既にご存知とは思いますが、昨日の記事の最後に書いた通り、JRグループは今日、来年3月13日(土)に実施する、統一ダイヤ改正の概要をプレスリリースしました。
と言っても、18時現在では九州はまだ発表していないようですが、簡単ではありますが、ポイントをピックアップしてみたいと思います。
まず、これが一番の大事だ!と思われる方が多いはずですが…。
◆ 大糸線(南小谷~糸魚川間) キハ52をキハ120に置き換え
3月12日にはさよなら運転を行うそうです!
◆ 寝台特急〈北陸〉・急行〈能登〉廃止
既に一部ではささやかれていたようですが、また夜行列車が削減されてしまう事になりました。
(2006年6月3日・高崎駅で撮影 左は〈ムーンライトえちご〉)
この内、〈能登〉には今年利用した事がありましたが、ボンネットの国鉄色485系は貴重ではあったものの、確かに相当くたびれているなあと言う感は否めませんでした。
乗客も一夜を過ごした後はガラガラでしたし。
でも、〈北陸〉共々、いっぺんになくなるとは思っていなかった。
どちらかに統合されつつ存続されるか、〈能登〉に関しては〈雷鳥〉からの転用もあるのかと考えていましたから。
これで、上越線を走る毎日運転の夜行列車は〈あけぼの〉のみ。
また、JRグループ全体では〈サンライズ瀬戸・出雲〉〈ドリームにちりん〉〈日本海〉〈きたぐに〉〈北斗星〉〈はまなす〉を含めて7往復のみ、という事になってしまいます。
◆ 横須賀線 武蔵小杉駅開業
南武線との交差地点に建設されているもので、9月の2度の工事運休は覚えておいでかと思います。
どの程度列車が停車するのかと思いましたが、〈成田エクスプレス〉も含めて全列車停車する大盤振る舞い。
ただ、連絡通路(南武線ホームまでは、新幹線を挟んでかなり長くなる。)の完成は遅れる事になり、暫定的な通路が設けられるものの、かなり狭くなるとの事。
このため、暫定的に、一度改札を出て30分以内なら、乗り継いでもいいという特例ができるそうです。
ところで、武蔵小杉駅は、当然ながら南武線との接続駅という事になります。
という事は、東京近郊区間の運賃計算ルール上(東京近郊区間内であれば、どのルートで乗車しようとも、最短ルートで計算する。)、かなりの区間で運賃の変更(値下げ)が行われる事になりますが、それについては今日の時点では発表がありませんでした。
◆ 〈成田エクスプレス〉増発・運転区間延伸・停車駅増
東京~成田空港間で1往復増発の上、渋谷にも全列車、品川も横浜・大船系統は全列車停車。
また、夏には全列車E259系への置き換えを完了。
京成の「成田スカイアクセス」が7月開業目標とアナウンスがありましたが、何とか先手を打っておこう、という所でしょう。
◆ 〈さざなみ〉一部廃止・運転区間短縮
以前も書きましたが、内房線の不振は深刻なようで、元々線形が悪い上に、今朝もそうだったのですが、海沿いを走るため、風が強くなると運休が発生しがちで、やはりその辺が嫌われて高速バスに乗客が流れてしまっているのでしょう。
代わりに?〈新宿わかしお〉は1往復増発とか。
首都圏(「東京メガグループ」と呼んでいたが、初耳。どういう意味?)では、この他、
1. 横浜線快速増発(30→20分間隔) 根岸線直通増
2. 武蔵野線の東京直通増発(その代わり、西船橋~南船橋間に区間運転を設定)
3. 京浜東北線・南武線などで増発
また、京葉線のE233系投入は夏からとの事。
東日本では他に、デジタルATC導入による上越新幹線の所要時分短縮、新潟では在来線のパターンダイヤ化の進捗など。
東日本では、12月に東北新幹線の新青森延伸を控えているため、本格的な改正はその時点で、という事になるでしょう。
JR東日本以外では、
1. 東海道・山陽新幹線は、定期〈のぞみ〉の7割がN700系で運転 一部増発・延伸
代わりに〈ひかりレールスター〉一部は臨時格下げ、〈こだま〉一部廃止
2. 〈雷鳥〉に新型追加投入で〈サンダーバード〉化推進
〈雷鳥〉は大阪~金沢間の1往復のみに
なお、〈雷鳥〉と一部の〈サンダーバード〉は、平日は6連に減車
3. 山陰線の京都~園部間複線化完成で快速増発
全列車221系・223系に置き換え
4. 〈いしづち〉〈しおかぜ〉併結増 〈南風〉宿毛延伸増
なお〈いしづち〉は原則2連に減車
5. 貨物列車では海上コンテナ列車の運転を開始 など
新駅は武蔵小杉の他、鹿児島本線の新宮中央(ししぶ~福工大前間)、神村学園前(串木野~市来間)。
古賀~福工大前(筑前新宮から去年改称)間4.5㎞は国鉄時代は駅がなかったのですが、今年開業のししぶ駅と合わせて、一気に2つ駅が開業することになります。
西日本では普通列車が相当削減されるようです。
アーバンネットワークでも行われるので、ちょっと辛いですね。
全部はフォローできないので、詳細はJRグループ各社の公式サイトをご覧頂きたいと思います。
個人的には、座席(特に自由席設定あり)の夜行がなくなっていくのは、選択肢が少なくなるという点でつらいですね。
高速バスに押されてという所でしょうが、予約が必要で、特に多客期は思い立ったらふらっと、という訳には行かないので、立っても仕方がないから自由席連結の夜行を残して欲しいのですが…。
ところで、ダイヤ改正より先の話ですが、1月24日より快速〈マリンライナー〉の編成を短縮、9両編成がなくなり、2両編成が設定されるとか。
ひょっとしたら、これも例の「高速ETC1000円」の影響なのでしょうか…。
だとしたら、ちょっとため息が出てしまいますね。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
さて、当ブログも、次回でついに100回になります。
と言って、今何を書こうか決めかねているのですが、ただ、明日・明後日は休むかもしれません。
とりあえず、明日は成田空港に行って旅客機を撮影してきます。
それと、先の九州旅行については、再来週26日~28日に書く予定です。ご了承下さい。
№98 2008年廃止 三木鉄道 ついでに北条鉄道
昨日の「JTB時刻表大研究2008年」の《十大トピックス》の中で、三木鉄道の廃止について挙げました。
JTB時刻表の黄色のページでも歴史が取り上げられていますが、三木鉄道は元を正すと、大正時代に播州鉄道によって開業した鉄道の支線で、同じく第3セクターの道を選んだ北条線(→北条鉄道)、廃止を選択した高砂線・鍛冶屋線とも深い関連がありました。
播州鉄道は太平洋戦争の真っ只中に全線が国有化され、本線は国鉄加古川線、支線はそれぞれ高砂線、三木線、北条線、鍛冶屋線となります。
1980年代になって国鉄再建問題に関連して、他の支線共々特定地方交通線に指定され、三木線については、北条線と共に独立した第3セクター鉄道への転換を選択する事になりました。
ここでは三木鉄道の車両と駅、また、廃止路線ではありませんが関連性が濃い北条鉄道の車両と駅の写真をご覧頂こうと思います。
1.三木鉄道
(1) 車両
ミキ180
1985年の開業当初に用意された、富士重工製の2軸のレールバス「Le-CarⅡ」。
まさしく5型ボディそのもの。
2両が用意され、どちらかが線内をいったりきたり、という運用になっていました。
ミキ300形の導入で相次いで廃車になりました。
ミキ300
後継車両は輸送力増強のため大型化。
1998年~2002年にかけて3両導入されました。
廃線後、103はひたちなか海浜鉄道へ(車号同じ)、104はお隣の北条鉄道へ(フラワ2000-3)、105は樽見鉄道へ(ハイモ295-617)へ、それぞれ引き取られていきました。
(2) 駅
厄神(橋上駅舎化前)
JR西日本の管理駅で、後に橋上駅舎化されています。
加古川線電化時に車両基地も設けられたそうです。
国包 厄神から1.0㎞
待合室の形状がどこかユニークに思えます。
宗佐 国包から0.5㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
下石野 宗佐から0.5㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
国包~石野間は1.6㎞しかないのですが、一気に2ヶ所、駅が作られたわけです。
小規模第3セクター鉄道らしい取り組みでした。
石野 下石野から0.6㎞
西這田 石野から1.7㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
別所 西這田から1.0㎞
高木 別所から0.7㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
線路の右側には、三木駅の構内が近い事を予告する信号が立っています。
三木 高木から0.6㎞
神戸電鉄粟生線の神鉄三木駅までは川を渡り、10分ほど歩いて行く必要がありました。
1999年3月改正では、構内を2線化し、運転間隔を詰めて朝方の増発を行ないました。
記念テレホンカードではありますが、こんな感じで2線化されたという所で。
(写真というより、どこかイラストっぽくも見えますが。)
ここで、国鉄三木線時代(1980年10月1日改正)、三木鉄道転換時(1985年4月1日)、三木駅構内改良によるダイヤ改正時(1999年3月13日)、三木鉄道最終日(2008年3月31日)の、三木駅発車時刻を並べてみます。
国鉄三木線時代 1980年10月1日改正 注釈のない列車は加古川直通
5:51 6:51 7:44 8:44(厄神止まり) 9:59(厄神止まり) 11:54 14:03 15:43 16:55 17:51 18:41 19:35 20:16 21:14 14本
三木鉄道開業時 1986年4月1日
5:35 6:07 6:45 7:18 7:51 8:59 10:03 11:33 13:00 14:40 15:40 16:45 17:18 18:15 18:55 19:27 20:07 20:51 21:56 19本
三木駅構内改良によるダイヤ改正時 1999年3月13日
5:34 6:05 6:35 7:06 7:36 8:06 8:51 9:24 10:36 11:36 12:36 13:36 14:36 15:36 16:36 17:13 17:43 18:14 18:48 19:21 19:56 20:57 21:58 23本
三木鉄道最終日 2008年3月31日 (平日時刻)
6:05 6:38 7:11 7:48 8:30 9:14 10:37 11:37 12:37 13:37 14:37 15:37 16:37 17:31 18:15 19:16 20:12 21:12 22:04 19本
第3セクター化と同時に増発され、三木駅改良時にさらに増発が計られたものの、結局最後は転換当時の本数に戻ってしまった、という所です。
2.北条鉄道
(1) 車両
フラワ1985
こちらも1985年の開業当初に用意された「Le-CarⅡ」で、形式の「1985」は導入年を示しています。。
こちらは観光バス風のT字窓になりました。
3両が用意され、ラッシュ時には連結運転も行なわれたそうです。
フラワ2000形の導入で相次いで廃車になり、1985-2は紀州鉄道に移籍してキテツ1となり、1985-1も後にキテツ2となりました。
フラワ2000
三木鉄道と同様、輸送力増強のため大型化されたもので、やはり導入年の「2000」を形式に取り入れています。
1号車は写真の通りピンクとグレー。
2号車は紫とグレーになっています。
三木鉄道廃線後は、同鉄道のミキ300-103が転入し、3号車となりました。
カラーはそのままだそうです。
(2) 駅
三木鉄道と異なり、今の所転換後に新駅は設置されていません。
粟生
神戸電鉄粟生線共々、JR西日本の管理駅。
(神鉄は「スルッとKANSAI」導入時に、ホームを別にしました。)
網引 粟生から3.5㎞
田原 網引から1.1㎞
法華口 田原から1.5㎞
播磨下里 法華口から1.9㎞
長 播磨下里から1.8㎞
播磨横田 長から1.6㎞
北条町(改築前) 播磨横田から2.2㎞
三木鉄道は2008年3月一杯を持って廃止になりました。
廃止の原因は色々取りざたされています。
路線が加古川の方向に向いていて、神戸指向の人の流れには合っていなかったとか。
転換時に加古川への直通列車が廃止になり、厄神での乗換が必要になった事が嫌われたとか。
(転換時にレールそのものを加古川線から切り離してしまいました。)
決定的だったのは、2006年の三木市長選挙で、三木鉄道廃止を公約に掲げた候補者が当選した事でした。
昨日も書いたことですが、20~30年くらい前、国鉄改革に関連して、全国各地の特定地方交通線の処遇が問題になり、ほとんど全ての対象路線で、沿線自治体を先頭に大反対運動が巻き起こっていました。
中には存続の条件を満たすべく、沿線の住人を動員した「サクラ乗車」まで行われていた路線もあったと聞いています。
結局は全てバス化、第3セクター化という方向に行く事になりますが、そういう経緯を知る者としては、鉄道廃止論者が市長に就任する事は、とても考えられない事態でした。
三木市といえばもう一路線、神戸電鉄粟生線があり、通勤列車が神戸市内の新開地まで、直通で運行されています。
ところが、ここへ来て利用者の大幅な減少に歯止めがかからないそう。
神鉄では沿線に対して利用を呼びかける一方、このままでは三木・小野市内のダイヤの見直し(間違いなく削減)を検討せざるを得ない、としています。
粟生線と言うと、鈴蘭台側では一部複線化も行われましたし、志染までだった15分間隔運転の区間を三木、さらには小野まで延伸して、破格のフリークエントサービスが提供されているのですが、どうした事でしょう?
根本的にこの地域は、鉄道自体が敬遠されつつあるのでしょうか?
何しろ中国自動車道が走っていますし。
そうだとすると、このままでは三木鉄道に続き、直接中国道の影響を受ける北条鉄道も、いつかは存続の危機に立たされるのは間違いないでしょう。
と言って、ではどうすればいいのかと言われても、所詮よそ者の私にはどうにも答えようがないのが正直な所ですが、とりあえず、年末に神戸の方へ行く機会ができましたので、久し振りに北条鉄道に乗って、できればミキ300-103改めフラワ2000-3に会って見たいと考えています。
今日の記事は、
「ローカル私鉄車両20年・西日本編」(寺田裕一・JTBキャンブックス)
「私鉄気動車30年」(寺田裕一・JTBキャンブックス)
を参考にさせて頂きました。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
ところで、来年春のJRのダイヤ改正についての噂話が、チラホラ聞こえて来るようになりました。
今年の3月14日の改正については、昨年の12月19日(金曜日)、JRグループ全体で一斉に発表されており、今年は明日18日が金曜日になる事から、明日プレスリリースが行なわれるものと思われます。
来年については、12月に東北新幹線の新青森延伸がある事から、3月の時点ではそれ程大掛かりなものにはならないとも予想されますが、噂では寝台特急〈北陸〉、急行〈能登〉に大きな「動き」があるとか。
もしプレス発表があるようなら、簡単にはなるとは思いますが、当ブログで取り上げるつもりです。
JTB時刻表の黄色のページでも歴史が取り上げられていますが、三木鉄道は元を正すと、大正時代に播州鉄道によって開業した鉄道の支線で、同じく第3セクターの道を選んだ北条線(→北条鉄道)、廃止を選択した高砂線・鍛冶屋線とも深い関連がありました。
播州鉄道は太平洋戦争の真っ只中に全線が国有化され、本線は国鉄加古川線、支線はそれぞれ高砂線、三木線、北条線、鍛冶屋線となります。
1980年代になって国鉄再建問題に関連して、他の支線共々特定地方交通線に指定され、三木線については、北条線と共に独立した第3セクター鉄道への転換を選択する事になりました。
ここでは三木鉄道の車両と駅、また、廃止路線ではありませんが関連性が濃い北条鉄道の車両と駅の写真をご覧頂こうと思います。
1.三木鉄道
(1) 車両
ミキ180
1985年の開業当初に用意された、富士重工製の2軸のレールバス「Le-CarⅡ」。
まさしく5型ボディそのもの。
2両が用意され、どちらかが線内をいったりきたり、という運用になっていました。
ミキ300形の導入で相次いで廃車になりました。
ミキ300
後継車両は輸送力増強のため大型化。
1998年~2002年にかけて3両導入されました。
廃線後、103はひたちなか海浜鉄道へ(車号同じ)、104はお隣の北条鉄道へ(フラワ2000-3)、105は樽見鉄道へ(ハイモ295-617)へ、それぞれ引き取られていきました。
(2) 駅
厄神(橋上駅舎化前)
JR西日本の管理駅で、後に橋上駅舎化されています。
加古川線電化時に車両基地も設けられたそうです。
国包 厄神から1.0㎞
待合室の形状がどこかユニークに思えます。
宗佐 国包から0.5㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
下石野 宗佐から0.5㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
国包~石野間は1.6㎞しかないのですが、一気に2ヶ所、駅が作られたわけです。
小規模第3セクター鉄道らしい取り組みでした。
石野 下石野から0.6㎞
西這田 石野から1.7㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
別所 西這田から1.0㎞
高木 別所から0.7㎞
転換の翌年の1986年4月1日に開業しました。
線路の右側には、三木駅の構内が近い事を予告する信号が立っています。
三木 高木から0.6㎞
神戸電鉄粟生線の神鉄三木駅までは川を渡り、10分ほど歩いて行く必要がありました。
1999年3月改正では、構内を2線化し、運転間隔を詰めて朝方の増発を行ないました。
記念テレホンカードではありますが、こんな感じで2線化されたという所で。
(写真というより、どこかイラストっぽくも見えますが。)
ここで、国鉄三木線時代(1980年10月1日改正)、三木鉄道転換時(1985年4月1日)、三木駅構内改良によるダイヤ改正時(1999年3月13日)、三木鉄道最終日(2008年3月31日)の、三木駅発車時刻を並べてみます。
国鉄三木線時代 1980年10月1日改正 注釈のない列車は加古川直通
5:51 6:51 7:44 8:44(厄神止まり) 9:59(厄神止まり) 11:54 14:03 15:43 16:55 17:51 18:41 19:35 20:16 21:14 14本
三木鉄道開業時 1986年4月1日
5:35 6:07 6:45 7:18 7:51 8:59 10:03 11:33 13:00 14:40 15:40 16:45 17:18 18:15 18:55 19:27 20:07 20:51 21:56 19本
三木駅構内改良によるダイヤ改正時 1999年3月13日
5:34 6:05 6:35 7:06 7:36 8:06 8:51 9:24 10:36 11:36 12:36 13:36 14:36 15:36 16:36 17:13 17:43 18:14 18:48 19:21 19:56 20:57 21:58 23本
三木鉄道最終日 2008年3月31日 (平日時刻)
6:05 6:38 7:11 7:48 8:30 9:14 10:37 11:37 12:37 13:37 14:37 15:37 16:37 17:31 18:15 19:16 20:12 21:12 22:04 19本
第3セクター化と同時に増発され、三木駅改良時にさらに増発が計られたものの、結局最後は転換当時の本数に戻ってしまった、という所です。
2.北条鉄道
(1) 車両
フラワ1985
こちらも1985年の開業当初に用意された「Le-CarⅡ」で、形式の「1985」は導入年を示しています。。
こちらは観光バス風のT字窓になりました。
3両が用意され、ラッシュ時には連結運転も行なわれたそうです。
フラワ2000形の導入で相次いで廃車になり、1985-2は紀州鉄道に移籍してキテツ1となり、1985-1も後にキテツ2となりました。
フラワ2000
三木鉄道と同様、輸送力増強のため大型化されたもので、やはり導入年の「2000」を形式に取り入れています。
1号車は写真の通りピンクとグレー。
2号車は紫とグレーになっています。
三木鉄道廃線後は、同鉄道のミキ300-103が転入し、3号車となりました。
カラーはそのままだそうです。
(2) 駅
三木鉄道と異なり、今の所転換後に新駅は設置されていません。
粟生
神戸電鉄粟生線共々、JR西日本の管理駅。
(神鉄は「スルッとKANSAI」導入時に、ホームを別にしました。)
網引 粟生から3.5㎞
田原 網引から1.1㎞
法華口 田原から1.5㎞
播磨下里 法華口から1.9㎞
長 播磨下里から1.8㎞
播磨横田 長から1.6㎞
北条町(改築前) 播磨横田から2.2㎞
三木鉄道は2008年3月一杯を持って廃止になりました。
廃止の原因は色々取りざたされています。
路線が加古川の方向に向いていて、神戸指向の人の流れには合っていなかったとか。
転換時に加古川への直通列車が廃止になり、厄神での乗換が必要になった事が嫌われたとか。
(転換時にレールそのものを加古川線から切り離してしまいました。)
決定的だったのは、2006年の三木市長選挙で、三木鉄道廃止を公約に掲げた候補者が当選した事でした。
昨日も書いたことですが、20~30年くらい前、国鉄改革に関連して、全国各地の特定地方交通線の処遇が問題になり、ほとんど全ての対象路線で、沿線自治体を先頭に大反対運動が巻き起こっていました。
中には存続の条件を満たすべく、沿線の住人を動員した「サクラ乗車」まで行われていた路線もあったと聞いています。
結局は全てバス化、第3セクター化という方向に行く事になりますが、そういう経緯を知る者としては、鉄道廃止論者が市長に就任する事は、とても考えられない事態でした。
三木市といえばもう一路線、神戸電鉄粟生線があり、通勤列車が神戸市内の新開地まで、直通で運行されています。
ところが、ここへ来て利用者の大幅な減少に歯止めがかからないそう。
神鉄では沿線に対して利用を呼びかける一方、このままでは三木・小野市内のダイヤの見直し(間違いなく削減)を検討せざるを得ない、としています。
粟生線と言うと、鈴蘭台側では一部複線化も行われましたし、志染までだった15分間隔運転の区間を三木、さらには小野まで延伸して、破格のフリークエントサービスが提供されているのですが、どうした事でしょう?
根本的にこの地域は、鉄道自体が敬遠されつつあるのでしょうか?
何しろ中国自動車道が走っていますし。
そうだとすると、このままでは三木鉄道に続き、直接中国道の影響を受ける北条鉄道も、いつかは存続の危機に立たされるのは間違いないでしょう。
と言って、ではどうすればいいのかと言われても、所詮よそ者の私にはどうにも答えようがないのが正直な所ですが、とりあえず、年末に神戸の方へ行く機会ができましたので、久し振りに北条鉄道に乗って、できればミキ300-103改めフラワ2000-3に会って見たいと考えています。
今日の記事は、
「ローカル私鉄車両20年・西日本編」(寺田裕一・JTBキャンブックス)
「私鉄気動車30年」(寺田裕一・JTBキャンブックス)
を参考にさせて頂きました。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
ところで、来年春のJRのダイヤ改正についての噂話が、チラホラ聞こえて来るようになりました。
今年の3月14日の改正については、昨年の12月19日(金曜日)、JRグループ全体で一斉に発表されており、今年は明日18日が金曜日になる事から、明日プレスリリースが行なわれるものと思われます。
来年については、12月に東北新幹線の新青森延伸がある事から、3月の時点ではそれ程大掛かりなものにはならないとも予想されますが、噂では寝台特急〈北陸〉、急行〈能登〉に大きな「動き」があるとか。
もしプレス発表があるようなら、簡単にはなるとは思いますが、当ブログで取り上げるつもりです。
№97 JTB時刻表大研究 2008年
ここの所、更新が飛び飛びになって申し訳ありません。
正直な所、私生活の面で、精神的に苦しい所もあって…。
とにかく、このネットの世界で私が生きている事を証明すべく、できるだけこまめに更新していきます。
どれだけの方がご覧になっているか分かりませんが、どうか本体共々、見捨てずお付き合い頂ければ幸いです。
本題に入る前に。
当ブログでも何度か取り上げたボーイング787「ドリームライナー」が、日本時間の今朝未明、ついに初飛行に成功しました。
ANA・JALが共に動画を公開しているようです。
しかし、これで即就航という訳でもなく、最初に同型を就航させるANAへの引渡しは、最新の予定の通りでもあと1年先、営業運行は2011年初頭になると思われます。
その時には、JTB時刻表でも、「新のりもの風土記シリーズ」あたりで大々的に取り上げられるのでしょう。
その日が来る事を、期待しています。
本題に入ります。
「JTB時刻表大研究」も、ついに昨年・2008年まで来ました。
3月15日にJRグループ統一改正が行われたものの、新幹線・在来線特急とも目玉となりうる新型車両の導入はなく、小規模な新線の開業等はあったものの、新鮮味はあまりなかったような気もします。
その一方で、夜行列車の廃止が加速度的に進み、伝統の列車も容赦なく廃止になりました。
代わってこの年は私鉄・公営で新線の開通が相次ぎ、ここでも新たな試みが始まる事になります。
一方、ローカル線の廃止や経営譲渡も相次ぎましたが、何より原油価格の高騰(JTB時刻表も影響)、さらには世界同時不況が、交通業界全体に暗い影を落とす事になります。
《2008年の十大トピックス》
◆ 東海道・山陽新幹線N700系増発 品川・新横浜全列車停車
N700系は日を追う毎に運用本数が増えてはきていたのですが、3月改正で東京~博多系統に関してはきれいな1時間間隔で統一される事になりました。
基本的には東京発毎時10分、博多発毎時30分。
また、品川新駅開業後は、基本的には既に新横浜と両方停車する列車が大半でした(一部にどちらかを通過する〈のぞみ〉〈ひかり〉があった。)が、この改正で全列車が両方に停車し、さらに新横浜6時00分始発の〈ひかり393号〉(〈ひかり〉だけどN700系)まで設定されました。
新横浜駅は駅ビル「キュービックプラザ」のオープンを目前に控えていた事もありますが、随分と大盤振る舞い。
もちろん、日本第2の都市の新幹線の駅という事もありますが、〈ひかり〉もほとんど全てが通過していた、私の少年時代の頃と比べると、(駅付近のたたずまいも含めて)隔世の感があります。
◆ 0系新幹線 山陽新幹線より引退
N700系増発の影で、山陽新幹線の〈こだま〉で細々と生きながらえていた0系が11月一杯で営業運転を終了、12月14日にさよなら運転を行なって、完全に引退しました。
最後の営業列車は、
上り
ひかり340号 博多 8:06 → 12:05新大阪
下り
ひかり347号 新大阪 14:56 → 18:01博多
あれからちょうど1年がたったのですね。
大宮の鉄道博物館で保存展示が始まったのは、ご存知の通り。
◆ おおさか東線開業
貨物線(城東貨物線)を改良して旅客線としたもので、3月改正時に開業。
基本的には久宝寺~放出間の線内折返し運転で、ラッシュ時に奈良~(大和路線・おおさか東線・学研都市線)~尼崎間の「直通快速」を設定。
なお、放出から先、梅田方面への路線延長の計画がありますが、実現はかなり先の話になりそうです。
◆ 寝台特急〈なは〉〈あかつき〉・寝台急行〈銀河〉廃止 北海道内夜行列車消滅
この年は夜行列車受難の1年になってしまいました。
〈なは〉〈あかつき〉の廃止により、関西圏(京都・大阪)~九州方面の定期夜行列車は全滅。
また、長崎本線の夜行列車も全て廃止になりました。
寝台急行〈銀河〉は戦後早くから東京~大阪間で運行されていた歴史のある列車で、急行のまま早くから20系・24系と特急車両が使用されていました。
いずれも3月改正で廃止。
3月改正では他にも〈北斗星〉〈日本海〉も各1往復が削減。
〈北斗星〉は青函トンネル内の新幹線工事の影響もあると聞いていますが、〈北斗星〉まで削減、と聞かされると、気が重くなります。
さらに、既に季節運転に格下げされていた〈まりも〉が8月一杯で運行を終了、〈利尻〉〈オホーツク〉も今後は設定をしないという事で、北海道内で完結する夜行列車が全滅する事になりました。
国鉄時代は、寝台車を連結した普通列車も設定されていた(札幌~滝川~釧路間)程なのですが…。
◆ 小田急ロマンスカー「MSE」デビュー 地下鉄千代田線へ直通
JRの改正日と同じ3月15日より運行を開始。
元々はロマンスカーの代々木上原停車が検討されていたそうですが、一気に地下鉄直通という事になりました。
もちろん、地下鉄を走る特急(有料)列車は初のケース。
平日は早朝・夜間の通勤・帰宅列車、土休日は箱根への行楽列車として設定。
又、月に2日程度、霞ヶ関から連絡線を経由して有楽町線新木場に直通運転を行なう設定も話題になりました。
4月号の「新のりもの風土記シリーズ90」で、他のロマンスカー共々紹介されています。
◆ 横浜市営グリーンライン・東京都営日暮里・舎人ライナー・東京メトロ副都心線開業
年の前半は首都圏で新線の開業が相次ぎました。
グリーンラインは3月30日の開業。
写真でお解かりと思いますが、初めて営業で地上を走るリニア地下鉄でもあります。
日暮里・舎人ライナーも同じく、3月30日の開業。
熊野前で都電荒川線と連絡しますが、東京都交通局は、路面電車と新交通システムを同時に営業する初の事業者という事になります。
(西武鉄道・大阪市交通局は路面電車を譲渡・廃止したかなり後に新交通システムの営業を開始。)
グリーンラインと日暮里・舎人ライナーは、4月号の黄色のページで全駅・全列車の時刻が掲載されています。
副都心線は6月14日に開業。
有楽町線同様、東武東上線・西武池袋線と相互乗り入れを実施。
また、最初から急行運転も行なっています。
それと、最初から10両編成でワンマン運転を行なっており、ホームドアが整備されています。
ダイヤに色々な要素を詰め込みすぎたのか、開業当初は有楽町線共々しばらくの間、運行の混乱が続きました。
なお、数年後には東急東横線とも相互乗り入れを行いますが、これを先取りして、渋谷駅は最初から東急が管理しています。
それから、地下鉄直通ではありませんが、東武東上線では同日、50090系を使用した定員制列車「TJライナー」の運行を開始しています。
◆ 京阪中之島線開業 京都市営東西線は延伸
一方、関西では京阪とそのグループに色々動きがありました。
中之島線は10月19日開業。
天満橋で終わりになっていた複々線を延長する形に近く、営業制度でも様々な特例が設けられています。
中之島駅付近では、来年(2010年)に大規模な再開発が予定されています。
合わせて快速急行用に(新)3000系がデビューしました。
11月号の「新のりもの風土器シリーズ97」で、他の京阪車両と共に紹介されています。
これより前、1月16日に京都市営地下鉄が太秦天神川まで延伸。
合わせて、京都市役所前で折り返していた京阪京津線列車の一部が太秦天神川まで直通するようになった他、京福電気鉄道は3月28日に嵐電天神川駅を開業、地下鉄との接続を図りました。
◆ 三木鉄道廃止 島原鉄道一部区間廃線
両鉄道とも(島原鉄道は島原外港~加津佐間)3月31日を持って廃止。
三木鉄道の場合、鉄道の廃止を公約に掲げた市長の誕生が、廃線の原因の一つになりました。
こんな事は、旧国鉄の特定地方交通線問題が、全国的にも大きな問題になっていた20数年前には、とても考えられない事でした。
3・4月号の黄色のページで全駅・全列車の時刻が、関連する路線も含めた歴史と共に紹介されていました。
三木鉄道は明日取り上げます。
島原鉄道は、雲仙普賢岳の噴火による被害から立ち直って、それ程間がなかったはずですが…。
こちらは1~4月号の黄色のページで全駅・全列車の時刻が掲載され、キハ20形の車両の運用が塗装毎に掲げられる大盤振る舞いぶり。
4月号では4月1日からの諫早~島原外港間の時刻も掲載されています。
急行の増発が目立ちます。
このほか、茨木交通湊線は、翌日から第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」による運行になりました。
◆ シンガポール航空 A380成田線就航
前年よりシンガポール~シドニー線に就航していた総2階建ての超大型旅客機ですが、5月20日より、シンガポール~成田線にも就航しました。
初日は悪天候のため、一度中部国際空港に降りてから成田に向かったそうです。
なお、来年(2010年)にはエール・フランスも成田線に就航予定。
◆ 高速フェリー「ナッチャンWorld」就航も早期休航
「ナッチャンWorld」とは、東日本フェリーが青森~函館間に就航させた高速フェリー。
両都市間を2時間といいますから、一般フェリーやかつての青函連絡船の約半分。
運賃はエコノミーで5,000円。(一般フェリーは2等2,700円)
前の年には「ナッチャンRera」が就航しており、特急〈スーパー白鳥〉のライバルとか言われたものでした。
5月2日より「World」が就航した事で1日5往復に。
JTB時刻表では7月号で、表紙と共に「新のりもの風土記シリーズ93」で取り上げた上、読者プレゼントまで行う力の入れようでした。
ところが、利用があまり伸びなかった上に原油価格の高騰が追い討ちをかけ、10月一杯で揃ってあえなく休航。
さらに東日本フェリー自体も経営難に陥ってしまい、一般フェリー航路の内、青森~函館航路と大間~函館航路は12月より、道南自動車フェリーが引き継いで運航することになりました。
(青森~室蘭航路は廃止。)
なお、道南自動車フェリーは今年(2009年)11月1日に「津軽海峡フェリー」と社名を改めています。
「ナッチャンWorld」は3月1日に横浜港で公開が行われたそうですが、今後どうなるのでしょうか。
◆その他
○ 「モバイルSuica」「EX-IC」サービス開始
○ JR北海道 ICカード「Kitaca」スタート
○ 「Suica」「ICOCA」「TOICA」相互利用開始
○ JRバス8社「高速バス乗り放題きっぷ」発売
○ 東武東上線座席定員制列車「TJライナー」運行開始
○ 首都圏磁気カード「パスネット」 自動改札機の運用終了
○ 総武流山電鉄 「流鉄」に改称
○ 旭伸航空 新潟~佐渡線 廃止
《表紙の写真》
JR以外の乗り物も多くなり、バラエティに富んでいます。
1月号 東北新幹線 いわて沼宮内~二戸間
E2系と、岩手山。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第17回 九州旅客鉄道 門司車掌区 車掌
●駅旅本線 第32駅 日光駅
●新のりもの風土記シリーズ87 冬の大井川鐵道 SL急行『かわね路』号
●駅弁細見247 冬の天然寒ブリご出世弁当(札幌駅)
2月号 青森駅
夜の構内に並ぶ寝台特急〈あけぼの〉と、特急〈スーパー白鳥〉
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第18回 一畑電鉄 駅員
●駅旅本線 第33駅 稚内駅
●新のりもの風土記シリーズ88 さようならブルートレイン なは・あかつき
●駅弁細見248 元祖特撰牛肉弁当(松阪駅)
3月号
N700系のフロントをアップで写しています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第19回 四国旅客鉄道 高松車掌区 車掌
●駅旅本線 第34駅 山梨市駅
●新のりもの風土記シリーズ89 山梨デスティネーションキャンペーン 春の山梨へ
●駅弁細見249 甲州ワインで育った 牛と豚の弁当(小淵沢駅)
4月号 新型ロマンスカー・MSE(60000形)
表紙には「小田急」ってどこにも書いていないのですが、やはり「ロマンスカー」といえば、小田急の代名詞になるのですね。
撮影場所も書いていないけれど、梅ヶ丘あたりじゃないかなあ。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第20回 IGRいわて銀河鉄道 運輸管理所 運転士
●駅旅本線 第35駅 隼人駅
●新のりもの風土記シリーズ90 東京メトロ千代田線に乗り入れ 小田急ロマンスカーMSE
●駅弁細見250 醤油めし(松山駅)
5月号 徳島線 岳~山瀬間
1000型のローカルと、赤&白のつつじ。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第21回 鹿児島市交通局 電車事業課運輸係 運転士
●駅旅本線 第36駅 芦ノ牧温泉駅
●新のりもの風土記シリーズ91 期待される新交通システム 日暮里・舎人ライナー
●駅弁細見251 天晴れ!!富士山弁当(新富士駅)
6月号 石北本線 白滝付近
キハ40(830)単行と、サルビア。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第22回 岡山電気軌道 運転士
●駅旅本線 第37駅 竜王駅
●新のりもの風土記シリーズ92 未来へ走れ!小さな鉄道・湊線 ひたちなか海浜鉄道
●駅弁細見252 いかすみ弁当 黒めし(鳥取駅)
7月号 5月にデビューした“ナッチャンWorld”
船舶が表紙のトップを飾るのは、1987年4月以降では初めて。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第23回 小湊鐵道 運転士・車掌(2名)
●新のりもの風土記シリーズ93 青函航路を行く高速フェリー ナッチャンWorldデビュー
●駅弁細見253 秩父釜めし(西武秩父駅)
特集記事として、「駅弁の達人が選ぶ 上空グルメ 空弁セレクト30」が掲載されました。
JALUXとのタイアップ記事。
大半が鉄道の駅弁同様のご飯物の中、神戸カツサンド(伊丹空港)・八丁味噌海老ふりゃーサンド(中部国際空港)とサンドイッチが2種類選出されています
この記事のため、「駅旅本線」はお休み。
8月号
ディズニーリゾートラインのモノレール。
TDL開園25周年という事で、列車にはラッピングが施されています。
カラーグラフでも取り上げられました。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第24回 筑豊電気鉄道 車掌
●駅旅本線 第28駅 宇治山田駅
●新のりもの風土記シリーズ94 近畿一円の路線網を駆ける 近鉄特急カタログ
●駅弁細見254 牛肉道場(米沢駅)
モノレールといえば、ディズニーリゾートラインに続いて、東京モノレールも特殊記事で取り上げられました。
9月号 米坂線(羽前沼沢~伊佐領間)
今年(2009年)に新型に置き換えられた、キハ47(新潟色)+キハ52(国鉄色)のローカル。
カラーグラフでも、杉﨑行恭氏による「この秋に乗りたい、昭和生まれの列車たち」の記事があります。
JR・私鉄合わせて22系列がピックアップされました。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第26回 秩父鉄道 車掌見習い
●駅旅本線 第39駅 陸別駅
●新のりもの風土記シリーズ95 3000m級の山を間近に眺める 立山黒部アルペンルート
●駅弁細見255 くじら釜めし(新宮駅)
10月号 広島電鉄と広島市民球場
5000形「グリーンムーバー」と、旧広島市民球場の俯瞰撮影。
旧市民球場でのプロ野球はこの年で最後になり、カープは今年から、JR広島駅に隣接する新広島市民球場「マツダスタジアム」に本拠地を移転しています。
なお、旧市民球場も今の所はそのまま残っているようです。
「グリーンムーバー」はよく見ると、カープの応援文が窓上に掲げられています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第26回 鳴子温泉郷観光協会 鳴子温泉駅観光駅長
●駅旅本線 第40駅 鳴子温泉駅
●新のりもの風土記シリーズ96 ジョイフルトレイン「みのり」登場!
「川内・宮城デスティネーションキャンペーン」がらみで、上記の連載は陸羽東線特集
●駅弁細見256 夢と感動をありがとう!市民球場ラストイヤー弁当(広島駅)
11月号 新幹線0系(新山口~厚狭間)
前頭部を側面から流し撮り。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第27回 佐敷駅 NPO法人ななうらステーション理事長
●駅旅本線 第41駅 大歩危駅
●新のりもの風土記シリーズ97 大阪・水の上の新都心へ 京阪中之島線開業!
●駅弁細見257 女将のおもてなし弁当 宮城・鳴子温泉編(仙台駅)
12月号 SLX’masトレイン(磐越西線 津川~三川間)
特製ヘッドマークを掲げたC57180が接近してきています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第28回 沖縄都市モノレール「ゆいレール」 運転士(2名)
●駅旅本線 第42駅 大磯駅
●新のりもの風土記シリーズ98 きらめく山陽新幹線 0系ラストラン!
●駅弁細見258 あじ寿司(修善寺駅)
《裏表紙の広告》
1月号 丸沼高原スキー場
2月号 東京モノレール 12.16ダイヤ改正
3月号 JR東日本 やまなしデスティネーションキャンペーン
4月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
5月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
6月号 ダイハツ ワンダフルクレジット
7月号 近鉄 奈良
8月号 近鉄 伊勢・志摩・鳥羽 スーパーパスポート“まわりゃんせ”
9月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
10月号 JR東日本 リゾートみのり
11月号 近鉄 「奈良の世界遺産巡り。」
12月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
《その他》
「私鉄時刻表」の刊行もあってか、黄色のページでは、私鉄の時刻表が掲載される事が多くなってきました。
上に上げたグリーンラインや日暮里・舎人ライナー、三木鉄道や島原鉄道だけでなく、ダイヤ改正をフォローする形で3月号に富士急行、10月号につくばエクスプレスの全駅・全列車の時刻表が掲載されました。
また、東京モノレールは1・3・7月号で取り上げられ、開業直後の7月12日にダイヤ改正を行った日暮里・舎人ライナーも、早速9月号で新ダイヤが掲載されています。
綴じ込み付録は、
3月号 … 全国JR特急列車 ヘッドマーク&フェイスカタログ
11月号 … 半世紀を駆け抜けたブルートレイン
《定価》
1~9月号 1050円(本体1000円)
10~12月号 1150円(本体1095円)
10月号の付録のページで、「原油価格の高騰により用紙等の諸原材料費が大幅にアップし、従来の定価ではこれまでと同程度の情報を届ける事ができなくなった。」という趣旨で、定価改定(値上げ)のお知らせが記されていました。
※その他のトピックス
◆ サブプライムローン問題
◆ taspo導入
◆ 高橋尚子 引退を表明
プロ野球日本シリーズ 西武(4-3)巨人 MVP:岸孝之
日本ダービー優勝馬 ディープスカイ 鞍上:四位洋文
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
正直な所、私生活の面で、精神的に苦しい所もあって…。
とにかく、このネットの世界で私が生きている事を証明すべく、できるだけこまめに更新していきます。
どれだけの方がご覧になっているか分かりませんが、どうか本体共々、見捨てずお付き合い頂ければ幸いです。
本題に入る前に。
当ブログでも何度か取り上げたボーイング787「ドリームライナー」が、日本時間の今朝未明、ついに初飛行に成功しました。
ANA・JALが共に動画を公開しているようです。
しかし、これで即就航という訳でもなく、最初に同型を就航させるANAへの引渡しは、最新の予定の通りでもあと1年先、営業運行は2011年初頭になると思われます。
その時には、JTB時刻表でも、「新のりもの風土記シリーズ」あたりで大々的に取り上げられるのでしょう。
その日が来る事を、期待しています。
本題に入ります。
「JTB時刻表大研究」も、ついに昨年・2008年まで来ました。
3月15日にJRグループ統一改正が行われたものの、新幹線・在来線特急とも目玉となりうる新型車両の導入はなく、小規模な新線の開業等はあったものの、新鮮味はあまりなかったような気もします。
その一方で、夜行列車の廃止が加速度的に進み、伝統の列車も容赦なく廃止になりました。
代わってこの年は私鉄・公営で新線の開通が相次ぎ、ここでも新たな試みが始まる事になります。
一方、ローカル線の廃止や経営譲渡も相次ぎましたが、何より原油価格の高騰(JTB時刻表も影響)、さらには世界同時不況が、交通業界全体に暗い影を落とす事になります。
《2008年の十大トピックス》
◆ 東海道・山陽新幹線N700系増発 品川・新横浜全列車停車
N700系は日を追う毎に運用本数が増えてはきていたのですが、3月改正で東京~博多系統に関してはきれいな1時間間隔で統一される事になりました。
基本的には東京発毎時10分、博多発毎時30分。
また、品川新駅開業後は、基本的には既に新横浜と両方停車する列車が大半でした(一部にどちらかを通過する〈のぞみ〉〈ひかり〉があった。)が、この改正で全列車が両方に停車し、さらに新横浜6時00分始発の〈ひかり393号〉(〈ひかり〉だけどN700系)まで設定されました。
新横浜駅は駅ビル「キュービックプラザ」のオープンを目前に控えていた事もありますが、随分と大盤振る舞い。
もちろん、日本第2の都市の新幹線の駅という事もありますが、〈ひかり〉もほとんど全てが通過していた、私の少年時代の頃と比べると、(駅付近のたたずまいも含めて)隔世の感があります。
◆ 0系新幹線 山陽新幹線より引退
N700系増発の影で、山陽新幹線の〈こだま〉で細々と生きながらえていた0系が11月一杯で営業運転を終了、12月14日にさよなら運転を行なって、完全に引退しました。
最後の営業列車は、
上り
ひかり340号 博多 8:06 → 12:05新大阪
下り
ひかり347号 新大阪 14:56 → 18:01博多
あれからちょうど1年がたったのですね。
大宮の鉄道博物館で保存展示が始まったのは、ご存知の通り。
◆ おおさか東線開業
貨物線(城東貨物線)を改良して旅客線としたもので、3月改正時に開業。
基本的には久宝寺~放出間の線内折返し運転で、ラッシュ時に奈良~(大和路線・おおさか東線・学研都市線)~尼崎間の「直通快速」を設定。
なお、放出から先、梅田方面への路線延長の計画がありますが、実現はかなり先の話になりそうです。
◆ 寝台特急〈なは〉〈あかつき〉・寝台急行〈銀河〉廃止 北海道内夜行列車消滅
この年は夜行列車受難の1年になってしまいました。
〈なは〉〈あかつき〉の廃止により、関西圏(京都・大阪)~九州方面の定期夜行列車は全滅。
また、長崎本線の夜行列車も全て廃止になりました。
寝台急行〈銀河〉は戦後早くから東京~大阪間で運行されていた歴史のある列車で、急行のまま早くから20系・24系と特急車両が使用されていました。
いずれも3月改正で廃止。
3月改正では他にも〈北斗星〉〈日本海〉も各1往復が削減。
〈北斗星〉は青函トンネル内の新幹線工事の影響もあると聞いていますが、〈北斗星〉まで削減、と聞かされると、気が重くなります。
さらに、既に季節運転に格下げされていた〈まりも〉が8月一杯で運行を終了、〈利尻〉〈オホーツク〉も今後は設定をしないという事で、北海道内で完結する夜行列車が全滅する事になりました。
国鉄時代は、寝台車を連結した普通列車も設定されていた(札幌~滝川~釧路間)程なのですが…。
◆ 小田急ロマンスカー「MSE」デビュー 地下鉄千代田線へ直通
JRの改正日と同じ3月15日より運行を開始。
元々はロマンスカーの代々木上原停車が検討されていたそうですが、一気に地下鉄直通という事になりました。
もちろん、地下鉄を走る特急(有料)列車は初のケース。
平日は早朝・夜間の通勤・帰宅列車、土休日は箱根への行楽列車として設定。
又、月に2日程度、霞ヶ関から連絡線を経由して有楽町線新木場に直通運転を行なう設定も話題になりました。
4月号の「新のりもの風土記シリーズ90」で、他のロマンスカー共々紹介されています。
◆ 横浜市営グリーンライン・東京都営日暮里・舎人ライナー・東京メトロ副都心線開業
年の前半は首都圏で新線の開業が相次ぎました。
グリーンラインは3月30日の開業。
写真でお解かりと思いますが、初めて営業で地上を走るリニア地下鉄でもあります。
日暮里・舎人ライナーも同じく、3月30日の開業。
熊野前で都電荒川線と連絡しますが、東京都交通局は、路面電車と新交通システムを同時に営業する初の事業者という事になります。
(西武鉄道・大阪市交通局は路面電車を譲渡・廃止したかなり後に新交通システムの営業を開始。)
グリーンラインと日暮里・舎人ライナーは、4月号の黄色のページで全駅・全列車の時刻が掲載されています。
副都心線は6月14日に開業。
有楽町線同様、東武東上線・西武池袋線と相互乗り入れを実施。
また、最初から急行運転も行なっています。
それと、最初から10両編成でワンマン運転を行なっており、ホームドアが整備されています。
ダイヤに色々な要素を詰め込みすぎたのか、開業当初は有楽町線共々しばらくの間、運行の混乱が続きました。
なお、数年後には東急東横線とも相互乗り入れを行いますが、これを先取りして、渋谷駅は最初から東急が管理しています。
それから、地下鉄直通ではありませんが、東武東上線では同日、50090系を使用した定員制列車「TJライナー」の運行を開始しています。
◆ 京阪中之島線開業 京都市営東西線は延伸
一方、関西では京阪とそのグループに色々動きがありました。
中之島線は10月19日開業。
天満橋で終わりになっていた複々線を延長する形に近く、営業制度でも様々な特例が設けられています。
中之島駅付近では、来年(2010年)に大規模な再開発が予定されています。
合わせて快速急行用に(新)3000系がデビューしました。
11月号の「新のりもの風土器シリーズ97」で、他の京阪車両と共に紹介されています。
これより前、1月16日に京都市営地下鉄が太秦天神川まで延伸。
合わせて、京都市役所前で折り返していた京阪京津線列車の一部が太秦天神川まで直通するようになった他、京福電気鉄道は3月28日に嵐電天神川駅を開業、地下鉄との接続を図りました。
◆ 三木鉄道廃止 島原鉄道一部区間廃線
両鉄道とも(島原鉄道は島原外港~加津佐間)3月31日を持って廃止。
三木鉄道の場合、鉄道の廃止を公約に掲げた市長の誕生が、廃線の原因の一つになりました。
こんな事は、旧国鉄の特定地方交通線問題が、全国的にも大きな問題になっていた20数年前には、とても考えられない事でした。
3・4月号の黄色のページで全駅・全列車の時刻が、関連する路線も含めた歴史と共に紹介されていました。
三木鉄道は明日取り上げます。
島原鉄道は、雲仙普賢岳の噴火による被害から立ち直って、それ程間がなかったはずですが…。
こちらは1~4月号の黄色のページで全駅・全列車の時刻が掲載され、キハ20形の車両の運用が塗装毎に掲げられる大盤振る舞いぶり。
4月号では4月1日からの諫早~島原外港間の時刻も掲載されています。
急行の増発が目立ちます。
このほか、茨木交通湊線は、翌日から第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」による運行になりました。
◆ シンガポール航空 A380成田線就航
前年よりシンガポール~シドニー線に就航していた総2階建ての超大型旅客機ですが、5月20日より、シンガポール~成田線にも就航しました。
初日は悪天候のため、一度中部国際空港に降りてから成田に向かったそうです。
なお、来年(2010年)にはエール・フランスも成田線に就航予定。
◆ 高速フェリー「ナッチャンWorld」就航も早期休航
「ナッチャンWorld」とは、東日本フェリーが青森~函館間に就航させた高速フェリー。
両都市間を2時間といいますから、一般フェリーやかつての青函連絡船の約半分。
運賃はエコノミーで5,000円。(一般フェリーは2等2,700円)
前の年には「ナッチャンRera」が就航しており、特急〈スーパー白鳥〉のライバルとか言われたものでした。
5月2日より「World」が就航した事で1日5往復に。
JTB時刻表では7月号で、表紙と共に「新のりもの風土記シリーズ93」で取り上げた上、読者プレゼントまで行う力の入れようでした。
ところが、利用があまり伸びなかった上に原油価格の高騰が追い討ちをかけ、10月一杯で揃ってあえなく休航。
さらに東日本フェリー自体も経営難に陥ってしまい、一般フェリー航路の内、青森~函館航路と大間~函館航路は12月より、道南自動車フェリーが引き継いで運航することになりました。
(青森~室蘭航路は廃止。)
なお、道南自動車フェリーは今年(2009年)11月1日に「津軽海峡フェリー」と社名を改めています。
「ナッチャンWorld」は3月1日に横浜港で公開が行われたそうですが、今後どうなるのでしょうか。
◆その他
○ 「モバイルSuica」「EX-IC」サービス開始
○ JR北海道 ICカード「Kitaca」スタート
○ 「Suica」「ICOCA」「TOICA」相互利用開始
○ JRバス8社「高速バス乗り放題きっぷ」発売
○ 東武東上線座席定員制列車「TJライナー」運行開始
○ 首都圏磁気カード「パスネット」 自動改札機の運用終了
○ 総武流山電鉄 「流鉄」に改称
○ 旭伸航空 新潟~佐渡線 廃止
《表紙の写真》
JR以外の乗り物も多くなり、バラエティに富んでいます。
1月号 東北新幹線 いわて沼宮内~二戸間
E2系と、岩手山。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第17回 九州旅客鉄道 門司車掌区 車掌
●駅旅本線 第32駅 日光駅
●新のりもの風土記シリーズ87 冬の大井川鐵道 SL急行『かわね路』号
●駅弁細見247 冬の天然寒ブリご出世弁当(札幌駅)
2月号 青森駅
夜の構内に並ぶ寝台特急〈あけぼの〉と、特急〈スーパー白鳥〉
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第18回 一畑電鉄 駅員
●駅旅本線 第33駅 稚内駅
●新のりもの風土記シリーズ88 さようならブルートレイン なは・あかつき
●駅弁細見248 元祖特撰牛肉弁当(松阪駅)
3月号
N700系のフロントをアップで写しています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第19回 四国旅客鉄道 高松車掌区 車掌
●駅旅本線 第34駅 山梨市駅
●新のりもの風土記シリーズ89 山梨デスティネーションキャンペーン 春の山梨へ
●駅弁細見249 甲州ワインで育った 牛と豚の弁当(小淵沢駅)
4月号 新型ロマンスカー・MSE(60000形)
表紙には「小田急」ってどこにも書いていないのですが、やはり「ロマンスカー」といえば、小田急の代名詞になるのですね。
撮影場所も書いていないけれど、梅ヶ丘あたりじゃないかなあ。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第20回 IGRいわて銀河鉄道 運輸管理所 運転士
●駅旅本線 第35駅 隼人駅
●新のりもの風土記シリーズ90 東京メトロ千代田線に乗り入れ 小田急ロマンスカーMSE
●駅弁細見250 醤油めし(松山駅)
5月号 徳島線 岳~山瀬間
1000型のローカルと、赤&白のつつじ。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第21回 鹿児島市交通局 電車事業課運輸係 運転士
●駅旅本線 第36駅 芦ノ牧温泉駅
●新のりもの風土記シリーズ91 期待される新交通システム 日暮里・舎人ライナー
●駅弁細見251 天晴れ!!富士山弁当(新富士駅)
6月号 石北本線 白滝付近
キハ40(830)単行と、サルビア。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第22回 岡山電気軌道 運転士
●駅旅本線 第37駅 竜王駅
●新のりもの風土記シリーズ92 未来へ走れ!小さな鉄道・湊線 ひたちなか海浜鉄道
●駅弁細見252 いかすみ弁当 黒めし(鳥取駅)
7月号 5月にデビューした“ナッチャンWorld”
船舶が表紙のトップを飾るのは、1987年4月以降では初めて。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第23回 小湊鐵道 運転士・車掌(2名)
●新のりもの風土記シリーズ93 青函航路を行く高速フェリー ナッチャンWorldデビュー
●駅弁細見253 秩父釜めし(西武秩父駅)
特集記事として、「駅弁の達人が選ぶ 上空グルメ 空弁セレクト30」が掲載されました。
JALUXとのタイアップ記事。
大半が鉄道の駅弁同様のご飯物の中、神戸カツサンド(伊丹空港)・八丁味噌海老ふりゃーサンド(中部国際空港)とサンドイッチが2種類選出されています
この記事のため、「駅旅本線」はお休み。
8月号
ディズニーリゾートラインのモノレール。
TDL開園25周年という事で、列車にはラッピングが施されています。
カラーグラフでも取り上げられました。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第24回 筑豊電気鉄道 車掌
●駅旅本線 第28駅 宇治山田駅
●新のりもの風土記シリーズ94 近畿一円の路線網を駆ける 近鉄特急カタログ
●駅弁細見254 牛肉道場(米沢駅)
モノレールといえば、ディズニーリゾートラインに続いて、東京モノレールも特殊記事で取り上げられました。
9月号 米坂線(羽前沼沢~伊佐領間)
今年(2009年)に新型に置き換えられた、キハ47(新潟色)+キハ52(国鉄色)のローカル。
カラーグラフでも、杉﨑行恭氏による「この秋に乗りたい、昭和生まれの列車たち」の記事があります。
JR・私鉄合わせて22系列がピックアップされました。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第26回 秩父鉄道 車掌見習い
●駅旅本線 第39駅 陸別駅
●新のりもの風土記シリーズ95 3000m級の山を間近に眺める 立山黒部アルペンルート
●駅弁細見255 くじら釜めし(新宮駅)
10月号 広島電鉄と広島市民球場
5000形「グリーンムーバー」と、旧広島市民球場の俯瞰撮影。
旧市民球場でのプロ野球はこの年で最後になり、カープは今年から、JR広島駅に隣接する新広島市民球場「マツダスタジアム」に本拠地を移転しています。
なお、旧市民球場も今の所はそのまま残っているようです。
「グリーンムーバー」はよく見ると、カープの応援文が窓上に掲げられています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第26回 鳴子温泉郷観光協会 鳴子温泉駅観光駅長
●駅旅本線 第40駅 鳴子温泉駅
●新のりもの風土記シリーズ96 ジョイフルトレイン「みのり」登場!
「川内・宮城デスティネーションキャンペーン」がらみで、上記の連載は陸羽東線特集
●駅弁細見256 夢と感動をありがとう!市民球場ラストイヤー弁当(広島駅)
11月号 新幹線0系(新山口~厚狭間)
前頭部を側面から流し撮り。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第27回 佐敷駅 NPO法人ななうらステーション理事長
●駅旅本線 第41駅 大歩危駅
●新のりもの風土記シリーズ97 大阪・水の上の新都心へ 京阪中之島線開業!
●駅弁細見257 女将のおもてなし弁当 宮城・鳴子温泉編(仙台駅)
12月号 SLX’masトレイン(磐越西線 津川~三川間)
特製ヘッドマークを掲げたC57180が接近してきています。
●矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第28回 沖縄都市モノレール「ゆいレール」 運転士(2名)
●駅旅本線 第42駅 大磯駅
●新のりもの風土記シリーズ98 きらめく山陽新幹線 0系ラストラン!
●駅弁細見258 あじ寿司(修善寺駅)
《裏表紙の広告》
1月号 丸沼高原スキー場
2月号 東京モノレール 12.16ダイヤ改正
3月号 JR東日本 やまなしデスティネーションキャンペーン
4月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
5月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
6月号 ダイハツ ワンダフルクレジット
7月号 近鉄 奈良
8月号 近鉄 伊勢・志摩・鳥羽 スーパーパスポート“まわりゃんせ”
9月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
10月号 JR東日本 リゾートみのり
11月号 近鉄 「奈良の世界遺産巡り。」
12月号 サーモス株式会社 サーモスマジック
《その他》
「私鉄時刻表」の刊行もあってか、黄色のページでは、私鉄の時刻表が掲載される事が多くなってきました。
上に上げたグリーンラインや日暮里・舎人ライナー、三木鉄道や島原鉄道だけでなく、ダイヤ改正をフォローする形で3月号に富士急行、10月号につくばエクスプレスの全駅・全列車の時刻表が掲載されました。
また、東京モノレールは1・3・7月号で取り上げられ、開業直後の7月12日にダイヤ改正を行った日暮里・舎人ライナーも、早速9月号で新ダイヤが掲載されています。
綴じ込み付録は、
3月号 … 全国JR特急列車 ヘッドマーク&フェイスカタログ
11月号 … 半世紀を駆け抜けたブルートレイン
《定価》
1~9月号 1050円(本体1000円)
10~12月号 1150円(本体1095円)
10月号の付録のページで、「原油価格の高騰により用紙等の諸原材料費が大幅にアップし、従来の定価ではこれまでと同程度の情報を届ける事ができなくなった。」という趣旨で、定価改定(値上げ)のお知らせが記されていました。
※その他のトピックス
◆ サブプライムローン問題
◆ taspo導入
◆ 高橋尚子 引退を表明
プロ野球日本シリーズ 西武(4-3)巨人 MVP:岸孝之
日本ダービー優勝馬 ディープスカイ 鞍上:四位洋文
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)