図まで載せています。
 台北からだと台中折返しも含めて1時間に2~4本。
 また、台北~左營の運賃は普通車1,490NT$(当時のレートでは約5,200円)。

◆その他
○ 大阪モノレール・国際文化公園都市モノレール線延伸開業
○ 青春18きっぷ春シーズン JR発足20周年で8,000円で発売
○ 特急〈東海〉廃止・急行<みよし>快速に格下げ
○ JAL国内線にファーストクラス、ANA国内線にプレミアムクラス設定
○ ANAボンバルディア機緊急点検で一部減便
○ 日本発国際線航空機 機内への液体類機内持ち込みを制限

《表紙の写真・巻頭グラビア》
1月号 東海道新幹線(三島~新富士)
 700系と富士山。
 定番の組み合わせ。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第5回 東京モノレール羽田空港第1・2ビル駅駅務掛
●駅旅本線 第21駅 門司港駅
●新のりもの風土記シリーズ76 新年を迎える小さな私鉄 がんばれ!銚子電鉄
●駅弁細見235 富士朝霧高原 豚豚勝負(新富士駅)

2月号 宗谷本線(塩狩~蘭留)
 261系〈スーパー宗谷〉が雪景色の中、カーブを切っていきます。
 所定は4連ですが、ここでは2両増結しています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第6回 秋田内陸縦貫鉄道 車掌掛
●駅旅本線 第22駅 銭函駅
●新のりもの風土記シリーズ77 ノスタルジックな冬の汽車旅 津軽のストーブ列車
●駅弁細見236 かきめし(厚岸駅)

3月号 東海道本線(三島~沼津) 特急(ワイドビュー)東海
 3月改正で廃止になる列車です。
 この号ではカラーグラフが増ページになり、ダイヤ改正の分析、くりはら田園鉄道&鹿島鉄道の特集の後、「春休み「おみやげ&グルメ」はココできまり!」と題して、東京駅1番街の買い物&グルメのスポットが紹介されています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第7回 上毛電気鉄道 運転士
●駅旅本線 第23駅 八幡浜駅
●新のりもの風土記シリーズ78 三陸鉄道*北リアス線 こたつ列車
●駅弁細見237 平戸南蛮 あごめし(佐世保駅)

4月号 常磐線(取手~藤代)
 E531系のグリーン車のアップ。
 よく見ると、ドア脇に「普通車として運用」のステッカーがあります。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第8回 和歌山電鐵貴志川線 運転士
●駅旅本線 第24駅 極楽寺駅
●新のりもの風土記シリーズ79 3月18日(日) いよいよ開業 仙台空港アクセス鉄道
●駅弁細見238 ザ・駅弁 春 志津このみ(福山駅) 

5月号 久大本線(豊後森駅)
 キハ125の2連と、鯉のぼり。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第9回 智頭急行 運輸部営業課車掌
●駅旅本線 第25駅 吉ヶ原駅
●新のりもの風土記シリーズ80 70歳を迎えた貴婦人 SLやまぐち号
●駅弁細見239 風林火山(小淵沢駅)
 
6月号 箱根ロープウェイ(大涌谷~姥子間)
 ロープウェイが表紙を飾るのは初めて。
 箱根ロープウェイは新型への架け替えのため、前年の6月から1年間運休し、バス代行が行なわれていました。
 これを記念してか、カラーグラビアでも「箱根の乗り物大特集」と題し、ロープウェイの他芦ノ湖の新海賊船「ビクトリー」、ロマンスカーや登山バスなどを取り上げている他、プレゼントキャンペーンを実施。
 続いて、N700系の解説の後、東海道・山陽新幹線を走る各系列も紹介されています。
 なお、これらの記事のため、「新のりもの風土記シリーズ」はお休み。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第10回 AZZ CREW AZZ関西空港ステーション
●駅旅本線 第26駅 天竜二俣駅
●駅弁細見240 八角弁当(新大阪駅)
 
7月号 N700系(浜松~豊橋間)
 浜名湖畔。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第11回 えちぜん鉄道 運輸部運輸課アテンダント
●駅旅本線 第27駅 美瑛駅
●新のりもの風土記シリーズ81 森と水とロマンの鉄道を行く SLばんえつ物語号
●駅弁細見241 びっくりみそかつ(名古屋駅)
 
8月号 紀勢本線(南部~岩代間)
 〈オーシャンアロー〉と海外線。
 夏休み企画として、「夏休みの思い出に おみはげは 東京駅一番街で!」と題し、再び東京駅の一番街が取り上げられています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第12回 土佐電気鐵道 運転士
●駅旅本線 第28駅 松代駅
●新のりもの風土記シリーズ82 愛と勇気の世界が広がる アンパンマントロッコ
●駅弁細見242 C58(しごはち)みそとん弁当(秩父鉄道 SLパレオエクスプレス車内)

9月号 三江線(信木~所木間)
 キハ120の単行と、コスモス畑。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第13回 鉄道アイドル(なんだそりゃ…)
●駅旅本線 第29駅 渋民駅
●新のりもの風土記シリーズ83 10月1日 JR北海道ダイヤ改正 スーパーカムイ登場!
●駅弁細見243 きぬ巻時雨壽司(吉野口駅)

10月号 函館本線(納内~近文間)「スーパーカムイ」
 789系1000番台。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第14回 北海道旅客鉄道(JR北海道) 駅員
●駅旅本線 第30駅 三峰口駅
●新のりもの風土記シリーズ84 山陰西部のジョイフルトレイン みすゞ潮彩
●駅弁細見244 境港水揚げ かにめし(松江駅)

11月号 台湾新幹線(台灣高速鐵路) 板橋~桃園
 なお、海外の鉄道がJTB時刻表の表紙を飾るのはこれが初めてではなく、「交通公社の時刻表」時代の1988年9月号が、韓国・ソウル郊外を併走する〈セマウル〉号と地下鉄1号線を表紙に取り上げています。
 1988年はソウルでオリンピックが開催され、それに合わせてか「日韓共同きっぷ」の発売が開始されており、付録のページでは、韓国鉄道庁(当時・今は民営化されてKORAIL)の主要路線・主要列車の時刻表が掲載されていました。
 台湾高鐵特集に続いて「秋本番!ぎふ路の旅」と題して「ぎふデスティネーションキャンペーン」の特集。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第15回 広島電鉄 運転士
●新のりもの風土記シリーズ85 秋を行くお座トロ展望列車 会津浪漫風・花・星号
●駅弁細見245 江戸前あなごずし(東武浅草駅)
「駅旅本線」はお休み。

12月号 羽越本線 今川~越後寒川間
 特急〈いなほ〉と日本海。
 カラーグラフも新潟県中越沖地震復興支援企画となり、「越後の宝箱 にいがたへ行こう」と題して新潟の観光地が紹介されている他、レギュラー連載も全て新潟関連になりました。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第16回 JR東日本 新潟支社新潟運輸区 車掌
●駅旅本線 第31駅 柏崎駅
●新のりもの風土記シリーズ86 冬の日本海に浮かぶ 佐渡・乗り物紀行
●駅弁細見246 にいがた 大収穫祭弁当(新潟駅)

《裏表紙の広告》
 なんだか、鉄道とはあまり関係がなさそうな企業等の広告が目立つような。

1月号 東武鉄道 東武特急スペーシア
2月号 JR東日本 ちばデスティネーションキャンペーン
3月号 旭川グランドホテル
4月号 法務省・最高裁判所・日本弁護士連合会 裁判員制度
 官公庁等が裏表紙の広告のスポンサーになるのは、たぶん初めて。
 
5月号 近鉄 「いとし人、いとし旅」
6月号 サーモス株式会社 真空断熱ケイタイマグ
7月号 和倉温泉 加賀屋
 3月の能登半島地震で、風評被害も出た、という事で、新人の「もてなし係」の皆さんが、能登半島は大丈夫ですとご挨拶。
 実はこの年の10月に能登半島に行って来ましたけれど、見た限り地震の影響って、何もなかったですね。
 
8月号 東京モノレール 空港快速
9月号 東京モノレール 空港快速
10月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
11月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
12月号 BANYU AGA

《その他》
 この年のJTB時刻表では、付録がつく事が多くなっています。
 7月号では「松本典久のおもしろ鉄旅プランニング」。
 「東京→大阪 超激安バスVSセレブ飛行機の旅」では、運賃・料金と所要時分でバスと飛行機を比較。
 〔最安〕 西日本JRバス〈超特割青春号〉補助席の2,100円
  ※現在は補助席の販売は止めているので、正座席の4,300円
 〔最高〕 ANA スーパーシートプレミアムの25,700円
  ※現在はJALのファーストクラスで30,500円
 8月号は「夏休みマル特ハンドブック」。

《定価》
1~12月号  1050円(本体1000円)

※その他のトピックス
◆ 宮崎県知事選 タレント・そのまんま東が当選
◆ 英会話スクール最大手NOVA営業停止
◆ 東京ミッドタウン・新国立劇場開業
プロ野球日本シリーズ 中日(4-1)日本ハム MVP:中村紀洋
日本ダービー優勝馬 ウォッカ 鞍上:四位洋文


 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

№91 「モヒカン」来た・撮った

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 大分前から話題になっていた、ANAの旧塗装、「モヒカンカラー」復刻機、ついにデビュー。
 12月1日、東京~宮崎・鹿児島線に就航。
 その「モヒカンカラー」機を、就航初日に撮りに行ってきました。

 横浜から京急の快特で京急蒲田へ。
 高架線はかなり姿を見せ、空港線も上下2段の高架線が、羽田方面に延びていくのが見えました。
 ただし、切換はいつになるのか…。
 京急蒲田からの羽田空港行急行は北総9000形。
 北総車ながら車内はなんだか「京成パンダ」が目立つような…。
 9000形は、恐らく来年の成田空港新鉄道開通時には、姿を消すでしょう。

 羽田空港で改札口を出て、階段を上がると、ANAのチェックイン機が並んでいます。
 ただ、事前のWebチェックインが浸透してきているためか、利用する搭乗客はあまり多くはなかったように見えます。
 その傍らに…。

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 ニュースでも報じられていましたが、この日より、機内に持ち込める手荷物の規格が、全航空会社で統一されました。
 でも、これって、昨日までのANA規格のものなんですよね。
 取替えを忘れていたみたい。

 実は、今日は2004年に第2ターミナルが開業してから、ちょうど5周年になります。
 しかし、それが祝賀するようなものは、何も見当たりませんでした。

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 到着階(1F)の6番乗場からは、主にTDR行のバスが出発。
 しかしここは、いつ来ても行列が長いですねえ。
 8時台後半~9時台位のピーク時には、10分間隔で定期便が出発するのですが、この日もリムジンの貸切車などが借り出されていましたし、この他にも続行便が出発するため、小岩駅行などの他の路線の便は一部が乗場を変更していました。
 クリスマスまでまだ先の平日でこんな混雑になるのは、さすがTDRなのかも知れないけれど、いつまでもこういう状況を放置してもおけないのでは?
 私としては、こういう路線こそ、ダブルデッカー車を投入できないか、といつも考えているのです。

 さて、いよいよ「モヒカンカラー」撮影のため展望デッキに向かいます。
 その前に、一部撮影した機体の写真をご覧頂きます。

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 ANAのJA8957、「ピカチュウジャンボ」。
 もう一機のポケモン機、「お花ジャンボ」と共に、冬場は東京(羽田)~札幌(新千歳)線に貼りつきで運航されているようです。

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 エアーニッポン・ネットワーク(A-net)のDHC-8-Q300、JA801K。
 東京(羽田)~大島・三宅島線を、ANA便名で運航されています。
 ちなみにこの日の三宅島線は、島付近のガスの状況を調査した上、乗客を乗せて出発しました。
 いまだ欠航になる事も少なくないそうです。
 JA801Kは、以前は尾翼に椿のイラストが描かれていました。
 こちらの記事で取り上げています。

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 アシアナ航空のソウル行チャーター、A330-300。
 新カラーで、時には「大長今」(チャングム)カラー機も入るようですが、今日は一般カラーでした。
(でも「大長今」機ってまだあるのかなあ。)

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 JALのJA8984、「JALエコジェット」。
 以前もこちらで取り上げさせて頂きました。
 緑の翼が、日本では珍しく感じます。

 13時になって…。

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 ついに来ました!
 65番スポットにランプイン。
 この位置だと、出発時の撮影は厳しいかなあ。
 離陸を撮れるいいけれど…。

 この1時間の間に撮影した写真を2枚。

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 JALのB777-300「one world」。
 全然知らなかったけれど、8月から飛んでいたみたいですね。
 JA752Jは、以前JASフリートの記事で書いたけれど、JAL完全統合の直前にJASに導入された機体。
 JAL統合後は、「チームマイナス6パーセント」のロゴマークを後部に描いていました。
 上に上げた「JALエコジェット」が就航したので、マーキングを変えたのでしょう。

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 ANAのB767-300「龍馬伝」。(JA8322)
 来年のNHK大河ドラマとのタイアップ。
 鉄道やバスだと例は数多くあったのですが、旅客機では初めての試み。

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 ちなみにこれは2004年、多摩都市モノレールの「新撰組!」のラッピング編成。
(江口洋介が坂本龍馬を演じていました。)


 元に戻って、写真は山口宇部行695便として出発する所。
 高知線専門、というわけではないのですね。
 まあ山口県も長州藩だったのだから縁があるし。
 もちろん、他の路線も飛ぶのでしょう。

 NHKとのタイアップでは、この他「坂の上の雲」があるのですが、今日は見かけませんでした。
 後日挑戦します。

 さて、「モヒカンカラー」機が鹿児島に向けて出発する時間が来ましたが、なんだか雲行きが怪しくなってきてしまいました。
(「龍馬伝」はぎりぎりセーフ。)

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 第2ターミナルの展望デッキ。
 平日だったからだろうけれど、思ったほどは人が多くはなかったかな。
 それでも、数少ないレンズの穴は皆塞がってしまっています。
 第1ターミナルもだけれど、デッキ全体が金網でグルッと囲まれて、わずかなレンズ穴だけというのは、何とかならないものでしょうか。
 首都の大空港ゆえ、セキュリティを考えなければいけないとしても…。

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 鹿児島に向けて、離陸!
 ああ残念、太陽が完全に雲に隠れてしまいました…。
 「坂の上の雲」もあるし、今年中にもう一度トライしようっと。
(といって来週は九州に行ってしまうので無理なのだけれど…。)

 「モヒカンカラー」は、実質的には初めて生で見たのだけれど、印象としては、思ったよりブルーが濃いと感じました。
 同じ「水色」でも、現行の「トリトンブルー」のワンポイントの水色とも、羽田到着直後に離陸した大韓航空機のブルーとも、明らかに違うと思います。
 今の「トリトンブルー」は、B767の導入を機に採用されたデザインでした。
 そのB767が「モヒカンカラー」をまとうというのも、なかなか面白いものです。
 ただ、以前も書きましたが、14年前のトライスターの引退の時にやって欲しかったと、今でも思っています。

 今日はこれでおしまい。
 第2ターミナルからそのままバスに乗ってもいいのだけれど、せっかくの機会なので、ターミナル循環のエアロスター・エコハイブリッドに乗って第1ターミナルまで行ってみました。

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 ターミナル循環は、到着階(1F)の9番乗場から出発。
 だいたい5分も待たずに乗れます。
 ただ、エアロスター・エコハイブリッドは既に6台あるようだけれど、ブルーリボンシティ・ハイブリッド(1台)や、通常のエルガ・ノンステップも入る事もありますので注意。
 もっとも、1台~せいぜい2台も見送れば乗れるはずです。

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 その車内。
 後部の通路が広くなっています。
 肝心の乗り心地とか、走行音などは、何しろ空港の敷地の中を比較的低速でグルグル回るだけなので、他と比べてどうというのは正直分かりませんでした。
 市街地の路線で乗ってみればはっきり比較できるのでしょうが、関東地方でエアロスター・エコハイブリッドが走っているのは、今の所はここだけなので…。

 第1ターミナルではJAL系のショップ「BLUE SKY」で買い物。
 その中から1点。

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 「one world」のクリアファイル。
 なお、10月にはメキシカーナ航空が加盟しています。
 多少脱線しますが、JALの経営問題に関連して、デルタ航空(SKYTEAM)VSアメリカン航空の綱引き、という事も言われています。
 個人的な意見としては、アメリカンが助けてくれるというのなら(ちなみに、今晩7時のBSニュースによれば、最大11億ドルの支援を表明したとか。)、JALは素直に受け入れて、one worldに残った方が良いと思う。
 特にアメリカンとはone world以前から付き合いが長く、今更関係を絶ってしまうのは、再建の上で得策ではないのでは…。
 もちろん、JAL自身の改革も必要になりますが。

 行きは電車だったけれど、帰りはバスにします。
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 同じ京急グループで電車とバスが競合しているけれど、必ず座れて、荷物も床下に預かってもらえて、空港では出発階について、到着階から乗れるバスも捨てがたいと思います。
 ただ、横浜駅行はYCAT到着の前に、横浜駅改札口前を通過するので、ここで降ろしてもらえるともっと便利なんだけれどなあ。

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