№50 JTB時刻表の研究 スタート

 皆様は年にどの位「時刻表」をお買いになるでしょうか?
 JTB版でも、JR版でも、毎月構わずお買い求めになりますか?
 それとも、大きな旅行の時毎に手に入れますか?
 そして、その時刻表は後にどうされますか?
 保存されるのであれば、その手段は?

 私は現在、「JTB時刻表」を毎月購入しています。
 当ブログ開始後は毎月 -まだ2回ですが- レビュー?を書いている訳ですが、購入後しばらくは本棚に、そしてある程度本棚が埋まってきた時点で段ボール箱に入れて、押入れに保管しておきます。
 本当は全て本棚に置いて、いつでも読めるようにしたいのですが、何しろかさばるので…。
 
 この先当ブログでは、不定期になりますが、特に書きたいテーマが見当たらない日は、過去のバックナンバーをひっくり返して、色々な面からJTB時刻表そのもの、あるいは時刻表から見える交通業界の過去の事情を振り返ってみたいと思います。

 私は「交通公社の時刻表」改め「JTB時刻表」がスタートした1988年11月号より毎月購入していますが、今保存している中で一番古いのは、「交通公社の時刻表」時代の1982年4月号です。
 27年前の事ですから、同じ国の交通網か?と目を疑ってクラクラしてしまう程です。
 それを全部記すと、何日あっても足りないので、一つの例として、この4月号の時刻表を基に、2ヶ月後に新幹線の開業を控えた、東北本線の上野駅の発車時刻表を作成してみました。
 こちらからご覧下さい。(PDFファイル)
 特急街道ぶりもさる事ながら、普通列車が非常に少ないのには驚かされると思います。
 (他に大宮発着も数本設定がありますが、午前中は1時間程度普通列車がない時間帯もあります。)
 一つはっきり言えるのは、この時代の時刻表は、鉄道だけで延々と旅行をする事を前提とした構成になっていた、という事でしょうか。

 ちなみに、この時刻表の後方の旅館案内のページの直前に、「訂正のお願い」が閉じこまれていて、

「東京(赤坂) 「ホテルニュージャパン」の料金欄を「休業中」にご訂正下さい」

と記されています。
 この号の発売直前の1982年2月8日に、33人の死者を出す大火災を起こしていたからです。
 こういった事も、気が付いたら記してみたいと思っています。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

 昨日はお休みを頂きましたが、今後も予告なくお休みする事があります。
 当日23時までに更新がなければ、この日はお休みしたものとお考え下さい。