№75 江ノ電1500形 「嵐電カラー」と「サンラインカラー」

 快晴の7日(土)、個人的には随分久し振りに江ノ島へ。
 今日の目当ては、「サンラインカラー」に復刻、及び「嵐電カラー」に衣替えした1500形。

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 今日はJR新宿駅が工事で、湘南新宿ラインは大崎折り返し。
 最も、反対方向の列車の表示には「新宿経由」の文字が入っていましたけれどね…。

 江ノ電の鎌倉駅には「嵐電カラー」編成の運行予定時刻が表示されていました。
 次は9時24分発。
 という事は、これから8時48分発に乗ると、七里ヶ浜の先で撮れそうです。
 その8時48分発藤沢行は1501F「サンラインカラー」が4連の内の藤沢方に連結されています。
 午後に撮れるといいな。

 七里ヶ浜で下車し、急ぎ足で峰ヶ原方向に歩いて、線路に並行する車道で待ちます。

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 「嵐電カラー」の1502F。
 鎌倉方に連結されて来てくれました。
 グリーンとツートンカラーを構成するベージュが濃いので、思った以上に従来の江ノ電のカラーと違って見えました。

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 1001F。
 20形、及び新500形と同系のツートンカラーに塗り替えられています。
 後方が「サンラインカラー」復刻の1501F。

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 300形は最大で6編成あったのですが、現在は写真の305Fの1編成のみ。
 下回りはカルダン駆動に改造されています。

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 ここでバスも1枚。
 七里ヶ浜駅と鎌倉プリンスホテルを結ぶ送迎バス。
 江ノ電バス藤沢が担当しています
 10時台~12時台と、16時台~18時台にそれぞれ4往復ずつ。
 6月から運行を始めたそうです。
 この車両の画像は12月1日(11月30日深夜)に、本体にアップする予定です。

 午後になって、光の当たり方が変わってきました。

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 1501F「サンラインカラー」。
 1501形は1986年に、このカラーでデビュー。
 江ノ電では初のカルダン駆動ですが、もうデビューから23年になるのですね。

 それにしても午後になると、七里ヶ浜付近は人も車も俄然多くなりますね。
 有名なレストランが付近に集中しているからかな…。
 国道134号線も渋滞は相変わらず激しく、おかげで鎌倉駅~江ノ島海岸~辻堂駅の江ノ電バスも減便・土休日運休になって久しく、悲しい…。
 江ノ島・江ノ島海岸へはぜひ、電車で行きましょう!

 江ノ電は今カラーリングに関しては、電車にしてもバスにしても、「湘南の明るさ」を取るのか、「鎌倉の奥ゆかしさ」を取るのか、少しばかり迷いがあるようにも感じます。
 以前は1000形のデビュー当時のクリーム+ライトグリーンや、「サンラインカラー」に見られる通り、「湘南の明るさ」を全面に押し出していた所がありました。
 今現在はどちらかといえば、電車の20形や新500形、あるいは定期観光バスや夜行バスに見られるとおり、「鎌倉の奥ゆかしさ」に振れているのかなあ、と思えます。

 江ノ電と、京都の京福電気鉄道、通称「嵐電」は、10月14日に提携関係を結び、来年の江ノ電の全通100周年、嵐電の開業100周年を気に、様々なイベントが企画されています。
 冒頭の1502F「嵐電カラー」もその一つですが(嵐電でも「江ノ電カラー」が運行されている。)、同時に記念乗車券も発売されています。
 江ノ電でも自社の他、嵐電発行の記念乗車券を同時に発売しています。

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 江ノ電発行の記念乗車券。

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 そして、嵐電の記念乗車券。
 どちらも簡単なペーパージオラマが付録についています。

 今度は京都に行って、「江ノ電カラー」の嵐電(モボ631)を撮りに行きたいですね…。

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